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ラノベが好きなお年頃!〜5時限目〜

深夜テンションで書くとちょっと危ない…

とにかく後ろを振り向かず走り続けた。


もうすぐトロッコが出てしまう、これを乗り過ごせば影山に遅れをとってしまう。


そして…


「やっぱり間に合わねぇか…」


影山は足が速いのだ…トロッコの出発に影山は間に合ったのだが髙田は最近引きこもっていたせいで間に合わなかったのだ。


「はぁ…とりあえずラノベ読も…」


カバンの中から取り出したのは大人気のアニメ好きなら知らない人は居ないという『藤崎くんの日常生活』


この物語は藤崎くんがひたすら学校での事を書いていくという物語…


アニメ化が決定すると声優がまた豪華だった…


モブから主人公まで全て他のアニメでは1度主人公をしている人しか居ないという超豪華アニメだ


そしてそのラノベを読んで時間を潰した。


トロッコは速かったです。


とりあえずトロッコに乗って死にかけながらも部屋に辿り着いた高田は部屋に入ると…


珠里「あー!やっと来た!」


木下「遅いよー」


影山「なんでそんなに息を切らしているんだい?」


影山は涼しい顔で片目を閉じながら聞いてきた…


あいつ女性陣居ない時にドレインで体力を吸い取ってやるんだ…


とそんな事を考えていると…


影山「やっ…やめろぉ!!」


女性陣に遊ばれていた…


よし、ここの人以外の女子と関係を築こう


この人達に絡めば確実に殺される


と絞め殺されそうな影山を背に僕は部屋を出た


現在深夜の2時


とにかく暇なのでロビーに行くと電気が点々と着いている。


昼はチェックインする人や楽しみにしている人で賑やかなロビーもこの時間になると誰一人居らず昼とは全く違う顔を見せている。


「こうやって見るとこの旅館って広いなぁ…」


正直上位貴族の屋敷並みに広い…てか貴族ってすげぇ…


そんな事を思っていると…


マスター「あら?1人で何をしているの?」


「あっ先生、暇なのでボーとしてます」


着物を着た先生がこちらに歩いてきた


ていうかなんで先生になったんだろ…


「あの…マスターってなぜ先生になろうと思ったんですか?」


マスター「…そうね私はただ魔法を教えたかっただけ、ある程度の魔法を覚えておくと今後色々と苦労しなくなるから…かな?」


と笑いかけてきた


なんだろうこれ


なんか不思議な威圧感があるんだけど…


…結論、女性って怖い


と訳の分からない考察をまとめていると


マスター「それじゃ私は寝るね、おやすみなさい」


と手を背を向けて手を振りながら自分の部屋へ去っていった


そして僕は見逃さなかった…


魔女はうなじの所にカラスのタトゥーみたいなのが刻まれているらしい


明らかにそれらしき物があったのだ…


「まぁ今はなんの危害を加える気配も無いし別にこのまま良好な関係を築けば大丈夫だよね…うん」


そしてこの静かなロビーに来た理由…それは…


「こういう静かな所でラノベを読むのは最高だよね!」


そう夜中に懐中電灯程の小さなライトを手元で灯し、その光で寝る前にラノベを読む…これが高田の日常


それをこの静かで多分誰も来ないと思うこの空間で読むのは最高だとこの前の家族旅行で知ったのだ。


「ってことで読みますか!」


今読んでいるラノベは『いせかいものがたり』


主人公がいきなり異世界に飛ばされてしまう。異世界でどう暮らしていくかという物語だ…このラノベの何が人気かというと、とにかく絵が可愛い…そして主人公とその友達以外出てくるキャラが全員女子だ。


だから絶対に学校には持っていけないし何より見つかったらこのお年頃…絶対に社会的に死ぬだろう。


だから家に帰ってゆっくり読むのが日課なのだ。


「けどこうやって誰もいない静かな空間でゆっくりとラノベとか最高だなぁ…」


高田はゆっくりとページをめくりながら『いせかいものがたり』を読んでいった。


気づけば朝だった


「やっべ…読み終わったら朝になってんじゃん…2泊3日の内の1泊潰してしまった…」


みんなでせっかく泊まりに来てるのにみんなと徹夜せずに1人でラノベと徹夜は流石にもったいない。


何より今徹夜してしまっている限り昼寝をしないと夜は起きられない…


だからと言って今から寝るともしかしたら朝になってるかもしれない…


「って事で今日持ってきたラノベ全部読んだら夜になるよ…な?」


影山「寝ろ☆」


結局寝ました


意識を失ってから12時間…


起きる時の気だるさと目の前がボヤけたまま時計を見た


「20時か…よし完璧だな」


布団を畳んでからみんなが居ると思う女性陣の部屋に向かった。










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