表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ワンコ物語

彼女の告白を止める方法を教えて下さい

作者:あやぺん
高校生二年生の秋。

俺は彼女と知り合った。ひょんなことで知り合ったが、なんと彼女は俺の兄貴を幼稚園の頃から好きだと言う。

初対面で好きだとか、付き合って下さいという変な子だと思っていたら、彼女なりに初恋を叶えるために頑張っていたらしい。発想は変だけど、俺に近寄れば、兄貴にも近づける。

「似ているから、好みを学んだり、告白の練習を出来ると思って」

彼女の恋する乙女の表情はキラキラしていて、眩しい。泣いているところは見たくない。しかし、ちょっと変だが、純情そうな彼女の相手が俺の兄貴だなんて勿体無さ過ぎる。

何せ兄貴は女にダラシない。二股やら浮気やら、とても彼女には言えない。

兄貴以外の奴に目を向けさせたい。最初はそう思っていた。しかし、付き合いが長くなる程、俺の中に別の気持ちが芽生えていく。

「二十歳になったら、絶対にしっかりと告白するんだ。それまでに振り向いてもらえるように、釣り合うようになる」

気軽に始めた恋の応援。

俺は後悔する事になった。

そして、祈るようになった。

彼女の告白を止める方法を教えて下さい。
ボーイミーツガール
2018/05/01 23:57
ボーイミーツラブ
2018/05/01 23:59
ボーイミーツアンサー
2018/05/02 00:01
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ