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わたしも晴美もゼンタイ女に

 晴美は誰もがうらやむお嬢様で美人だ。しかし、いまの彼女はただの人の形をしたなにかのようになっていた。赤いスパンテックスの人型の内臓になりさがっていたのだ。


 そんな状態になっているとも知らず、いびきを立てて眠っていた。真っ赤なゼンタイに覆われた彼女を摩っていると、わたしも無性にやりたくなったのだ。そうわたしもゼンタイを着て戯れる事を!


 晴美に着せたものと同じ真っ赤なゼンタイを取り出して着始めた。あっという間に首から下は真っ赤に染まったけど、やはりわたしはわたし、晴香とは違う事を感じざるを得なかった。


 わたしの体型といえば、爆乳といえるかもしれないけど、脂肪が沢山付いただけの胸、三段腹の蛇腹のような崩れた体型。手足もブカブカだった。しかも首の周りにも肉がたるんでいた。


 だから彼女とわたしのゼンタイ姿をみれば、そのギャップに思わず噴出してしまいそうだった。でも、わたしは続けようとした。だって、楽しもうと思ったのだ。どうせいゼンタイを着ればもう誰なのか判らなくなってしまうからだ。


 わたしは、マスクを被り晴美と同じように真っ赤なゼンタイ姿に生まれ変わった。そう晴香と同じになったのだ。


 「晴美、いくわよ。わたしはレズじゃないけどあなたの身体をいたぶってあげるわよ」


 そういって彼女にに抱きついてしまった。すると全身に感じた事の無い快感を強く感じてしまった!


 「これが、噂で聞いたゼンタイで得られえる性感帯というわけなの?」


 晴美とわたしは真っ赤なゼンタイに包まれた状態で一緒に眠り始めた。いつもなら転がりこんだ友人と一緒にこうすることはなかった。大抵女同士であってもいちゃつくというか、くっついたりする気がなかったからだ。


 しかし今回はゼンタイ姿なので人間の女ではなく、人間の形をした何かにしか見えなかったので、抵抗感無く出来たのだ。


 わたしは晴美を抱き枕のように抱いていた。そういえば男女がこうしてやるこ場合があるんだよね? だって、わたし初体験なんかしたことなかったから、そこんところがよく判らなかった。


 まあ箱入り娘というよりも、売れ残りのネギみたいなわたしだったので、エッチなどしたことなかった。


 それなのに、わたしといったら気持ちよくなって晴美のあんなところやこんなところをモゾモゾとしはじめてしまったの! だって晴美を内臓にしたゼンタイ女の触り心地が最高だったから!


 

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