第7話「密室トリックの全貌」
「密室殺人が起きる…」
有名占い師、心屋和香留が田中ショッピングセンターで殺人を予知した
それが現実となった!
犯人は、心屋和香留だった
部屋の前に全員が集まった
「この、最新セキュリティーのドアは最低でも3分はかかります
つまり、1つのパネルの鍵をかけるのに1分かかるとゆう計算になります
ここまではわかりますよね?」
全員はうなずいた
「ではみなさん、廊下に出てください
私はこのドアを経った1分で鍵をかけてみせましょう」
「そんなバカな!」
刑事は言った
「まぁまぁ、とりあえず皆さん廊下の方に
高松刑事、廊下でタイムを計ってください」
「わかった」
全員は最新セキュリティーのドアがある部屋から出た。部屋の中に最新セキュリティーのドアがありその中にまた部屋がある
そこに、清貴副社長の遺体があった
全員が廊下に出たあと、高松刑事が言った
「いくぞー、よーい、、スタート!」
高松刑事は、スマホでタイムを計った
静かに時間が経過した
そして、1分が経った…
その時
「ガチャ」
「はい、終わりました笑」
『えーっ!』
全員は部屋の中に入った
刑事は、ドアを開けようとした。すると
「あれ!?開かない!なんで!?」
他の人もドアを開けようとしたが、閉まっていた
「どーして、1分で閉めれるんだ!
英語のパスワードに、数字のパスワード、さらに30種類の質問の中からランダムで3問
どーやって!?」
全員は同じことを思った
「簡単な事ですよ
だって俺、【3つも鍵をかけてないんですもん】」
『えーーー!』
全員驚いた
「この密室事件の最大の難関はどーやって、3分間の時間で人を殺せるかでした
しかし、トリックはいたって簡単なものでした
私の友人に、この最近セキュリティーのドアを提供した会社に勤めている人がいるんですが、最近、家とかの鍵のかけ方に色んな種類があるんです
例えば、今回のように、上、中、下の3回鍵をかけなきゃいけないとき
ドロボウは、3つの鍵をピッキングとか合鍵とかで開けようとします
そこで、上と下の鍵をかけておきますが中の鍵だけかけないでおくんです
ドロボウは3つとも鍵がかかってると思い3つの鍵を開けようとしますが、上と下の鍵は開けたとしても、中の鍵はもともと開いているので閉まってしまいます
すると、中のところは鍵がかかっているのでドアは開きません
同じことをしようとしても、バラバラになってとうとう開けられなくなります
このようにして、空き巣やドロボウを進入させないようにする対策があるみたいなんです
和香留さんは、これを逆手に取り1番鍵をかけやすい場所にある中の鍵だけをかけたんです
そーすると、鍵はかかります
わざわざ、3つ鍵をかけなくてもいい訳なんです
ただ、むやみに開かないように3つ鍵をかけるだけで3つじゃないと閉まらない訳ではないんです
そーゆー設計になっていると友人が話してくれました
そして、霧雨社長が持っている3つの鍵を開ける状態にするカードを使って中の鍵だけをかけた証拠を消したんです
あのカードは、たとえ1つだけ鍵がかかっていたとしても分析して3つとも開けられる状態にするカードですから
これで、俺の映像記憶の能力にまた1つ密室トリックの解明の仕方が増えました笑笑」
全員は、納得していく中、刑事は言った
「なぜそんなことを和香留さんがわかると言うんだ
第一、それは1分間で出来ることを証明しただけで和香留さんが犯人だとは限らない」
その言葉にも全員は納得した
「私のもう1人の友人に頼んで調べたところ
和香留さんは、元セキュリティー会社だったみたいですね
あのドアは確かに極秘でしたが、セキュリティー会社に勤めていたあなたは、すぐにその特性とトリックを思いついたのでしょう
パスワードや質問はあらかじめ調べておいたんでしょうね
あなたは、頭いいですし
それに、監視カメラを調べたんですが従業員はほとんど仕事をしていて、休みの従業員もいましたがそこから、動く様子はありませんでした
つまり、その3分間だけ姿を消していた和香留さん、あなたが犯人とゆうことになります!」
全員は、またまた納得して和香留を見つめた
「そーですよ…
殺したのは私です…
あいつは、殺されなきゃいけない人だったんです…」
全員は、和香留の話を聞いた
この物語はフィクションです
実際の名前、団体は架空の物です
作者の雅 優人です
どーですか?この密室トリック
ちょっと、長文になってしまいましたが
これでも頑張ったつもりです笑笑
次回は、動機が明らかになります