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異世界黒白物語  作者: 月華麗月(ゲッカレイゲツ)
10/17

9話:引っ越し

~この作品を読むにあたっての注意事項及び謝罪~


※趣味と気分で描いた作品ですので、非常に読みにくいかもしれませんが、目をつぶる等の寛容な対応をして頂けると幸いです。


※更新速度は、非常に遅いと思われます。


※御意見、御感想、アドバイス等頂けたら、非常に嬉しいです。自分が好きで書いた物を他人に読んで貰えるというのは、非常に有難い事であると個人的に考えています。


※作中の文章で不快な思いをされた方、作品を読む以前に言っておきます。不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。

「なるほど。そういう事ですか。」


 学院長が、言う。


「わかりました。許可いたしましょう。その代り、この辺に家を用意してそこから登校してください。若い女性が男子寮にいるというのは、いささか問題が多く生じます。申し訳ないとは、思いますが今後の事を考えての処置です。家に関しては、レックスに聞けば問題が無いでしょう。わかりましたか?」


「はい。ありがとうございます。」


 空夜は、言った。


 空夜とセシリアが、ワープを使って空夜の部屋に向かった。そして、そこから学院長室に向かうまでに男子寮内の生徒がセシリアに言い寄って空夜が、相手を気絶させるという事件が、7回生じた。そして、そんな事が起きつつも学院長室に着いた空夜は、山賊からセシリアを助けた事と、彼女には、すでに奴隷の首輪が付いていることを説明した。そして、学院長は、奴隷を所持することは、認めたが、寮の中にセシリアがいると生徒が問題を起こすという事で、学院付近に家を用意することを条件に出した。


 しかし、空夜からすると、非常に有難い限りだった。


 寮は、校門から遠く、何より許せなかったのが、風呂がない事だ。この世界には、そもそも、お風呂と言う概念が存在せず、基本的に体拭きだけであったが、空夜には、それが我慢できなかった。


 そんなことを頭の中で考えていると学院長が話しかけてきた。


「そう言えば、空夜さん、明日から大会の予選が始まることは、御存じですか?」


「へ?大会?」


「春夏秋冬に、大会があるのは、御存知ですよね?春の大会がもうそろそろなので、それの予選が明日から始まります。なので、遅刻しないようにしてくださいね?」


「わかりました。」


「では、他に用事は、ありますか?」


「いえ。大丈夫です。」


「では、また明日お目にかかりましょう。」


「はい。失礼しました。」


 そう言った、空夜は、学院長室から出た後にレックスのいるギルドに向かった。



―――――――――――――――――――――――――――


 ギルドに着いた空夜は、レックスのいるカウンターに向かった。


「レックスさん、学院付近で家は、無いですか?」


「へ?」


 わけがわからないと言わんばかりの顔をしているレックスに今日起きた出来事を伝えた。


「なるほどな。坊主は、何か希望があるか?」


「んー、寝室以外にもう一部屋あると助かります。」


「だったら、これは、どうだ?」


 そう言って見せてきた紙には、学院から徒歩約10分のトイレ含めて全部で4部屋の物件を見せてくれた。


(ダイニングキッチンとトイレと寝室と風呂場の4部屋。念願のお風呂だー)


「はい。これで大丈夫です!月いくらぐらいかかるんでしょう?」


「月銀貨5枚で、1年間だと割引が効いて金貨5枚だ。」


「だったら、1年契約でお願いします。今日から使えますよね?」


「あぁ、問題ない。鍵に関しては、雑貨屋の主人が持っている。こいつを渡せば鍵を渡してくれるはずだ。」


「何から何もまでありがとうございます。」


「おう。気にするな!」


 家の問題が、予想よりあっさり片付いた空夜は、セシリアと買い物に出かけようとギルドを出ようとした。そこで見知った顔に出会った。


「あ、空夜君、今日は、早かったのねー」


「あ、ミシアさんお疲れ様ー」


「で、そこの可愛らしいお嬢さんは、誰なのかなー?」


 ミシアの目線が冷たい。それを感じたセシリアは、思わず空夜の手を握って空夜の後ろに隠れてしまった。


「そんなに、威嚇しないであげてよ。彼女は、セシリア。一緒に暮らす予定の兎の獣人族だよ」


「え?」


 セシリアは、目が点になっていた。そして魚のように口をパクパクしている。そこにまた見知った顔がやって来た。


「あ、空夜君とミシアだー!」


「あ、アリアさんお疲れ様ー」


「うん!ところで、そこのミシア(バカ)は、何をしてるの?そして、その空夜君にくっ付いてる娘は、誰なの?」


「彼女は、セシリアって言って今後一緒に暮らす予定の兎の獣人族だよ。」


「え?」


 ミシアに続いてアリアまで同じ状態に陥った。空夜は、どうしていいかわからず困っていると正気に戻ったアリアが、急に顔を真っ赤にした。


「い、一緒に暮らすですってええぇぇぇ」


「うん!」


「同じ家の同じ部屋で生活を共にするの?」


「そうだよー」


「うわぁぁあああああん」


 急に泣き出したアリアは、ミシアを引っ張りながらものすごい速度でどこかに行ってしまった。


「うーん、何だったんだろうね?なんか、ごめんねセシリア」


「いえ。御気になさらず。」


「んじゃ、色々買いに行こうか」


「はい。空夜様!」


 そう言った2人は、必要な物を買い揃えに町の中に消えていった。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


そして、相変わらず下手な文章で申し訳ないです・・・。


次回からは、大会予選編になります。空夜のチートっぷりが、思う存分発揮されます!と、その前に引っ越し先の家での事を書くつもりです。


次回の作品ものんびりまったり待て頂けると有難いです。

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