【閑話】噂の彼女
前作とは、ちょこっと【閑話】の方向性を変えております。
今回は「あの日、あの時」です。
読んでも読まなくても本編には一切関係ありません。苦手な方はスルーしてください。
(参加者男性side)
『噂の彼女は、小動物?』
「あれ、あの子!」
「ん?どれどれ?」
「ほら、青いドレスの。」
「おっ、ほんとだ。」
「へー、本当に黒髪、黒目なんだ。」
「だよな。他の召喚者は黒目だけど、髪はちがうしな。」
「あとさ~」
「あぁ、なんか」
「「「小さいな」」」
「小動物っぽいよな。」
「そうそう、イメージは……手乗りリス?」
「それか子猫とか?」
「わかる。警戒心が強そうだし。」
「でも、ふん!!ってしながらも、どっかにいかなさそうだよな。」
「どっちにしろ、可愛いな。」
「でも、ガードが固そうだな。」
「まぁ、見てるだけでも面白いな。」
「なんか、わたわたしてるぞ。あ、踊るらしいぞ。」
「なんか、澄ました顔してわたわたするギャップ(笑)」
「「「(かわいい)」」」
ーーーーーーーーーー
(参加者女性side)
『噂の彼女は、ちんちくりん。』
「なにあの子!!」
「アレン様の隣にいるなんて許せない。」
「きーーー。」
「しかもなにあの地味っ子!!」
「ちんちくりんよ!!」
「その言葉がこれほど似合う方もいませんわ!!」
「そうだ。ちょっと懲らしめてやりませんこと?」
「あら、例えば?(にやにや)」
「(ゴニョゴニョゴニョ)」
「いいわね。(ニヤリ)」
「では、皆様。よろしくって?」
「もちろんですわ。」
ーーーーーーーーーー
(参加者女性side 2)
『噂の彼女は、御姉様。』
「はぁーーー。今日も素敵ですわ。レティシア御姉様。」
「あら、見て。絡まれている方をお助けしていらっしゃるわ。」
「流石だわ!!」
「しかも、なんだか楽しそうに話していらっしゃるわねぇ。」
「あの小さな方の隣に立つとそれはまた、それで……」
「」
「ほらみて!!踊りますわよ!!」
「まあっ。私も御一緒したいですわぁ。」
「でも、踊るとなったら緊張して足を踏んでしまいそうですわ。」
「そうね。それはありえるわ。やめておいた方が良さそうですわね。」
「あと、あの赤いドレスもお似合いですが……」
「いつものお召し物も素敵ですよね。」
「今日もせっかく踊るなら」
「「「「男装してくださればよりよかったのにー。」」」」