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ボッチが嫌なお年頃!〜3時限目〜

僕が学校で1番嫌いな時間それは…『休み時間』と『昼休憩』


正直休み時間は次の授業の準備や予習すること無かったら寝とけば何とかなるけど(それはそれで周りから見たらボッチなんだよなぁ…)


けど昼休憩だけはどこに行っても誰か一緒に居るし、珠里に「一緒に食べよ!」なんて言ったらそれで大事件になりかねない。


だから僕は決めた…


「友達を作る!!」


と決意表明してから約2週間が経った今でもまだ友達が居ない…


そんな事を思いながらご飯を食べていると…


???「ねぇ…」


「ん?」


声がした方向を向くとそこには…


髪の色は少し暗い青色で体は少し細い同級生くらいの男子が立っていた


「だれ?この学校の人?…この学校の制服だね」


???「ちょ…酷い…君と同じクラスで隣の影山です」


影山??…うん覚えてない。


「影山君って今日転校してきたとかそんなの??」


影山「ひっ…酷い!入学式の時に席隣で声かけたのに…本当に覚えてないの??」


入学式の時…あっそうだあの時びっくりするくらい影が薄くて正直あまり関わりたくなくてこの人の事は忘れておこうと決めた人だなんて口が裂けても言えないよねー…


「あっ…あー!思い出したよ!あの時声かけてくれたんだよね!」


影山「よかった…思い出してくれたみたいで嬉しいです…良かったらご飯一緒に食べませんか?この学校に来てから昼休憩はずっと1人で食べていたんですよ!」


えっ…正直もう少し陽キャと食べてその周りに居る陽キャの友達も友達になって今日から俺も陽キャの仲間入りだぜ!って言ってみたかったのに…こんな陰キャと一緒に食べても友達増えないし逆に悪い印象付きそうだな…よしここは…


???「一緒に食べない?」


ん?また新キャラ登場か?


影山「ふぁ!?あのあっ…あなたは生徒会長の木下さんですよね??」


木下「うん!そう私はこの学校の生徒会長の木下!よろしく!」


この人が常に成績トップで運動も完璧で何より魔法が先生より使えると噂の2年生の生徒会長木下さんか…てかこのご時世髪の毛の色が赤色って普通に珍しいな…


「生徒会長の木下さんは何故こんな所に来たんですか??」


木下「ん?いやぁなんか2人が楽しそうに会話してたから私も混ざりたいなぁって!」


うわぁ…人が楽しそうに会話してる所にいきなり突っ込むとか僕らみたいな人からすればまず無理だし普通にそんな事はしないだろうと思うツッコミは場違いだと思うので今は黙って…


影山「普通人が楽しそうに会話してる所にいきなり口を挟むなんて普通の人は絶対にしませんよ!(笑)」


かぁぁぁあげぇぇやぁぁまぁぁあ!!!!!

こいつマジで空気読まねぇ…ここで木下さんさえ味方に付ければこのふつー野高校での学園生活は勝ったも同然だったのにぃ…


木下「そ…そうだよね…けどあまりにも楽しそうだったから来ちゃったの…だからよかったこれから一緒に食べない??」


うぉぉぉお!!来たよ来たよこのまま『ええ!一緒に食べましょう!』って言えたら完璧だ…よし言うぞ…影山空気読め?絶対に空気読めよ?振りじゃねぇぞ?


「ええ!一緒に食べましょうよ!人数多い方が食べたら楽しいし!木下さんこれからよろしくお願いします!」


木下「ええ!これからよろしくね!…であなた達の名前はなんて言うの?」


あっ名前名乗るの忘れてた。


「僕は高田っていいます!」


影山「僕は影山と申しますぅ!」


あっ影山緊張してる…


木下「おっけ!それじゃ改めて…高田くんと影山くん!これからもよろしくね!」


そして休み時間は影山くんと昼休憩は木下さんと、僕は脱ボッチを果たしたのだった…



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


〜放課後〜


今日は初めて放課後友達と遊ぶことになった


メンバーは木下さん 影山くん 珠里


メンツは1人以外完璧!普通に近くのマスターの喫茶店に行く事にした


ちなみにマスターが学校の先生になってからは入ってる授業が終わり次第すぐに喫茶店へテレポートをしていつも通り喫茶店でコーヒーを淹れているそうだ


4人「こんにちはー」


マスター「あっ!いらっしゃい!今日は何飲んでいく?」


「僕はカフェオレで」


珠里「私はふつーのコーヒーで」


影山「僕はココアで!」


木下「私は…オレンジジュースで」


正直びっくりした


あれだけ色々やっていてしっかりしている生徒会長の木下さんがまさかのコーヒーじゃなくてオレンジジュースだと!?…ブラックコーヒーでも頼むのかと思ってた…


マスター「はいカフェオレとコーヒーと…(ry」


マスターが全員の手元にコースターを置いて魔法で飲み物を一気に運んだ


これは相当熟練な魔法使いじゃないと出来ない技だ…何に関しても僕はマスターの様になりたい…


マスター「何か教えて欲しい魔法とかあるの?」


「僕はテレポートを教えてほしいで…」


マスター「テレポートは相当な技術が無いと無理よ」


すんごいドヤ顔で言われた…


珠里「私は回復魔法を教えて欲しいです…応急処置レベルでも大丈夫なので」


マスター「それならすぐに教えれるわ!」


という事でここにいる高田と珠里、木下さん(ryは 回復魔法(擦り傷を治せるくらい)の魔法を伝授してもらった


珠里「これでコケた時でも大丈夫だね!」


目をキラキラさせながら言っている…


「あっそうだ」


一同「?」


「来週からGWだからみんなで旅行とかに行ってみない?」


頑張った…女子も居る中思いっきり頑張って誘えた…


珠里「私は行けるよー」


そう珠里には事前に伝えてあった…


木下「うーん…親に聞いてみないと分からないから今日帰って聞いてみて明日答え言うねー」


影山「僕はいつもひ(ry」


よし…とりあえず木下さん以外は確実だから勝ち確だな…


珠里「それでどこに行くの?」


「近くの山!」








マスター「私も行くわ」


木下「高田くん知ってる?今の季節の山ってつよーいモンスターがうじゃうじゃ湧いてるのよ?特に闇イノシシ…触れられるだけで毒状態になるの…」


よし場所変えよう


「それじゃ温泉行きましょ!」


マスター「私も行くわ!」


木下「温泉…いいねぇ」


影山「僕も温泉は好き(ry」


「それじゃ来週からのGWは温泉に行きましょ!」


一同「おー!」

という事で一同は来週のGWの為にせっせと用意を始めたのだった…




〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



旅行まで後5日


「どんなカバンがいいかな…」


ショルダータイプ?それともトートバッグ?いやそれは無いか


なんて1人で悩んでいると…


「こっこれだ!」


見つけたのは大容量のボストンバッグ


「これならどんだけ荷物を詰め込んでも多少は大丈夫そうだ!」


このボストンバッグは頑張ったら壁山くんが入りそうなくらい大きなボストンバッグだった


「楽しみだなぁ!明日はお菓子買いに行こ!」






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



旅行まで後4日


とりあえず美味しそうなお菓子いっぱい買っとこ…


ポテトチップスにチョコレート、飴やソフトキャンディーをほぼ全種類を買っていた


「これだけ買えば無くなることはない!備えあれば憂いなしだね!」


この時高田はチョコレートが溶けること、そしてそんないっぱい買って持って行ったとしても正直邪魔になるだけだということにまだ気づいていなかった…


そして結局…


板チョコ…16枚


ポテチ32袋


ソフトキャンディー18本


飴2キロ


正直半年くらい持ちそうなお菓子の量だがこの時は旅行のワクワクが心を占領していた


そしてふとカレンダーを見た時に気付いたのだ…


それはあまりにも遅すぎた


「明日は…中間テストだ…」


学生の敵…学期に2回ある定期テスト…そしてこのふつー野高校に入って初めてのテストでもある


しかし高田は旅行のことしか考えておらず勉強どころか範囲すら覚えていなかったのだ


「どうしよう…まぁ旅行の準備しとけばなんとかなるかな!」


末期だ…手遅れだ…終わりだ。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




旅行まで後3日(中間テスト1日目)


結果は目に見えている…ボロボロだ


「何あの問題初めて見たんだけど…僕が旅行の計画作っている間にどんな授業が…」


家に帰ってからは流石にやばいと思ったのか勉強をした



〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




旅行まで後2日(中間テスト2日目)


テスト最終日だ


目の前に出てきた紙にそして右手に握ったシャープペンシルに全集中力を込めてひたすら解いていく


旅行の為ならこれくらいの問題…


ダメでした







〜~~~~~~~~~~~~~~~~

旅行まで後1日


今日からは連休だGW自体の連休は後4日残っている


「今日は前日という事で明日何時に集まるかとかの打ち合わせをします」


という事でひたすら話し合った結果


朝の8時にマスター先生の喫茶店に行って全員集まったらマスター先生の車で出発


そこからはその時に任せるという大雑把な所は決まった


ちなみにこの結論にたどり着くまでに2時間弱かかった


「それじゃまた明日マスター先生の喫茶店前ね!」


そして高田は明日の旅行を楽しみにしながら眠りについた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



旅行当日


いつもより早起きした高田はマスター先生の喫茶店に向けてお菓子や着替え等がパンパンに入ったボストンバッグを背負って歩いていった。


「重たい…」



頑張って書いたけど1万文字なんて書けないっす(笑)

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