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MonsterHunter  作者: 大河童
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プロローグ

皆様お初にお目にかかります。大河童と申す者です。

いつか書いてやろう書いてやろうと水面下で虎視眈々と狙っていた気が、とあるきっかけで熟した次第でして今回の執筆決断に繋がりました。

作家さん等を目指して奮闘している周りの方々等には遠く及ぶ筈も無い事は承知の上で、気にかけて読んで頂ける読者様の娯楽に一役買えればいいなぁとか思いつつ、これからゆるりと綴って行こうかと思っています。


とまぁ、前置きこれまでにして。

MonsterHunter

これは最早、赤い配管工のおじさんに並ぶ国民的ゲームとなっているのではないでしょうか。

こんな周知の作品を題材として取り上げた理由はただ一つ。

大好きだからです(笑)

如何せんゲームの仕様通りで小説として物語を描いていくとなると、多々難が生じる事は明白ですので、そこは自分なりの解釈でやっていこうかと思います。

それによって作中に理解し難い設定等が出て来てもそこは「あぁ、この人も必死なんだな」とお笑いになる程度でご容赦頂けたらと思います。


ではでは、後はひたすらに頑張って執筆していこうかと思います。

どうぞお目に止まった際は中身をご拝読頂けたら幸いです。


追記


※注意というかお詫び


後述したものにも書いていますが、この小説、MonsterHunterそのものが初耳の人でも判るように試行錯誤して綴っております。

ですので、既存の設定を大きく覆したり等の愚行も多々見られると思います。

が、かといってそこまで念入りにオリジナル要素を散りばめられているのか?問われれば頭を傾げる他無いのも事実でして。

まぁつまるところ、この小説非常に宙ぶらりんなんです。

しかしそれを上手い具合に運べる程に文才が足りてない事もしっかり自負する所存でありまして、結局決意すら宙ぶらりんなのです。

どうぞ嘆いてやって下さい。


大河童

 見渡す限りに広がる平面状の広大な大地。その雄大さから少し目を離せば人は勿論の事、この世界には《飛竜》と呼ばれる生き物が生活していた。

 その竜が人との共存を望まずに居たのだから、当然人々はその弊害を取り除き平穏を求める。自分達へと災厄をもたらす竜と戦う為に人は戦う選択肢を選んだ。しかし竜の存在は人には決して在り得ない、その恐ろしい巨躯や翼、攻撃力に有り、人々は瞬く間に窮地に陥った。

 そんな折、同じ人でありながら優れた能力を持つ者が現れ始める。

 その者達を中心に、人は協力する知恵を付け、皆が出来る最善を尽くし竜に再度戦いを挑んだ。各々が個人で勇を奮っていた時に無念さが募る程に、人はこの劣勢を押し退けていき、いつしか双方の生活を拮抗する程度までもっていく事に成功する。

 そして戦い疲れた人々は、やっと掴んだこの平穏を永久にする為に対飛龍組織・ハンターズギルドを組織する。更に憂慮すべき統率を、先述した優れた能力を持つ者を《竜人族》とし、彼等にそれを頼む事により守りをより強固なものとした。

 いつしかその組織に属する者達は狩人ハンターと呼ばれるようになる。

 時間はそこから幾百年も流れたが、その拮抗は未だに崩れる事を知らず現在に至っている。

 今この世界の中心として機能する都市ドンドルマ

 竜との戦いを当初から見守っていた小さな村が、時間の経過と共に狩人達の持ち帰って来た多種多様な材料や、経験、話し等で少しずつ大きくなり、いつしか世界の中心へと飛躍している。



………………


…………


……



 そしてそのドンドルマにある船の停泊所、その一つで一人の青年が、肩から膨らむに膨らんだ麻袋を引っ下げて立っていた。


「やぁ船漕ぎさん、景気はどうだい?」


 青年はいくつかある小船、その一つから荷卸し作業をしている壮年男性の背中へ声を掛けた。

 どうやらその船漕ぎさんは、景気を伺ってきた声色に覚えがあるらしくそのままの作業を中

断する事なく返事をしていた。


「ぼちぼちってとこだな。そういうお前はもう出発か?」

「まぁな。こっちに居る間色々と世話して貰った訳だしさ、別れの挨拶くらいしておかなきゃ

狩人の名が廃るってもんだよ」

「あぁそうかい。そりゃありがとうよ。って訳で挨拶は済んだんだしよ、俺の事は気にせずとっとと故郷に戻りな。じゃぁ元気でな」


 背中越しに聞こえる声はどこか刺々しさを漂わせていた。ひと段落した会話後に青年の顔は苦い表情へと変わる。


「そりゃ無いでしょーよ。はばからずも一年近くも仲良くやってたんだ。俺としては見送りくらい気持ちよくして貰いたいな」


 青年が言い終えるや、壮年の男は抱えていた荷物を地面へと置き大きく溜息を漏らした。

そのままゆっくりと青年へ振り返り先程とは一変、何か不安があるかの如く弱々しい口調で言葉を吐き出した。


「なぁファスター。判る、判るぜ。お前の言う通り一年間も世話してきたんだ、そりゃ手前の考えてる事だって手に取るようにわかっちまうんだよ」

男は頭はガシガシと掻きつつ俯きながら続ける。

「だからな、そんな俺へ少しでも礼がしてぇって言うならよ、今すぐ黙って俺の前から消えてくれねぇかな?」


 地を見ていた男は一息、二息と吐き、そこから更にもう一息入れた後にゆっくりと顔をあげた。

 するとどうだろうか。男からファスターと呼ばれた青年の姿はそこに無かった。

どうやら男の言い分に何か思う所があったのだろう。男の吐いた言葉通りとなっていた。

男はその場で肩を竦める。


「おいグラン!何してんだ。さっさとしないと日が暮れちゃうよ。三日以内には街へ帰りたいんだから早く準備しちゃおうよ」

「わぁった、わぁったよ畜生。俺の負けだ、乗せてってやる……ってお前何してんだ!!積荷に座るんじゃねぇ!!そりゃ客の大事な品物だ!!」


 ファスターはいつの間にかグランが作業していた船に乗り込み、積荷の一つに腰を掛けて笑顔をこちらに向けていた。

 グランは慌てて船に飛び乗った。が、その際ファスターが船の重心を動かし彼は横転、哀れや川の中へ落ちて行った。川自体は街中を流れている為深くは無いが、当然人が落ちたのだから濡れる。ファスターは額に青筋を浮かべわなわなと震える男を指差し腹を抱え笑っていた。

 ファスターの腰を据えている積荷、そこに貼られている小さな紙には《グランのニコニコ水上運送屋》と書かれていた。


まったく関係の無い余談ですが、わたくしそこそこ重症な声優ヲタクです。


以上申告でした。

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