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第2話 日常 裏

2話です!

ちなみに主人公黒野は16歳 妹 星垂は15歳です!

ハイ!伝え忘れですね!

それではどうぞ!

私の名前は星垂(ほたる)祈歌星垂(いのりかほたる)……?なんで自分に自己紹介してるんだ?まぁいいか……。

私に家族は一人……いや一人と一匹しかいない。親は気づいたらいなくなってた、お金は口座にあったお金を私と兄さんで何とか増やした……まぁほとんど私の投資とかで増やしたんだけど……。それにしても祈歌ってなんだろ?私の能力(・・・・)の事に関係あるのかな?

能力(・・)というのは……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


当時まだ小学生卒業目前というタイミングで、親が消えてから、私達の心には深い傷ができていた、私たち兄弟は学校に行けなかったし、お互い依存した、お互い慰め合っていた。兄さんの方が立ち上がったのが早かったけど今思えばあれも無理してたのかも……。


「ちょっと親戚に会ってくるね。」

「え……わ、わたしも……。」

「あはは、すぐ済むから……いい子で待っててね。」なでなで

幼い私は兄さんのなでなででいい気分になり朝出ていった兄さんを待つことにした。

でも兄さんは昼すぎになっても帰ってこなかった。


「うぐっひぐっ……ぐすっ……。」

あの時はすごく泣いた、親がいなくなった時より泣いたかも、兄さんに捨てられたとは思わなかった、兄さんが大好きだし兄さんも私を好きだと思ってたから。

だから私はその時祈ったんだ、最初はただ必死に幼いながら兄さんが帰ってくるものだと信じて、でも少ししたら虚しさだけ残った……。そんな時だった。


「おねがいします……かみさま……おねがい!」

突然耳鳴りが響いた。


「おねがい……します……。」

脳裏に……。


「かみさま!!」

兄さんの姿(・・・・・)が写った。肝心の兄さんは橋の下で小さい子犬を抱えている。


「にい…さん?」

兄さんに声は届かなかったが、はっきりと姿が写る、子犬を抱えて必死に家へ向かってるようだ。

その時幼いながら悟った…これは神様がくれた能力(・・)だと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その後帰ってきた兄さんと小さい子犬…黒助と一緒に必死に生きて、生きて生きてそして能力(・・)……黒の目(・・・)を鍛えた。この能力(・・)は兄さんには言ってない、流石に(私兄さんを監視できるの!)なんて言えないし、だから違う学級の兄さんを監視したりトイレに行った兄さんの事を見たりしかしてない。あ……悪いことには使ってないよ?流石にそんな勇気なかったかな……。まぁお金がたまらなかったら分からなかったど。

そんなわけで今日も今日とて兄さんを監視してるよ。


「今日もまるで女の子みたいだね!そろそろ男にでも告白された?」

この人は…千夏さんか…。千夏さんはどちらかと言うと浩介さんを狙ってる感じだし、まぁ兄さんと喋ってもいいかな……。


「そう?黒野くんがトイレに行く時とかみんなついて行って、ムグ」

ちょっとそれどういうこと?兄さんに触れたら私触った人殺しちゃう自信あるよ?はぁ兄さんは帰ったら説教だね……。っていう千夏さんもそんな事兄さんに喋らないでよ。兄さんが怖がったらどうするつもりなの?

それで兄さんが泣いちゃったら?

学校に行けなくなったら?……その時は私が養えば(・・・)いいか……。


「おはよう黒野くん♪」

「おはよう美奈さん。」

この人は美奈さん……。ちょっと兄さんと距離近いんだよな……。まぁ私の方が愛が大きいけど……。


「ねぇ?そうだよね!星垂ちゃん!」

「ん?なに?」

「ふえぇ!?聞いてなかったの?!酷いよ!」

「ごめんごめん……。」

しまったつい兄さんがかっこよくて、この子綿野不破(わたのふわ)の事を無視してた。

そういえば不破も兄さんのことよく見てたような……。


「んえぇ?!な……なんで睨むの?わ…私なんかしちゃったかな?!」

「じーー。」

「な…なにか言ってよ!」

不破をいじめてたら予鈴が鳴った、今日も平和でいい日だな……。

まさかの星垂にそんな能力がッ!

って事でですね。かなりヤンデレですねハイ。

私自身重度のヤンデレオタクでして割と好きなキャラを書けたかなと思ってます!

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