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第一話『友人に教えてもらった恋愛ゲーに転生したんだが!?』

登場人物

主人公 介前斎牙かいぜんさいが

神様 フッリーヤ

そよ風が頬を撫でる感覚で目を覚ます。


「ん...」


そう口にしながら体を起こすと俺は見知らぬ原っぱで寝転がっていた。


「どこだここ」


そう口に出しながら立とうとすると自分の手に紙が握らされていることに気づいた、色々と疑問に思いながらもひとまず紙を見てみるとこんなことが書かれていた。




やあ、初めまして介前斎牙かいぜんさいがくん


まずは自己紹介を私はフッリーヤ、神様だ。


さて、まず君は自分がどこにいるのかと疑問に思っているだろう、ここは地球ではないナディルという星だ。

そして君がこの星にいる理由なんだが恐らく君は地球で死んでしまったんだと思う、確証がない答えなのは許して欲しい、いかんせん君の魂が何故かここら辺でふわふわ漂っていたんだ。

魂が輪廻の枠から外れているなんて初めて見た事だったから、ひとまず特例として君の魂を回収してこの世界に地球の頃と同じ肉体を再構築して降ろしたんだ。


助けた理由とかそういうのは気にしなくていい、君を助けたのは気まぐれと私が君の魂に干渉して君の生き方を好きなタイミングで覗いたりすることができる、早い話地球で言う映画を見るような感覚だよ、善意100%ってわけじゃないから君は生き返らせてもらったことに恩とかは感じなくていい、さてひとまずこれが君がここにいる理由だ。納得してくれていることを祈るよ。


そして君がいる場所についてだが、そこはアルハブ王国という国のアバダン平原という場所でね比較的安全な場所だ、流石に君をいきなり王国内に降ろすなんてことはできなくてね。そして住居なんだがいきなり王国内で住居を手に入れることなんてできないだろうからこちらで用意しておいたから是非使ってくれ。そしてその住居なんだが2箇所あってね。


1つはこのアバダン平原を進んだ先にある1軒家ともう1軒は君が頭を向けて寝ていた方向に森が見えると思うんだが、その森にある。


ちなみに言うまでもなく分かると思うが安全なのは平原で危険なのが森だその森は消失の森と呼ばれている。


実際にはもちろん消えてるんじゃなく死んでるんだが、この世界の人間たちが森に行った者が誰も戻らないから消え去ってしまったのではないかと言い始めて消失の森という名前がついた。


まあ、どっちに行くのかも君が好きに決めてくれていい。さて、ひとまずこんなところだあとは実際に過ごして慣れてくれ。


ああ、そうだこの世界には魔法が存在する。君の魂に干渉した時少し細工して魔力を行使できるようにはしておいた、ちなみに魔法で重要なのはイメージだ。

よし、説明は以上だ。


それでは、是非この世界を楽しんでくれたまえよ。


神様フッリーヤより

ps.もし地球に戻りたかったりするなら次元魔法と空間魔法を調べてみるといいよ(^^)




俺はその手紙を読み終わり顔を上げる。


「神様の気まぐれね、まあ感謝はするかな。」


俺はそんなことを言いながら、自分の記憶を思い出そうとしてみるが。


「やっぱダメか、さっきから死ぬ間際の記憶だけ思い出せね〜」


自分がどういう生活をしてたかとかどういう性格だったとかそういうのは思い出せるのに死ぬ間際の記憶だけ一切思い出せない。


「まあ、神様もよく分からんとか書いてたし考えるだけ無駄かねぇ」


思い出せないことをいつまで考えても無駄なので思考を切り替えひとまずどうするかを考える。

選択肢は色々あるが一旦2つに絞るそれはどちらの家に向かうか。


「単純に好奇心でいくと森に行ってみたいよなぁ、でも安全性考えると平原のがいいもんなぁ」


と、好奇心に従うか安定択を取るかでしばらく葛藤した結果。


「流石に平原の家行くか、森も近いし別にいつでも来れるだろうし、森の家は森に住めるくらい強くなったら使わせてもらおう」


そう言いながら俺は神様が用意してくれてるであろう平原の家へと向かった。そうして神様が用意してくれたであろう家に着くと俺は感動していた。


「す、すげぇ」


俺は唖然としながら1人で住むには少し広いようにも感じる家に足を踏み入れた。そうして家に入ると中にはリビングもあり机の上に地図とおそらく通貨であろう物も置かれていた、更に寝室も風呂場にトイレまで付いていて冷蔵庫の中には数ヶ月は生活できるであろう食材が入れられていた。


「マジで、至れり尽せりだな」


俺はだいぶ驚きつつもお腹が空いてきたので、冷蔵庫に入ってた食材を使って料理を作る、不思議なことに食材は地球にあるものとさほど変わらないようで昼飯用の簡単なサンドイッチをパパッと作った。

俺は作ったサンドイッチを頬張りながら手紙に書いてあった魔法について考える。


「手紙にはイメージが重要って書いてあったよな、少し試してみるか」


俺はそう言って外に出る、改めて周りを見ると村どころか家の1つもないので、神様が周りに誰もいない場所に落としたんだろうかと考えつつ、そんなことは気にせず魔法を試そうとしてみる。


「まずは、水でも出してみるか」


そうして目を閉じ右手を前に出し水の玉をイメージする、そうすると右手に何か違和感がやってくるこれが魔力か?そう思いながら少し目を開けると右手の前に手のひらサイズの水の玉ができていた。


「やった!マジでできた!」


と俺が喜ぶと水の玉はパシャっと弾けて地面に落ちてしまった。


「ああ!しくった、イメージ途切れさせちまった。いや!だけど実際に魔法を出すことができたヤバすぎるぞこれぇ!めっちゃ楽しくなってきた!」


そうして、俺はその日はその後日が暮れるまでずっと魔法の練習をしていた。そうして日が暮れて家に入ると俺はもうヘトヘトになっていた。


「なんか、めっちゃ疲れた、これもしかして魔力消費したからこうなったってことか?でもだとしたら自分の魔力量分からんとキツくね?」


と言いながら、俺は夕飯の支度を開始した昼飯の時にはよく分からず魔法を使わないでいいご飯にしたが昼の頃の俺とは違い多少魔法を使えるようになったので俺は薪に魔法で火をつけ、夕飯は少し豪華にステーキを食べることにした。


「(まあ、何の肉かは分からんが)」


俺は心の中でそう思いつつも美味しいのであまり気にせずそのステーキを食べきった。そうして俺は風呂に入ろうと思い風呂場に向かい服を脱いだ。


「なんか、今日は色々あったなぁ、知らん平原で目が覚めたかと思えば神様から手紙もらってここは地球じゃないとか書かれててなんだっけ?この星はナディル?とか言って、ここはアルハブ王国って言ってたっけ」


俺はシャワーを浴びつつそんな独り言を口にしながら違和感を覚えた。


「アルハブ王国?」


俺はシャワーを止めて風呂場出て何故か備え付けられていた服を着て寝室に向かってこの違和感と向き合っていた。


「なんだっけなぁ、どっかで聞いたことある気がするんだけどマジで全然出てこないんだよなぁ、たしかぁ」


と考えていた時、ふと思い出した。


〜数年前〜

「なあ、斎牙!斎牙ってば!」

そう呼ばれながら俺は起こされる。


「うるっせぇなぁ、なんだよ?」

俺はそう言って話しかけてきた親友に目を向ける。


「これ見てくれよ!」

そう言われて欠伸をしながらみると、パソコンの画面に「世界を制すは愛か希望か絶望か」が正式リリースが決定したという情報が映ってた。


「あ〜、お前がずっと楽しみにしてたやつだっけ?」

と俺はその親友に問いかける。


「そう!そうなんだよ!やっとリリース確定したんだよ!」

そう言ってとてつもない喜びを表す親友に俺は声をかける。


「どういうゲームなんだっけ?ジャンルは確か恋愛ゲームなんだろ?」

俺は親友に内容を聞いてみる。


「そうそう!舞台はアルハブ王国っていう国にある学園で色んな困難を乗り越えて愛か希望で魔王を倒してハッピーエンドを目指そうっていうゲーム!」


〜現在〜

「そうだ、あいつが言ってたゲームの国の名前と同じなんだ、偶然か?」


俺は少し考えるが、まだこの世界に来て1日も経ってないしそんな状態で余計な考察しても意味ないなと思い思考を辞める。


「そもそも、もしあいつの言ってた恋愛ゲームの世界だったとしても内容知らんからどうしようもないしな」


そこで俺は欠伸をして寝ようとベットに入る。


「まあ、一旦寝て起きてから考えよ〜」


そう、言って俺は眠りについた。



〜翌朝〜

俺は目を覚ます。時計などは置かれていないがおおよそ6時か7時ぐらいだろうと思いながら俺は体を起こし朝の支度を済ませる。


「さて、今日はどうしようかなっと。」


ささっと作った目玉焼きをパンに乗せ、それを食べながら今日の予定を考える。


「近くに街でもないかな。」


そんなことを考えながらリビングに置かれていた地図を見て行き先を考える。


「1番近い街は、アルハブ王国の中心いわゆる王都ってとこかな名前はっと、アルハブディか、まあ地図見てても道わかるだけで距離わからんし行ってみるかな」


そうして俺は地図と通貨だと思われる物を玄関の近くに掛けられていたカバンに入れて王都に向かい始めた。

初めまして、大怠根惰だいたいこんだと申します。

この度なろう小説での投稿を始めることにしました。

初投稿ゆえ文が読みづらいかも知れませんが、これからも投稿して行きますので応援していただけると幸いです。

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