俺は鬼に勝つ 07話
7話「やっぱり校長はエロだった」
克「まあ、一度も敗北した事ないからショックかもしれないな」
コウスケ「まあ、たまたま今回校長が運良かっただけだよね克?」
克「正直に言ったほうがいいか?」
コウスケ「なに、俺に嘘言おうとしているのか?」
克「いや、正直に言ってもいいよ」
コウスケ「なら、そんな事聞くなよ」
克「そうだな。なら、正直に言うわ」
コウスケ「おう」
克「ハッキリ言うと、今回で俺もコウスケのウイルスソフトは解けるとわかった」
コウスケ「それは、ホントなのか?」
克「ああ、だからコウスケの作るウイルスソフトは全部にウイルス壊し対策がないんだ。だから、次からはウイルス壊し対策もした
方がいいと思う」
校長「克君の言うとうりだね」
コウスケ「校長もそんな風に思っていたの?」
校長「う~ん、僕は思っていないよ。ただ、克君の話を聞いていたらそう思ったんだ」
コウスケ「そうですか、分かりました。今日は家に帰ります」
克「おい、対決はどうするんだよ?」
コウスケ「対決?ああ、今回の対決は俺の負けで良いよ」
克「おい、どうしたんだよ」
克は、コウスケの変化にきずき肩を掴んだ。
コウスケ「放してくれないかな?」
克「何でだよ、お前1人で帰る気なのかよ」
校長「克君コウスケ君の肩に置いた手を放したほうが良いと思うよ」
克「どうしてですか?」
校長「それは、コウスケ君の顔色を見たら分かると思うよ」
克「顔色?」
克はコウスケの顔が見えるほうに移動した。
克「え?」
校長「これで、分かったかい。コウスケ君の今の状態は非常に危ないと思っていい」
克「そうですね。おい、コウスケどうしたんだよ顔色がおかしいぞ」
コウスケ「そんなに、おかしいかな?」
克「ああ、何で顔色が紫色に近いんだよ」
コウスケ「え、俺のも分からないかな」
なぜか、コウスケはニコニコしながら克の話を返していた。
校長「コウスケ君今日は家に帰らないで学校に泊まりなさい」
コウスケ「どうしてですか?」
校長「どうしても何も、今の状態で返しては何かするようにしか感じないからだよ」
コウスケ「大丈夫ですよ」
克「いや今日はここに、泊まったほうが俺も安心できる」
コウスケ「なに克まで言っているんだよ」
克「コウスケの親には俺から連絡しておきます」
校長「分かった。」
コウスケ「何勝手に、話進めているんだよ」
克「お前に今の状態を見て言っているんだよ」
克は、コウスケを殴った。
そして、少しコウスケは冷静になった。
コウスケ「悪い、迷惑かけた克」
克「何気にするな、俺とお前はずっと仲良しなんだから助け合うのが当たり前」
校長「ふ~。取り合えず、今日はここに泊まって良いからね。なんなら、克君も泊まるかい?」
克「え!、俺も泊まって良いんですか?」
校長「ああ、良いよ。てか、今の状態のコウスケ君のそばにいてくれた方が安心だから」
克「なるほど、分かりました。俺も今日は泊まります」
校長「分かった、ご飯とかはピザとかでいいかな?」
コウスケ「はい、ピザでも何でも良いです」
校長「何でも良いなら、僕のコレクションのエロ本でいいかな」
コウスケ・克「いやです」
校長「二人で、いやとか言わなくっても良いじゃん」
克「だって、校長はエロの塊ですからエロ本だけあれば生きていけますもんね」
校長「いやいや、僕だってご飯食べるよ」
コウスケ「何食べているんですか?」
校長「聞きたいか?」
克「いやです、聞きたくないです」
コウスケ「何か変なこと言いそうですけど、聞いてあげますよ」
校長「エロ本だ」
コウスケ・克「・・・・・・・・、何か言いました?」
校長「え、ひどくない。聞きたそうな事言っているから言ったのにその態度は無いだろ」
コウスケ「すいません、予想どうりでしたので」
克「コウスケと同じです」
校長「なに、そんなに僕をいじめて楽しいの」
克「いや、楽しくないです」
校長「だったら、何でそんな冷たい目で僕の事を見つめるの」
コウスケ・克「見つめていません」
克「てか、校長を見つめていたら目が腐りますよ」
コウスケ「確かに、校長からはエロのいかの臭いしかしませんから見つめていたら俺らまで校長と同じだと思われます。だから、それだけは
避けたいんです」
校長「かなり酷い事言っているのにきづいているかな?」
コウスケ・克「いえ、きずきませんでした。何か色々言ってすいません」
なぜか、コウスケと克は謝っているのに感情が無いように感じた。
克「そしたら、今から親に電話してきます」