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大バザール2日目。

僕は朝から露店巡りをしていた。あの竜のペンダントよりもカッコイイのを探していた。だけど、なかなか見つからなかった。他の竜のペンダントはどれもイマイチだった。


「やっぱり、アレじゃないと」


一目惚れした竜のペンダントを思い返していると、勝ち誇ったファウの顔が浮かんだ。


ふん、見習いになって、ざまあみろだ。


僕はそう思うことで怒りを鎮めた。気を取り直して、もう1度露店を巡ろうと足を動かした時だった。


「いた!」


その声に思わず振り向くと、ファウがいた。


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