表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

テレワーク

 男は自宅のパソコンと向き合って何やら唸りながら仕事をしている。


 「んー、分かんねぇ。あの案件は村田が担当だったな。ちょっと電話するか……」


 男はスマホを手に取り、アドレス帳から村田を探して電話をかける。


 「…………。っち、掛からねぇじゃねぇか。てか、もうこんな時間か、テレワークは楽だと思ってたけど、意外と窮屈で肩が凝って仕方ねぇや」


 男は留守番電話に録音を入れる事なく、電話を切って軽く伸びをして、椅子から腰を上げて、台所へと向かう。


 「えぇと、卵に大根とじゃがいもか……なんか大層な料理するのも面倒だし、簡単に出来るもんにするか。とりあえずは近くのスーパーに買い出しに行くかな」


 ずっと篭っていたので、外の空気を堪能する男。

 お目当ての食材を買いに行く。


 「やっぱ、外の空気は格別だな、うん。えぇと、何買いに来たんだ? あ、そうそう、ちくわに牛スジ、はんぺんに厚揚げなんかも良いな。うっし、こんなもんで良いだろう」


 迷う事なく食材を買って家へと帰り、台所へと直行する。


 「えぇと、鍋、鍋っと……お、あったあった。まずは適当に水を入れてっと」


 その時、スマホから着信が入った。


 「お? 村田が折り返してくれたのか……おう、もしもし村田か?」


 「はい、先輩! もしかしてお電話しましたか?」


 「何言ってやがる! おでんは今から作るところだよ」



 お後がよろしいようで。

 

拝読戴きまして、ありがとうございます。

思いつきの殴り書きで申し訳ありません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ