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鬼なるもの

作者: 恐怖怨霊

これは私が大阪に住んでいたときの話です!


その当時の家は父方の祖父祖母とお姉ちゃんが母屋に住んでいて、自分と兄と母と父がはなれに住んでいました。

ご飯やお風呂の時は、母屋で済まして寝るときだけはなれに行く感じでした。


洗濯干す場所も敷地内ではあるが、母屋の向かいにあり下は駐車場で上が洗濯を干す場所って感じでした。


小さいときに霊感があったりとか、幽霊の類いを良く観る霊感少年とかではなく、普通の少年でした。


前振りが長くなりましたが、今回の話しは節分に起きた話です。


昔から節分の日は皆で、一つ一つの部屋を回り豆を投げて、次の部屋行くといった流れで、最後は敷地がそこそこ広かったので、外の畑等も周り豆まきをしていました。


自分が保育園の年長の節分の時、何時もと同じように豆撒きをしながら、外の畑の豆撒きを終えて、家に入ろうとした時、急に雨が降ってきて雷も鳴り出しました。


皆で、雨降る前に終わって良かったねと話をしていた時、ふと外の洗濯干場を見ると、暗くてシルエットしか最初は見えなかったが、鬼の形をしたなにかが、立っていました。


そして、徐々に姿がハッキリと見えるようになると、角の生えた赤い鬼がこちらを見下ろすように立っていました。


自分は、怖くなって母や父に言っても二人は何も居ないと言って、なかなか相手にしてくれなくて、兄弟に言っても兄も姉も見えないと言われました。


何故自分だけに見えるのか、怖くて泣いてしまいました。

その間も目を離すと、近付いてきてしまうんじゃないかと思い鬼から目を離せないでいました。


すると、鬼は自分を見てニヤリと笑い階段の方に行き、階段からゆっくりと降りてきました。


この時の、自分は怖くてもうダメだと思った時に、祖母が自分に向かって話しかけてきました。

祖母「鬼が見えてるのかい?」

自分「うん。赤い鬼。」

祖母「そうかい。今何処にいるんだい?」

自分「もう階段の下まで来てるよ」

祖母「分かった。おばあちゃんに任せなさい」

そう言うと祖母は、皆に向かって

祖母「全員中に入りなさい急いで」


皆は、何で?って顔で中に入り、祖母は外に向かって

祖母「あんたにうちの孫を連れていかせないよ。とっとと帰りな」

と言いました。


すると、玄関のドアを、ドンドンドンと何度も何度も叩かれました。

さすがに皆がただ事ではないと理解して、玄関を見てました。


どれくらいたったのか分かりませんが、叩く音が鳴りやみ鬼のシルエットがなくなってようやく皆がほっとして台所に行き、座りました。


すると、祖母がゆっくりと話始めました。

祖母「昔からこの場所は鬼の話が多くてねぇ。」

祖母「おばあちゃんも小さいときから聞かされては居たけど、見たことは無かったのよ」

祖母「今回も別に見えては居ないんだけどね」

祖母「ただ、ひでちゃん(自分)が本当に見えていて怖がっていたのが分かったから、今年は来たと思ったのよ」

祖母「鬼は見えてる人間を連れていくと聞いていたから、ひでちゃんが連れていかれると思ってすぐ皆を家に入れさせたのよ」


自分「また来るの?」

祖母「もう来ないと思うよ」

祖母「ただ、これから大変になると思うよ」

母「大変な事って何ですか?」

祖母「鬼は見えなくなるかもしれないけど、幽霊の類いに取り付かれたり、見えたりするかもしれないはね。」

母「そんな。じゃあ、普通の生活はおくれないんですか?」

祖母「そこまでは分からないのよ」

母「そんな。」

祖母「何かあれば、皆でひでちゃんを、守るつもりで居ないとすぐに連れていかれるわよ。」

母「分かりました。」


このやり取りの後、自分は泣きつかれて寝てしまいました。

次の日からは、誰もその話をしようともせず、普通に過ごしました。






最後までみていただきありがとうございました。

今回は、始めて怖い体験した話でした。

これから、私の身の回りで起きた話を短編ではありますが、書いていきたいと思います。

今回の話しは、あくまで、序章に過ぎないです。




以上です。

ありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ぞっとしました。おばあちゃんの暖かさにほっとしました。
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