表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/33

25


僕が足元にくっついて離れないピーちゃんの頭を撫でていると、ファウが話しかけてきた。


「よかったな。竜騎士団団員見習いになれて」


「うん。・・・ってどうしたの?僕にそんな優しい言葉をかけて」


「お前が俺の言葉を信じてくれたことをポムから聞いた」


「残念ながら、僕が竜の卵を見つけた訳じゃないよ」


「あの時、俺の言った言葉を信じてくれたのが嬉しかったんだ。ありがとな」


「どういたしまして。こっちこそごめんね。僕のせいで見習いに格下げされてしまって」


「まあな。だが、もういいさ。自分の竜が言うこときかないんだ。あのままだと、どうせ見習いになってたさ」


「言うことをきかないの?」


「ああ、思うように操れない。俺のどこが悪いっていうんだ」


「まだ竜がファウに慣れてないだけじゃない?素人意見だけど」


僕の言葉にイライザーが頷いた。


「ロファ、いい線いってるな。ファウはまだ竜との信頼関係がきずけていないから、竜に乗れないんだ」


イライザーの言葉にファウがうなだれた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ