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7話 新宿魔獣対戦Ⅳ

新宿魔獣対戦がやっと終わりました。







キマイラとの戦闘が始まって、数分たった。


「作戦立てて動かないとマズイな」


今までバラバラで闘っていたので、決定的な一撃をまだ加えていなかった。


「お前ら、フルアーマーできるか?」


司のいうフルアーマーとは全魔術武装・・・つまり、全身に魔術武装という意味である。


「まだ、魔術武装は体の半分位が限界です」


「私はフルアーマーできますよ」


「ステラさんはもうできるんですか?」


ステラには魔術の才能があった。それは司も理解している。

だか、ステラの才能は司の予想を越えていた。


「宝具も展開できます」


「嬉しい誤算だな」


「え・・・ステラさん、宝具が展開できるなんて

一言もいってなかったような・・・」


すると、ステラが天然とわかる一言が返ってきた。


「あの・・・聞かれなかったので」


「「・・・・・」」


ステラはこういう性格だったことを二人は忘れていた。


「ステラの宝具の能力は?」


「はい。ギブ&テイク型です」


司はこの一言でどういう能力なのか多少は把握した。


「詳しくは?」


「はい。例えるなら、もろはの剣です」


この例えで、司はステラの宝具を把握した。


「先輩、ギブ&テイク型とは?」


由井に質問されたので、司は答えた。


「ギブ&テイク型は、何らかの代償を払うことに

よって、強力な攻撃や能力が出来たり、使った

りする事ができる能力のことだ」


「で、師匠・・・もろはの剣とは?」


「自分も傷つくが、その分強力な攻撃ができる能

力ことだ」


この説明を二人は理解したようだった。


「司さん、私の宝具を使えばキマイラに、一撃を

加えられると思います」


司もステラと同じ事を考えていた。


「オーケー。なら、作戦をせつめいする」


「「「はい!!」」」


司の長い作戦説明が始まった。


「まず、俺がキマイラを引き付ける。

その間にステラは力を溜める。

その力を由井は祝福で強化。その時にステラの

体も祝福してやってくれ。

そして香菜美、おまえは風の魔術でキマイラを

閉じ込めてくれ。これが、作戦だ」


「「「はい!!」」」


三人はこの作戦を理解したらしく、やる気に満ちていた。


「じゃ、いくぞ!!」


「「「はい!!」」」


司達の作戦がスタートした。


「キマイラ、おまえの相手はこっちだぜ」


司がそう言って逃げれば、キマイラが追うように付いてくる。

これは、司の作戦通りだ。


(よし、順調だな)


「宝具、展開!!」


「ステラさんの、魔力と体を祝福します」


ステラと由井が準備を始める。

ステラは宝具に魔力をため、由井はステラの体を祝福する。


「師匠、準備万端です」


香菜美がスタンバイする。

香菜美は風の魔力を体にためていた。


「さすが、キマイラだな。スピードが速いな。

今の俺じゃあ、油断が命取りだな」


「司さん、準備完了です」


「了解した。香菜美!!」


まず、香菜美の攻撃から始まった。


「はい!!食らいなさい!!

基本魔術、ウィンドプリズン!!」


香菜美の放った魔術は、キマイラを囲むように

キマイラの足元から竜巻をつくった。


「今です!!ステラさん!!」


続いてステラの全力の一撃が放たれる。


「はい!!いきます!!

プロミネンス・・・オーバーブレイク!!」


ステラの宝具から、炎の斬撃が飛ぶ。

それは、キマイラに命中し、キマイラの動きを止めた。


「さすがステラだな、あの威力は半端じゃない」


すかさず司が止めを刺しにいく。

司が手に持っているのは、雷の魔力で作った槍。


「沈め!!ライトニングボルテックス!!」


司の放った雷の一撃は、キマイラに刺さり破裂した。

キマイラは苦しさのあまりに叫んだが、すぐに静かになった。


「ミッションコンプリートだな」


司がどや顔でそう言った。


「ステラさん!!とってもすごかったです!!」


「まぁ、私のお陰もあるけどね」


二人がステラを誉める。


「そ、そんなこと・・・な、ないです。

二人のおかげです」


ステラは照れながらも喜んでいた。

それを見て司は感心していた。


(あいつらも成長したな・・・)


司がそう思ったその時。


キマイラが急に起き上がり、三人に襲いかかった、

これは、司にも予想できなかった。


「ちっ、しぶといやつだ!!」


「「「きゃーーー!!」」」


三人が目をつぶったその時。

司が三人の前に入り、キマイラの一撃を代わりに受けた。


「せ、先輩!!」


「し、師匠!!


「つ、司!!」


キマイラの爪が、司の背中に刺さっていた。

普通ならば即死である。


「いいから、早く攻撃しろ!!」


「「「は、はい!!」」」


三人が思い思いに魔術をキマイラにかける。

キマイラもそこまで体力が有るわけではなかったので、倒すことができた。


「こ、今度こそ終わったな・・・

ゴハァ!!」


司は再び吐血した。

由井が傷を見ると、信じられない光景があった。


「せ、先輩!!お腹に穴が!!」


「さ、流石に・・・やんちゃ・・・しすぎたか

な?」


「師匠!!」


司は、力なく倒れた。とても助かるケガではない。

三人はすぐに駆け寄った。


「ど、どうしましょう」


「と、とりあえず病院に」


「まって!!まだ、魔獣はいるはずよ」


三人は途方にくれてしまった。

だが、考えている時間はない。


「一体どうしたら・・・」


「お困りだね」


「だ、誰ですか?」


声の方を振り向くと、白衣にその身を包んだ女性が立っていた。

その女性は不適に笑って言った。


「私の名前は、相川 加奈子・・・

そこで死にかけている、立花 司の知り合いよ」



つづく


今回の解説


宝具の能力のパターンについて。

1 ギブ&テイク型

何かを代償に強化な能力や一撃使えたり、打てたりする事できる能力。


2 サポート型

他の人を強化したり、特殊な能力をかけたりできる能力。


3ノーマル型

普通に何のコストもなく技を放ったり、能力を使ったりできる能力。


4 ブースト型

ただ単に自分の魔力を何倍にも高める事ができる能力。


5 スペシャル型

事例がなく、その人特有の能力のこと。


この5つです。

他にも増えるかも知れませんが、増えたら解説します。


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