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十夢小噺  作者: 山本十夢
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十夢のコロナ童話編 (19)アラチンと魔法のランプ


むかーし、むかしのそのまたむかし。アラチンは汚れたランプを骨董店で買いました。ランプをしっかりこすると、まか不思議ランプから大男が現れたのです。

「ご主人しゃま、何でも望み事ば叶えますけん、何でも言うてつかあさい」

「んなら、魔法でコロナばじぇーんぶそのランプに入れちゃってんしゃい」

「かしこまりましたばい。では」

大男が呪文を唱えてコロナをどんどんランプにいれていきました。どんどんどんどん。ところがランプが満杯になり、コロナがあふれ出しました。

「ご主人しゃま、もうこれ以上はランプに入りきりまっしぇん。すんまっしぇーん」

大男は恥ずかしさのあまり、ランプの中へ入ってしまったのです。

怒ったアラチンはランプを放り投げてとうとう壊してしまいましたとさ。 


おしまい


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