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115話 二大組織全面戦争 Ⅷ

まだまだ続くよ長編は。

最後の最後で驚きの能力登場!?

上野の方面ではドラゴンとスカアハが戦闘をしていた。

戦況はスカアハの方がドラゴンより多少優勢であり、ドラゴンはすでに傷だらけであった。

だが、問題なのは上野の町そのものである。

上野の町はすでに半分壊滅状態出会った。


「やはり中々手強いな・・・」


「スカアハ、町をあまり壊さないで下さいね」


「それはもう遅いだろう・・・」


現在ドラゴンは謎に空中からスカアハとアンドロメダを飛び回りながら見下ろしていた。

スカアハはドラゴンに確実にダメージを与えているが、まだドラゴンが倒れる気配はない。


「さすがに耐久が高いな・・・ゲイボルグをこれ

だけ食らって生きているとはな」


「それには私も同感ですね。こんなにも固い生物

がいたんですね」


「まぁ、どうせ改造されているんだろうがな」


空を飛び回っているドラゴンを見ながらスカアハはゲイボルグを構えた。


「これで落ちてくれるか・・・?」


スカアハはゲイボルグに魔力を込める。

それにドラゴンは気づいたのか、スカアハに向けてブレスを放った。


「グルオオオ!!」


「強力なブレスだな。だが、それごと貫く!!」


スカアハは魔力を込めたゲイボルグを投擲した。


「デッドスロー!!」


ゲイボルグはドラゴンの吐いたブレスを貫通しドラゴンの翼に命中した。

だが、ドラゴンの翼を貫くことは出来なかった。


「刺さりはするんだがすぐに再生するから

な・・・どうしたものか・・・」


「ここは司の戦法を真似してみてはどうでしょう

か?」


「・・・それはただの脳筋ではないか」


「その通りです。もうただ強い一撃を撃ち込むし

かないんじゃないんですか?」


今まで司は強力な一撃で様々な強敵を倒してきた。

そう、戦闘の勝敗を決めるのは結局は一撃なのだ。


「ならばやってみるか、私の全力の一撃とやら

を・・・」


「ええ、やりましょう。でも町を消すのは駄目で

すよ」


「安心しろ、私にそんな破壊力はない。司の場合

はどうなるかわからんがな」


スカアハとアンドロメダの作戦は決まった。

作戦というにはあまりにも単純だが、司の神器としてはピッタリな作戦であった。


「まずは地上に落とす所からだ」


「一定の高さまで落ちてくれば私の鎖で何とかし

ましょう」


「わかった・・・とりあえず奴を落とす!!」


今度はゲイボルグ二本をドラゴンに向かってそれぞれ投擲した。

ドラゴンは二本のゲイボルグを上手く回避したが、その直後に三本目のゲイボルグが飛んできていた。


「デッドシュート・・・」


三本目のゲイボルグはドラゴンの頭に命中した。

ドラゴンは完全には落ちてこなかったが、地面からの距離はかなり短くなった。


「ここまで落ちてくれば・・・」


アンドロメダがすかさず鎖でドラゴンを捕らえた。

だが、ドラゴンは必死に抵抗して逃れようとする。


「強烈な人は好きですが、暴れるドラゴンは好き

ではないですね」


「そんなことは誰も聞いてないぞ」


アンドロメダの呟きにスカアハが的確にツッコミを入れた。

鎖はドラゴンが暴れるたびに締め付けていった。


「チェーンロック!!」


ドラゴンは鎖に絡まりついにじめんに墜落した。

墜落した先にはスカアハがオリジナルのゲイボルグを構えていた。


「中々楽しかったが、もう終わりにしよう」


「グルオオオオ!!」


ドラゴンが抵抗して最大級のブレスを吐いてきたが、再びスカアハはそれごとドラゴンを貫いた。


「デッドエンド・・・ラストストライク!!」


スカアハはドラゴンの腹部にゲイボルグを突き刺した。

そして、突き刺した部分から高濃度の魔力が放たれた。

流石のドラゴンにもこの攻撃により腹部に大きな穴が空いていた。


「普通の生物ならこれで死ぬんだが・・・念には

念を込めておくとしよう」


スカアハは一応保険としてドラゴンの首を切断しておいた。

たとえ凄まじい再生能力を持っていたとしても、頭を切り離せばそれは無意味となる。


「これでこちらの方面は終わりだろう。後は他の

隊員に任せて別の戦場にいくとするか」


「ええ、そうしましょう」


神器二人は上野方面の戦場を後にした。

二人が向かった先は新宿方面だった。

果たしてこれは運命なのか、それとも主である司に引かれたのか、それは定かではない。


ーーーーーーーーーーーー

ドラゴンとスカアハの決着が着いた頃、池袋方面では因縁戦いがまだ続いていた。


「まさかお前も剣を使うとはな・・・」


「技術は貴方にも負けないつもりです」


龍はすでに神器覚醒と宝具解放をしていた。

エドガーも龍と同様に神器覚醒と宝具解放をしており、お互いに何度もつばぜり合いをしていた。

龍は両手に剣と刀を、エドガーは両手にレイピアと杖を持って戦っていた。


「杖の癖に剣と打ち合えるってどういうことだ

よ」


「神器というのはそう簡単には斬れませんから

ね。打ち合えて当然ですよ」


そう言ってエドガーは龍の後ろにある小石と自分の位置を入れ換えた。

だが、その能力を龍はすでに経験済みだ。


「それが効くとは思ってないよな!!」


龍はすぐに後ろを振り向き、エドガーを斬ろうとした。

だが、エドガーもその一刀を受け止めた。


「それは思っていませんよ。まぁ、少し貴方が忘

れているという可能性に掛けてましたが」


「忘れるわけないだろ。あれだけ見せられたんだ

からな」


「ええ、だから次の局面に行くとしましょう」


エドガーは神器であるケーリュケイオンを構えて能力を使った。

ケーリュケイオンが光ると同時にエドガーが三人に増えた。


「分身しただと!?」


「では第二ラウンドといきましょうか」


二人の戦いはまだ始まったばかりである。


ーーーーーーーーーーーーー

そして、同じ池袋方面では場所は違うが、ジャックと涼が戦っていた。


「相変わらずの実力だな」


「君も相変わらずしぶといね」


こちらはジャックの方が多少優勢であった。

ジャックの方が涼より若く見えるが、実際は涼より何歳も年上であるので、戦闘経験が違うのである。


「だが、こちらも負ける気は無い!!」


涼は腰のポーチから八岐大蛇のナイフを取り出した。


「こいつはお前も初めてだろ!!」


涼はナイフをジャックに向けて投擲した。

ジャックはナイフを宝具である鎌で弾こうとしたが、ナイフが鎌に当たった瞬間にナイフが爆発した。


「何だと!?」


その隙を涼は見逃さない。

涼はすかさず同じようにナイフを投擲した。

ジャックは先程とは違い今度は回避した。


「おっと、それは間違いだぜ」


ナイフは地面に突き刺さると同時に地面が崩れた。

この地属性のナイフは以前の経験から威力を落としているので、大して地面は崩れなかった。

だが、足場を崩すには十分だ。


「もらった!!」


涼はバランスを崩しているジャックに向かって魔力弾を複数放った。

魔力弾は全てジャックに命中した。

煙が晴れると、傷付いたジャックの姿があった。


「さぁ、始めようぜ。持久戦をさ・・・」


「ふっ。楽しませてくれるじゃないか」


因縁の戦いは持久戦となりそうだった。

果たしてこの二人の因縁に決着は着くのか。


ーーーーーーーーーーー

そして、司のいる新宿方面では司とレオール兄弟が戦いを続けていた。

だが、どう見ても司の方が優勢であった。


「どうした、二人合わせてその程度なのか?」


「くっ!!やはりコイツは強い!!」


「どうする兄さん?」


フォトンは少し考えた後、ある決断をしたようだった。


「仕方ない。あれを使うとしようか」


「わかった。兄さんがそう決めたなら僕は従う

よ」


二人はお互いの宝具である剣を合わせた。

剣を合わせると綺麗に一本の剣になった。

すると二人の体が光り始めた。


「何だ・・・!?」


光が収まると、司の目の前には一人の人間が立っていた。

そう、一人だけだったのである。


「お前は・・・誰だ?」


「俺は・・・フォトンでもありフロスティでもあ

る」


「つまり合体したってことか・・・あり得るのか

そんな事が・・・?」


二人の人間が合体して一人になる宝具なんて前代未聞である。

だが、現に目の前で起きてしまっている。

これは信じる他無い。


「さてと、本当の戦いを始めよう」


二対一・・・いや、一対一の決戦が始まろうとしていた。


つづく。


今回の解説。


今回登場したデッドエンド・ラストストライクについてと、エドガーの神器であるケーリュケイオンの復習。


この技は最大の魔力を込めたデッドエンドで敵を貫いた後、デッドストライクを放つという技である。

体の体内から魔力を放出するので、相手がいくら耐久が高くとも、確実に殺せる技である。



ケーリュケイオンの復習。


ケーリュケイオンはギリシャ神話に登場するヘルメスが持っていた杖である。

この神器の能力は詳しくは不明であるが、複数の能力がある。

一つ目は人や物と自分の位置を入れ換える能力。

二つ目は二人に分身する能力である。

他はまだ不明である。


今回は以上です。


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