表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

雑文エッセイ「今回のネトコンで動いた賞金総額は『834万円』TOブックスは果たして100万円を回収できるのかっ!」

う~んっ、お金の話はみんなが大好きっ!

・・かどうかは知らないけど、無関心ってのはいただけない。まぁ、関心があり過ぎて『詐欺』に合うのもどうかと思うが、自分の生活収支くらいは把握しておかないとね。


でも今回は人様の懐具合の話なのでお気楽に想像してみましょうっ!

で、その元となるデータはネトコン13で受賞した作品群に送られるはずの『賞金』です。


その元データは下記のとおりです。

注:出版社名は株式会社等を省略して表示しています。


賞金額

グランプリ 100万円

金 賞    50万円

優秀賞    30万円

入 賞    10万円

SC賞    10万円 ※これはセカンドチャンス賞の事です。

短編賞     1万円


受賞作品数

小説部門 グランプリ 1作品 x100万円=100万円 TOブックス

小説部門 金 賞   1作品 x 50万円= 50万円 マッグガーデン

小説部門 優秀賞   1作品 x 30万円= 30万円 ドリコム

小説部門 入 賞  12作品 x 10万円=120万円


WEBTOON部門 入賞 2作品 x10万円=20万円


コミック部門シナリオ入賞 10作品x10万円=100万円

コミック部門短編賞 1作品 x1万円= 1万円


セカンドチャンス賞 2作品 10万円=20万円


で、この中で小説部門グランプリ作品を選出したのがタイトルにも書いた『TOブックス』です。

因みにTOブックスは小説部門入賞でも2作品を選出しているので合計で120万円を賞金として支出する事になります。


但し、賞金支出総額では『マッグガーデン』が130万円で1位だ。その内訳は下記のとおりです。

小説部門 金賞 1作品 50万円

小説部門 入賞 7作品 70万円

コミック部門 シナリオ入賞 1作品 10万円


で、これら以外の協賛企業としては

ツギクル 小説部門 入賞 8作品 80万円

宝島社  小説部門 入賞 6作品 60万円

ブシロードワークス 小説部門 入賞 6作品 60万円

が頭ひとつ分だけ突出しており、小説に限れば『SBクリエイティブ』と『スターツ出版』がそれぞれ3作品で続いていました。

因みに徳間書店も協賛参加していたのだけど、作品は選出していませんでした。まっ、徳間書店は別に自分のところだけで作品を集められるだろうからね。


と言う事で、今回のネトコンはコミックスの原作の狩場的な色合いが強かった気がします。

まぁ、ここは一応ジャンルとして小説全般を扱っているとは言ってもメインはラノベだからね。そして今はコミカライズでないとラノベですら読まれないらしいから、その傾向が顕著に現われたのが今回の受賞作品ジャンルなのではないでしょうか。


はい、もう異世界恋愛とハイファンの牙城でした。その情報は次のとおりです。


全受賞数  72作品

内訳

恋愛異世界 36作品  ホラー   3作品  推 理   1作品

ハイファン 29作品  ローファン 2作品  恋愛現実世 1作品


くくく、SFのSの字もないよ・・。文芸系もほぼ全滅だ・・。応募数ではヒューマンはすげぇ多かったのにねぇ。


で、更に投稿形式別だと次のような数字となりました。


完結  33作品  連載中 29作品  短編 10作品

恋愛異世界 20  ハイファン 19  恋愛異世界 8

恋愛現実世  1  ローファン  2  ハイファン 1

ハイファン  9  恋愛異世界  8  推 理   1

ホ ラ ー  3


コメント:異世界恋愛の短編は殆どがコミックスの原作として受賞しており、小説としては宝島社が2作品を選出しただけでした。

そしてハイファンはブシロードワークスが小説として、推理はGSCがコミックスのシナリオとして選出していました。

まっ、つまり短編のアンソロジー出版という触れ込みは建前だったという事なのでしょう。


だけど全部で834万円かぁ。それだけのお金をかけてネットでタダで読める小説を出版して元が取れるのかねぇ。

コミカライズにしても漫画家さんへも原作小説とは別にお金を払わなきゃならないんだから赤字回避のボーダーラインは上がるはず。


むーっ、もうラノベ『だけ』で稼げる時代は終わったのだろうか?そもそもこれから子供たちの数はどんどん減ってゆくからなぁ。

まっ、なんにしても書籍が売れなくても創作の楽しさは変わらないはず。なので公募云々は別にして、皆さんも物語を書いて投稿してねっ!


そうっ!来年こそはSFが復活するぜっ!・・するかな?したらいいんだけどなぁ。


-お後がよろしいようで。-

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
SF 0 純文学 0 ホラー 1 私の好きなジャンルがほぼ全滅だ!Σ( •̀ㅁ•́;)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ