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神の仔共たちへ  作者: 桜田てり
生命の風が吹く嵐
3/5

期待と不安

プロローグ1-3  プロローグは以上となります。

次回からは本篇です。お楽しみに!

山が目の前から無くなった。

すべて登り切ったのだろう。


そして、眼前には白いモヤがかかった球体がはっきりと目視で確認できた。

そこがゴールと呼ばれる地点なのだろう。


そして、その球体の前には階段があった。

階段を上った先には、自分たちより遥かにドデカい像が2体、球体を守護するように立つ。

門番と思わしき者がいてほしくなかった。

しかし、いてもおかしくはなかった存在である。


屈強そうな動く像にゴール目前の挑戦者達は、なぎ倒されて無残になっていった。

無数に転がっていた敗者。


そんな惨劇を傍観きめこんでいたら、後ろから今まで感じたことがない自分の痛覚が反応した。


痛みの先である後ろを見たら、突っ立ってぼっとしてるんじゃねぇと、いわんばかりに能力を使ったであろうそれが。

迷わずそれに使った2回目の能力。


能力を使ったそれも受けたのが3回目だったのか、すぐに朽ち果てた。


立ち止まっててはいかんと思い、意を決して階段に向かう。


そして階段を登り切り、眼前まで門番を持ってきた。


怖い、さっきまで球体のゴール前に手を掛けようとしていた10数匹が居ない。

きっと先ほどの門番が始末したのだろう。

近くの床に何か飛び散っているのだから。


しかし、なぜか解る。こいつらは敵ではない。

心の中で不意に  邪魔だ、どけ  そう思ってしまった。


すると、立ちふさがるようにして立っていた門番が退いた。



驚きはしたが、もう終わらせよう。この戦いを。



一瞬何者かに導かれているような気がした。

それでも触れなければならなかった。これからも生きるために。

球体に、吸い込まれた。

意識を手放した。生まれ変わるまで。










こうして、勝者となった私はよく理解もせずあいまいに来世の権利を勝ち取った。


来世の世界にひとりの人間が受精され、生まれる。


その世界は私を受け入れてくれるのだろうか、、


自然に不思議とそうおもえてならないのである。

読んでいただき、ありがとうございました。

次回の物語を執筆中です。

出来上がり次第投稿いたします。

今後ともよろしくお願いします!!


ps.長らくお待たせしてすいませんでした。

概ねのあらすじは完成しているのですが、次回章の細かな設定に関して構想を練っていて投稿が遅れていましたが、ようやく投稿に至る目処が立ちましたので出来次第順次投稿予定です。

是非、本編をご覧になってください

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