表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すちゅーでんと おぶ VRMMO  作者: 本田来人(ホンダライト)
2/2

2 冒険の始まり

興味を持ってくれてありがとうございます!!!

   〜ようこそ、VR1へ〜

注意事項を確認させられた後、性別、年齢、ユーザーネームを入力してくださいという見慣れた表示が出てきた。


ちなみに注意事項では最初にクリアした者に送られる1億円は機密的に銀行振込されること、試験的なゲームなので来年の4月、すなわち1年で終了すること、不正行為とみなされた場合はただちにBANされることなどがズラズラと書かれていた。


性別男、年齢15、ユーザーネームは…Aotoでいいか。

入力が終わると気づいたらフィールドにいた。どうやらここは草原の中の村のようだ。ゲームは簡単、99体のボスモンスターを探し出し、最初に全て倒したも者がクリアという至ってシンプルなゲーム。マルチプレイモードなら協力して倒すこともできるようだ。フィールド上にも雑魚モンスターはいるものの、始めたばかりの俺でも倒せるほど本当に雑魚。


またレベルシステムもあり、今ちょうどフィールド上のモンスターを3体狩ったらレベルが2になった。攻撃と体力が増加したのがメニュー画面から確認できる。メニュー画面では装備、フレンド、倒したボスの数、あと…ギルドってのもある。ということをチュートリアルで確認し終えた後、俺は昼休み中に聞いていたユウのフレンドコードを入力していた。

えーと……「ユウ・ラシア大陸」これかな。フレンド申請を送ると1分もせずに承認された。


俺たちは序盤のリスポーン地点でもある村で合流し、早速モンスター狩りに行くことになった。村なのに雑魚モンスターが湧いてるのはシステム的にどうなのかと思ったが。


その時すでに俺はレベル3、ユウは10だった。だけもまだボスは1体も倒してない様子が俺と同じ初期装備ということからなんとなくわかる。「よし!俺について来い!」というユウの自信満々な掛け声と共に野原に駆け出す。


まるで登校時のような温かい春風すら感じられる。


モンスターを狩っていてモンスターの種類もなんとなくわかってきた。雑魚モンスターにも三種類いて《スライム》《ゴブリン》《金魚人間》となっている。スライムとゴブリンは定番って感じがするが《金魚人間》はさすがに政府のセンスを疑った。ちなみに金魚人間もゴブリンやスライムと同じく二頭身もなかった。しばらく狩りを続けていると不自然な物音がした。モンスターの音だが人間味がある。ユウとお互いに無言で目が合った時点で二人の考えは決まっていたらしい。


別プレイヤーかと思い興味本位で俺たちが猛ダッシュで駆け寄ると

「ごる!来るな!!」

なんとそこには喋る金魚人間がいた…「喋ったぁぁぁぁぁぁ!?」俺の心の声にまで突進してきそうな大声を出したのはユウだった。

さて、これからどうなるのやら。


波乱の幕開けって感じだぞこれは。正直内心俺も驚きを隠せない。

読んでいただき本当にありがとうございます!!

ここまで読んでみて面白かったらぜひご評価お願い致します(._.)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ