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千年王国ものがたりエイシア創記  作者: みづきゆう
第一章、空と大地の剣
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二、ベルンの事件(3)

 シエラとミランダは、マーブルと入れ違いにやってきた。シエラは、両手にいい匂いのする包みをかかえている。どうやら、屋台で仕入れたようだ。ミランダは、


「マーブル、あわててどこへ行ったの。窓あけてよ。この部屋酒臭い。」


 部屋に入るなり、あきれたように室内を見回すミランダに、レックスは顔をしかめながら窓をあけ、酒ビンをかたづけた。シエラは、包みをテーブルに置いた。


「グラセン様は、おとなりのお部屋ですか。夕食を買ってきたので、みなさんでご一緒しましょう。レックスさん、マーブルさんはおそくなりますか。」


「組合に行ったんだよ。大変な事が起きたってさ。マーブルのやつ、荷物を積むときに壊してしまったかもな。」


 ミランダが、グラセンを呼んできた。そのかん、シエラが包みをほどき、ミランダの荷物の中から皿などを取り出し分けていた。


「私、お水もってきます。お水もらうには、宿の人に言えばいいんですね。」


「私が行きますわ。シエラ様は、すわっていてください。」


「いいえ、やらせてください。お世話になっていますから。」


 シエラは、そそくさと廊下へと出て行った。グラセンは、


「ずいぶん、気をつかわれていますな。まあ、だれかさん達の態度が冷たすぎますからね。」


「おれのせいだってのかよ。冷たいのはマーブルだろ。」


 ミランダは、


「あんたも冷たいわよ。婚約者には、もっとやさしくしなきゃね。」


「おい、だれが婚約者だ。おれは、シエラと結婚するなんて、ひとっことも言ってないぞ。」


「はいはい、ベルセアまでは、まだ一ヵ月あるわ。レックス、あんた、水をもってくるのを手伝ってあげなさい。たぶん、裏の井戸に行けと言われてるはずよ。シエラ様、井戸の使い方わからないんじゃなくて。」


「無理やり二人きりにさせるな。くっつけようったって、そうはいかんぞ。おれは、おれの意思で物事を決める。」


 レックスは、バタンと部屋を出て行った。


 ミランダの予想通り、シエラは井戸の前につったっていた。井戸なんてさわった事がない。


(やっぱり、ミランダさんにたのめばよかった。私、なんにも知らないのね。でも、井戸つかえませんでしたって、お部屋にもどって、レックスさんに、なんにもできない女だと思われるのもいやだし。)


 やっぱりもどろう。見栄をはったって、水はくめない。裏口へもどろうとしたシエラを、おそう者がいた。シエラは、軽く悲鳴をあげ、あっさりと何者かに、その場からつれさられてしまう。


 レックスが、裏口でシエラの悲鳴をきいたときには、シエラをかかえた男は、風のようにその場から去っていった。


「まさか、バテントスが?」


 ミランダは、シエラに水をまかせたのが失敗だと思った。一人にしてはいけなかったのだ。グラセンは、


「いくらなんでも早すぎます。私達の足取りは、まだ彼らはつかんでいないはずです。このベルンの周囲に潜伏している私の部下達からは、バテントスを見かけたという情報はとどいておりませんからね。


 しかもこのベルンは、出入り口を軍が見張っています。バテントスが、ベルンに入ろうにも、今日のようにきびしければ、顔立ちや肌の色がちがうバテントス兵など、あやしまれてしまうでしょう。ミランダ、剣を。少し調べてみます。」


 グラセンは、剣を自分のひたいにあてた。そして、しばらく目を閉じる。


「分かりました。シエラ様は今、北部の倉庫街へとむかっています。さらった男は、ゼルム軍の兵士です。どうやら、シエラ様の正体を知っての犯行ではないらしい。目的は、運び屋組合にあるみたいです。何かを運んでほしくて、その取引材料ですね。」


 レックスは、びっくりした。


「取引? ゼルム軍が人をさらってまで、なんの取引だよ。マーブルがさっき組合に行ったのもそれが原因か。」


 グラセンは、意識を集中させた。


「あせらないでください。今、調べてますから。うーん、どうやら、運んでほしいのは、盗賊の親玉です。ゼルム軍の一部の兵士が、盗賊の親玉から買収され、軍の情報を流していたみたいです。親玉をベルンから脱出させるつもりです。」


 そう言えば、ベルンの門で見張り兵が、盗賊は、なかなか捕まえられなかったと言っていた。情報が流れていたなら当然だ。レックスは宿をとびだした。ミランダが後を追う。グラセンは、少し頭をかいたあと、剣を見つめた。


(シエラ様を守るための偽装工作があだとなりましたか。身内の婚約者として、組合登録したのを利用されてしまうなんて。)

 

 組合にも、買収されている者がいるはずだ。でないと、こうも簡単にシエラに目をつけるはずがない。マーブルがいつも使う宿を知っている者の犯行だろう。


(ミランダの他にも部下を呼んだほうが良いですね。今、ベルン内部にいるのは、二人、ですか。一人はミランダの応援に行かせて、もう一人にはゼルム軍の内部を調べさせましょう。)

 

 グラセンは、窓をあけ、なんらかの合図をした。グラセンは、見えない部下を呼ぶときに使う合図である。

 


 一直線に北部へ向かうつもりだったレックスは、ミランダに説得されて、とりあえず組合へ行く事にした。マーブルも同じ用件で呼ばれているのなら、今ごろ、シエラをさらったとの脅迫がとどいているだろう。


 組合事務所には、組合長とマーブルの他に、組合幹部と呼びにきた男が四人いた。レックスとミランダが顔を出すと、マーブルは苦い顔を二人に向ける。


「きたか。ったく、お前ら何やってたんだ? なんで、フラム(シエラが登録した偽名)を一人にさせたんだ。」


 ミランダは、


「私のミスよ。この町は安全だと思って油断したの。」


「どこかのガキが、小遣いもらって、ついさっき手紙を運んできた。娘を返してほしくば、夜半過ぎに北部の倉庫街、十八番倉庫へ馬車を持ってこいとな。十八番倉庫と言ったら、軍の倉庫じゃないか。」


「そこに、フラムがいるのか?」


 レックスの問いに、マーブルはうなずいた。


「さらわれたのは、フラムだけじゃない。組合長の娘もだ。その件で、おれは引っ張られたんだ。それで、どうやってたすけるか相談してたら、今度はフラムときた。」


 組合長が言うには、人さらいは、マーブルを運び屋に指名してきたという。マーブルは、


「おれ達が、ベルンへきた時期が徹底して悪かったんだよ。今日きたばかりのフラムをすぐさま利用し、おれを指名したところを見ると、組合の中にも犯人とつるんでいるやつがいるはずだ。」


 ミランダは、


「まずは、フラムさんと組合長さんの娘さんの安全が先よ。私が先回りをするから、あんた達は、指定されたとおり夜半過ぎに馬車できてちょうだい。」


「先回りするにもミランダ、お前一人で大丈夫か?」


「この町には、私の仲間が、あと二人しのびこんでいる。グラセン様は、一人くらい回してくれるわ。あんた達がくる時間に、倉庫街の入り口付近でまっているからね。」


 ミランダの姿は、あっというまに見えなくなった。レックスとマーブルは、組合の倉庫に行き、自分達の荷馬車から、ナルセラ行きの積荷をおろした。マーブルは、


「暗くなっちまったな。月明かりもないし、今夜は銃は使えないな。しょうがない、荷物にまぜこんで、ここに置いておくか。レックス、荒事になるぞ。覚悟はいいか。」


「覚悟も何も、人の命がかかってんだよ。あんた、さっきまであんなに飲んでたんだぞ。まともに戦えるのかよ。」


 マーブルは、荷馬車から片手剣を取り出し、ブンブンふりまわした。


「酔いはさめちまったよ。しっかし、災難がついてまわるような娘だな、シエラは。たすけたと思ったら、これだ。」




 シエラをさらった男は町民の姿をしていた。けど、顔は目以外かくしており分からない。シエラは、宿からさらわれたあと、近くにあった馬に乗せられ、人の少ない裏通りを走り、北部倉庫街へと連れてこられた。


 ここは、商業基地であるベルンにあつまる荷物を、一時的に保管しておく場所だ。倉庫街には、軍の使う物品を、軍に納入する前に保管する倉庫もある。シエラが連れてこられた倉庫も、軍の倉庫の一つだった。


 今は夜で、倉庫街には人はおらずガランとしている。シエラは、倉庫内にある、暗い一室に閉じ込められていた。そこには、組合長の娘もいた。組合長の娘まだ小さく、すっかりおびえきっている。シエラは、娘とだきあい、ふるえていた。


(シエラ様、シエラ様。)


 自分を呼ぶ小さな声。ミランダの声が、暗闇のなかにかすかに聞こえてくる。


(シエラ様、今しばらくのご辛抱を。敵は武装しており、六人ばかりおります。なんとしてもおたすけしますから待っていてください。)


 ミランダは、どこかへと行ってしまった。シエラは、とりあえずホッとしたが、真っ暗闇の部屋に閉じ込められていては、やはり不安になってしまう。


 こういうときは、たいてい、たよりとなる人(シエラの場合はレックス)にたすけを求める事になる。シエラはおびえつつ、心のなかで精一杯、レックスの名前を呼んでいた。

 

 


 夜半過ぎになり、ミランダは、倉庫街の入り口付近で馬車を待っていた。


「シエラ様と組合長の娘さんが監禁されている場所は見つけたわ。私のもう一人の仲間が見張ってる。」


 マーブルは、


「盗賊の親玉を、あの軍の牢屋から脱出させられるなんて、一般兵じゃあできないことだ。まさかと思うが、買収されてんのは下っ端兵士だけじゃなく、上官もなんじゃないのか。」


 ミランダは、うなずいた。


「かもね。倉庫には、かなり強そうな兵士が六人ばかりいるわ。あれだけの兵士を、こんな短時間で選抜できるなんて、ベルンのゼルム軍の一部の組織が、まるごと盗賊の手下になりさがっている可能性があるわ。私達が、ベルンに入ってからの手際もよすぎるから、出入りのきびしいベルンからの脱出は、運び屋にさせるのが一番との計画がねられていて、あんたに白羽の矢がたったのかもね。」


 マーブルは、歯ぎしりをした。


「運び屋組合のいったいだれが、盗賊の手下になってんだ。くそ、あそこの組合は、みんななじみの連中ばかりだ。」


「ねぇ、組合長さんの娘さんは、いつから拉致されてたのかしら。二人が監禁されている部屋には、便器の他に毛布や食べかけの食事があったわ。」


 マーブルの顔色が変わった。レックスは、


「マーブル、組合長はおれ達を盗賊に売ったんだぞ。どうするんだ。」


 マーブルは、やや考えた。


「ミランダ、レックス、今の話はきかなかったことにする。」


 レックスは、


「おれは許さないぞ。ここの組合長には、運び屋を始めたころ、いろいろと世話になったが、やっていい事と悪い事がある。」


「お前はだまっていろ。子供を拉致されれば、だれだって同じだ。組合長も被害者だ。そこんとこを、よーく考えろ。」


 レックスは、ムッとして顔をそむけた。ミランダは、


「あんた達は、このまま馬車を手紙で指定された十八番倉庫まで運んで。敵は、六人のゼルム軍の兵士よ。倉庫の前に一人、中に三人、シエラ様が監禁されている部屋の前には一人。残り一人は、倉庫の近辺をうろついているわ。


 できるだけ、話を長引かせてちょうだい。決して、あんた達だけで、なんとかしようとしないでね。あんた達が交渉しているあいだに、私が、監禁されている部屋の見張りをやって、二人をたすけだす。


 私の仲間が、倉庫の外の兵士二人をころあいを見て倒して、倉庫にかけつけてからが本番よ。あんた達は、シエラ様と組合長の娘さんを馬車にのせて、そのまま逃走して。あとは私達にまかせなさい。」


 マーブルは、


「盗賊の親玉も、六人の兵士のうちの一人なんだろうな。お前、親玉の顔を知ってるのか。」


「調べるヒマなんてなかったわよ。たぶん、倉庫内の三人の中の一人のはずよ。寄り道なんかしないで宿に行くのよ。そして、グラセン様の指示をあおいでちょうだい。」


「わかった。お前もじゅうぶん、気をつけろよ。」


 マーブルは、馬車を出した。レックスは、汗ばんでいる手をギュッと強くにぎった。


 事は、ミランダが話したとおり、うまく進んだ。ミランダの仲間が血まみれの剣を持ち、倉庫に飛び込むと同時に、ミランダが二人の人質を連れ倉庫に現れ、三人の兵士達をかいくぐり、シエラと組合長の娘を馬車へとおしこむ。


 そして、マーブルは、レックスとともに馬車を走らせ、倉庫入り口前の遺体と、ややはなれた場所にあった遺体を確認しつつ、倉庫街から出ようとした時、荷台からシエラの悲鳴がきこえてきた。


 いつのまにか若い男が一人のっている。


「このまま、ベルンから出ろ。」


 ベルンの夜間の出入りは民間人は禁止されている。出入り口も閉ざされており、外へ出るのは無理だ。シエラを人質にとった盗賊は、懐から何かをだし、御者席へ投げつけた。


「軍の特別通行証だ。それがあれば、民間人でも夜間、外へ出られる。もっと穏便に脱出しようと思ってたんだが、はでにやってくれたおかげで、その通行証がむだにならずすんだ。まあいい。おれは、ずっと倉庫の荷物の中にかくれてたんだ。あんたらが馬車を出すと同時に飛び乗ったのさ。」


 マーブルは、クソと思った。ミランダにしては、めずらしいくらいの単純なミスだ。たぶん、この鉄壁の防御を誇るベルンの要塞が油断をうんだんだろう。


 マーブルは、受け取った通行証をレックスにわたした。そして、北か南かを盗賊にきいたあと、倉庫街を出て南に馬車を向けた。


 マーブルは、目印のために自分の腰にさげていた手ぬぐいを落とした。ミランダがこれに気づき、どれだけ早くかけつけてくれるかが、運命の分かれ道だ。


「お前、歳はいくつだ。親玉と言うからには、もっと歳がいった男とばかり考えていた。」


 男は、笑った。


「組合長が、えらんだだけはあるな。あんた、度胸がすわってるな。これなら、あやしまれずに出入りを突破できそうだ。」


「見たところ、二十半ばか。三十前だな。その若さで、軍まで買収するとはな。」


「ゼルム軍の給料は、いくらか知っているか。何年か前に新領主に交代したら、軍の縮小が始まり、待遇もグッと悪くなったんだ。まあ、いくらおれでも、ベルンの軍を全部買収できない。外に出て仲間と合流したあと、クリストンに逃げて、今度はバテントス相手に仕事をしようかと考えている。」


 マーブルは、チ、と舌をうった。馬車は、ガラガラとベルンの入り組んだ道を走り抜ける。もうすぐ、南の出入り口だ。レックスは、がまんの限界にきた。マーブルからたづなをうばい、乱暴にムチをあて、馬を暴走させ馬車を横転させた。


 盗賊の親玉は、その場から逃げ出そうとしたが、レックスに足をつかまれ、力任せに建物の壁にたたきつけられ動かなくなった。


「バカ、レックス。あとさきを考えろ。早く逃げよう。このさわぎで、みんな、起きだしてくるぞ。馬車と馬は、このまま捨てよう。」


 レックスは、気絶しているシエラを抱き上げ、マーブルは組合長の娘を背負い、走った。すぐにガヤガヤという声がきこえてくる。町を巡回している軍の兵士もやってきたようだ。


 二人は、休むまもなく走り、ようやく宿へたどりついた。二人ともヘトヘトだった。グラセンは、


「シエラ様は、ひたいを軽くすりむいていますし、娘さんは、肩に多少の打ち身をしています。馬車を横転させて、これだけですんだのは奇跡でしょう。お二人とも、となりの寝室でよくお休みです。けど、アレクス様、なんという無茶を。馬車の事故はおそろしいものですぞ。万が一の事をお考えになってください。」


「盗賊の親玉は、やっつけたよ。軍もかけつけたことだし、親玉は生きていたとしても、もうおしまいだろう。頭にきて、バカやったのは悪かったと思ってる。けど、あのままじゃあ、ベルンの外へ出ていた。」


 マーブルは、


「レックスがバカなのは、どうしようもない。けど、たよりのミランダも間に合いそうもなかったしな。ベルンの外へ出たらたぶん、シエラの命はなかったさ。走る馬車に飛び乗る身軽さなら、シエラを殺して、あっさり姿をくらますだろうしな。結果良しでカンベンしてやってくれ。そういや、レックス。お前にやった通行証はどうした。」


「まだ、持ってるけど。」


「アレクス様、それを見せてください。だれが発行したのか分かるかもしれません。あとで私の方から、この証書をつかい、ゼルム軍にゆさぶりをかけてみます。不正は正さなくてはなりませんのでね。」


 マーブルは、ため息をついた。


「グラセン、すててきた馬車には、所有者名と運び屋の登録番号が焼印されているんだ。どうする。」


「それは心配ございません。軍は、まず組合に行きます。組合長が、こちらに軍がまわらないよう、うまく説明してくれます。そろそろ、ミランダが組合についているはずです。娘さんもたすけましたし、馬車が壊れていたら、組合長さんに調達してもらいましょう。」


「ま、それくらいの事はしてくれなきゃな。娘をたすけた代金だ。馬車の用意ができしだい、ベルンから出よう。街道を南下し、予定通りナルセラに向かう。」


 夜が明け、目をさましたシエラがレックスにだきつき、大泣きしたのは言うまでもない。よほどショックだったようだ。シエラは、レックスに胸のなかで、しばらく泣き続けていた。


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