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アニメ感想の部屋

小説家になろう原作アニメが活躍しただけでなく影響力の凄まじさも感じた歴代最強2023年秋アニメ24作品の紹介と感想

作者: fuuku

2023年秋アニメが終わりました!

私はなろう系・異世界物のアニメが特に好きで、それを中心に楽しんでいました。

皆さんはいかがだったでしょうか?


なろうエッセイをお借りし、いくつか紹介と感想を書かせて頂きます。(ネタバレはなるべく抑えます)

個人的な満足度という形で点数付けもします。私の中では50点いまいち、60点まあまあ、70点良作レベル、80点名作レベルで満足したというイメージです。

(評価基準についてはどくアニというアニメレビューサイトに大きく影響受けています。さらにいうと視聴前再生ボタンを押す際、どのくらい楽しみでテンション上がるかを1つの基準にしています)


個人的に作画よりストーリーが合うか重視する傾向があるため、個人的満足度で評価する以外に、作画やアニメの演出が良く、より多くの視聴者に薦められると思った度合いについてはおススメ度と、2つの基準で評価する方式を取ります。


※今回24作品紹介するため相当な長文になってしまいました(汗)最後に総括もまとめているので飛ばしつつ最後まで読んで頂けると幸いです。

秋アニメで小説家になろうで連載している、あるいは連載していた作品は全14作品でした。

1期序盤のみ見ていた「聖女の魔力は万能です」3話分放送とのことで後日視聴予定の「転スラ コリウスの夢」以外の12作品を視聴したのでまずはそちらを五十音順に紹介します。



・陰の実力者になりたくて!2ndseason 

個人的満足度 85点 おススメ度 ☆4.5


「陰の実力者」に憧れた少年は、道半ばで命を失い、シド・カゲノーとして異世界に転生した。新たな世界で「陰の実力者」設定を楽しむことにしたシドは、陰に潜み、陰を狩る者――シャドウを演じ、付き合いのいい配下の少女たちと闇の教団に対抗する「シャドウガーデン」を組織する。2期では「血の女王」を巡る陰謀が動き出す。


1期面白かったですが2期もめちゃくちゃ面白かったです!内容としては、20話贅沢に使った1期に対しアニオリ回引いたら3つのエピソードを11回で放送するという駆け足でしたがうまくまとめたなと。元々陰実の厨二感は駆け足のシナリオに相性悪くないし、 アレクシアや一部の七陰に出番少ないキャラもいましたが、割り切って重要なキャラの描写に注力したの良かったなと思います。丁寧な描写はコミカライズでやってもらって棲み分ければいいなと。アニメがコミカライズを抜いてしまうと売れなくなると言いますが、こういう差別化をやればコミカライズの価値も上がる利点が出ます。

そしておそらく現代日本を舞台にした映画が決定!七陰が現代日本に来たら1期OPの再現もできますしめちゃくちゃ楽しみです。あとなろうの映画ってこのすばや転スラはヒットしたけど、異世界かるてっと面白い映画でしたがそれほど興行伸びず最近だとはめふらも伸びてないので、ぜひ伸びてほしい。



・薬屋のひとりごと

個人的満足度 80点 おススメ度 ☆5


大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に住む、猫猫マオマオ。 花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中。 ある日帝の御子が短命の原因を調べる猫猫に目をつけた美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を妃の毒見役にする。壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、猫猫は仕事をこなしていく。


2011年になろうに掲載され、その頃は1番なろう読んでた時期のはずですがなぜか今まで縁がなくアニメから見始めました。なのでどんな作品か楽しみにしてましたし、前評判良かったんですが、最初の1~3話連続放送を視聴した時は、正直いまいちだなと。中華風の後宮という、人材が集まるはずの場所で、短命の原因を医者が気付かないというのは史実の大奥とかもそうだから仕方ないとして、一介の町の薬師が気付くというのが違和感出て。

ただ4話以降、視聴続けることで違和感消えていきました。リアル中国王宮をイメージしていたから違和感出ていたのであって、中華風ファンタジーとしてそういう世界なんだなと。RPGに出てくるような国と解釈しています。城下町の他、数個の町しかなく王族と庶民の垣根が低い世界観。

その後は毎回安定して面白かった!後宮モデルの作品は見たことなかったので新鮮味があったし、花街も含め綺麗な女性がたくさん出る。推理物としても冴えわたっている上20話以上アニメ見てると話がこんがらがることあるので単話で見れる構成は助かる。そして猫猫は程よく毒あるのが実になろうらしい、魅力的な主人公だなと!1月からの2期も楽しみです。



・婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む (イケナイ教)

個人的満足度 省略  おススメ度 ☆3.5


森の奥で暮らす人嫌いな魔法使い・アレン。ある日アレンは、森の中で倒れている ボロボロの国から追われた公爵令嬢・シャーロットを発⾒する。人嫌いのくせにお人好しなアレンは、彼女を放っておけず屋敷に連れ帰り、メイドとして雇う。そしてとあることをきっかけにイケナイことを教え込む!?


4話まで視聴。

タイトルで勘違いしそうですがセクシー路線の作品というわけではなく、魔法使いの少年が、純粋無垢な少女にさまざまな人生経験をさせようと奮闘するラブコメ。

この作品はストーリーよりキャラクター重視に見え、ストーリー重視の自分には合いそうにないなと視聴をやめましたが、なろう作品の中でも異色の作品なのは間違いないので、まずは見てみることをおすすめします。ヒロインが純粋すぎて自分にはまぶしかったけど、刺さる人にはたまらないと思います。ツイッターで最終話感想上げてる方見ましたが絶賛している方もいました。



・最果てのパラディン 鉄錆の山の王

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆3.5


かつて死者の街で3人の不死者に育てられた転生者の少年、ウィル。

死者の街を出てから二年が経ち、ウィルは数えで17歳になっていた。領主として「灯火の河港」を発展させ、徐々に「獣の森」には人々の営みと笑顔が戻ってきた。しかし森の異常が発覚、森の王から不吉な予言を受ける。「鉄錆の山脈に、“黒き災いの火"が起こる。火は燃え広がり、あるいは、この地の全てを焼きつくすであろう」滅びしドワーフの都である「鉄錆山脈」に眠る災いとは!? 


1期は転生物ではあるけれど昔ながらの硬派なファンタジーで楽しかった作品。オープンワールドの名作、ウィッチャー3のようなハードな世界観で、次々舞台が動き色んなエピソードが詰まっているのも魅力でした。

一方、今回の2期では1つのクエストで構成されて1期と毛色は違いますが、別の面白さが出ていました。大体ラノベアニメは3つか4つのエピソードで構成されていますが、同じようにやるとより予算をかけた他作品に敵わず埋もれてしまう、なので同じ土俵で勝負することをやめ、1点に集約し丁寧に描いたということで、低予算作品の1つの解決策だなと。

ストーリーは序盤のゆっくりな展開から、中盤以降強大な災いに命を賭けて立ち向かう、絶望的な戦いに挑む男達の重厚感が出ていました。EDシンプルですが王道で好きです。



・シャングリラ・フロンティア

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆4


ディスプレイを使用するゲームが、レトロゲームに分類されるようになった、少しだけ未来の世界。 この世界では、最新のVR技術に内容が追いついていない、いわゆる「クソゲー」と呼ばれる作品が大量にリリースされていた。 そんな数多のクソゲーをクリアすることに情熱を捧げてきた1人のクソゲーハンター陽務楽郎。 彼が次に挑んだのはクソゲーの対極、総プレイヤー数3000万人の神ゲー「シャングリラ・フロンティア」だった。


なろう原作ですが書籍は出ておらずマガジンのコミカライズ版が大ヒットしている作品。しかもTBSの日5枠ということで、戦闘描写・ゲーム世界など非常に力入って作られています。

ただ私に合うかというと現状まだ合わない感はあります。私はなろうアニメが好きな理由に膨大な量の原作を大胆に消化していく展開の速さ、Web原作ならではの大胆な表現が魅力と感じているのですが、この作品はコミカライズかつ少年誌掲載作品のためなのか、展開が遅く、なろうであって、なろうらしくない作品だなと。

これは会議が長かった転スラ2期にも言えることで、書籍の売上が減ってコミカライズの売上が重要になり追い抜くとコミカライズが売れなくなるので展開を速くできない近年のなろうアニメ全体の問題とも言えます。陰実など別のアプローチで取り組んでいる作品もあるのですけどね。


ただ毎回丁寧に作られていることで積み上げてきたものがあることも事実で、当初主人公のサンラクに感情移入できなかったのですが最新話で家庭の事情が描かれたり、現実に影響されないゲーム世界ではあるけど現実と同様真剣に取り組む姿勢に共感できるようになりました。思えば私達アニメ視聴者もアニメというフィクションを視聴中は真剣に見ているわけで通じるものがあります。

さらにいうとシャンフロだけでなく様々なゲームが登場するので長期展開しても飽きが来ないのもこの作品の強みですね。連続2クールということで期待しています。

元旦には主人公役内田雄馬さん、マスコットかつ相棒のエムル役日高里菜さんが結婚!お互いメインキャラのアニメが放送中に結婚は珍しいパターンですね。おめでとうございます!



盾の勇者の成り上がり Season3

個人的満足度 95点 おススメ度 ☆4.5


「波」と呼ばれる災厄から世界を守るため四聖勇者の1人盾の勇者として召喚された大学生。岩谷尚文。盾の特性で自分で攻撃できない上、冤罪を受け信用と名声を失った尚文。しかし攻撃役として奴隷商人から購入した亜人の少女ラフタリアの助けを受け、成り上がっていく。3期では復活間近の新たな四聖獣「鳳凰」との戦いに備えようとするが、三勇者は行方不明、戦力に不安が残る状況だった。今後の戦いに備え、ラフタリアの故郷の住民を取り戻そうと考えた尚文は、住民が奴隷として売られたというゼルトブルを訪れ、地下賭博闘技場に参加する。


昔から原作読んで思い入れあって、1期は今まで見てきたアニメの中でも1番好きかもしれない作品。BGMや世界観や作画が秀逸かつ丁寧に作られています。2期は作画や構成の問題か批判の声もありましたが私は良い部分も感じて同クールのトップクラス並には好きです。

そうして迎えた3期ですが、いや超絶面白かったです。盾の勇者の他のなろう作品との最大の違いは、主人公以外に三勇者という複数のライバルがいて、愛憎交えて切磋琢磨する所だと思います。(初期のポケモンのゲームやアニメの面白さに通じるものがあるなと)そんな三勇者に焦点があたるのでストーリーが面白いのはもちろん、作画や演出が大幅に強化されていました。特に4話はキャラがめちゃくちゃ可愛く、9話の戦闘描写は鬼滅にも引けを取らない超絶作画で描かれました。クレジット見ると制作会社キネマシトラスが単独で制作しているのは12回の内6回で、残りは3つの外部の制作会社が2回ずつ制作協力しているようです。単独制作の回に特に力入れることで、メリハリを付け、記憶の残る作品になることに成功しているなと。

正直開始前は不安もあったんです。1クールで初期のキービジュアルで描かれていた人物の見せ場まで話を進めるとなると、三勇者の出番をカットして爆速展開にならざるをえないので。ですが蓋を開けてみるとしっかり尺を取って描かれていました。最終話後、テレビでは続編を匂わせる演出がありましたしキービジュの回収がまだなので続編は確信しています。盾の勇者は未熟というか癖がある行動をするキャラが多いので賛否分かれる作品です。しかしそれこそが尖がった、自由な作風を求められるWeb小説ならではの作品というもの。今後も楽しみにしています。


以上がアニメの感想ですが、アニメ外でも散々楽しませてもらいました。先行上映会は大画面ですごい作画が見られて良かった他、今まで音楽イベントに行く経験なかったのですがOPEDのMADKID、藤川千愛さんのライブに参加しました。年齢を重ねるとアニメで得られる刺激は少なくなっていくのでこうして新しい風を取り入れるのはアニメを楽しむ上でも大事です。youtubeで公開されている月1の生配信ラジオも楽しく投稿も複数回採用して頂きました。中でも第5回冒頭で読んで頂いた投稿はMC瀬戸さん日高さんゲストのマイン役セーラさんに大変盛り上がって頂いた会心の内容で一生ものの思い出です。



・ティアムーン帝国物語

個人的満足度 85点 おススメ度 ☆4.5


「首がある!? 幼くなってる!?」 大国・ティアムーン帝国でわがまま姫と蔑まれた20歳の皇女ミーアは、民衆の革命によって断頭台で処刑された。 はずが、目覚めると12歳の頃にタイムリープしていた! どうやらここは、やり直しの世界。彼女の枕元に置かれていたのは、処刑される前に自らが綴った血染めの日記。 第二の人生を歩み始めたミーアは、帝国の立て直しを決意。 帝国の未来のため? 民衆を飢饉から救うため? 内戦により命を落とす多くの兵士のため? じゃない! すべてはギロチンの運命を回避するため!!


前評判が高いということで注目してましたがここまで面白いとは!テンポが良く、コメディ部分の掛け合いの面白さが凄まじい作品。創作物が溢れてる現代社会において、差別化を図ろうと演出やキャラや作画に力を入れることで補完、平たくいうとごまかさざるをえない作品が多い中、純粋にストーリーの面白さで勝負できているのは本当にすごいです。原作がすごいのか脚本がすごいのか両方か、ぜひ読んで確認することにします。

毎回チート持ちでないのに頑張るミーアの破天荒さ楽しませてもらいました。時折だめな性格を見せるのも良いですね!今期の中でも安定した面白さを誇る作品と思います。終盤だけはシリアス要素が強くややコメディ調は抑え目でしたが話を進めるのには必要な回だったなと。ぜひ2期来てほしいです。



・とあるおっさんのVRMMO活動期

個人的満足度 60点 おススメ度 ☆2.5


超自由度を誇るVRMMO「ワンモア・フリーライフ・オンライン」の世界にログインした、ゲーム好き会社員・田中大地。 モンスター退治に全力で挑むもよし、気ままに冒険するもよしのその世界で彼が選んだのは、使えないと評判のスキルを究める地味プレイだった!冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!


自由度を誇るゲームが舞台ということで、アニメも色んな要素が盛り込まれ一概に言いづらい作品。ある意味光る物を感じ新鮮で良かったですが、反面この作品がどこを目指しているのか分からなくなる時がありました。低作画でいいので演出で冒険して作りこめば化けると思う、惜しい作品だなと。

6話7話でなぜか戦隊キャラが出てくるのですが、声優を松風さんとかMAOさんとか元戦隊俳優で構成しているのは面白かった。興味ある人は単話で見ても話が分かる作品なのでチェックしてみては。他に主人公ヒロインがわたこんコンビだったり主人公がログイン前と後で石川さん浪川さんという元声優と夜あそびコンビだったり、声優で色々実験している感あります。

不快になる要素は少なく今期で1番肩の力を抜いて見られる作品かもしれない。反面ストーリーがあまり頭に残らなかったですが、1クールに1つくらいはこんな作品見るのもありだと思います。OPも良かった!あるyoutuberさんの受け売りですが、他のアニメで頭がいっぱいになっている視聴者を次のアニメの世界に誘う上でOPは大事で飛ばしてはならないものだと。そういう意味でも作品に引き込んでくれる良いOPでした。



・冒険者になりたいと都を出て行った娘がSランクになっていた

個人的満足度 55点  おススメ度 ☆3


故郷の田舎で冒険者モドキの生活を送っているベルグリフは、 森で拾った愛娘アンジェリンを育て、都へと送り出す。 久し振りの帰郷の知らせを受けるものの、 当の娘は帰ってこず、日々心配は増すばかり。 一方、ギルド最高Sランク冒険者となったアンジェリンは、 大好きな父のもとへと帰ろうとするのだが・・。


義理の親子が描かれるハートフル要素がある作品で、ぱっと見、昔ながらの独特な絵柄で引き付けられます。親娘のW主人公で2つの視点が交互に描かれる異色作な上、後半描かれたベルグリフの熟年主人公ならではの葛藤など面白い要素はいくつもあるのですが、ただ全体的にキャラクターが多いのもあってまとめきれずとっちらかった感じがしました。

権謀術数要素が出てくるので重厚感のある作品を期待したのですが味方側が充実しすぎて敵側が相対的に弱く見えるんです。

作画が覇権級作品と比較して劣るのは予算もあるし仕方ないと思うのですが、焦点あたるキャラを絞るなりエピソードを絞るなり、構成・脚本面で作り込めばもっと良くなった惜しい作品と感じます。キャラが多いのも敵側の魅力が薄いのも主人公目線で長期展開するなろう作品にはよくある問題。アニメ化する上でスタッフの工夫が大事です。

W主人公的にはベルグリフ、独特なキャラデザと諏訪部さんの演技もあって良かった。アンジェリンは物語的にまだこれからじゃないですかね?色んな伏線あるみたいです。



・暴食のベルセルク

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆3


スキルの優劣が絶対の世界で、少年フェイトは腹が減るだけで役に立たないスキル「暴食」持ちのため最底辺の生活を強いられていた。しかしある日城に進入した賊を偶然にも仕留めたことで殺した相手から、スキル・能力を奪い取るという、とんでもない能力が判明する。 戦う力を得たフェイトは、同じく大罪の名を冠するスキルを持った意思のある剣、「強欲」のグリードと出会い、さらに闘争の世界に足を踏み入れていく。


一見、ありふれた追放系ですが中身は無職転生系の苦労系の古き良きなろうの系譜を持った作品なの良かったです。チートに見えても苦戦はするし内面も辛い、そんな中で幸せをつかみとれるかのぎりぎり感が面白い。ただ低予算感はあるのである程度割り切って見る必要はあると思います。シリアス系で低予算感の高いなろうアニメは春の「異世界召喚は2度目です」もそうですが暴食はキャラ数がそこまで多くないので割り切れれば丁寧さは感じます。主人公が慕うロキシー・謎の鎌使いマイン・相方の剣グリードそれぞれ魅力的です。(グリードはベテラン声優関智一さんですがなろうアニメに出るの珍しく新鮮でした)ただ、終盤出るヒロイン?エリスはいまいち魅力が分からなかった、今後化けていくのでしょうか、いずれ原作も読みたいと思います。



・ポーション頼みで生き延びます!

個人的満足度 75点(前半60点中盤70点後半80点) おススメ度 ☆3.5


ある日突然、異世界に転生してしまった22歳のOL・長瀬 香。 転生先でバッチリ生き延びるために、神様的存在からカオルがゲットしたのは若返った肉体と…超チート級のポーション作成能力!? 異世界転生女子・カオル、知恵とチートで生き延びます!


2019年放送のうきん・2023年冬放送ろうきんに続く、FUNA先生の異世界物。両作品とも楽しんでたので今作にも期待してましたが、視聴当初はいまいちはまれなかったです。

序盤の内容はろうきんに近いので何らかの形で差別化を欲しかったですが、演出が普通すぎて後発ならもっと頑張ってほしかったなと。ろうきんのミツハはイキってると言わせないほどの腹黒さを持つぶっ飛んだ主人公でしたが、こちらの主人公カオルはミツハを少し丸くした感じで、客観的な視点になるアニメにおいて正直序盤はイキっている感が目立ったなと。もちろん良い部分もあるのですが今期大豊作の中ではかなり下の方で、FUNA3部作のラストがこれか・・と失望する気持ちもありました。


ところがこの作品、ここからが強かった!まず中盤の戦争編、これはなかなか演出で攻めていてだいぶはまれるようになりました。キャラが増えてカオルにツッコミ入れる存在ができたのも大きかったなと。そして何といっても後半!可愛さ抜群のレイエットちゃん始め個性あるパーティメンバーが揃い、純粋に話が面白くなったと感じました。20作品以上アニメ見てると前回の話忘れてしまうこともあるのですが単話でまとまるのも助かります。クオリティもすごいわけではないですが今期前半力入れすぎて後半苦労する作品多い中で全然安定で落ちなかったなと。

カオルの前世を補完するOP良かったし、パーティメンバーに焦点当てたEDは前半ピンと来ませんでしたが後半めちゃ作品に合うEDと思うように。

というわけで今期どころか今まで見てきたアニメでも屈指の評価上昇率で、異世界の中だけでなく、私の中で成り上がってくれた作品です。



・わたしの推しは悪役令嬢 (わた推し)

個人的満足度 75点(前半80点) おススメ度 ☆3.5


社畜OL・大橋零は、前世でプレイしていた乙女ゲームのヒロイン・レイ=テイラーとして転生し、異世界での生活がスタート。 王立学院を舞台にイケメン王子たちを攻略する、夢のような乙女ゲームの世界。 しかし彼女の「推し」は、悪役令嬢・クレア=フランソワだった! 「私はクレア様が大好きです!!」 クレアのワガママも嫌がらせも、彼女にとってはむしろご褒美。 前世でゲームをやり込んでいたレイは、その知識と愛でクレアとお近づきになれるのか?


乙女ゲームの学園を舞台にした、コメディ要素・キャラの掛け合いが大変面白い作品。主人公のレイ・テイラーは、世界の理を熟知して強い上、時に真顔に時に愉快に。感情表現が多彩で、魅力的な主人公と言えます。

コメディ要素が強い前半に対し、後半はシリアスが強くなります。どちらかというと前半の方が好きです。でもこの作品、女性同士の恋愛要素が1つの主軸であり、いわゆる匂わせ的でなくしっかり向き合って作っています。なので1つの作品を見終えたという満足感は高かったです。



以上が小説家になろう原作の作品で、この後はそれ以外に最後まで見た12作品を五十音順に取り上げます。



・アンデッドアンラック

個人的満足度 65点 おススメ度 ☆4


触れた人々に不幸な事故をもたらす不運「アンラック」な少女・風子。 その特異な体質から一度は死を覚悟した風子の前に、絶対に死ねない不死の体を持つ「アンデッド」のアンディが現れる。 彼は風子の力で「本当の死」を得るため、彼女と行動を共にすることに。 しかし、アンディと風子のような異能の力を持つ「否定者」を狙う謎の組織「ユニオン」が2人の前に現れる。 これは、二人が最高の死を見つけるお話。


ジャンプ原作ということで、異世界物中心に見る私にとって本来見る予定のない作品でしたが風子の声優、佳原さんには以前現実主義勇者や処刑少女などの異世界物をラジオ含め散々楽しませて頂いたので見てみました。

やはり私の好みとずれた部分はあったので満足度はそこまで高くはないですが、クオリティは素晴らしく個性的なキャラがたくさん出て飽きない作品。

問題があるとすれば主人公アンディにあまり感情移入できなかったかもしれない。ワンピースのベラミーみたいな容姿は置いておくとして、不死というある意味強すぎる能力で戦闘に緊張感が持てない上、中々胸の内を明かさない謎の多いキャラです。とはいえ終盤で胸の内を明かさない理由が描写された上、原作勢の話ではむしろ盛り上がるのはこれからとのこと!連続2クールということで期待しています。



・彼女もカノジョ Season2 (カノかの)

個人的満足度 65点 おススメ度 ☆3.5


高校生向井直也は幼馴染、佐木咲に交際を申し込むが、ほどなく自身を想い続けていた水瀬渚から交際を申し込まれ、悩みぬいたあげく三者合意の二股交際と、3人での同居を提案する。さらに人気の動画配信者ミリカや、直也に密かな恋心を抱く紫乃も加え、2期では5人の恋の舞台は夏休みを迎え、花火大会、キャンプ、そして沖縄へ!


登場人物がかなりアホなのが特徴のラブコメ作品の2期。3股を真剣に実行しようとしますが、アホがアクセントになって不誠実感が和らいでます。

キャラがぶっ飛んでるので本来私は好きな作品なのですが、今期はよりぶっ飛んで作画も良いラブコメ100カノが存在するので私の中で優先度は低めでした。こちらはシリアスな部分もあって真面目に登場人物の心情に向き合っているのが特色ですが、短所でもあると思うんです。

3股を真剣に実行しようとする主人公ですが、原作ではアホがアクセントになって不誠実感が和らいでます。でもアニメは漫画より客観視されるので、主人公がクズに見えたりヒロインが報われないように見えるというか。原作をそのままアニメにするのでなく、演出等アニメならではの工夫があると良かったのですが。

一方真面目に原作に沿って作っているだけに、3股、4股という難しい題材にも関わらず1つの恋愛ドラマを見たような満足感は確かにあったと補足しておきます。ちなみに原作は今年完結していて最終話後未読だった終盤を読んだのですが大変良かった!全16巻と長すぎずだれないのもいいですね、ぜひアニメも完結までやってほしいです。

正統派のOPも良いです。変化球の作品なのでストレートなOPが逆に映えます。



・君のことが大大大大大好きな100人の彼女 (100カノ)

個人的満足度 85点 おススメ度 ☆4.5


中学で失恋100回を達成した愛城恋太郎は、高校でこそ彼女を!と願い訪れた神社で、現れた恋の神様から「高校で出会う運命の人は100人いる」と告げられる。 しかし神様いわく、運命の人と出会った人間は、その相手と愛し合って幸せになれなければ死んでしまうという。次々に待ち受ける運命の人との出会い、どうする恋太郎? どうなる100人の彼女!?


キャラクター全員が超絶にぶっ飛んでいるラブコメ。

ハーレム系ラブコメって純愛路線にすると他のヒロインがおざなりになってしまいますが、逆にヒロイン全員を大事にすると主人公がどんどん浮気することになってしまうので難しいジャンルだと思います。成功させるには浮気と呼ばせないだけの衝撃を取り入れるしかないと思っていて、2019年の変好きやカノかの、そしてこの100カノは滅茶苦茶な設定を取り入れて、もはや浮気しようと些細な問題と感じさせてくれます(笑)

クオリティは週刊誌のラブコメとしてはトップクラスに良く、そしてキャラクターも個性的で魅力的。特に小動物的可愛さを持つ静ちゃんは、長縄まりあさんの演技も含めて今まで見てきたラブコメ作品のロリキャラの中でもトップクラスの可愛さでした(´▽`)


心配なのは2期も決まった今後。タイトルに100人の彼女とありますが、100人も出したら1人1人を描き切れず、絶対破綻しますよね(^^; でも聞くところによると、原作20人以上ヒロイン出しているにも関わらず面白さ維持しているそうなので、果たして破綻せず無事完結できるか読んでいこうと思います。アニメは100人出しての完結絶対無理だと思いますがアニオリ使えば道も開けるでしょうか?今後の展開が楽しみです。



・攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~

個人的満足度 50点 おススメ度 ☆2.5


社畜生活を送っていたアラサー女子・イノーは、ある日不慮の事故によってゲーム世界へと召喚されることに。 魔王によって平和が脅かされる異世界で、同じく召喚された引きこもりニートにして美少女勇者のエンヤァとともに、現実世界へと戻る方法を探りながら、異世界を救う大冒険が始まる――!?


中国で制作された3DCGの異世界アニメ。中国発のアニメは前に時光代理人を少し見ただけでほとんど視聴経験なかったので、ぜひ日本の異世界アニメと比較したいと思い視聴しました。内容としては日本のゲームのパロディが多く、日本人でも分かるネタが多い。キャラとしてはイノーとエンヤァの師弟関係が魅力的でした。

ただストーリーはいまいちはまれなかったです。Cパートのおまけコーナーが長く、話があまり進めないので世界もこじんまりとしたものになっているというか。キャラもメイン2人以外はあまり印象に残るキャラがいなかった。例えばゲーム世界に来た背景が描かれれば少しは感情移入できたのですが、なんか雑なんですね。中国発ということで規制が多く、萌え要素重視の作品なのにセクシー描写に逃げることができないのも大きいと思います。

でも主人公が30歳女性だったり、堂々と尺稼ぎしたり、なんか日本の作品ではやらなそうなことを自然とやっていたのは不思議な新鮮さがありました。日本のゲームが想像以上に浸透していること、日中で萌えに対する価値観は限りなく近いと感じるなど発見が多く見てきて良かったとも思える作品です。

OPEDも良かった。ED映像は本編に関係ないように見えますがラスト2話で回収されます。



・ゴブリンスレイヤーⅡ

個人的満足度 80点(前・後半75点、中盤85点) おススメ度 ☆3.5


「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」 辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという。 冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。 それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。


かなり間隔の空いた第2期でしたが、事前評判は不安定なものでした。制作会社が変わってPVの作画が落ちているという意見、キービジュアルがハーレム的でなろうによくある系にならないか?と不安視する意見をネット上で見ました。

私は逆で、キービジュアルを見て、むしろ期待できるんじゃ?と思いました。アニメに求められるクオリティが上がっている昨今、手を広げすぎず萌要素に絞って勝負することで限られた予算でも印象に残るアニメが作れるのではと思ったのです。

その期待に見事答えてくれました!特に中盤エルフの里への旅路が描かれますが、女性陣の描写・会話劇に大変力入ってめちゃくちゃ楽しかったです。個人的に1期より好きなくらい。

シリアスの最パラ、コメディのティアムーン、萌えのゴブスレという感じで覇権クラスの予算が付かない作品でも各々尖がって作られてたの良かったなと。

一方1期のハードな展開を期待する人には答えられなかったとは思います。作画は予算があるから仕方ないとして、ゴブリンが乱暴するシーンなどで表現的にマイルドになったのは業界で規制が強化されつつあるのかと心配ではあります。


豆知識ですが原作は元を辿ればアスキーアートで、耳長娘がSAOのシノンだったり元になったキャラがいるので調べてみるのも面白いです。



・16bitセンセーション ANOTHER LAYER

個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4


秋里コノハは美少女&美少女ゲームが大好きなイラストレーター。超人気絵師になることを夢見て美少女ゲーム制作会社で奮闘しているものの現実はうまくいかず、ソシャゲ全盛期の現代に会社は傾き、コノハはサブのイラストレーターとしてモブキャラの後ろ姿を塗る日々を過ごしていた。 ある日、ひょんなことから過去の名作美少女ゲームを譲ってもらうと、突如まばゆい光に包まれ、気づくとコノハは過去にタイムリープをしていた! 行きついた先は1992年!世は美少女ゲーム黎明期!


原作漫画とは別路線で描かれる、実質アニオリな作品。色んな美少女ゲームやアニメ企業に協力を取りつけていて、実際に出るのが面白かったです。1992年以降もいくつかの時代を回り、当時のあるあるネタなどもあって懐かしい気持ちになります。

順番に時代を回ってゲームに関わる作品かと思いきや、終盤超展開が訪れます。もう少しリアル路線の話も見たい気持ちもありましたが、KEY作品など超展開を重視したゲームは多かったはずでそういった路線をリスペクトしているとしたら悪くないなと。しかも色んな方の感想見ると多種多様な伏線がしこまれているようです。

美少女ゲーム詳しくない人でも自分の好きな物守りたい物に置き換えて楽しめる作品でおすすめできます。



・聖剣学院の魔剣使い

個人的満足度 65点 おススメ度 ☆3


最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。 だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた!「もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」 聖剣学院に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。 未知なる敵ヴォイド、第〇七戦術都市、武器の形をとる異能の力、聖剣。 聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は聖剣学院に入学することに。


10年くらい前に流行した学園バトルファンタジー風にしつつ、おねショタ要素を前面に出した作品。でも主人公はショタの外見に対し中身は長い年月を生きた魔王というギャップも面白い。魔王になるまでは主人公が人間の勇者だった時代もあり、それを各話でじっくり描いているので主人公に感情移入しやすかったです。

制作会社のパッショーネはグロい要素やセクシーな要素等色々攻めた作品多いので期待してたのですがやや普通だったかも。作画は予算もあるし神クオリティにしろとは言いませんが、その分演出は攻めることで他作品と差別化してほしかったです。

(クオリティは特別悪いわけでなく特に序盤とラスト頑張っていたと思います)

キャラクターとしては裏方的な立場なのが惜しいですがメイドキャラのシャーリが抜群に可愛かった。シャーリ中心にSDキャラが活躍するおまけのCパートは毎回楽しませてもらいました。



・葬々のフリーレン

個人的満足度 80点 おススメ度 ☆5


勇者ヒンメルたちと共に、10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。 千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。それから50年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、50年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。 その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで人を知ることをしてこなかった自分を痛感し、それを悔いるフリーレンは人を知るための旅に出る。


少年サンデーでコナンと並んで看板的な人気を誇るファンタジー作品。少年誌の看板がファンタジー作品になるのは珍しく、なろうの影響だとしたらなろう恐るべし。

作品の完成度は今期トップクラス。アニメとしてバトル描写凄い他、キャラクターの日常の細かい可愛い動きがすさまじいくらい力入っています。

世界観はドラクエ的・なろう的世界観に倣っており、あくまで雰囲気を楽しむアニメになるかなと序盤はハマってなかったですが、7話は魂揺さぶられるくらいやばかったなと。日常が突然ドシリアスになる展開にしびれました。その後7話を超える衝撃はなかったですが勇者ヒンメルとの回想を挟みつつ長種族フリーレンの旅路を描いていくスタイルは他作品では少ない要素で素晴らしいと思います。1月からの2クール目も楽しみです。

OP映像は力入れすぎて本編が見劣りしないよう、敢えてデチューンして作っている気がします。真に力入れた映像はyoutubeのMVの方と言っても過言ではないのでまだ見てない方はぜひ。



・はめつのおうこく

個人的満足度 75点(前半80点) おススメ度 ☆3.5


人類に知恵と安寧をもたらした存在「魔女」 しかし、リディア帝国の超産業革命は魔法を凌駕する科学文明を生み出し、 魔女は進歩を阻害する敵と見做され魔女狩りが始まる。 魔女クロエに育てられた人間アドニスは 最愛の師を奪われ、同族である人類への復讐を誓う。 絶望を糧にした修羅は、殺戮の果てにいかなる救いを見いだすのか。


グロいシーンがあるなど色々攻めてて、おそらく今期1好みが分かれる作品。

前半、重要人物がいきなり退場したり舞台ががらっと変わったり、引きが強く次回何が起こるか分からないはらはら感が何話も続き、抜群に面白かったです。

前半に比べると後半やや普通ではあったけど、前半のすさまじい展開がずっと続くはずがないとも思っていたので裏切られたわけではないです。むしろキャラ描写、バトルシーン、ハードな演出に力入るなど後半も頑張っていました。

ある意味Web作品以上に自由に作っている作品。原作も読みます。



・ひきこまり吸血姫の悶々

個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4


ムルナイト帝国の名門貴族の令嬢、テラコマリ。 吸血鬼なのに血が飲めないコマリは、魔法が使えない、運動ができない、背が伸びないという三重苦に悩まされ、3年間の引きこもり生活を送っていた。 しかし、ある日親バカの父がとんでもない就職先を見つけてくる。その名も「七紅天大将軍」! それは本来帝国の猛者しかなれず、3ヶ月に一度のペースで他国に戦争を仕掛け勝利しなければならない超ハードな役職。さらに部下たちは元犯罪者ばかりで将軍に就任したコマリに対して下剋上を狙う気満々。本当の実力がバレたら即破滅なこの状況、それでもコマリはハッタリと可愛さを武器に己の任務を遂行する!


ストーリーが一風変わっているので惹きつけられる他、OP含めクオリティ高く女の子がとにかく可愛く百合愛ハーレム愛もあるのが大変良かった。ある生死に関わる設定もあって、可愛いはずの女の子が暴力を受けボロボロになるなどギャップもアニメとして面白い。3話のシリアス展開は賛否ありますが 個人的な人生経験と重なるものもあって胸に来るものがありました。

公式ラジオはなかったけど、youtubeにも上がっている千葉翔也・鈴代紗弓 ONSEN!SHOW・TIME!第16回 が楠木さんゲストでひきこまりのことも語ってて楽しかったです。

制作会社プロジェクト9さんは終盤の制作大変だったようで、この作品も豚レバほどではないですが影響出ています。初期のすさまじいクオリティ維持すれば余裕で80点超えの作品でしたがこればかりは仕方ない。円盤を延期して直すそうなので買うのもありですね。4月にはイベントあるそうで申し込む予定、2期を期待します!



・豚のレバーは加熱しろ

個人的満足度 70点 おススメ度 ☆3


豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタク。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた! 豚小屋の中、泥まみれで転がる豚を助けたのは、天使のように優しい美少女・ジェス。 献身的にお世話する彼女は、人の心を読むことができる「イェスマ」という種族だという。剣と魔法の世界メステリアで、ただの豚と心を読める美少女の、いちゃラブファンタジーがいま始まる!のか?


転スラ・蜘蛛ですが・転剣・俺自販機など人外に転生する作品は自由さがあって当たりが多い気がします。この作品も豚に転生して美少女と心で会話するというコンセプトから面白く、またストーリーもイェスマという種族とは何なのか、徐々に明かされて大変引き込まれます!えぐい設定や展開を取り入れた攻めた描写は、電撃文庫刊行ですが昔のWeb小説らしさも感じます。


ただし制作が追いつかなかったのか、9話の作画と演出はひどかった(汗)日常回、貯め回ならいいのですがめちゃくちゃ重要な回だっただけに残念。改めて見ると登場人物は少なく主人公の豚も作画コストは高くないはずなのに、全体的にクオリティは低いです。前半の見せ場として豚ダンスがありますが、ゲーム的画面にしたのは手抜きでは?アニメとしては、本来異世界の中でどのように豚がダンスするかを表現するかが大事に感じます。

しかし!しかしです。低クオリティを跳ね返すだけの原作の魅力は感じました。また、極端なこというと前期のユニークスキルと同様、低予算作品と相性は悪くないなと。旅の最中ぼろぼろになっていく豚とジェスに、同様にぼろぼろになっていく作画班を感じ、不思議な感情移入がありました。

制作会社プロジェクト9はひきこまり吸血姫もやっててそちらは作画良かったので注力したと感じますが、ひきこまりの方はたくさんの女の子の可愛さが魅力、つまり作画悪いことで面白さが激減しかねない作品なので、豚が生贄になったことは決して無駄じゃないと感じます。

(まるごと延期すればいいし世論も支持するでしょうが、以前延期した異世界おじさんや魔王学院は良作なのに話題になるどころかABEMA等では再生数が激減している、つまり誠実な会社が馬鹿を見る状況が現実問題としてあるので難しい所です)

最新11話は怒涛の展開で、最終話は12話は1話延期した影響で1月放送とのこと。どんな結末になるか楽しみですし、原作も読みたいと思います。



・ラグナクリムゾン

個人的満足度 85点 おススメ度 ☆4


銀剣を振るい、竜を狩り、報酬をもらう職業、狩竜人かりゅうど。 ヘボ狩竜人の少年・ラグナは、天才少女・レオニカとコンビを組み、日々、竜討伐に挑んでいた。 しかし日常は、これまでの相手と比べ物にならない強さを持った「上位竜」の襲撃により儚くも散りさる。 強大な敵を前にしたラグナの脳裏をよぎるのは、ここ数日ラグナを悩ませてきた悪夢、最強の力を手に入れながらも、絶望と孤独の未来を歩む自らの姿だった。 未来の自分が伝えるものとは? そしてラグナは、謎多き新たなる相棒・クリムゾンと共に、絶望の未来を回避するための一歩を踏み出す。


当初見る予定なく前回の感想欄で教えてもらい視聴しましたがめちゃくちゃ面白かったです。ティアムーンと同じく安定のシルバーリンク制作で戦闘シーンなど出来は良いんですが、何といってもキャラクターがすごい!中でも主人公の相方クリムゾンが最高にぶっ飛んでいます。また、男性キャラが充実してるだけでなく敵側のアルテマティア、後半から登場の銀器姫など女性キャラが可愛いのも良かった。

CMでやっていましたが、主人公陣営めちゃくちゃ強いんだけど敵がそれ以上にやばすぎるくらい強い!というのが作品のテーマとして伺えます。果たしてどうやって挑むのか?クリムゾンの知略にも期待。1月からの2クール目最高に楽しみです。

1話が1時間スペシャルで、その時は作画力入ってましたがまだ真価は出しておらず、クリムゾンのぶっ飛び具合が分かる3話、敵陣営の魅力が伝わる5話、キャラの可愛さを知るにはさらにその先と、回を追うごとに魅力が伝わる作品。ぜひ1話切りせず途中まで見て判断してほしい作品です。



最後に秋アニメの総括について!

3年前からアニメエッセイを書いていますが、1番満足度高かったかもしれない超絶大豊作クールでした。それより前は1クール2、3くらいしか見ていないクールも珍しくないので私のアニメ史上最強のクールといっても過言ではない。

好きなジャンルであるなろう原作アニメが配信サイトで安定した人気もあってある程度予算を付けてもらえるようになった他、なろう以外もなろうに啓発された作品が増えたのか、刺激にあふれたストーリーだったり主人公視点を重視していたりある意味なろう以上になろうらしく楽しめる作品多かったです。サブスクのランキングではなろう作品相変わらず大人気だし海外のランキングサイトだとなろうアニメ、普段は大っぴらに支持されない隠れトランプ的な人気なのかあまり上がっていませんが、今期は一時アニメトレンデイングで薬屋、陰実、シャンフロ、盾、わた推しでランキングの半分を占めていました。世界を席巻するなろう。


強いて気になる点を言うなら前半飛ばしすぎて後半・終盤勢いが落ちた作品が多かったかもしれない。これは作品数が多すぎて無料でも見てもらえず限られた予算で注目してもらえるよう序盤に力入れざるをえない業界の問題もあるかもしれません。言い方変えれば前半すごすぎただけで後半も十分素晴らしかったです。

今まで19作品が上限でしたが今期は上限超えて23作品最後まで見ました

面白くなければこんなにアニメ見れません!作品に、スタッフに感謝。

23作品中、金土に14作品集中してたので大変でした(^^;しかし月くらいまでに見て火水くらいにアニラジや関連動画、特に好きな作品の2回目をチェックするルーティンを確立しました(笑)

ツイッター(@kazekakehuuku)の活動は今まで投稿抑えめでしたが今期は特に印象に残った回で感想投稿をするようにしました。別の感想投稿者さんとの交流も増えて各々色んな目線でアニメを視聴する形が見られるのは楽しいです。


冬アニメも始まります。さすがに視聴数抑えて秋にできなかったゲームとかやりたいですが気になる作品も多く難しい所。覇権的にはダンジョン飯が候補と言われていますが他は読めないので世間的にも私の中でも何が上がってくるか楽しみです!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!大変長文になりましたが一部でも読んで頂けたなら大変嬉しいです。

よろしければ、気軽に評価・いいね頂けると幸いです。

(ご意見や好きなアニメの話など、よかったら感想欄にどうぞ。アニメの好みはそれぞれ違うので肯定的内容じゃなくても歓迎です)


異世界アニメ多めで、他クールのアニメ感想も書いています。タイトル上のリンク先「アニメ感想の部屋」からもどうぞ。

2023年春

https://ncode.syosetu.com/n5571ih/

2023年夏

https://ncode.syosetu.com/n1260il/


↓好きなyoutuberさんの秋アニメ総括&冬アニメ何見るライブに参加して5時間語りました

https://www.youtube.com/live/e0LcAbDO3AM?si=w3ExNgCKU4N2budr


↓2024年冬に注目している作品


事前評判高い ダンジョン飯

声優豪華かつ戦闘描写すごそう 異修羅

原作楽しんでいるし人気作でもある よう実3期

重厚ななろうが多いMFブックス発 治癒魔法

原作楽しんでいた 結婚指輪

1期印象に残る作品だった 真の仲間2期

制作会社変わるが2クールで描かれる 異世界道中2期

蜘蛛ですがみたいに魔物進化があるとのことで気になる 望まぬ不死

海外発の評判高い異世界物 俺だけレベルアップ

ラグナクリムゾン・薬屋・フリーレン・アンデラ・シャンフロは継続

他になろう原作中心にいくつかチェック予定です

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― 新着の感想 ―
[良い点]  とても丁寧な考察ありがたいです。  ここのところ仕事と創作に追われ、中々アニメを見れていないのですが、せっかく契約しているVODで見たい……でも見ると多分戻ってこれなくなる。むむむ […
[良い点] 世間一般とのずれも大きかったですが、幾つか良い作品に巡り合う事が出来ました。 [一言] なろう発の作品は☆を-2するぐらいで丁度良い。 アニメ評論専門のワーストランキングも見ました。
[一言] 結局シャンフロしか見れなかったです。 入試終わったら秋アニメでも影実と盾の勇者を一期から観て、豚のレバーは加熱しろも見ようと思ってます。 豚のレバーはカクヨム発じゃないっぽいですよ。 単純に…
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