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ラッパ(夢と幻想の世界へ)

作者: 犬絵



なにもカッコつけたいわけじゃなく

いつまでたっても 辿り着けない 力なく

のほほんしてると日々が逃げて

食っちゃ 寝て 起き

食っちゃ 寝て 起き

なにしてんだか いったい?


どちらをみても素敵なひとばかりで

どこへいってみても正しいセリフ出ない

一度絶望と添い寝したら

見るも無残な落日が見えた


たえまなく流れる血の音

くるおしく忘れられない悪夢

忘れたくて 君の名を呼べば

いつからか 上を向いては 涙流す日々


ときおり聴える高らかな天使のラッパ

夢へ 幻想へ 引き摺り込んでくれる

それは 決して自分自身の誇りではなく

流れるにまかせた 果ての弱い空


ところであなたが今生きていていい理由を

人から尋ねられたら何と答える

欲も 命も 愛も 

すべてを捨てられるのにどうして立っていられると

尋ねられたら何と答える

死ぬほどの勇気もなくのほほんと


みにくくおどって生きている

食っちゃ 寝て 起き 

食っちゃ 寝て 起き

勇気が出なくて 生きている


さまざまな

あなたが生きていていい忘れられない想い出

これから起こりそうな楽しい出来事 未来

食っても 食っても 消えないそいつらが

寝ても 寝ても 夢に出てくるそいつらが

いつまでたっても おとなしくなってくれない

おとなしくしてくれない

何様のつもりなのかね 一体?





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