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37話 王家の依頼(中編)

司は無事にギリシャからでれるんでしょうか?

少しの間意識を失っていた司は、風呂に入ることにした。


「いやー、いい湯だねー」


「少しいいかな?」


司が風呂を堪能していると、ゴーラが入ってきた。


「明日の事についてなんだけど・・・」


「ああ、わかってますよ。とりあえず、みんな倒

せばいいんですよね?」


「ああ。その通りだ」


ゴーラは司のことを頼もしいと感じる反面、相変わらずだと思っていた。


「何人ぐらい来ますかね?」


とりあえず参加人数の予想を司は聞いてみた。


「とりあえず、ギリシャ中から来るはずだな」


「相変わらず人気ですね・・・エリナ王女様は」


司はエリナの事を流石だと思っていた。


「それは当然だろ、あのエリナだぞ」


「そう言えば、そうでしたね」


この後二人は、エリナについて語り合った後、風呂を出た。

風呂を出ると、アテナが寝室で待っていた。


「随分と長湯でしたね」


「ああ。ゴーラさんと話のが弾んでな」


アテナはあえてその会話の内容は聞かないことにした。


「ところで、なんで司は王女様とお知り合いなん

ですか?」


「いやー、美人と思って助けた女性がたまたまエ

リナ王女様だったわけよ」


とてつもなくしょうもない出会いだったので、アテナはエリナの事を気の毒に思った。


「まぁこれが縁で、色々依頼された事もあったわ

けよ」


司は懐かしげに語っていた。

だが、アテナはもうすでに寝ていた。


「聞いてないのかよ・・・いいや、俺も寝よう」


こうして、司は眠りについた。


ーーーーーーーーーーーー


朝起きると、アテナが激怒していた。


「貴方って人は・・・」


「ん?どうした・・・?」


アテナが激怒している理由。

それは、ベッドが一つしか無いとはいえ、二人で添い寝していたからだ。


「まぁ、いいじゃん。減るもんじゃないし」


結局アテナにボコボコにされた。

その後外を見ると、大勢の人が集まっていた。


「何人いるんだこれ?」


人数の多さに驚いていると、横から詳しい情報を教えてくれる人がいた。


「確か・・・千人でしたかな」


それは、ジェイスだった。


「おはよう、ジェイス」


「おはようございます。司様」


ジェイスの話によると、ゴーラの予想通りギリシャ中から人が来たらしい・・・一日で。


「千人か・・・大丈夫かな?」


「いえいえ、司様なら大丈夫ですよ」


自信を持ってジェイスはそう言った。


「では、そろそろ開会式ですので・・・」


「了解」


こうして司は、アテナを連れて開会式に向かった。


「本日集まって貰ったのは他ではない・・・わが

娘、エリナの婿を決めるためだ」


この一言で、参加者から喝采が上がった。

対して司はというと。


「確かにこれは不味いな・・・」


「どうしたんですか司?」


アテナが司の反応がおかしいので、理由を聞いてみると・・・


「こんな奴等に、エリナ王女様を渡すわけにはい

かない!!」


呆れるほどしょうもない返答が帰って来た。


「はぁ・・・貴方って人は・・・」


もはやアテナにも、なにも言えなかった。

こうしてギリシャでの、エリナ王女様争奪戦が始まった。


「こんなことを勝手に決めて、どうするつもりで

すかお父様!!」


エリナからしたら、激怒して当然である。


「まぁ、良いじゃないか。どうせ司君が優勝して

くれるよ」


「そ、そういう問題ではありません!!」


怒っている反面、ちょっと嬉しそうなエリナだった。

そして大会本番、最初にジェイスのルール説明があった。


「1、ルールは簡単。相手を殺した時点で失格。

2、宝具の使用は禁止。

3、 武器は自分で用意した物を使用する事。

4、魔力の使用するは許可する。

そして、小細工は無用。正々堂々と戦う事とす

る」


ルールはこんな感じだった。


「これは良いルールですね」


守護神アテナもご満悦のルールらしい。

次に戦闘方式について説明があった。


「戦闘方式は、バトルロワイヤルとする。

制限時間は三十分。三十分経過するか、一人に

なった時点で終了とする。

もし、複数人が残った場合は再びそのメンバー

でバトルロワイヤルを行う。ただしその場合

は、最後の一人になるまで行うものとする」


「バトルロワイヤルとは、懐かしいですね」


またもやアテナはご満悦だった。

そして、バトルロワイヤルが始まる。


「それでは、バトルロワイヤル開始!!」


戦士達の戦いが始まった。




今回の解説。


解説はないんで、大会のルールの再確認です。


1、相手を殺した時点で失格(気絶はOK)

2、宝具は使用禁止(神器は禁止とは言ってな

い)

3、武器は持参する(例、司のバスターソード)

4、小細工禁止。正々堂々戦う(司が正々

堂々?)


戦闘方式。


バトルロワイヤル。

制限時間は三十分。

三十分経過するか、一人になるまで行う(全員ぶ っ倒せばいいやん)

人数が残った場合は、決戦として再びバトルロワイヤルをする(あるといいね)


こんな感じだったかな?


今回は以上です。


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