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妖界道四十九日過  作者: 早熟最中
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妖界4

人間というのは不可解なものだ。

つい先ほどまでは眠ることができずに掃除に精を出していたが、いざ夜が明けこれから動き出すというときに限って眠気が襲ってくる。

(まずい…今日は刑児さんと今後について朝から話すって約束したのに…)

しかし一度噴出した眠気に抗うのは難しい。というか身体の方が先ほどの掃除で開いたスペースに向かって

それに掃除のおかげで床には寝転がれるだけのスペースができており、埃まみれの敷布団も発見していた。

(一眠りしよう、30分くらい寝て刑児さん待とう)

そう思い切り布団にダイブし部屋中に埃を撒き散らした瞬間だった

ピンポーン

呼び鈴だ、考えつく最悪のタイミングで来客が来た

「あの…今は勘弁してもらえませんかね…」

弱々しく呟いてみるがドア越しの相手には効果がない

「長谷川清太郎さーん?長谷川清太郎さん居ますかー?」

女の声だ、少なくとも刑児ではない。こっちの清太郎の関係者かそれとも大家さんか何かだろうか。

(出て行ったら話拗れそう…)


そんな事を思った瞬間だった

ドォンという音がして、ドアが吹っ飛んで来た。

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