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くらやみの中で
僕は宇宙の真ん中で
息ができずにもがいてる
どこへ行けば良いかわからずに
遠くに輝く星を見て
あんなところへ行ってみたいな、なんて思って
あるいは暗黒に満ちた星を見て
ここも面白そうだな、なんて思ってさ
どこへだって行けばいいのに
僕ならどこへ行くべきかって考えてる
結局行くのは僕なんだから
どこへ行ったって僕が行くところなのに…
もがくだけ無駄
ただ宇宙のゆったりとした流れに身を任せていれば
きっと僕の星にたどり着くはずさ
そんなことわかっている
でも現に僕はもがいてるわけで
どれだけもがいたかもきっと僕の一部で
あとで「ああ、やっぱりここは僕の星だ」って思えるようにしたくて
だから僕は今をもがき倒す