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クラス上位カーストを目指して

いじめとは、クラス上位に属している奴らが使う、クラス内の立場をキープするための行動である。

いじめをすれば友達との協調性が更にアップするが、しかしいじめに合う人は何も得はしない。

「人」なんて自分さえ良ければそれでいいと思ってるに違いない。

クラス内でいじめを受けてる人数はだいたい一人くらいだろう。

それで集団攻撃かよ。ダセェなまったく。


うん? クラスにはどんな奴がいじめられてるのかって? 


そんなの、この腐った文章を見たらわかるだろう。


この俺! 宮川鈍角みやがわどんかくが学校でいじめを受けています!

ハッハッハ!ハァァ…(笑えん)なんで俺がいじめられねぇといけないの?

この腐った根性が悪いの?

俺だって前はこんなにひねくれてないんだよ?顔はイケメン(普通)

身長は高くて勉学はまぁ…良い。少しうるさいけど真面目にしていたよ?


考えに考え、ある一つの点にいたった。


あ、!名前がいけないのね、何?鈍角どんかくって、数学で習ったよね?90°よりも大きくて180°より小さい「角」だっけな。それを俺に例えると (イケメンよりもかっこよくてイケメンよりも賢い…「俺」)だっけな


そんなクソどうでもいい話はおいといて…(さっきのは絶対暗記ね!)


学校とは一歩間違えると地獄と化し、つねに監視者達に目を向けられる。

   

       俺はこの学園内で大きな失敗をしてしまった。


俺が行く柏木かしわぎ高校は柏木市にあり、学園内はかなり広く、グラウンドと校舎が3つあり、柏木県では3番目に大きな高校であり、地域では【3高】とも言われる。

陸上部(長距離)所属の俺は大会のために猪突猛進ちょとつもうしんにグラウンドで走っていた。

だんだん体が熱くなり、ジャージを脱ぎ、半袖長ズボンに変身するとスレンダーマンのようになり、走ると首と腕の部分に風が当って気持ちぃぃぃですわ!

体が冷えたか、途中お腹が痛くてトイレに行き、出すもの出して部活に戻ると

俺がトイレに行ったのを見計らってか、

一年の女子部員四人(可愛い一人+NO可愛い三人)が、俺のバッグの中に入っていたジャージをふざけてかいでいたのである。


 …え何やってんの?家畜なの?興味本位で人の物嗅ぐって豚かよ


すると、女子(家畜)部員達は


「……何これ!臭っさ!臭いスッゴ!マジ臭っさ!」


「これまじで臭いわぁ!【アンモニア臭】かよ」

   

「クッソ臭いわぁ!次からアンモニア先輩って呼ぼうよ!」


とクソビッチ家畜部員は臭いを連発で放っていた。

「んだよ【アンモニア臭】って仕方ねぇだろ、朝リ○ッシュしてきたから、走って汗とコーティングされて未知の臭いになってしまったからよぉ」


苛立ちながら物陰に隠れて見ていたがふと疑問が出てきた。

 あれ?可愛い後輩の…たしか和泉楓いずみかえでだっけ?悪口を言ってないなぁ…少し顔が暗いな?


するとそれに気づいた家畜部員の一人が楓に向かって


「ねぇ楓〜臭くない?まじやばいんですけど」

 

 と言うと和泉さんは「う、うんそうだね。」と控えめに言う。


和泉さんは自分がもし「臭くない」っと言うと家畜部員共に

「空気読めよ」、「何言ってんの?」、「私達に逆らうの?」

などと家畜部員と和泉さんとの間に境界線が引かれてしまい、いじめの対象になってしまうのを恐れてたんだろう。






        

      

         俺はもう我慢できなかった







   その行動が俺の学校生活を苦しませる原因だった。


人生を一度誤ったらもう取り戻すことは出来ない。

学校だってそうだ。クラス内では誰もが自由な行動をしていいと思ったら大違いだ。

誰もが一本の柱の上に立ち、つねにクラス内でバランスをとっている。もしその柱から落ちるとそこはもう地獄だ…。

誰も助けてはくれない、いや助けてくれるやつはいるがそいつもいつか離れてしまうだろう。

友達もそうだ、いつかは裏切る。絶対とは言えないがほぼ言えるであろう。

世の中なんてそういうものだ。


俺は物陰から飛び出して家畜共に怒りを込めて言ってやったんだ。


     「おい…誰のジャージが臭いって?」


          「…………………………」


一瞬の沈黙があったものの、家畜部員達は


     「いや先輩?私達【臭い】なんて言ってませんよ?」


家畜部員三人のリーダーである花梨かりんが笑いながら嘘を言ったが、

 

     「アンモニア臭、アンモニア先輩」


          「…………………………」


はい俺の勝ち〜!嘘には真実を告げよ!逆〇裁判かよ、しかし


        「ホントだから言ったんじゃないですか」


はい?開き直るのやめてほしいですねまったく。


「臭いんですよ、ねぇ!美香みか直美なおみかえで


はいでた!アニメであるやつ〜集団攻撃かよ。和泉さんは関係ないだろうが!


     美香 「臭いんですよ先輩のジャージ」


     直美 「マジ臭いです!洗ってください」


     楓  「………………臭いです。」


まったく!最近の若いもんわ!すぐに集団攻撃!

選択ガンガンいこうぜかよ。



   花梨「先輩これだけで怒るってまじウケる!キレ症ですか?」


   美香「病院予約しときましょうか?」


   直美「先輩だからって調子に乗らないでくれません?」   


   楓 「…………………………」


おいおい。そろそろ限界が来たぜ、野次馬も増えてんじゃねぇかよ。

3対1ってよく一人の方が悪く思われるよね?何なのあれ?


     俺「あんまり吠えるなよ家畜部員共が…餌の時間か…?」

  

この言葉で花梨の逆鱗げきりんに触れたのだろうか、


          するとだ、


    花梨「これだからメガネアニメオタクは…キモいんだよ」 







 


 








     いつの間にか俺のこぶしが目の前に出ていた…       








      今回初めてで、文字数が少ない、字間違えはm(_ _)m

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