第5章 王族交流会と、騎士団長は桜スープに泣く
今日は朝から校内の空気が騒がしい。廊下を歩くだけで、生徒たちがそわそわしているのが分かる。
理由は簡単――「王族交流会」なる大イベントが、この浮ヶ原高校で開かれるらしい。
しかも、俺たち料理部はその“歓迎メニュー担当”に指名された。
校庭から生えてる異世界“ワンダリウム王国”の王族や騎士団がやって来て、学校主催の交流パーティーをやるっていうんだから、そりゃ騒ぎになるに決まってる。
「ったく、なんでまた俺たちなんだよ。別に壮大な料理を出すわけでもないのに」
ぼやきながら部室のドアを開けると、そこにはすでにいつもの面子が集まっていた。天使みたいに光をまとったミハエル、毒舌王女ヒロイン(?)のユウリ、そして冷蔵庫から半身だけ出して浮かんでる幽霊先輩の牛島マサト。
さらに、その場にいないはずの生徒会書記カグヤの置き手紙がテーブルの上に乗っている。
「『王族交流会当日の歓迎料理は、料理部に一任します。火炎鍋など激しいメニューの要望があるようですが、生徒会長の意向で“安全第一”とします』……だって」
ユウリがメモを読み上げる。火炎鍋って聞くだけで嫌な予感がする。
実際、王族側は「伝統と格式が大事」とか言いそうな気がするし、騎士団は「炎こそ力の証!」みたいなノリを押しつけてきそうだ。
「でも、面倒くさい連中の激辛リクエスト全部受けてたら死人が出そうだよね」
俺がそう呟くと、牛島先輩が不気味なほど爽やかに笑う。
「そんときはワイが成仏に道連れに……ってアカンやろ!」
「冗談じゃない。騎士団連れてこられても、安全なメシを出すしかないんだから。うちは“桜スープ”がメインだろ」
そう、今回は“王族交流会”といっても、まさかの料理担当を押しつけられた以上、地味にがんばるしかない。俺は異世界の格式だの騎士道精神だの詳しくないけど、少なくとも「死人が出ないメシ」を貫くしかないだろう。
王族連中は「どうせならもっと華やかな料理を」とか言うかもしれないが、そこをうまく説得するのが俺たち料理部の役目……なのか?
「……そこはあんたの腕の見せどころでしょ。思いっきり『普通』を押し出してあげなよ」
ユウリがふっと笑う。彼女は元・王族(しかもワンダリウムの王女)らしいが、全然それをひけらかさない。むしろこの行事に関してはそっぽを向いているように見える。
退屈そうに腕を組んで、窓の外を見ている姿はどこかふてぶてしい。
「王族の連中、あたしを見てもペコペコしないでほしいんだよね。もうこっちに来て長いし、形式張られると鬱陶しいだけ」
「でも、お前が本当に王族なら“お迎え”されるんじゃないのか?」
「するわけないじゃん。向こうも分かってるよ、あたしが飽きてこっちに逃げたって」
そんな会話をしているうちに、廊下から大きな声が聞こえてきた。見に行くと、金ピカの甲冑を纏った騎士団がズラリと整列し、その後ろには羽飾りバサバサの貴族らしき人々や、頭に王冠めいたものをかぶった人までいる。
浮ヶ原高校がいきなり異世界のお城に変貌したみたいだ。生徒たちは興味津々で遠巻きに眺めている。
「おお……これが人間世界の学び舎か。ずいぶんと質素だな!」
「騎士団長、あまり失礼なことをおっしゃいませんように。ここには“桜スープ”とかいう名物があるそうですよ」
「む、例のスープか! そんな水っぽい料理では士気が上がらんぞ!」
やっぱりキナ臭い。火炎系激辛料理を期待してる顔をしてるし。見てるだけで胃がキリキリするが、料理部としては彼らを迎えねばならない。
意を決して近づくと、ちょうど生徒会長の鳴神メグルが“王族交流会”の案内をしているところだった。彼女は冷静な表情で深々とお辞儀をし、流暢に異世界言語まで操っているらしい。すげえな。
「なんだ、そこの男子。おまえがこの学校の料理担当か?」
鋭い声に呼び止められ、振り返ると、今まさに騎士団の団長らしき大柄な男がこちらを睨んでいる。背中に大剣、腰には炎の紋章みたいなのが刻まれていて、いかにも“力こそ正義”って感じだ。
「ええ、料理部の八代仁です。歓迎メニューを任されてまして……よろしくどうぞ」
「ああん? こちらこそ……ふん、手応えのない挨拶だな。俺たちは激しく燃える料理を期待しているんだが?」
「正直すみません、うちはスパルタ料理は得意じゃないんで。胃に優しいメシをお出ししますよ」
そう言ったら騎士団長の眉間に皺が寄り、「何が優しいメシだ、戦いの場には炎が必要だろうが!」なんて怒鳴りかける。
だが、その隣にいた貴族風の男がひそひそ声で「陛下に品位を疑われますよ」と止める。どうやら王室としては品のあるパーティーにしたいらしい。そんなわけで激辛路線の要望を我慢しているっぽい。
「いいからとにかく、俺は“炎の鍋”が食いたかったんだ。だが駄目だと言われたからな。おまえのスープがそれ以上に満足させてくれなければ、騎士団の名が泣くぞ、いいな!」
騎士団の名が泣くかどうか知らんが、俺としては爆発を回避できるだけマシだ。会話がまともに成立するうちに、王族や騎士団は校内見学へと移動していく。
どうやら午後には体育館を改装した広間で“小さな歓迎式典”が行われるらしい。
そこに俺たち料理部が作った食事を並べる段取りだ。
「さて、問題は歓迎メニューだな。形式的にはスープを中心にするが……変に火薬を要求されたら断るぞ」
部室に戻って思案していると、ミハエルが光をきらめかせながら言う。
「じゃあ、あの桜スープをもっと上品にアレンジしてみるのはどうかな? 色味をもう少し濃くして、お肉やベーコンを上品にカットするとか」
「確かに見た目が華やかになるかもな。それだけで騎士団長が納得してくれりゃいいんだけど」
ユウリは机に腰かけながら、どこか投げやりに笑う。
「まあ、あいつらが“格式”とか“炎”とか言ってるのも、結局はウチらの国の文化が好きなだけだよ。私に言わせりゃ、ノリに乗せられて騒いでるだけ。気にしないで“普通”に作れば、意外とイケるんじゃない?」
「お前がそう言うなら心強いけど……ああ、もう考えても仕方ない。やるか!」
俺は気合いを入れて鍋の準備を始める。どうやら夕方の本番までに仕込んでおけばいいらしく、時間はそこそこある。それでも騎士団一行が大人数なので、大量にスープを用意する必要がある。
手が足りないが、ユウリやミハエル、牛島先輩が手伝ってくれるから助かる。
牛島先輩は幽霊だから物理は苦手だけど、材料の在庫や冷蔵庫の場所を把握してくれているし、俺にアドバイスを飛ばしてくれる。
「ベーコンの塩味が騎士たちの舌を満足させるかもしれんで~。あとは野菜をでかめにカットして煮込めば、食べ応えも出るやろ!」
「なるほど、やってみる。ありがとな」
「おうおう、がんばれや」
みんながそこそこ一丸となってスープの仕込みをする。魔界にんじんの分量を増やし、桜花エッセンスをいつもより濃いめにする。ベーコンも特売じゃなくて、ちょっと高級なやつを使ってみる。そしたらイイ感じに出汁が出そうだ。
問題は爆発しないかどうか、だが……そこは天使パワーを最大活用して安定化するしかない。
「よし、鍋完成! あとは味見……うむ、普段よりコクが強いかも」
俺がひと口すすってみると、ゆったりとした旨味が口に広がる。桜の香りはしっかり残りつつ、ベーコンの塩気が程よく混ざって、豪華感があるといえばある。ユウリとミハエルも少しだけ試食して頷く。
「悪くない。火力こそないけど、これはこれで体があったまるわ」
「騎士団長がどう感じるかは分からないけど、僕はこれ好きだな」
そうこうしているうちに、夕方になって歓迎式典が始まる。体育館のステージ周辺は異世界の装飾品でゴテゴテ飾られ、まるで小さな宮殿みたいに豪華になっている。
王族一行が玉座みたいなのに腰かけ、周囲を騎士団が取り囲んでいる状態。そこに俺たちが準備した大鍋の“桜スープ”が運ばれ、長テーブルの上に並べられるわけだ。生徒会長メグルが司会を務め、貴族連中が「では乾杯を……」とか儀式めいた挨拶をしている。
こんなの普段の高校じゃありえない光景だ。
やがて、騎士団長の手にスープのカップが渡される。ゴクリと飲む瞬間、なぜか体育館全体がしんと静まりかえる。皆が固唾をのんで見守っている。俺もユウリも、姿勢を正して相手の反応を待つ。
すると、騎士団長は一瞬だけ眉をひそめるが、すぐに目を見開き――
「………………」
何か言いかけた口が動かない。代わりにゴクリともう一口すすり、さらにもう一口。
大量に飲んだ挙げ句、胸元を押さえてバタバタしはじめる。思わず周りが「え、毒?」と緊張するが、そうではないらしい。騎士団長は突然両目から涙をぽろぽろとこぼしながら、膝をつく勢いでカップを握りしめた。
「こ、これは……どうしてだ、こんなに懐かしい味が……っ!」
騎士団長の巨大な鎧がガシャンガシャンと揺れ、肩が震えている。周囲は騒然となり、貴族連中が「団長、どうかされましたか?」と声をかける。けれども彼は言葉にならない泣き声を上げながら、スープをゆっくりと見つめている。
「お、俺がまだ若手だった頃……陛下がふるまってくださった雑炊がこんな感じだった……。そうか、あれは桜の花を煮込んでいたのか……」
まさかそんな思い出の味と被るとは。俺も驚いて言葉が出ない。
しかもこの騎士団長、あれだけごつい外見なのに涙腺が弱いんだな……。周りの騎士たちも目を丸くして、やがて静かにスープを口に運びはじめる。そして誰もが無言で啜り、少し戸惑ったように感慨深そうな表情を見せる。
「なんというか、ほんのりした甘みと塩気が、腹に染みるな……」
「俺たち、戦場の荒野ばかり歩いてたから、こういう“落ち着く”味が久しぶりだ」
「確かに炎の鍋もいいが、こういうのも、悪くない……っ」
どうやら、かなり好評みたいだ。まさか騎士団長が泣き崩れるほどの展開になるとは思わなかったが、結果オーライだろう。王族側の貴族たちも「想像以上に繊細」「こんなにも心を落ち着かせるスープがあるなんて」と口々に称賛している。
俺は胸をなでおろし、ユウリに目をやる。
「お前らの国で“桜料理”ってそんなに珍しいのか?」
「さあ? 王族御用達の特別な儀式料理だった可能性もあるし、単に偶然かもしれない。騎士団長が勝手に思い出補正してるだけかもね」
そう返しながらユウリも小さく笑みを浮かべる。彼女は王家出身と言われてもピンとこないほどラフな態度だけど、どこか遠い目をしているのが気になる。
もしかして彼女も、同じように“昔の味”を思い出したりするんだろうか。
そのとき、王族の一人がユウリを見つけて「あっ……!」と声を漏らしかける。
だがユウリはすかさずそっぽを向いて、会釈もしない。相手も気まずそうに目をそらしたから、大きな騒ぎにはならなかった。ただ、やっぱりユウリは王国で何かあったんだろうな、と察する程度だ。
本人が話さないなら、俺からも言及はしない。
一方で生徒会長メグルが「大成功ですね」と一言呟いてステージから降りてくる。
彼女もいつになく落ち着いた表情で、この場の反応を観察しているらしい。
「あなたたち料理部がいてくれて助かったわ。騎士団が火炎鍋を要求していたら、もっと混乱になっていたでしょうし」
「褒められてる気がしないけど……まあいいや。とりあえず平和に終わりそうで何よりだ」
俺が苦笑すると、メグルはほんのわずかに微笑み、再び仕事に戻っていく。相変わらずクールだが、あれでも生徒会長として責任はちゃんと感じてるらしい。今日はまだ突っかかってこないだけマシかもしれない。
しばらくして、騎士団長が目尻を拭いながら立ち上がり、ステージをどんと踏みしめて宣言する。
「……このスープ、いわば戦を鎮める味だ。この学園が異世界と交流しても、争いを生むばかりではないのだと、身に沁みて感じたぞ。ありがとう、料理部の者よ」
いきなり感謝されてしまった。周囲の拍手が起こり、王族一同も微笑んでいる。俺はなんだか照れくさいが、へたに否定すると余計面倒くさいから軽く頭を下げる。
こうして“王族交流会”は、意外なほど穏やかに進行していった。
「お疲れ、仁。やっぱあんたのスープって人泣かせすぎじゃない? UGB部のときも似たようなことあったよね」
ユウリが笑いながら小声で言う。確かに俺、そんなに泣ける味を狙って作ってるわけでもないんだが……単に桜の香りがノスタルジーを誘うのかもしれない。
「うーん、困るんだがな。別に涙を見たいわけじゃないんだ」
「でも、喜ばれてるんだから結果オーライでしょ? あたしも今日は手伝った甲斐があったってもんだし」
「だな。ありがとな」
そう素直に感謝すると、ユウリは少し照れくさそうにそっぽを向く。
なんだよ、いつも毒舌なのにこういうときだけ照れ屋か。
視線を向けた先では、ミハエルが「これぞ楽園の味だよねー」とか言いながら貴族たちにニコニコと挨拶している。牛島先輩は冷蔵庫に帰ったのか姿が見えないが、たぶん部室でのんびりしてるんだろう。
何にせよ、今回の大仕事は落ち着いてきた。
「ああ、そうだ。騎士団長がリピートしたがってたけど、鍋はまだ残ってるか? もしかして全部空っぽ?」
「ちょっとしか残ってないよ。あんたが飲んだら?」
「やめてくれ、さすがに俺は作り手として最後に味見する程度で十分。……まったく、なんでこんなに飲まれるんだろうなぁ」
呆れ半分、でも嬉しさ半分。俺のスープがこれほどまでに異世界連中を満足させるというのは悪い気がしない。派手さも辛味もないのに、誰かの胸を打つ。
凄いような、くだらないような、不思議な気分だ。
式典の終了が近づき、王族たちが学校を後にしようとするころ、あれだけゴツい鎧を鳴らしていた騎士団長が、最後に俺のところへ寄ってきた。
「八代仁……だったな。おまえのスープは、王に仕えていたころの気持ちを思い出させてくれた。礼を言う。もし、また戦場を渡ることがあっても、この味を思い出して頑張れるだろう」
「いえ、俺はただ……いつも通り作っただけで」
「はは、それがいいんだ。ここでは戦わずとも腹を満たせる。それだけで十分に尊い」
言いながら団長はがっしりと握手を求めてきた。勢いに任せて手を取ると、ゴツい鎧の裏側から強い熱量を感じる。これが戦士の体温かよ。思わず少し押されるが、なんとか踏ん張って応える。
「あんたがまた食べたくなったら、言ってくれればいつでも作りますよ。爆発は保証しないけどな」
「ああ、期待しているぞ!」
そうして騎士団長が大笑いすると、周りの騎士たちも声を上げて笑う。あの最初のピリピリしたムードが嘘のようだ。まったく、スープ一杯で世界は変わらないかもしれないが、こうして小さく人と人が繋がる瞬間があるなら、それは悪くない。
ひと段落して、俺はすっかり空っぽになった鍋を抱えて部室へ戻る。
ユウリも何も言わずついてきて、扉をくぐった瞬間、ほっとした顔をしている。
「やっぱこっちの世界が落ち着くわ。異世界だなんだって、向こうは大げさで疲れちゃう」
「おまえ、向こうの姫だったんだろ? それでもやっぱ息苦しかったのか」
「うん、まあ……あんたのスープ飲んでれば、大体どうでもよくなるけどね」
「そりゃ褒め言葉として受け取っとくよ」
牛島先輩が冷蔵庫からヒョコっと顔を出して、「お疲れやったな。団長が泣くとかドラマチックすぎるわ」と笑っている。
ミハエルもいつの間にかそこに居て、「すごいよね、桜スープってこんなにも人の心を動かすんだね」としみじみ呟く。
俺としては、それほど深い意図があるわけじゃない。ただ、普通に腹を満たすために作ってるだけだ。それが結果的に誰かの記憶を揺さぶるなら、まぁ、悪くはないかもしれない。
「さてと、今日はもう閉店だな。明日に向けて部室を片付けるか。残った材料は……って、ほとんど残ってない!」
「そりゃあんだけ大鍋を食い尽くされたらね」
ユウリが肩をすくめて苦笑い。にぎやかだった交流会が終わり、部室にはいつもの静けさが戻ってきた。校庭にはまだ異世界の空気が漂っているけど、俺の足元はもうちゃんと地に着いている。
「……ま、いっか。これだけ騒いで、死人が出なかっただけでも儲けもんだろ」
「うん、それが一番」
俺は鍋を洗いながら、桜の残り香をほんのり感じている。騎士団長はあんなに大粒の涙を流していたけど、結局のところ、炎でも派手さでもなく“懐かしさ”や“ほっとする感覚”を求めていたのかもしれない。
俺たち料理部が作るのは、派手な炎じゃなくて、静かな湯気の立つスープだ。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、腹が減る人間(あるいは人外)の心に染みる一杯を目指すだけ。
台所を見渡せば、ユウリが壁にもたれて携帯をいじりつつ、ミハエルは鼻歌まじりに浄化のオーラを振りまき、牛島先輩は天井近くでクルクル回ってる。いつもどおりの料理部風景がそこにある。
外でどんな騎士や王族が来ても、ここだけは変わらない。俺たちにとってはそれが一番大事なんだ。
「よし、洗い物終わり! あとは片付けるだけ……ってまた明日の仕込みもあるのかよ。異世界行事が続くと疲れるんだが」
ぼやき半分でそう言うと、ユウリがクスリと笑う。
「これだけ騒ぎがあっても、あんたは結局スープを作る。それしか能がないんでしょ?」
「うるせぇ。能がないならないでいい。俺はとにかく飯を作るだけだ」
「それがあんたの取り柄だからね」
そんな軽口を叩き合いながら、俺は部室の窓を開けて外を見る。
夕暮れの光が差し込み、桜色がほんのり染まっているように見えるのは気のせいかもしれない。どこかで騎士団長のすすり泣きがまだ聞こえてくるような気さえして、思わず失笑する。
あんな大の男が号泣するなんて、やっぱり異世界って面白い。
――でもまあ、泣いてくれるならそれはそれで嬉しい。戦わずに、スープを啜って心を解かす瞬間があるのなら。俺はその一杯を、これからも煮込み続けるだけなんだよな。
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