俺が千恵で千恵が俺!?
一夫と千恵が入れ替わったので一夫をチエ、千恵をカズオに表記します
俺は何が何だか訳がわからなくなった。千恵のセーラー服を着ていることは確かだ。サイクリング車を飛ばして千恵の家へ走らせている。セーラー服の白のスカーフを靡かせ、セーラー服の裾からへそがチラチラ見えスカートは捲り上がり黒いブルマが丸見えでサイクリング車を漕ぎ商店街を駆け抜けた。千恵の家に着き玄関に近くと…
うわああああん…
声変わりした気色悪い男の子の泣き声がする。しかも玄関に聞こえるぐらい大きな声で
俺は気持ち悪くなった。
ガラガラっ…
うわわわあん うわわわあん…
俺は千恵の家の玄関を開けたらワンワンと泣き声がさらに大きくなり、泣き声のするリビングに入ると何とそこには、黒の詰襟の学生服を着た俺が泣いている… 俺になったチエが泣いている。
うわああん うわああん…あたしったらあたし、千恵よママ!!
俺の声で「あたしよあたし」なんて言ったら気持ち悪くなった。
俺に気づいたチエは俺に抱きつき
「あっ!! あたしだわあたしのあたしだわ…」
俺を撫でくりまわした。
「よせよ!! 気持ち悪い!!」
チエを突き飛ばした。
うっ…うわああん うわああん…
「千恵!! 乱暴はよしなさい!! 何ですかだらしがない格好は?」
俺の乱れたセーラー服姿見て、千恵のお袋が言った。俺はリビングを飛び出し玄関を出た。千恵のお袋が追いかけてきた。
「千恵!! 待ちなさい!! 千恵…」
鬼の形相で俺を追いかけてきて電柱に身を隠した。チエがベソをかきながら歩いていると
「チエ、こっちこっち」
「あーん、カズオ君… あたしどうしたらいいの ?」
学生服姿の千恵にセーラー服姿の俺に溜め息が出た。
「俺にもわからねえ、とにかく俺とお前が入れ変わちっまったのは確かだ。俺はお前をお前は俺を演じるしかねえ…」
「あたし、あたしん家に帰りたいわ…」
「バカ言うなよ、俺ん家に送っていくから俺のサイクリング車に乗れよ」
俺はプリーツスカートを翻し自転車に跨いだ。チエが後のサドルに跨いでカズオのセーラー服の胸を掴んだ
「痛ててえつぅ!! お前なあ胸の下に手廻してくれよな。さっき胸触ったからオッパイがヒリヒリして…」
バシッ!!
「エッチ!! あたしの胸、触ったのね!!」
チエはカズオの背中をひっぱたいた。
「今、俺の体だからオッパイ欲しければ返してやらあ。その代わりに俺のチンポコ返せよ」
「バカ!! エッチ!! スケベ!! 変態… ううっ…」
一夫の家、つまり団地に着いた。二人とも足取りが重く501号のドアを開けると俺のお袋が仁王立ちしていた。
「一夫、どこ行ってたの!?」
「違うんだよそいつはクラスの幼なじみの小川千恵だよ」
「はいはい、小川さんねふざけてないで家に帰りなさい…」
うっ うわああん うわああん…
「一夫、何泣いての?」
バタン!!
俺はサイクリング車を元に戻し、千恵の家へ帰った