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幻の万華鏡  作者: まぼろしや
7/8

泉は湧いている

この大地の奥深く、心臓から

留まることなく、こぽこぽと

混じり気のないそれは陽の光を浴びて

淡い水色に光る

泉はせせらぎをつくり

草木を潤いと生気で満たす

やがてそれは雨水と混ざり

泥水と混ざり

海へと混ざる

はじめはぬるい水と

冷たくて透き通った水でも

だんだん絡み合って一つになる

時間が経てば立つほど

どっちか見分けがつかなくなる


でもときどきそのつめたい水を飲むと

あ、おいしい!ってなって

ここに僕がいるって思える


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