勘違いしている文学男子(笑)の恋のうた
思春期を思い出して読んでください。
僕は基本的に何も考えたくない人間でしたので、家の電気をつけることも外出することも嫌いでした
世間を1本ひねくれた目で見ては生まれの不幸を呪ったり、睨みを聞かせる練習するくせに目を合わせることをはばかったり
そんなこんなで自己完結しては、時折君のことを思い勝手に辛く感じたりしながら過ごしておりました。
きっと君の生きている世界は僕のそれとは対極です。
君は僕を理解せず、僕は君の趣味は理解し難い。
だけど君が僕に合わせるなんて大それた行為などに意味は無い
というわけで、僕は、決めました
ミーハーな歌を歌って、それから過呼吸で死にましょう!
そしたら君が一瞬でも、僕に振り向いてくれるんじゃないかしら?
Oh!意味の無いオノマトペに、ダンスして思い切り飛び降りましょうAh!
君の愛するものを愛すれば相思相愛になれるかも、なんてランランランラランラランランラランランランラランラランランラ
チープな言葉の連ね方が文学的な僕には辛くて、
だって愛とか好きとか薄っぺらい感情論は到底無価値でしょう?
だからきっと僕がきっとあんなペラペラな歌詞よりも、ずっとsophisticatedな一節を二十万個くらい考えてあげよう
でもそれでもやっぱりやっすい御託のパズルを君が好むのだとしたら、その心の前で僕の想いはエゴに成り下がる
よってここは黙って、皮を被って、かぶらをとってつがいよっぴいてひょうふっとひょうふっと、はなちましょう
え???
ミーハーな歌に浸って四分音符安い4分の3拍の愛を感じて!
君の愛するものを愛すれば、僕の心の仔細は徐々に徐々に削れて消えていくのさ、sa、s……
実際の所臭い永遠のセリフパクれば君は僕になびいて揺れたりするのかな?
そしたらこんなくだらない語彙なんて脱ぎ捨てて愛を語り続けられるのに
はいランランランラランラランランラランランランラランラランランラ
こんなかんじ?
Hey
baby,baby,I love you forever I never forget you get you get youこういうやつが好みなんだろ?
君と出会って、君と笑って、沢山喧嘩もしたりして、だけど最後には俺しかいないって、言えるような男になりたいな、えええ?どう、どうでしょ?こんなんでしょ?
レッツゴー飛んでけ!勇気を持って
心暗くする雨なんて吹き飛ばしてやれ!
レッツジャンプ決意胸に
いつか大きくなって帰ってくるために
ほら、ほら、ほら、これでしょ?
いかにも君が好きそうな言葉並べてみたよ
ああああぁ、虫唾が走る!君に迎合してみたよ!文学的な僕にはこんなこともできるのさ!
さぁさぁ、さぁ、さぁ!僕の手取って、シャルウィーダンス?こんな艶かしい夜は君に良く似合うんだから!おとぎ話のような夜を、一緒に過ごそう!
あ、無理、はーい分かりましたさようなら
こんにちは、コーノです。深夜テンションで普段絶対書かないであろう詩を書きました。後半の方、書きながら、ひゃー恥ずかしいwww無理無理無理wwwwwwってなってしまいました。
ぜひどなたかに作曲して頂きたいです。ニ長調でDメジャーかDマイナーを使うような歌にしてください。