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34話 ロリ守護神

ロリコンではない!!


「一つ聞いていいか・・・君は誰だ?」


現在の状況が理解できない司は、少女に名前を聞いてみた。

すると、少女は自慢気になって答えた。


「聞いて驚け!!私の名前はアテナだ!!」


司はその名前を聞いて、驚いた。


「あ、アテナだと!!ま、まじで!?」


司はこの少女は人間ではないと感じていたので、冗談だとは思えなかった。

この司の反応に、少女はとても驚いていた。


「え・・・今ので信じちゃうの・・・?」


「まぁな、今までも色々あったし。それに君は人

じゃ無いだろ?」


司は当然のように少女の言葉を信じていた。


「それで、何でアテナ様がここにいるんだ?」


「ほ、本当に信じたのね・・・まぁ、いいわ。

私は光栄にも、貴方の神器と成ったのです」


「は・・・はぁぁぁーーー!?」


全く司には、状況が分からなかった。


「ひ、一つ質問していい?どうしてこうなっ

た?」


とりあえず、なぜこうなったのかをアテナに聞いてみた。


「貴方はオーストラリアで、人工生命体を倒し

た。ここまでは分かるな?」


しかたなさそうにアテナは説明を始めた。


「倒したかどうかは知らんが、そこまでは分か

る」


司が分かっているのはここまで。

ここは何処なのか?

なぜ、アテナが自分の神器になっているのか?

この二つがとりあえず聞きたかった。


「とりあえず貴方がいるこの場所は、ギリシャの

アテネだ」


「はい!?どうしたら、オーストラリアからギリ

シャまで飛ぶんだよ!?」


その疑問もアテナが説明してくれた。


「貴方は最後の一撃を放った後、すぐに気を失い

分からなかっただろうが、貴方はあの施設の、

緊急非常システムに引っ掛かったんだ」


「はぁ・・・緊急非常システム・・・?」


司は機械が苦手なので、緊急非常システムがどういうのか分からなかった。


「今回の緊急非常システムは、引っ掛かると次元

の狭間に飛ばされるシステムになっていたん

だ」


「えーと・・・つまり、次元の狭間に飛ばされた

ということだな?」


司はよくわかっていなかったが、次元の狭間に飛ばされた事だけは理解した。


「そうだ、そしてこの私が助けたというわけだ」


「神器は、基本は別の次元にいるとは知っている

けど、まさか助けてくれるとは・・・」


司は、アテナの慈悲に感動していた。


「あまり誉めないでくれ・・・」


アテナはなぜか知らないが、照れていた。


「で、どうしてアテナ様が俺を助けてくれたん

だ?」


「理由か?それは、貴方の守りたいという気持ち

に引かれたんだ。それと様付けはやめてくれ」


「なるほど・・・分かった」


司は司なりに納得したようだった。


「そして、何で俺の神器になっているんだ?

俺にはもう神器があるんだが」


「貴方は一回死んでいるでしょ?それはこの世に

とって、大変イレギュラーなことなんだ」


「確かに、二年前に一回心臓が止まったらしい

が、それって死んだことになるのか?」


司にとっては実感がないが、確かに心臓が止まったらしい。


「一瞬でも死ねば、神器は新たに取り付くことが

できるようになるらしい」


アテナにとっても、よくその原理はわからないようだった。


「それに・・・貴方はもう一回死んでいるぞ」


「は・・・どういうこと・・・?」


「分からないのか?もう一回心臓が止まったって

ことだよ」


司はこれを聞いて、不思議に思った。


「じゃあ、何で生きてんだ?」


「それは、貴方の体が祝福で強化されていたこと

と、私が取り付いたからだね」


「由井に感謝ってことだな」


司はとりあえず由井にお礼を言おうと思った。


「ところで司。この守護神アテナを見た感想はど

うだ?」


「イメージと違ったかな?」


「へぇー、どういうところが?」


「俺のイメージだと、ボンキュッボンっていうイ

メージだったからな」


司は率直な意見を述べた。


「そうですか・・・」


アテナはとてつもないほど怒っていた。


「ならば・・・その悪い心を浄化しましょうか」


「へ?」


この後どうなったかは、司は思い出したくない。


今回の解説。


アテナについて。


アテナは、ゼウスの子供であり。

知識と戦いの守護神として有名。

今でも進行されており、有名なのが、ギリシャのアテネだ。

アテナの武器で有名なのが、かつてゼウスが使ったとされる、アイギスの楯だろう。

アテナには、様々な神や英雄の繋がりがある。

アテナは世界で最も有名な神の一つであろう。


今回は以上です。

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