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【閑話】大掃除の必需品(中編)

 色とりどりな三角巾をつけた厳つい人たちが床におかれた荷物を運びだしていく。


 何だかシュールだな。


 荷物がある程度なくなったところで、掃除と言えばのアイテムを取り出す。


 てれてれってれー。はたき。


 棒に端切れをつけた簡易なはたきを取り出す。

 実は、三角巾とマスクを作ったときの余りで作ったのだ。


 他にもミカンの皮とか茶がらとか他にも掃除と言えばなアイテムはあるが今回はいいだろうとパスしたのだ。


「今度はなんすか?」

「はたき。」


 ウォルターに見せるが、いまいちよく分かっていないように首をかしげる。


「お嬢がよくわかんないものを出してくるのになれてきたっす。」

「そう?」

「で、それは、どう使うんすか?」

「ぱたぱたって。」

「雑すぎやしませんか?」


 近くにいた人に突っ込まれる。


 これ以上ない説明だぞ?

 仕方がない。


「実演します。はい、窓開けてください。そして……」


 いきます!!


 パタパタという音とはたきの上下する動きと共にほこりが舞い上がる。


「っといった感じです。」


 ある程度のところで止めて振り返ると三角巾にいちゃもんをつけ、結局マスクもしていないやつがゲホゲホと咳き込んでいる。


 ほら、いわんこっちゃない。ざまぁ。


 ぁ、でもこんだけほこりが積もってたらパタパタしちゃだめか。

 撫でるようにしないと……ま、いいや。


「で、あとは床に落ちたのを箒で集めます。」


 実演をみた周りからいろいろな声が上がる。


「すごい光景だったな……」

「ただ、布切れで叩いただけなのに、あの道具は見かけよりすごいのだな。」

「なるほど。マスクの意味がわかったぞ。それにサンカクキンをすることで頭からほこりを被っても安心だなんて!」


 ……三角巾とマスクとはたきの株がうなぎ登りで上昇している。


「ほらほら、しゃべってないで手を動かして。」



 それからみんなで棚を雑巾で拭いたり、床を掃いたりしていたら、


「俺のが上手だ!!」

「いや、俺の方が綺麗になってる!」


 なぜか喧嘩が始まった。


「どうしたんだ?」

「俺のが掃除が上手なんだ!」

「いや、俺の方が雑巾かけたところがチリ一つ落ちていない!!」


 くだらない理由だな、おい。


「雑巾がけ競争でもしとけばいいのに。」


 ぽそっといった、その言葉に喧嘩中の二人が食いつく。


「「雑巾で競争だって?!なんだ、それは!!」」


 あ、余分なこと言ったな。

 何だか面倒臭い匂いがする……

わー。終わらなかったぁ!

すみません。続きます。

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