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魔女が真龍に仕掛けた我儘戦争(仮です。迷走中です。少し変えるかもです)  作者: 漆本李彩(しつもと りあ)
第二章 冒険者学校は才女だらけ?!
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第89話 あっ、暗記ですか?! 全部?

4000~4500文字を目標としていますが、第88話が1500文字ぐらい消失してました。何をしてしまったんだ。なので今回は長めになります。



「すみません。マスターはユウツオの条例を把握していなくて」

「大丈夫です。たぶんちゃんと条例を知ってる人はいないと思います。皆さん暗黙の了解で分かってますから」

「えっ? 何? ユウツオの条例って?」

「ユウツオ条例126条〝魔女教団に属する者は街の中に住んではならない〟ユウツオ条例127条〝魔女教団に属する者は街の中に建物を造ってはいけない〟があるのです」

「なんだそれ! 酷いじゃないか!」


 横暴な決まり事に、俺は立ち上がってノアに向かって怒鳴ってしまった。


「私に言われても困ります。決めたのは領主様でしょうから」

「よし。ノア行くぞ! ちょっと領主様の所に行って抗議してこよう」

「待って下さい! 待って下さい!」


 ヒルデさんが慌てて俺の前に来て、肩を掴んで座らせられた。


「それだけの理由があるのです。そもそも魔女教団が良くないのです」

「ヒルデさんが何をしたっていうんですか!」

「いえ、私では無いのですが。15前にユウツオ支部にいた信者達が、起こした事件がありまして、大魔女サヤ様が創った大防壁は魔女教団が管理するべきであり、その為の施設を大防壁の上に建てようとしたのです。それから、12年前には大魔女サヤ様の弟子の末裔が住むといわれる、あの場所は魔女教団が住むべきであると勝手に住むもうとしたのです」

「マジか……」


 ちょっと、さすがに擁護出来なくなった。

特にサヤ様の弟子に関しては、大激怒したであろう。領主様の気持ちも分かる。


「だから、良いのです。しょうがない事なのです。魔女教団が迷惑をかけて、それ相応の事がなされるのは、納得せざるおえないのです」

「な、なんで。どうして、こうなってしまったんですか?」

「どうしてでしょうか?」


 ヒルデさんは、テーブルを回り込んで、俺と向かいの椅子に座った。


「私は自分が魔女教団である事に誇りを持っています。大魔女サヤ様を崇拝し信じています。導きの教典は素晴らしい物で、その教えに従う事は人族が豊かになると信じています。多くの人に分かって貰いたいです」

「サヤ様は凄い人ですよね。その気持ちは分かります」

「ありがとうございます。ですが、今の魔女教団はその考えが行き過ぎています。時代が変わり、人の生き方が変わり、ギルドが変わって、人族は大魔女サヤ様に頼らずとも生きていけるようになりました。それが魔女教団は許せないのです。今こうして人族が繁栄できているのは大魔女サヤ様の力があったらなのに、それが忘れられていく事がもどかしいのです。その気持ちは凄く分かるのですが、世界は変わっていく、既に多くの組織と人が変わってしまっている。だから、魔女教団も時代に合わせて変わらなければいけないのです! でも簡単にはいかないのです。変わらないといけないのに…… 私自身も」


 ヒルデさんは、サヤ様の事となると饒舌になる。けど、魔女教団の事で、こんなにも喋るなんて思わなかった。

 どうやら、現状の魔女教団の在り方に仕方ないと思いつつも、変わらないといけないと奮闘しているみたいだ。上手くいかなくて、自分自身も、それが出来てなくて、もどかしくて悩んでいたようだ。


「なんだ? コイツらは!」


 突然、後ろから怒鳴り声がして振り返って見ると、少し離れた所に男が立っていた。


 法衣というのか? 黒色ベースの学生服みたいなキッチリした服装で、動きやすいようになのか袖がなく、そこからは太い剛腕が生えている。ソフトモヒカンみたいな頭で、服がはち切れそうなほどの筋肉と2メートル以上の長身に、暗い褐色の肌で、職業は戦士+クレリックという感じの屈強そうな男だ。


「ペレドル。一昨日に話をしたじゃないですか。私の冒険者育成学校での友人が来ると」

「ワタシは拒否したハズだぞ? ここは教団のユウツオ支部だ! 入団者では無い外部者が来てイイ所じゃない! 友達を作る為に学校に通わせもらってるんじゃないだろっ! 何の為に通わせてもらってると思ってんだ! 今まで何をやっていたんだ!」

「私がディプルクラスの権限にて決定した事です。それに、彼等は私達の現状を見て、力になってくれると言ってるんですよ。魔女教団の為になる事です。貴方こそ何をしてたんですか? 今日は森に行ってるハズでは?」


 おいおい、なんか急に言い合いになってるぞ! しかも立場的にはヒルデさんが上で、男の方が、噛み付いてるようじゃないか。

 ヒルデさんって魔女教団の中で偉い人なんだ。


「何って、もちろん領主の館に行って魔女教団の現状について抗議し、謝罪と元魔女教団ユウツオ支部の建物の返却を要求してきましたよ! 3時間ね!」

「なんて事を……」


 3時間だとっ?! 今、何時だと思ってるんだ? コイツ、明朝から抗議しに行ったのか?


「そんな事をしているから、魔女教団の悪評は払拭されないのですよ」

「うるさーい! まったく、なんでアナタがディプルクラスなのか! そうでなければ今すぐひん剥いて許しを乞い泣き叫ぶまで、その身体に教え込んでやったというのに!」


 なんだとっ! コイツ正気か?


「ワタシは、森に行ってくる! アナタは魔女教団の為に何をすべきか、真に必要な事は何か、よく考えろ! その行動と態度はマスターエルヴィラにも報告させてもらうからな!」


 吐き捨てるように言うと男は森の方へと歩いて行った。


「ヒ、ヒルデさん。大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ。よくある事なので」


 よくある事? 強姦予告がよくある事なの? あんなのと一つ屋根の下で生活しているの? 危なくない?


「魔女教団の人は、あの人みたいなのばっかりなんですか?」

「いえ。ペレドルは少数派です」


 やっぱり、あんな人は数少ない過激派の人なんだ。


「他の方々は、もっと過激な行動をしますので。口では言っても絶対に手は出さないし、真面目で教えに忠実ですから。しかも実力はしっかりあって、C級冒険者の資格を持ってます。とても優秀で貴重な信者なんです」


 予想外! 他はもっと危ない奴等なのか! 何という組織なんだ。そりゃ嫌われる。


「タツキさん、どうでしょうか? 魔女教団のユウツオでの立場、世界から嫌われる理由などは理解できましたか?」

「えっ。あぁ。たぶん分かった。他の支部も同じような感じなんですか?」

「それは、いろいろです。建物に関してはユウツオ支部が一番1酷いでしょうけど、嫌われ方は同じです。フラタギス公国には過激な人が多くいますし、メリアルア連邦国には魔女教団最強戦力であるマスターがいますので、何かと揉め事が多いと聞いてます」

「そうなのか」


 思ってたよりも面倒そうな組織だ。やっぱり関わらない方が良かったかなぁ? でもクラスでボッチのヒルデさんを見てると悲しくなるんだよな。


「理解してくれたのなら良かったです。タツキさんが気にかけてくれただけで嬉しいです。これほど興味を持ってもらって大魔女サヤ様の事が好きなら、入団して貰えるのではないかと思ってました。けど、それは出来ないのですよね?」

「悪い。それは出来ない。俺は大魔女サヤ様みたいになりたいんだ。分け隔てなく人々を助ける人になりたいから、何かに縛られるのは嫌なんだ。逆にヒルデさんが魔女教団を抜けるという事は無いのですか?」

「それはありません。私は魔女教団に助けられた事があり恩義があります。魔女教団を世界の人々から慕われる組織に変える事が、私の使命だと思っています」


 そうか。人が何を信じるのも自由だ。俺がヒーローを信じてるように、ヒルデさんは魔女教団こそが世界の光になると信じてる。それを辞めろと強要は出来ないし、しなくない。


 何か助けになりたいとは言ったけど、どうしたものか?


 困った時のノアさん頼みだ。ノアのカワイイ顔を見てアイコンタクトを送ってみる。


「ふぅ~。しかたありませんね。マスターの要望に応えるのが私の役目」


 目を閉じて、わざとらしいため息をしてるが助けてくれるみたいだ。


「ヒルデ様。導きの教典を見せて頂けませんか? 入団はしませんが、何か力になる妙案を思いつくかもしれません」

「侍女である貴方がですか?」


 そうだよな。普通は使用人は主人の世話をするのが主な仕事だ。なんで話に入ってくるんだ? ってなるよね。今までの人達は、たまたまノアの凄さを認めてたからノアに任せられたんだな。


「えーっと、ヒルデさん。ノアの事をよく知らないと思いますが、彼女はとても優秀なんです。頭はコンピューター並で、戦闘力は機動戦士ぐらいあるんです」

「えっ? えっ? コン…… なんですか?」

「すみません。マスターがアホなので気にしないで下さい」

「なっ。今、主人を罵倒しましたか?」

「あっ。いや。気にしないで下さい。俺からもお願いします。ノアに教典を見せていただけませんか?」

「……分かりました。エーリンさん」


 ヒルデさんが声をかけると、エーリンという人が白いハガキサイズぐらいの白い本を持ってきた。


「これです」


 ノアが受け取った導きの教典は、予想外に薄い。教典というからには辞書みたいのを想像してたけど、10ページぐらいか?

 そしてノアは、そのまま開かずにヒルデさんに返した。


「それは、入団志望の信者や興味のある人を勧誘する為に使う、第1章のみが載っている白の書と呼ばれる物ですよね? その内容なら全部暗記しています」

「あっ、暗記ですか?! 全部?」

「はい。なので、2章から8章まで載ってる黒の書を見せてもらえないですか?」

「えっ? 何故それを? それは教団信者しか知らないはず……」

「ノアは、情報収集も優秀でインターネット並なんだよ。だから知識も豊富で妙案を思いつくんだ。頼りになるよ」

「イン? なんですかソレ? それよりも黒の書は魔女教団の者にしか見せられません。特に七章と八章はハイクラス以上でなくては」

「そういう所ではないでしょうか?」

「えっ? 何がですか?」

「魔女教団は迷惑行為もありますが、その不透明さも世界から不審に思われる要因となっていると思います。世界5大組織といわれる内の〈ギルド〉と〈レギオンカンパニー〉は、行動目的や組織理念を明確にし運営状況を明らかにしています。対して〈Der ENWS〉と〈龍支配の空賊〉は、その目的や行動内容は理解出来ないものが多いです。魔女教団もそれに近い故に周囲の人達は不信感があるのではないですか?」


 さすがノアだ。考え方が違うというか、着目点が違うというか、スーパーコンピューターは伊達じゃないな!


「なるほど…… そうかもしれませんね。分かりました」

「いけません!」


 エーリンさんだっけ? 導きの教典の白い本を持ってきてから、ヒルデさんの隣に静かに立っていたのに、突然、口を出してきた。


「エーリンさん。貴女は私の考えに賛同してくれるって言ってくれたじゃないですか」

「その気持ちはあります。ですが、魔女教団として絶対に譲ってはならない事もあります。その最たるものが導きの教典です。万人への教えがあり、信者への指針があり、幹部への導きがあります。その教典をぞんざいに扱ってはなりません」

「その譲らない悪弊があるから変わらないのです。私達は変わらないといけないのです。貴女は行動は出来ないけど、私の行動には何も言わないと言ってくれたじゃない。大丈夫です。全ての責任は私が取ります」

「ですが……」

「さぁ。私の導きの教典を持ってきて下さい」


 エーリンさんは、考えこんで動かなかったが、しばらくしてボロ屋に入り先程の白い本と同じ大きさの黒い本を持ってきてヒルデさんに渡した。


「これがマスタークラスとディプルクラスが所持し、一部のハイクラスが持つ事を許される、導きの教典・黒の書です」


 差し出されてた黒い本は、白い本の4倍の厚みはある。おそらく50ページはあるだろう。


ノアは、その黒い本を右手で取ると開く前に切り株テーブルに置き、左手を胸に当てた。


「大切な物を見せて頂き感謝します。その誠意に、私なりの誠意を宣言しましょう」


 おぉ。ユウツオ流か。


「この本は、今、この場での1度しか拝見しません。2度と見る事を要求しません。内容についてマスター以外に他言しません。マスターも私以外には他言しません。以上の4つを誓います」

「お、俺も違います」

「ありがとうございます」

「では、拝見させて頂きます」


 ノアはページをめくり始めた。1ページ1秒も見ていないので、只々ページをめくり続けているようにしか見えないが、全部読んでいるだろう。コイツ1度しか見糸かないとか誠意のある事を言ってたが、その1度で全部記録してしまうんだろうな。


「早いですね。その~、ちゃんと読んでますか?」

「大丈夫です。これを全部読み込んでいては、かなりの時間がかかりますので、流し読みをして重要そうな部分だけを抑えています」


 嘘だ! 全部インストールしてるだろ。


「タツキさんは、記憶喪失で過去の事をほとんど覚えてないと伺ってますが、こちらの使用人は、元どこかの組織の人とかですか?」

「えっ! えーっと。違うけど、何だったかな? ノアは幼い頃に人身売買から逃げ出して彷徨ってた所を俺が救った…… だったかな?」

「そうです。マスターは命の恩人ですから、その為に努力と修業を重ねて、あと愛の力で今の私があります。愛さえあれば人はどこまでも強くなれます」

「愛…… 凄いですね」


 この設定で、上手くいくもんなんだなぁ~。ノアさん愛なんて知らんだろ。そもそも人ですら無いし!


「読み終わりましたので、お返し致します。ありがとうございました」

「えっ? もういいのですか?」


 本を受け取ったヒルデさんが狼狽えてる。そりゃそうだ。エーリンさんは気にせずに、早よ返せやって感じで本を持ってボロ屋の中へと行ってしまった。


「1つ伺いたいのですが、7章と8章の事は真実ですか?」

「明確には分かりません。ですが教団信者は信じています。それから初代最高指導者が本人から聞いた事だとされています。絶対強者である大魔女サヤ様が敗れる事があるとするなら、魂を砕かれるのみであると」

「そうですか。ありがとうございます」


 なんだ? 何かサヤ様に関する重要な情報でも載っていたのか?


「では、私からの助言ですが、魔女教団は今、特にやる事は無いでしょう」

「「えっ?」」


 コイツっ! 情報が欲しかっただけじゃないかっ! 


「〝魔女教団は〟です。導きの教典を拝見してヒルデ様がやろうとしてる事が分かりました。マスタークラスを目指しているのですね?」

「あ、そうです」

「高い地位に着いて、求心力と権力を得てから魔女教団を変えていくつもりですね?」

「そうです。そのつもりです」

「その考えは良いと思います。厳しい掟が多くあり、信者は教祖サヤ様への信奉は厚く、その教祖に近い地位のマスタークラスからの発言には信者の心を動かすでしょう。なので魔女教団に関わる事はそのままで良いと思います」


 あの本を読んだだけで、そんな事が分かるのか。すげーな。


「私とマスターは魔女教団には入りませんが、ヒルデ様を応援したいと思います。そもそもマスターは魔女教団だから声をかけた訳ではありません。ヒルデ様だからこそ声をかけたのです。ヒルデ様の人間性に魅力を感じたのです。ねぇ? マスター?」

「あっ。えっ? そ、そうです」


 急にふってくるなよ。焦るじゃないか。


「ですのでヒルデ様は、マスターと仲良くしていただければと思います。そしてマスターと私が魔女教団が良くなるように教団の外から働きかけます」

「ありがとうございます! 凄い良いですね! 私はこれまで通り教団の内から頑張ります。そしてタツキさんが助けてくれるのは、とても嬉しいです。今後よろしくお願いします」


 なんか変だな。朝は魔女教団には近づくなって言ってたのに、今は協力的だ。


「それでは、マスター。そろそろ帰りましょうか」

「えっ? もう帰るの?」

「まぁーた、いつもみたいに昼ご飯をご馳走してもらおうって思ってませんか?」

「いやいや思ってないですよ!」

「空気を読んで下さい。見て下さいよ、この極貧生活を! ボロボロの家、布面積の少ない私服、切り株と丸太のテーブルセット。この御家庭に昼食を要求するのですか?」

「なっ! ……確かに」

「大丈夫です~。お昼ご飯ぐらいは出しますよ。今ペレドルが大物を狙ってますから、6人分はあると思います」


 ペレドルって、さっきの怖い人だよな。あの人が俺達の為に狩りに行ってるだと? 「テメェ等に食わすもんはねぇ!」とか言いそうだ。もしくは小物を狩ってきて人数分は無いとかありえるぞ。

 うん。撤退だ!


「ノア。帰りましょうか」

「えっ? えっ? タツキさんまで」

「あのペレドルさんの機嫌をこれ以上損ねると、ヒルデさんの立場が危うい。俺達は長居しないほうが良いでしょう」

「そ、そうですかぁ」

「今後は友達として気軽に声かけて下さい」

「はい! よろしくお願いします」

「マスター行きますよ! 奴が戻ってくる前に帰りましょう」

「また明日、学校で!」


 俺達は逃げるようスタコラとユウツオの中央広場まで戻ってきた。

 魔女教団は奥が深い。まだまだ知らないトンデモ迷惑野郎が多くいるみたいだが、ヒルデさんのような良識のある人もいるみたいだ。


 そんな事を考えながら歩いてたら、ノアがおかしな事を言ってきた。


「何処かでお昼ご飯食べて帰りますか」

「壊れたのか?」

「なんと失礼な! まさかマスターにそんな事を言われる日がくるとは思ってもいませんでしたよ!」

「だって。急にどうしたんだよ」

「頑張っているマスターを、少し甘やかそうかと思ったのですよ。と言ってもユウツオで食べれる物は、どれも変わり映えしませんが」

「頑張った? まぁ俺は日頃から頑張ってるつもりだけど、今日は特別に何かしたか?」

「魔女教団から有益な情報を得られましたし、素晴らしい情報提供者をゲットしました。今後にも期待できます」

「いやいやいや! 俺は純粋に困ってるようだったから気にしてただけ」


 コイツ、ヒルデさんをこっちのスパイか何かに仕立てようとしてるな? なんてヤロウだ。


「ヒルデさんは、ただの友達だからな!」

「そうだったのですか。では、ご飯の話は無しですね」

「何でだよ。たまには、いいじゃないか」

「しょうがないですね~。私が奢ってさしあげましょう」


 お前の金じゃねーだろ。


 こうして俺は、この世界にきて初めてノアと外食をする事となり、やっと念願のマンガ肉にありつく事ができた。

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