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第1章3話 会合

~この前の話のあらすじ~

『ミネアポリス』の横に『島みたいな船』から射出された

『全金属巨大飛行物体』が接舷、そのあとでやっと今作の主人公登場

~大体のあらすじ終わり~





時が過ぎ…『ミネアポリス』内会議室にて


ビリュー『どうも初めまして、私の名前はビリュッセンドと申します。

階級は中将です…ビリューと呼んでください。そちらは?』


艦長「イエイエ、こちらこそ初めまして自分の名前はミハエル・スミスです。

階級は大佐、ミネアポリスの艦長を務めております」


ビリュー『そうですか…いきなりですが、今後の我が機の処遇はどのように?』


スミス「そうですね…本国にはまだ報告しておりませんので何とも言えませんが多分拿捕しろ

とでも言うのではないのでしょうか?」


ビリュー『そうですか…それではそれまで時間がありますので自分の所属国、それといかなる経緯でこうなったかを少し、語らせていただいてもよろしいでしょうか?

それと、この情報はどのような人にも隠す理由がないためそこにいる護衛の方はそのままで…』


スミス「…えぇ勿論」


ビリュー『…それでは話させていただきます、それといくつか疑問に思う所があると思いますがその質問は自分が話し終えてからお願いします…

それでは最初に質問なされた所属国ですが多分聞いたことも無いでしょう、「パッグヴァジノ連邦国」所属の宇宙戦機「サーノビッニッガゾーシャル」というのが我が機の所属と名前です』


スミス「…はい?」


この時点でスミスは既に疑問があふれ出ていた

パッグヴァジノ連邦国?戦機?更に宇宙?

しかしそんなスミスを余所にビリューは続けていった


ビリュー『そしてこの星に来た理由ですが…6500万年ほど前に地球付近の宙域での輸送任務従事中に敵部隊と戦闘をし、敵部隊を殲滅した物の…戦闘で宇宙航行機能が破損

この星に重力の影響で墜落し、その余波で当時王者だった恐竜が墜落による衝撃波とその衝撃波でできた分厚い雲による氷河期で全滅。

それでこの星の生態系を直すためその当時生き残っていた小、中型生命体をほぼすべて保護しある程度氷河期が落ち着いた頃に、

すべての生命体を機内から出しました…此処までが落ちた後の記録です』


もはやスミスは頭の中がフリーズしていた

6500万年前?氷河期?それに恐竜を滅ぼしたのは自分?

それでもなお、ビリューは続けていった


ビリュー『…そして自分の損傷具合を確認した結果大気圏脱出機構と惑星間通信機が完全に破損した為この星から出られず助けを呼ぶ事も出来ずに、この星にこの装置を直す文明が現れるまで北極の氷の下に

自己保存を目的とした基地を建設して今に至る……と言うわけです…尚、宇宙航行機能は修理すれば簡単に直せる程度だったので後は大気圏突破の方法を編み出せば大丈夫な程です』


スミス「…つまりすべてを信じ、それを要約したら6500万年前に地球の近くで戦闘して地球に墜落した後、生命体の保護のために

自機を先に確認しないで氷河期から保護した後で自機を確認したら飛べずに、我々が出てくるのを6500万年も待っていた…と?」


スミスやっと復帰。そして疑問に思った事や確認したい事を聞いて行った


ビリュー『要約したらそうです』


スミス「…しかし疑問があります、まず一つ目に宇宙航行機能でこの星から飛べないのでしょうか?

二つ目に基地を作ったのならばその基地で大気圏脱出機能を修理できなかったのか?

という点ですが…」


ビリュー『両者とも、この環境下で作動したらこの星が消えてなくなるか、この星の生命体の殆どが酸欠で死ぬか…という程の物なので

両者とも使わずにいました…それでもそれらを使って飛び立てと?』


スミス「………」


艦長は余りの出来事に固まった

目の前にいる人物(機械だけど)は自称宇宙人であり…恐竜を滅ぼしたのは自分で、さらに、我々人類の祖先…と思われる生物を氷河期からある程度助けて…そして今に至る、と妄言にしか聞こえない事を言っている

しかし…今までの事を考えたら妄言では無いのかもしれない。

何故なら島のような船…否、島のような機が自分の艦と対峙しており、しかもこの艦の横に飛行船ではない大型の物体が接舷している。

更にとどめと言わんばかりに勝手に考えて動く…自立機械兵と言う、どこの国…個人も作れなさそうな物を所持している。

…これは信じるしかない


スミス「…つまりあなたはこの星にいる生命を思って今まで飛び立たず、我ら人類が現れこの文明ができるまでひっそりと自己保存のための基地に

6500万年も籠っていた訳ですね」


ビリュー『その通り、しかし自分は約五千年前にあなた方人類と出会ってますよ?

そして、その時にあなた方に自分たちが使用していた文字を授けた後、神様扱いを受けてチヤホヤされて…』


スミス「…神様扱い…」


ビリュー『…あの時はまだ人類の数は少なく、更に科学力もあまり無かったため自分は五千年後を期待しもう一度眠りについた…と言うわけです』


ジョン「…もしかしたら…彼らはネフィリムと言っておりませんでした?」


ビリュー『いえ、それの意味は?』


ジョン「意味は天から落ちてきた者達…と言う意味で神話のエノク書と言うのに書かれており、それによれば、≪人の食物を食べつくした後、彼らは共食いを始めた≫…と書いております

因みに、巨人族と言う神話の生き物と人間の間に生まれた子…らしいです」


ビリュー『…それは自分のことかもしれませんね…決して巨人族と人間の子ではないと、言い切れますけどね…まぁこんな感じでこの星に来た経緯を話しました。

…しかし拿捕となると少し面倒ですね…スイマセンがお聞きします、国際組織はありますか?』


スミス「一応ありますが…我が国アメリカ合衆国は提案こそしたものの入ってはおりませんが、国際連盟と言うものはあります」


ビリュー『そこの本部はどこに?』


スミス「…確か欧州にあるスイスのジュネーブにあります」


ビリュー『それでは、パッグヴァジノ連邦国の代表として、その国際連盟に加盟します』


一同「!?」


いきなり国際連盟の加盟宣言をされたら驚くだろう。

しかも、自分が今から描かれるであろう歴史の中心にいる…普通に人生を終えると思っていたが、目の前の人物によりその希望は一片残らず綺麗に粉々に打ち砕かれた


ビリュー『自分はアメリカ合衆国から拿捕をされないように、今ここで、宇宙戦機「サーノビッニッガゾーシャル」を領地とした、「パックヴァジノ連邦」の設立をここ、ミネアポリス艦内で宣言します!!!』






視点を変えて艦魂ミネアさん


ミネア(もう…意味が分かんない)


流石に艦魂でもまったくもってして意味がわからなくなっていった。

しかしそれでも理解はしていった…後で話し合うためにも


ミネア(…あとで二人になったら話をかけてみよう…)






視点をもとに戻そう

スミス「…つまり、我々に従う気はないと?」


ビリュー『いえ従いますよ、しかし拿捕するにしても自機を隠すとしても巨体過ぎてどこにも隠せそうにありません、更に公開するにしても何かしら戦争がおこりそうですしね?

ですので一応、国家として名乗りをあげておくことでアメリカ合衆国は自分を隠さないで済みますし貴国が戦争に巻き込まれにくくなるために、一応名目上国家として名乗りを上げます』


スミス「…そうですか…それでは、自分は祖国にその旨を報告しておきます…因みにその宣言はいかがなさいます?」


ビリュー『既にモールス信号の平文で各国に宣言した、今でも繰り返し伝えていますよ?』


スミス「…えぇ!! それでは急いで報告しますので!!」


ビリュー『あぁ!! それと、お急ぎの所申し訳ございませんが、この部屋に一人にしてくださいませんか?出入り口に見張りを配置しても良いので』


スミス「許可します!!!それでは!」


ジョン「…自分も忙しくなりそうなので失礼します…それと、そこの手空き要員達

出入り口を固めろ!」


手空き要員達「「「「「諒解」」」」」


そして…艦魂合わせて2人(?)となった





再び、ミネア視点


ビリュー『あぁ!!それと、お急ぎの所申し訳ございませんが

この部屋に一人にしてくださいませんか?出入り口に見張りを配置しても良いので』


ミネア(…やっと話せる…のかな?色々と聞きたい事があるからなぁ

…でもこの人、見える人かな?)


そうして、この会議室から人が消ていった


ビリュー『……さて、あなたはこの艦の艦魂ですかな?』


人がいなくなったと同時に、小声ながらミネアに向かい話しかけてきた


ミネア「…私…ですよね?」


ビリュー『あなた以外に他に誰がいると?もう一度聞きます

あなたはこの艦の艦魂ですか?』


このとき、ミネアは目頭が熱くなるのを抑え(艦魂以外の人と話すのは初めて)


ミネア「…はいそうです、私の名前はミネアポリス

通称ミネアで階級は大佐です。よろしく」


ビリュー『よろしく、ミネアさん

自分は改めて自己紹介すると…宇宙戦機最高責任者兼、

宙魂・・のビリュッセンドです、階級は中将、よろしく』


ミネア「…ちょっと待って、宙魂?」


ビリュー『あぁ、宙魂だ。君もその類だろう?』


ミネア「…え?でもあなた、無線で話しているって言って…え?」


ビリュー『すまない、自分がいた国では宇宙戦機の無人化が急務でな、既に存在が判明していた我ら宙魂に指揮をとらせる様にするための機械が出来て、それの媒体装置の一つを使った、と言うわけだよ』


ミネア「よくわかんない…けど実際に見えない人の目に見えるようになったの?」


ビリュー『まぁ、ある程度は見えるようになったが…この遠隔操作型機械兵みたいな物を介してからでなければ見えない』


ミネア「…うらやましいな…因みに科学力ってどれくらい進んでいたの?」


ビリュー『戦争で言ったら星一つ無くすのは赤子の手を捻るほど簡単にできる』


ミネア「…怖っ!!!!!」


その後、ミネアとビリューの話はビリューの処遇が決まるまで続いた

要塞「やっとかけた…けどあんまり手ごたえがしない…」


ビリュー『…お前の文章力が無いからじゃないか?』


ミネア「そうですよ!!私なんか、ですですを連呼して…キャラ設定とか書いてます?」


要塞「…そう言えばミネアさんの事を書くの忘れてた」


ミネア「馬に蹴られて死んだらどうです?」


要塞「…人の恋路の邪魔はしていないぞ」


ビリュー『そのネタを知っている人が少ないと思うに一票』


ミネア「…今度からキャラ設定を書きましょうね」


要塞「…はい、ぜんsy「善処しますは無しね」…諒解しました」


ビリュー『いい加減次回予告をしような、

それじゃぁ次回』


要塞「第一章四話」


ミネア「寄港、お楽しみに

じゃんけん……」















ミネア「ポン!!」(チョキ)


要塞「感想等色々をお待ちしておりますよ!!!!」

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