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第148話 思えば異国の王族との初のまともな顔合わせだった その三

 しばらく進むと見るからに面倒臭そうな人集りができていた。貴族の服装が多い。あの中に突っ込む気は全くしないので、それから広間を大きく迂回して戻ることにした。ついでに端っこを通るようにし、この空間がどんな感じになってるのか、最奥の間でもそうしたようにここでも確認作業に移ったわけだが、檻の向こうの水が流れてたような滑らかな岩壁とちがい、こちらには人の手が入っていた。

 加工された壁と言ってもいい石が連なっている。ところどころは風化して穴が開いているが、それでも十分に人の手が入った建造物であった。


 しかし改めて冷静になると、メラニーに指摘されたことで、オレはついにリアの身体の一部を取り返したのだという事実が実感を持って伴ってきた。急き立てるような自治領に帰りたいという思いが込み上がって来る。

 嬉しさ以上に気がかりが心を占めるのだ。

 それというのもアルバストのあの姿にある。アルバストは左足から火を噴いていた。火を噴いていた以上、リアにも絶対に何かがあったはずなのだ。アルバストの持ってた玉は左の腿だという当たりをオレは付けている。

 だがこの仕事を途中で放り出すわけにもいかない。給金の問題もあるし、基本魔力切れを起こしてるアルバストが、また玉でもってリアに何かするかも知れないという恐れがあった。

 まずいな。思考が負のスパイラルに入りそうだ。

 リアが絡んだ途端にオレは千々に乱れそうになる。そんな心を立て直そうと気を張ると、後ろにいるメラニーからポツリと爆弾がもたらされた。


「あんた、指名手配されてるわよ。賞金首」

「知っている。だがそれがどうした。枢密院殿がオレの雇い主だ」

「はぁ、それが問題なのよ」

「問題か?」

「問題ももんだい、大問題よ」


 そのポンコツを見るような目と声量を落として話すという裏腹な気遣いによって、この姫はオレに何か遭ったらライムの姫として干渉しようとしていたのだと云う事にようやく気がついた。


「ハロルドはアンタのこと知らないでしょ」

「言ってない」


 はぁと大きく溜息を吐かれた。

 確かにこんなテロリストや他の五大国が絡んでいた中で、その渦中にフォルテの王子が用心棒としてがっつり参加しているだけでもライムとしては頭が痛くなるだろう。

 しかもその王子が味方のようでいて指名手配されている。

 なるほど、メラニーの悩みは深い。


「王家のことなんかほっぽり出して冒険者としてやって来た私なのにね」

「出た先でこんな事になるなんてって感じか」


 外套をつねられた。だが効かん。


「そうね。色々と傷がつくだろうからね、このままだと」


 そうだろうな。

 オレにもライムにもフォルテにも、それからこの指名手配に協力し、協力する気になった者達にも間違いなく大なり小なり傷がつく。それが肉体的にか精神的にか、あるいは経歴的にかと、それがどんな傷の付き方をするかはわからないが、根深い物になるとは思う。

 メラニーが溜息を吐いた。


「そう気を落とすな。なるようにしかならん」

「アンタはどうなると思ってるのよ。聞かせなさいな」

「属国の王家が、宗主国と並ぶ五大国の王家の王子を指名手配したんだもんな。フォルテがどう思うか、また面倒臭い王室外交になりそうだなとは思う。お疲れ」

「アンタのせいよアンタの。まったく、余計な傷がついたら私も冒険者やってられなくなっちゃうじゃない」

「まぁでも、傷つかない人生なんて、たぶん人生ではないぞ」

「なぁによ、気取っちゃって。私が王家の者だからそう言うの?」

「違う。そなたが王家の女性だからそう言うのだ」


 王族の悩みは深い。この姫は少なくともこの事態を打開したいと思っているから、後ろに控えていれば済むはずのところをライムのためにオレへの警告を発したのだ。とぼけていれば波風は立たないのに心根がそれをさせずにこうしているのだ。その心根を否定したくはない。

 むしろありがたい話ばかり持ちかけられているような気さえする。

 それまで視界にも入れようとしなかったメラニーに向けて、突然にオレはきちんとした話し相手として後ろにいるメラニーに振り返った。

 それから再びゆっくり歩き出すと、人に聞かれないよう小さな声で話し出した。まぁメラニーになら聞こえるだろう。


「仕掛ける相手としてはまずはフェルマータだな」

「な?」

「メラニーへの礼だ。確定事項だけを教えておく。フェルマータは属国サーバの第一王子オスニエルを引き込んでいた可能性が極めて高い。というか決まりだと思ってる。オスニエルをボヌーヴ川経由でフェルマータ領の通行を許していた」

「なっ」

「それもテロリストの先導付きでな」

「それ特級よ、情報として」

「だからこそこのカードはすぐに使え」

「何で? とぼけさせて追い込んで、立場をどんどん悪くさせてけば、こっちの完勝にまで持ってけるわ」

「それ故に後出しして無い腹を探られるような真似をしない方が良いとオレは言ってるんだ。向こうに国境侵犯を言い出される前にライムから先に言い出しとけば、それだけで二国間外交でちょっとばかり優位に立てる。

 きちんとした外交文書に残しておけば尚いいな。いずれ五大国で集まる際にも、他の五大国に対して問題提起をしたのはライムという事実が残り、後にフェルマータにごねられても問題を提起したライムと返答に窮したフェルマータとなれば、他の五大国がどちらの発言に信を置き、どちらの意見に耳を傾けようとするかは自明の理であろう」

「ライムとなるわね、必然的に」


 納得したのか、うん、と肯いたメラニーの顔が自信に満ち溢れていた。


「それから五大国の一角サカードだな。ここも今回のテロ行為に関わった可能性が極めて高い。王杖第三席のサドンさんが秘奥の間上空で、あちらの王矢(おうし)第三席ホバー・ジョッグルとやりあっている。こちらは完全に無断入国だ。しかもライムの属国サーバ王都への侵入となるから、きっと良いカードになるぞ」

「なっ、サカードまで関わってたの!? 五大国の内の二つが家にちょっかい出すなんて、それだけで大荒れになるじゃない。それ本当なの」

「確かに狂飆(きょうひょう)となるだろうだな。だが王杖と王矢がぶつかるなんて開戦と同義だ。そしてサドンさんは生きている。証人としてこれ以上の人材はいないと思うが」

「王杖の第三席が証人…………」


 それからしばらくしてもう一度、証人…………、とぽつりとメラニーがつぶやいた。

 それから更に沈思して、踏ん切りがついたのか彼女はオレの顔色を窺った。


「アンタは?」

「オレか? オレを証人にしたいというのなら手は貸すぞ。ダルマーイカ自治領で世話になってるし、それぐらいのことはする」


 メラニーが再びひとしきり考え出した。だがしばらく歩いても問題がでかすぎて答えを出せないようであった。

 そんな簡単な物でもないしな、とはオレも思う。不利になった場合も考えねばなるまいし。

 特にオレは、証人としてオレの名前が挙がった途端にフォルテの方から激烈な反応が返って来るのが予想される。オレという存在はそういう存在だ。特にフォルテの貴族連中にとってはそこらへんの裏を勘繰るだろうし、廃嫡王子がフォルテに対して何か仇為そうとしてるのではないかとか、意趣返しではないかとか、まずそこらへんから(つつ)き出すのは想像に難くない。

 そこらへんのことはメラニーにはわかってないだろうしな、この様子じゃ。


「まぁ、いざとなったらオレを切れ。フォルテはオレ一人がいなくなっても容易に回る。それがオレの王族としての価値だ」


 そして父の顔をオレは思い出した。久しぶりに脳裏に描いたような気がする。

 尻拭いなど望まぬが、父さまならオレへの悪感情は別にしてもオレの齎した汚名分ぐらいは働くだろう。そこに疑いはない。放置したままだと、フォルテの王子は混乱を齎すのかとか、フォルテの貴族はライムの邪魔ばかりをすると、フォルテの名前に傷がつくからだ。

 そして結果ライムの望む形になるなら、父さまとオレとの間に横たわる溝などライムにとっては関心もわかぬ些事であろうし、父さまが出撃したという事実は絶対の証拠となってライムにとっても完璧な証拠となることだろう。

 ダブルリグレットが証拠として今日の映像を録りに行くことだろうし、御神祖さまが行動の意図を暴き出してしまうだろう。

 そうなればライムには事実だけが残るし、すべてが事足りる。父さまの召喚獣ダブルリグレットと御神祖さまの前では、例えケルプの全戦力が集結しても雑魚にしか過ぎないのだ。

 いつの間にかメラニーからじとっとした眼が向けられてた。


「低いのね、自己評価」

「いや。外からの評価でこうなって、自分自身を自覚しただけのことなんだがな。あ、ただしそうなった場合でもこっそりと自治領に置いといてもらえるとオレとしてはありがたいんだが」

「軽く言うわね、随分と」

「そうか?」

「アンタどこまで本気なのよ」

「リアとメイドさんの命もかかってるん――」

「あー、自分は放られてもリア姫とメイドさんはフォルテに送り届けろってことかしら。面白い鼓動だけど利他主義は感心しないわね」


 こいつ、本当に耳が良いな。

 オレは小さく首を横に振った。


「オレ一人ならどこででも生きていける自信はある。ただな、自治領に住まうことになったからというわけでもないが、オレは結構気に入ってるんだ、あの山岳都市を、アーサー流ってやつを。オレは異国の地に流れてひと月と言ったところだが、それでもアーサー流を学びだしてからは毎日まいにち、心が浮き立つようであった。

 だから切る場合でも自治領に置いてもらえると助かるのだ」

「アーサー流をしたいの?」

「そうだ」


 すると途端にメラニーがいい笑顔でオレの背中をバシンと叩いた。大好きなものを誉められて気をよくしたようだ。がしかし、オレの背中は痛い。とても痛い。外套越しでも痛かった。


 そうして近場を一周してオレたちは元の場所へと戻った。だがそこに戻ってみると、待っていて下さいとお願いしたはずの枢密院殿がその場所にいなかった。話があると言ってた警邏隊の人もいないので確認事項が出来たんだろうかと思い、辺りを見渡してみたが、強制ワープが働かなくなったのか、うずくまってた人々がごそごそと勝手に動いており、その中から枢密院殿を見つけるのは難しかった。


「ふうむ、埒が明かないな。枢密院殿が引っかかった前提で動くか」

「なに、引っかかるの? アンタぶっ壊してたでしょ、魔法陣」


 やはり聞こえてたんだな。そしてここらに生きてる魔法陣もない事に気づいてる。


「ど忘れしてるようだから教えて上げるけど、城の魔法陣なんて普通潰せないからね。フォルテだってそうでしょ」


 そうであろうかと考えて、そうだなと思い至った。

 普通の者には魔法陣は壊せない。

 そもそも城の防衛に関わる魔法陣なら地中深くに、そして対抗手段だって持たせるのが普通であった。オレの場合はフォルテ王家の召喚魔法陣を突破されてリアの四肢を奪われてるから、そこらへんを盲目的に信じられないわけだが。


「…………オレは枢密院殿を探しに行くだけだ」

「いいわよ、行きましょう」


 え? なに? なんで普通に付いて来る気になってるの? 爺ちゃん待てよ。


「あら、言うこと無視したら不敬罪で首を飛ばすわよ」

「飛ぶかよ。不敬もなにも、そもそも二人きりの時は別にいいだろうが。名目上は同じ立場なんだし。そういえば本当の意味では未だ名乗ってなかったな。オレはフォルテの第七王子、ヒュー・フォルテ・ハーグローブだ。よろしく」


 しかし差し出した手を握らず、メラニーは右の方を見た。そこはちょうど面倒臭い人集りがあるなぁと思っていた方向だった。そちらから爺ちゃんが歩いてやって来てる。


「残念ながら二人きりじゃなくなったわね」

「そのようだな。だが尚のこと結構じゃないか。お前の執事だろ?」


 見上げるようにそう言うと、


「おまえ」

「執事」


 と二人から同時に言葉がこぼれた。


「まずかったのか?」

「構わないわ。冒険者と名乗ったのだから。いいわねヘ…………ール」

「なんか、名前がどんどん変わってないか」

「いろんな呼び方してんのよ。うるさいわね、男の子が細かいこと気にしない」


 まぁ付き人の名前を変えるのは当然といえば当然の措置だとオレも思う。何しろこの手の措置は王室への繋がりを気取らせないことに目的があるからだ。危ない仕事を命じる際にも足跡を辿らせないようにしておくべきだし、用意しておくべきものでもあろう。

 オレたちの居るこの場所も、そもそもテロリストによって飛ばされた場所なわけであって、ここが絶対の安全な場所とは言い切れまい。それぐらいの用意はしておくのが当然とも言える。

 オレ自身も名前を変えてるし――。

 ちょいちょいと指でメラニーを呼んでおく。

 この気安さが気に入らなかったのか、メラニーから歩みよってくれないので、オレの方から寄ってみた。お付きの爺ちゃんの方はこの程度のことは目をつぶってくれるらしく、あっちを向いてくれたので、こそっと話を擦り合わせる。


「言葉遣いなんだけど」

「ハロルドが気にしてた時は無視してたくせに。て言うかアンタわざとやってたのね、ひどっ」

「心外な。あの時は気づいていなかっただけだ、眠かったしな。だがオレとそなたが普通に話してたら普通の人にとってはオレは何者だとなるだろうが」

「そうね。でも今更そんなこと気にするの」

「ここだけの話ではない。ライムの姫が異変に気づいて公園に来たのだぞ。それなのに公園から火魔法の狼煙が上がらないとか、王族からの通達もないと思ってる人たちもこの中にはいるかもしれない」

「あーそっちか。そっちの可能性はあるわね」

「その上この洞穴ではまだ魔力の回復が間に合わずに魔法は使えない。そのくせ馬鹿がイキッてるし戦闘の形跡もない」


 メラニーがスッと眼を細めた。言ってる意味がわからないのだろうか。


「あそこ以外は」


 とオレはオレたちが来たのとは反対側の奥へと一瞬だけ流し目を送った。そこはメラニーの仲間がやって来た方角でもある。

 明らかに貴族らしき姿の者達が従者に自らを背負わせ闊歩していた。あの時はまだ今のような元気はなかったが、それでも一緒に見廻りをしてたメラニーなら当然気づいたはずだ。


「小者貴族の本性丸出しね。あ、ハロルドが来たわ。この話はここまで」


 と囁かれた矢先に、


「ピュー」


 と呼ばれた。枢密院殿は矍鑠(かくしゃく)とした足取りである。


「ヒューですが」


 と平時なのでいつものように訂正してみたが、枢密院殿は訂正をすることもなくこちらへのしのしとやって来た。警邏隊からの報告は終わったのだろうか、彼らの姿が見えない。


「お待たせして申し訳ない」


 枢密院殿がメラニーに挨拶をした。メラニーが猫をかぶろうとしてるのか軽鎧に覆われてないパンツの裾をつまみ、ドレス代わりのように持ち上げて挨拶をした。

 姫と冒険者のラインのギリギリを攻めようとして、こんな表情をすることもあるんだなと思ってたら、自らの裾を離してオレの足がつねられた。外套をのけれないのなら、布しかない場所をつねればいいと言わんばかりにピンポイントでオレの地肌のある場所を探り当てられていた。

 かなりの力が入っている。爪も立ててるな。

 しかし恐ろしいのはこんな発想を即座に可能とする豊聡耳が万能すぎだろうということだった。無論メラニーの背が低いから最小限の動きでつねりやすい位置が足となったのかも知れないが、いい迷惑である。

 痛い。

 女子の内心をぶしつけに探るのは、時にこのような地雷を踏み抜くこともある。


「どうしたのじゃ」

「あらあら、寄りかかってしまったようでご免なさいね」


 メラニーがしれっとオレの方を向いてそう言った。


「いえいえ、このような場所では女性も疲れるだろうし仕方ありません。お気遣いありがとうございます」


 とオレも返すだけは返した。

 しかし何でつねられたのに礼を言わねばならないのか、そこがわからない。接待外交がつづいてる、とでも言うのだろうか。だがこの場所にいる以上、続きをつづけざるを得ないような気もしてくるので、それはなんだか負けた感じもする。

 枢密院殿が人集りのほうを指差し、メラニーに話しかけた。


「あの奥がどこかに繋がってるのは確実なようですな。行った者が戻ってこないので状況はわからんのですが。

 ただ視線を合わさずに陣取ってる者達が言うには奥には何もないという事です。しかし当てには出来ませんな。儂の方でも空気の流れは確認しましたし、あの近辺は相変わらず魔法も使えませんでした。むしろここより魔法は使えないというのが、そこの爺さまの見立てです」


 ヘイルと偽名を名乗った爺さまが肯いた。


「ただし――」


 そういって枢密院殿がオレの方を見た。


「ピュー、お主にあの奥への明かりと偵察を頼みたい。お主なら戻って来るじゃろうし」

「そういうことですか。わかりました」

「疲れてるところを悪いが、どうしても必要なんじゃ」

「大丈夫です」


 メラニーが火魔法を発動しようとした。だが炎輪は頼りなく揺れてすぐ消えた。

 顎でやってみてと請われたので光輪を指先に浮かべせる。途端周囲から視線がオレに集まった。


「やっぱ変よねアンタ。なんで魔法を使えるの。教えなさい」


 お前こそ、と言いたかったがそこは我慢した。ここにいるのは王都で魔力を吸われて魔法を使えなくなった者たちばかりなのだ。そんな中でお前も使えただろうなどと言ったら、余計な耳目をさらに集めてしまう。

 それよりもメラニーに言いたいのは、ここではそなたがライムの姫だと気づいてる者が居ない状態なのだから、自分から目立って正体を明かしに行くようなスタイルは流石にアグレッシブに過ぎるだろうと、そう思っていたのだが、案の定優秀なお付きの爺さまの手によって、メラニーの口はすっぽりと塞がれ、それ以上喋るなと余儀なく邪魔をされていた。


 一国の姫だよな。


 メラニーはもがもがと口を押さえられている。

 もがもがと、もがもがと。

 ライムの姫は、残念な姫であった。そういえばメラニーも第三王女であったな。見ない振りをする代わりにそんな事をオレは思った。


 あとがき


 最早恐ろしくて小説情報ページは見れないのですが、投稿する際に眼に入ってしまいまして大変困惑してしまいました。

 どす黒い孤独にサラッと入ってくことも厭わないヒューくんにこちらもビックリしましたが、書き手のどす黒い孤独にも皆様の静かな激励が変わらずあったことに何とも言えない心持ちでございます。同好の士に心からの感謝を。少しずつでも結末に向かってにじり寄ります。

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