10話:予選(開幕前)
~この作品を読むにあたっての注意事項及び謝罪~
※趣味と気分で描いた作品ですので、非常に読みにくいかもしれませんが、目をつぶる等の寛容な対応をして頂けると幸いです。
※更新速度は、非常に遅いと思われます。
※御意見、御感想、アドバイス等頂けたら、非常に嬉しいです。自分が好きで書いた物を他人に読んで貰えるというのは、非常に有難い事であると個人的に考えています。
※作中の文章で不快な思いをされた方、作品を読む以前に言っておきます。不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。
※今回、ほんの少し卑猥な表現が垣間見えます。苦手な方、申し訳ございません。
~素材の値段~
9話の投降の際に書くのを忘れていました。
8話に出て来た買い取り額です。
レッドウルフの生肉:銅貨1枚→1×83=銀貨8枚銅貨3枚
レッドウルフの皮:銅貨2枚→2×83=金貨1枚銀貨6枚銅貨6枚
レッドウルフの牙:銅貨3枚→3×73=金貨2枚銀貨1枚銅貨9枚
合計:金貨11枚銀貨18枚銅貨18枚→金貨12枚銀貨9枚銅貨8枚
※8話での計算ミスがあったので、訂正しました。
買い物を終えたセシリアと空夜は、新しい家に向かった。部屋に着くと溜まっていた疲れが体に降りかかってきた。
「あーつかれたー」
「空夜様、お疲れ様です。御飯をおつくりしましょうか?」
「あぁ、頼む」
「わかりました。」
そう言ったセシリアは、2人分の御飯を作った。
「美味いな。」
「ありがとうございます!空夜様」
「俺が学院に行っている間は、自由にして貰って構わない。その代り、家事を任せていいか?」
「はい。その程度の事でしたら喜んでお受けします。それと、お約束の契約をしていただけますか?」
「あぁ、そうだったな。で、どうすればいいんだ?」
「首輪に手を当てて、"汝を我が奴隷とする"って仰っていただければ契約終了です。」
空夜は、首輪に手を当てて、言った。
「汝を我が奴隷とする」
すると、首輪が淡く光って、すぐにその光は収まった。
「契約完了しました。これで、私は、空夜様の奴隷です。」
「そか。んじゃ、俺は、明日早いからもう寝る。」
「その、空夜様?お願いがあるんですがよろしいでしょうか?」
「なんだ?」
「お情けが欲しいのです」
「へ?」
セシリアの言ったことに対して、唖然とする。
「私を抱いてくれませんか?」
顔を真っ赤にしながらセシリアが言う。空夜は、頭の中が真っ白になっている。
「あれ?空夜様?」
「ん?どうした?」
セシリアに名前を呼ばれてようやく正常に戻った空夜であったが、一体どうしたものなのか。
「私の事御嫌いなんですか?」
「いあ。その、何と言うか今日は疲れているからさ。遠慮してもらえると助かるんだが?」
適当に思いついた言い訳を言ってみた。すると、
「はぅ、空夜様が疲れていることを察することが出来ないなんて。申し訳ございません。」
「いあ、まぁ、気にするな!」
(助かったー)
「でしたら、一緒のお布団で寝ても構いませんか?」
空夜は、悟った。これは回避できない事を。
「わかった。」
「ありがとうございます!空夜様ー!」
抱きついてくるセシリア。その晩、空夜が睡眠不足になったのは、言うまでもない。
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「おはようございます。空夜様。朝ですよ?」
「んー、おはy」
朝の挨拶をしている最中にその唇をセシリアに奪われてしまった。
(あぁ、空夜様とキス出来た!もう、今日死んでも文句ないな!)
(ちょ!セシリア!あ、でもこれ病み付きになりそうなくらい気持ちいい)
そんなことをお互い考えて、キスをやめたセシリア。
「空夜様、朝ご飯をおつくりしますね」
「お、おう」
朝から、イチャイチャムード満開の2人であった。傍から見たら、ただのバカップルである。
「あ、そうだ。セシリア。頼みたい事があるんだけど良いかい?」
「なんでしょうか?」
「桶を注文してくれないか?」
「どんな桶でしょうか?」
「深さが、1mで直径2m位のを頼む。」
「そんな巨大な桶を何に使うのですか?」
「まぁ、出来てからのお楽しみと言う事で」
「わかりました。空夜様が学院に行ってる最中に買い物がてら桶を注文しておきます。」
「んじゃ、これが桶の代金だ。足りない分は、現物を貰った時に払うと言っといてくれ。余ったら、セシリアの自由に使っていいぞ。」
そう言って空夜は、セシリアに金貨を1枚渡して学院に向かった。
――――――――――――――――――――――――――
Bクラスに着いた空夜は、自分の席についた。すると、視界の端から見慣れた顔が近づいてくる。ミシアだった。
「あの子とは、昨晩どうだったの?さぞ、お楽しみだったんでしょうねー」
「セシリアの事か?別に普通にしてたぞ?」
「そんなわけないでしょ!あんな可愛い子を目の前に・・・って、え?」
「ん?」
「普通か!よかった!そう言えば、予選の組み合わせ、発表されてたよ?」
「え?どこ?」
「あそこー」
ミシアの指差した先に確かに紙が貼ってあった。空夜は、自分の名前を探した。そして、見つけて対戦相手にビックリした。
《空夜vs凛》
そう。一回戦の相手は、凛だった。
「あのー、よ・・・よろしくです!」
近くにいた凛が、言った。空夜は、頭が若干混乱してた。
「あぁ、よろしくな?」
空夜からすると、1回戦からやりにくい相手であった。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
そして、相変わらず下手な文章で申し訳ないです。
凛と空夜が、次の次に戦います!どんな戦いになるか楽しみにしていただけると嬉しいです。
次回は、キャラクターについての解説を行おうかと思います。
のんびりまったり更新ですが、気長に待っていただけると嬉しいです。
(感想か評価を、頂けると非常に有難いです。)←作者の心の声