訓練 2
まだまだこの日は続きます。長い一日ですね。
「素振り、始め!!!」
次は木剣の素振りです。しかし、私は参加せず副団長と基礎からやります。
「ではお嬢、『ステータス』と言ってください」
「すてぇたつ」
ステータスと言うと目の前に半透明の板が現れました。そこにはこう書いてあります。
ーーーーーーーーーー
エレメッタ・ツェーヴェルト Lv.50
2歳 女 人族 伯爵令嬢
HP:4000/4000
MP:7000/7000
筋力:3000
耐久:2000
敏捷:4000
《スキル》
格闘技.Lv10 料理.Lv5 裁縫.Lv5 並列思考.Lv8
速読.Lv10 水泳Lv.5
《称号》
転生者
戦神に気に入られし者
《加護》
転生神の加護
戦神の加護
ーーーーーーーーーー
「それがお嬢のステータスになります。ちなみに、騎士の平均はこうです。お嬢、絶対これより凄いですよね」
ーーーーーーーーーー
name Lv.40
年齢 性別 種族 職業
HP:3000
MP:2000
筋力:1000
耐久:1000
敏捷:1000
《スキル》
剣術etc.Lv5
ーーーーーーーーーー
「そして、一般の大人の平均がこれです」
ーーーーーーーーーー
name Lv.10
HP:30
MP:5
筋力:200
耐久:200
敏捷:200
ーーーーーーーーーー
「これが一般の2歳です。お嬢にもこのくらいの可愛さが欲しいですね」
「ちゅよくてなにがわるいのですか。すくなくともわたちはよわいよりちゅよいほーがいーとおもいます」
ーーーーーーーーーー
name Lv.1
HP:5
MP:1
筋力:10
耐久:5
敏捷:5
ーーーーーーーーーー
「ツェーヴェルト私兵団は最低でこんな感じです」
ーーーーーーーーーー
name Lv.45
HP:4000
MP:3000
筋力:1500
耐久:1500
敏捷:1500
《スキル》
剣術etc Lv.15
ーーーーーーーーーー
「質問はありますか?」
「よく分からないものがあるのですけど」
「そこを見て、説明が欲しいと思えば出てきます」
そうですか。では、『転生神の加護』から
ーーーーーーーーーー
転生神の加護
言語理解
ーーーーーーーーーー
ありがとうございます、転生神様。助かってます。次は『戦神の加護』
ーーーーーーーーーー
戦神の加護
HP上昇率アップ
MP上昇率アップ
MP消費率削減
回復速度アップ
武闘系スキル習得速度アップ
隠密系スキル習得速度アップ
限界突破
威圧
なお、加護持ちのレベルが上がるほど加護の質や加護によりできるようになることが増える。
ーーーーーーーーーー
この歳でこれだけ強い理由が分かりました。理解しました。戦神様は私にどうなって欲しいのでしょうか。まあ、貰えるものは貰っておきましょう。
「ふくだんちょー、つぇーべるとしへーだんのさいこーは?」
「詳しいステータスは分かりませんが、うちの最強は団長でLv.678です」
「さすがとーちゃま。ばけもにょです」
「団長が聞いたらどう思いますかね」
「やめてくだちゃい。とーちゃまはすごいです」
「どちらにしろ、お嬢ならすぐ抜いてしまわれますよ」
「そえはそえでふくじゃつです。とーちゃまはひとぞくさいきょーのぶゆいにはいゆでちょ?」
「それでもですよ。流石に団長でも2歳でこれだけのことはしていないでしょう」
「ひていできないのがくやちいです」
エレメッタは大きくなったらどうなるのでしょう。