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執筆活動  作者: 雪見 林檎
1/1

はじめに。

「書き出しって難しいよなぁ。」


ある大学生Aが呟いた。名前はない。まだ決めてないのだ。


「ペンネームすら決まらん、どう生きてたら芥川龍之介なんてペンネーム思いつくんや。」


「いっその事、山田太郎とかでいいんじゃない。」


隣の大学生Bが答えた。おそらく女性である。


「それも考えたんやけど…小説家になろうとかで溢れてそうやん?もうちょいオリジナリティー欲しいんよね。」


「わがままやねぇ、あ、椎名林檎からとって…なんとか林檎!どう?」


「Bが椎名林檎好きなだけやん。それに、最近流行りの女性作家だと思ってたら男性でした!みたいな問題生まれそうで嫌。」


「じゃあ人に聞くなし。自分で考えー。」


「ごめんやん、でもなんかこう、ひらめきが欲しい。」


「アニメやあるまいし、電球でも買ってこよか?病院で受診のススメも貰ってくるわ。」


「要らん要らん、余計頭こんがらがってきたわ。」


「まぁとりあえず書いてみたら?やり始めたらスラスラ進められる、みたいな効果あるやん。」


「確かにそれはあるかも。ちょっとコンビニで栄養買ってくるわ。」


「帰りに雪見だいふくお願いね。」


「へぇ」


寒い。そして今気づいたが、会話文の隙間に色々な情報を差し込むといいかもしれない。

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