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第-1章-4話 炎の時代 1

せめて…年が終わりかけるもっと前にっ…書くべきだった…!!


…会議場で見せられた光景、それは架空戦記に出てくるような光景

暗い、暗い海…しかし希望にも似た広大なる海として例えられる宇宙での光景であった…


今回は、番外編として数話にわたり一旦過去に戻ろう




…そう、6000万年以上前の炎の時代へ…









「おいビリュー、お前今度の輸送任務に引っ張られたって?」


ビリュー「そうだが?」


「輸送任務なんかのどこが楽しい? お前なら断られたはずだろ?

男はやっぱり敵との決戦だろう!?」


ビリュー「いや、今回の輸送任務…太陽圏の水星からの輸送任務だ」


「おい、まさか……あれを運ぶのか!?」


ビリュー「あぁ、俺は敵との決戦よりも、こちらの方がより多くの、より強い敵と戦えると睨んでる…

それにあれを運び切れたら戦争を終わらせた英雄としてこの世が終わるまで、名に残る!

そう考えて、あえて誰も参加しなさそうな任務に挑んだ」


??「それは面白そうだな」


ビリュー「よぉ、ケラッフ、お前も参加するのかい?」


さて、ここで話を掛けてきたのはケラッフ…本名「テリケラッフス」ビリューと同じ、宙魂で同僚である。


ケラッフ「あぁ…俺も参加することになった、後ろは任せろよ?

…それに、今度の戦いは妹の初陣であり顔合わせだ」


ビリュー「ほぉ、妹が出来たのか?」


ケラッフ「あぁ…今度の出撃前に本星から来る予定だ

お前は妹…いや、艦載機を作る気はないのか?」


ビリュー「…艦載機…ねぇ」


ここで説明しよう、ビリュー達の所属する国家は、宇宙戦機であり小型戦機以上の兵器を「彼」と呼び、制宙権戦闘機等の小型機を「彼女」と呼んでいる

さらに、派兵先や戦闘宙域、各艦によって求められる戦闘機が全く異なるのだ。

そのため、多少融通のきける所には大量生産できる小型戦機を送るが、それ以外の場合は『専用機』を送ってユーザに応えるのだ。

そちらの方が損害が少ないと思われている。


ビリュー「欲しいっちゃぁほしいが…手続きが面倒だったんだよなぁ…」


ケラッフ「案外簡単なんだがな…まぁ…面倒な奴には面倒だな」


ビリュー「それは良いとして、今回の参加者はどれくらいだ?」


ケラッフ「あぁ、俺達合わせて28機だ…無論小型戦機も入れた数字だ」


ビリュー「おいおい、それは厳しいな…あと40機は欲しい所だが…」


ケラッフ「…数少ねぇからな俺達…」


ビリュー「これでも、大戦力ってわけか…因みに、旗艦は誰がやるんだ?」


ケラッフ「この俺様さ、でお前は副官だ」


ビリュー「へぇ…今回はでかい奴順じゃないのか」


ケラッフ「むしろ、お前のその輸送能力に期待しているんだろう?」


ビリュー「…まぁ…な」


ここで説明しよう、ビリューの本体『サーノビッニッガゾーシャル』は大型双胴多目的戦機と言う存在である。

この大型多目的戦機とは、単艦で戦機としての役割や輸送機としての役割、さらに制宙権戦闘機の中型補給基地、又は小型の移動砲撃要塞として多目的に使われる戦機の事であり

コストは一機で普通の戦機が4機作れる値段であり、2.7機分の資材を使い、3倍の時間がかかるが、それでも膠着した戦況を打破することが出来る有効な手段として作られた兵器である。


ケラッフ「…それと、聞いた情報では敵の新型が出たらしいぞ」


ビリュー「へぇ、どんなのだ?」


ケラッフ「球体型だそうだぜ…面倒そうだ」


ビリュー「おいおい…今までのとは全く違う形の敵だな…ん? むしろ威力が弱くなるんじゃねーの?」


ケラッフ「…確かに表面積では従来型の方が広いが、普通の奴よりずっと強烈な一発を撃つ…

噂じゃ、大型戦機が一発で中破に追い込まれたらしいぞ」


ビリュー「うげぇ、そいつは……心が躍るな」


ケラッフ「だろう……おっと、それじゃまた会おうぜ」


ビリュー「おう、じゃあな」





そして…作戦決行当日に場面は、変わる

申し訳ございません、現在、要塞好きはぼこぼこにされていてナレーションの人しか出ません


さて、何故このように遅れたかと言いますと、架空戦車のレシピの資料を集め、更に敵の兵器は何にするか



…と、基本的な事をしなかったがために怒ってしまった悲劇です。


それでは次回予告は今回出てきたケラッフさんに


ケラッフ「次回、第-1章-3話 炎の時代 中

ご意見ご感想、まってるぜ?」

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