話題6
※諸事情により書いていた時期が一年前(2018年)のものとなっています。
なので会話内容が一年ほど前のものとなっております
夜「異世界ってさ。転生と転移で別れているけどさ。できるならどっちがいい?」
雨「とりあえず転移は救世主なんたらでやっているから転生かな」
夜「ふーん、そう」
雨「というか、ぶっちゃけ俺は妹とか幼馴染が欲しいからワンチャンの意味を込めて転生がいい」
夜「あー、そういう考えもあるか。なるほどね」
雨「うん、で、その幼馴染も産まれが遅いから『お兄ちゃん』って呼ばれたいし、ある程度歳をとっても『兄さん』って敬称で呼ばれたい」
夜「それはなんていうダカーポだい?」
雨「あれは義兄妹だろ?」
夜「Ⅲはまじで赤の他人。設定じゃあ隣同士の幼馴染。そういえばアレはⅢのSSはアニメはなかったな。魔法編とプラチナパートナー編のどっちをやるんだろうなって思ってたのに。ダルセーニョとかもアニメやらないのかな?」
雨「お前ホント何でも知ってんな」
夜「いやそこまで知らない。内容は大体把握しているけど、Ⅲだけアニメ見てPSPでやったけど、ⅠとⅡはアニメもちゃんと見れてない。YouTubeで見てたたけど、全部消されて最終話から五話くらいはラストはどうなったか知らない。ただその後別の人が投稿されていたSS見る限りは妹ルートに進んだってことが分かって、でまた別の人のやつで続編のⅡでは姉ルートだったってことだけは分かってる」
雨「ずっとあるやつと消されるやつってたまにあるもんな。俺もそれで……なんだっけあれは? なんか見てて途中で止まったヤツがあ……いやないな。すぐに別の人のであった。幽遊白書」
夜「元がエロゲー系とかギャルゲー系のやつは消えやすいと僕は思ってる。なぜならエロが強いから」
雨「まあ、引っ掛かりやすいよな。エロだから」
夜「けど、ゲームの方の攻略しているやつは結構残っているのはなんでだろうね? エロCGを消しているからかな?」
雨「明らかにそれだろうな。一応対策としてそれはやるよ」
夜「あ、そうだ。どうでもいいけど、僕はギャルゲーの攻略って動画投稿している人に対して思っていることが一つあって、実況はいらねえな、って」
雨「ああ~~~。俺はゲームキャラの声が聴きたいのであって、お前の気持ちの悪い解説や「ひゅー!!」「わー!!」みたいな気持ち悪い歓声はいらねえ、ってやつだろ」
夜「別に、RPGとかのやつであれやこれやはしゃいで騒ぐのはいいけど、ギャルゲーとかはあくまでもキャラを愛でたり、ストーリーを楽しみたいから。興奮するのは分かるけど、それはやるのは視聴者だけで十分なんだ。お前はお前で騒いでください。こっちはこっちは騒ぐからってそんな感じの気持ちがあるねえ」
雨「なら、見ないで自分で買えよって話になるぞ」
夜「うん、だから実況があるやつは見てないもん。こっちの気分が盛り下がるから」
雨「まあ、分からなくはないな。それに関しては」
夜「うん、あ、そうそうそう言えば今週から来週くらいで続々とあの今夏のアニメが始まってくるんだけど、アイスランドだとかアイランドとかそんなアニメあるじゃん」
雨「ん、なに? 今季のお前の押し?」
夜「いや、押しは今の所は汚いの方のグラブル」
雨「綺麗な青い空の冒険じゃなくて、汚い海のアニメかっこ笑いかっことじのな」
夜「で、そうじゃなくてこれは一応ストーリーは知らないけど、僕が知る限りじゃあこれはギャルゲー原作のアニメらしいんだよね。ゲオで何度か買うか買わないかを迷ったことがあるからよく覚えている。……やっぱ買えばよかったな、こんなことなら」
雨「で、どうした?」
夜「あ~、ただなんとなく、あ、久しぶりのギャルゲー原作のアニメだなって。たぶん一年ぶりくらいになるんじゃあないかなって。ラブコメとか恋愛系は最近は漫画とかばっかだったなって」
雨「そういうことね。一年ぶりってその前ってなんだった?」
夜「KeyのRewriteだよ」
雨「あれは面白かったけど、よくわからなかったな」
夜「あれは二十五話じゃあ無理だもん。せめてもうワンクール入れて………リトルバスターズと一緒で一期二十五話、二期十二話でやらなちゃあ本当無理だもん。だから、一期のラストは『あれ?俺達一話見逃したっけ?』っていう感じになっちゃうもん」
雨「アレホントビビったわ。ホントその感想だったもん。あれ、どういうこと?って思ったもん」
夜「原作をプレーしていた僕はアニメ見た時「あ、これゲームをやっている人だけがニヤニヤできるようにしているんだな」ってそう思いながら見てたもん。この間言ったカリギュラと同じ理論」
雨「そんなこと言ってたな」
夜「これ前も言ったけど、ゲーム原作のアニメは大体、アニメ初見の人よりもゲームやっている人がニヤってするようにできているから」
雨「それは言ってないな」
雨「というか、だいぶ話逸れたけど、結局お前は転生と転移はどっちがいいわけ? それが元々の話だろ」
夜「僕? え、あ……。どっちもやだけど」
雨「いやなのかよ!」
夜「いや、正確に言うなら自分の記憶とか人格を維持して状態で転生したくないし、転移してもちゃんとその世界に対応できる自信がないな」
雨「それは……、この手のもので一番言っちゃいけないやつだろ……」
夜「できれば普通に輪廻転生して、自分ってやつをデリートしたまっさらの状態がいい」
雨「ただの別人だぞそれは。自分の記憶を引き続きして知識無双とか色々できるし、小さい頃から賢いから努力して神道とかでチヤホヤされるようなことが一番の強みなのに?」
夜「たぶん、その努力をしないな。もうその、子供の頃という現段階で脳が子供と大人で有利さがあると思って、斜に構えて絶対やらない」
雨「あ~、言われるとなんか想像できるなあ~。……俺もそうかもしれない、やらないな」
夜「あとさ、あの、赤ん坊の時から自我が目覚めていて、その世界のお母さんのおっぱいを吸うってことから始まるけどさ、……正直嫌だよそれ。赤ちゃんプレイどうこのじゃあないから。近視相姦どうこうのじゃないから。色々きっついよそれ」
雨「分かるけどさ。………そういえばアレなんで赤ん坊の時から自我があることにしたんだ?」
夜「だからその努力の基準ために早い方がいいから、どうすればいいのか。赤ん坊の時から鍛えればいいじゃないか、の思考でしょ」
雨「あ~、『それは天才だな』って思っていたそんな時期も俺にもありました」
夜「だから、そのまっさらの状態で……夜名津我一が一切ない……その魂が輪廻転生体が一体どういう人間になるのかは気になるから。自分であって自分じゃあない、全く違う自分の転生した人生って奴はどうなのかを見てみたい」
雨「見たいのかそれ? 面白そうだと思うけど、でもそれは自分じゃあないんだよな」
夜「うん、だから………その、夜名津の魂ってやつはどんな世界にいっても根暗野郎として生まれるのか、それとも環境とか、才能とか何かが違うものがあってリア充になっているのかって、そういうのが気になる。君もその今は『妹欲しい妹欲しい』とか戯言を言っているけど、もしかしたらその世界には妹がいるから『別に妹なんていらねえよ』って思考になっているのか、それとも『やっぱうちの妹は一番可愛い』みたいな思考なのかって」
雨「……なに? SF? なんか悪の科学者的なキャラが語りそうなことだなそれ」
夜「だね」
雨「面白い考えだけど、俺は自分じゃない自分はそこまで見たくないな。俺じゃないからさ。たぶん共感できない」
夜「映画とかドラマとか観る気持ちで見ればそこまで気にならないじゃない?」
雨「そうか………。それってそうことなの?
夜「あ、そうだ! なら僕は転移転生でもどっちでもいいから異世界じゃなくて、ポケモンのいる世界にしてくれ。そっちの方が何倍も楽しそうだ」
雨「あ~~~、ハイハイそういうのもありだな。異世界の単純な括りじゃなくて、自分の好きな世界に行く系な」
夜「そうそう。そういえば僕は子供の時からポケモン世界に憧れていて、何故なら人間の友達は皆大人になるつれて離れていくから死ぬまで続く友情ってポケモンくらいしかないって子供の頃何度も思ったね」
雨「もう少し純粋な意味でそう思えなかったのか。なんで悲しいことしかないんだよ、お前の過去は」
夜「ねえ、ホントどうしてだろうねえ」
夜「で、今回は最後の登場キャラの紹介をしたあと、話の細部について話いこう」
雨「よし……また変に後出しみたいなものはないよな。それにパクリで生まれたキャラとか」
夜「そこらへんはたぶん大丈夫。一応最後のキャラっていってもチラッとでてたし、キャラよりも話の内容をちゃんと話していこう思っている」
雨「チラッと?」
夜「では、ドン」
・悠桐逸夏
なごみの保護者。
27歳。11月5日。A型。ラーメン屋。
記憶喪失で何者か分かずどこに居場所もないなごみに不憫に思い、引き取る。
学生時代はバンドを組んでいたが現在は実家のラーメン屋に務めている。
家族構成は父、母と三人暮らし。最近ではなごみも加わった。
性格は義理や情に厚い、硬派な性格。
独身。結婚の予定は今のところなし。
なごみに常識や勉強、店の手伝いなど色々教えている。
なごみが変身できることや戦うことなどは知らず、話を聞いても近所の子供とそういうごっこ遊びをしているくらいにしかとらえていない。
夜「そんなわけで保護者です」
雨「あ~、はいはいそういうことね。あれね。あの、主人公たちの生活における親で、その主人公たちの戦いには一切関与していない立ち位置のね」
夜「そう、いわば真っ当な表側の人間ね。戦いや危険のことなど知らずに平和に毎日を生きて、主人公たちの……なごみちゃんが護るべき世界。まあ、なごみちゃんはそこまでたぶん意識してないけど」
雨「え? そうなの。なんで?」
夜「いや、僕の中だけだと彼女は護りたい世界うんぬんやらというよりも、いや、自分の好きな人や大切な人の平和を守りたいとかの意識はあるんだけど、そんな大層には考えていない。深くは考えていない」
雨「漠然と」
夜「いやそれは言い方が………あっているちゃああっているけど、あ~~~、純粋に子供なんだよ。なごみちゃんは! 無邪気な! だから悪いことは許せないし、楽しいことはみんなと共有してもっと楽しいことにしたいとか」
雨「深くは考えず、純粋に思ったことのままに動くような無邪気な子供ね。………よしよし。なんとなくイメージはできた」
夜「ありがとう。説明が下手でごめんね。フォローありがとう」
雨「おう。……で、キャラは紹介終わったけど次はどうすんの? なにすんの?」
夜「で、次は起承転結を一つずつ細かくどうしたいか。どういう展開の事が起きる。どんなイベントを入れるかとかそういうの」
雨「前やらなかったっけ? お前がどうのこうの簡単あらすじ書いてきて、あ、俺の所が敵が決まってなかったからそこだけが空いているんだっけ? そこ?」
夜「それもあるけど、……前のがだいたいの流れの把握するためのもので、今回はもうちょい詳細に話そうってこと。例えば、『なごみちゃんと巳虎兎ちゃんが出会う』の部分なんだけどどこで出会うとか、最初の距離間はどんな感じですぐに仲良くなるのか、徐々になるとか。あとこの後は『変身して戦う』だから敵はなぜ現れたとか、戦う理由とか……そういうの」
雨「ふーん。あらすじから色々と広げていくってわけな」
夜「で、この間みせたのがこんな感じの内容なんだけど」
起|・なごみと巳虎兎が出会う。なごみの自由っぷりに翻弄される巳虎兎。そんな中怪物が現れ、二人に襲いにかかる。なごみは変身し撃退するも、巳虎兎は目の前に起こったことが信じられず、その場から逃げる。
夜「この部分はやっぱ色々と重要なんだよね。物語の、全ての始まりだし。出会いだからまだ二人の関係がまっさらの状態。だから奔放に惑わされるし、化け物が出ると驚くし、さっきまで女の子だった子が変身してその化け物と戦うし、戦闘後にどう反応していいのか分からないから逃げる。で、正常の反応なんだけど、でもこれが巳虎兎ちゃんの非日常への始まりだし、なごみちゃんにとっては人としての成長が始まるんだよ」
雨「あ~、な。まあ、スタートの突然の展開は物語のお約束だしな。でも巳虎兎ちゃんの非日常は分かるけど、なごみちゃんの人として成長ってこの段階であり得るの?」
夜「この作品ってさ、このなごみちゃんと巳虎兎ちゃん、二人がメインの物語にしたいと思っているんだよ。なごみちゃんだけって最初は考えていたんだけど、百合情のことを考えると相手もまた何か成長させた方がいいじゃあないのか? って思ったんだよ」
雨「なに百合情って? 友情だろ」
夜「いやいやヒッキーが言ってたよ。女の子同士の友情は百合情だって」
雨「言ってねえよ。ヒッキーのあれは言い間違えだからな」
夜「でも個人的に気に入っているから、女の子の友情って百合情っていうことにしているから僕の」
雨「まあ、悪くはない判断だと思うぞ」
夜「流石、理解力あるね。じゃあここでは百合情でってことで」
雨「異議はないぜ」
夜「で、結局二人を人間として大きく成長させることも目的もあって、形としては問題にぶち当たって、それぞれ方向性の意見を出して『ああ、こういう考え方もあるんだな』とか互いの理解力を深め合って、『もしもここが彼女だったら』みたいに自分で新たな道を見つけ出す、ような熱い展開がやりたい」
雨「お~、悪くないと思うよ。俺もそういうの好きだよ。互いに意識し合って成長する系は」
夜「僕らはそういうのしないからね。アイツにはアイツの考えがあるから、こっちはこっちで勝手にやろうって」
雨「救世主なんたらのことか」
夜「うん。それだね。だってアレをみてこう思ったもん。今、丁度……君は知らないだろうけど、第三章の止まっていたやつが再開し始めて、続きをやっているんだよ。で、これまでとその後の話について内容少し聞かせて貰ったんだけど……君と僕のW主人公のようで、別にそんなわけじゃあなかったよアレ」
雨「やっぱアレお前が主人公な訳?アレ?」
夜「そういう話じゃなくて、アレってぶっちゃっけ一人でいいことをわざわざ二人でやっているから、バランスが逆に悪いんだよ。君か僕のどっちかだけが転移されれば別に良かったんだよ」
雨「だろうな。普通この手のコンビって対比的な形なんだけど、俺らってそこまで対比じゃあないもんな。お前が言ったように『あっちは勝手にやるからこっちも勝手にやるか』って、別にそんな気にしないもんな俺らって。互いのことって」
夜「うん。だからアレ見て、ちゃんと人との和とかバランス、役割的なものちゃんとしようって思って、なごみちゃんと巳虎兎ちゃんの相互意識をキチンとさせようって思ったんだよ」
雨「なるほどな。まさか、あの作品が役に立つとは思わなかったな」
夜「ホントだよ。今、自分でもちゃんとした言葉が出てきたことにビックリしたよ」
夜「で、まずは出会いね」
雨「おう」
夜「いつ、どこで、どんなふうに、二人は出会うのか。互いの第一印象とか、距離間とかそういう………あ、時期は、これは夏休み前の時期って前話したよね?」
雨「うん、そんなことも言っていた。締めが『私たちの夏はこれからだ!』ってアレだろ? 打ち切りだろ」
夜「そうそう、そんな感じ。で、夏休み前って何があるのかなって、一番に思いついたのが梅雨明け。まあ、梅雨明けたっていうけど、今年はあんまり梅雨は雨降んなかったし、天気予報じゃあこれから夏真っ只中で大雨が降るっていう話が出て『開けてないじゃん』っていう」
雨「それ現実の話な」
夜「雨の回も入れたいな。ここでは入れないかもしれないけど……」
雨「何でも入れたがるな」
夜「ホント、何でもやりたい。コンセプトの一つが何でもやるだからね。で、そういえば期末テストもあるなって思って、大体期末って六月の終わりから七月の始めじゃん」
雨「期末だからな
夜「だからこの章の全体の時期としては期末終わりから夏休み始めまで、がいいかなって」
雨「別にそこはお前の好きなようにしろよ。ずっと言っているけどさ」
夜「言っておくけど、この転の所は君が敵キャラが考えたからここは君が担当してもらうよ」
雨「はあ!? 聞いてないんだけどそういうの」
夜「今言ったからね。というか、敵を考えて来てね、って言った段階でそんな……君の中で話みたいなのって頭の中にできてないの?」
雨「いやそんなもんは……なくもないけど」
夜「じゃあ大丈夫だね」
雨「だから待てって! そんな簡単に決まっていいやつじゃあねえって! ほぼなんもないぞ」
夜「大丈夫大丈夫。次回以降だからそれまでに考えてきてね。宿題宿題」
雨「毎回お前そんな感じでさらっと言ってくるよな」
夜「始まりはとりあえず期末が終わった所から始まる。期末前に出会っていたらその事件の事が気になって勉強に手が付かなくなるから」
雨「確かにな。お前は変な所で常識的な、なんだろう? ……優しさを入れてくるよな。え~、つまり『え、あの子は一体!? いきなり変身して、え? それにあの化け物は!? もう何がなんだから分かんなくて勉強が手につかないよ~~!!』ってこういう感じ。」
夜「そうそう、物凄く気持ち悪くて僕の嫌いなぶりっ子タイプの話しかただったけど、つまりはそういうこと」
雨「うん、それは狙った。あとついでに俺もロリキャラ以外じゃああんま好きじゃあない」
夜「大半の人はムカつくって思うもんね。ぶりっ子ってようはロリだからいいしね、ロリでも僕はムカつく時あるけど」
雨「そうだな」
夜「で。ここからなごみちゃんと巳虎兎ちゃんの出会いになるんだけど、ここをどこにするのか。で、そのままそこをバトルの場にする必要があるんだよ」
雨「ああ、そういえばそうだな。決まっている話の流れ的にこのままバトルの展開に以降するもんな」
夜「だから、真面目太郎君の行動も考えなきゃあ」
雨「誰!? 真面目太郎君!? また新しい名前出てきたぞ」
夜「あれ、敵役の人。コンプレックスが《拘束》の人。親とか先生とかの圧に耐えられなくなったっていう」
雨「そんな名前だったっけ? 覚えてないけど……違っていたような気がする」
夜「確か何たら太郎だったような気がする。太郎は確か合ってた。苗字はね、今も前の時も咄嗟に出た奴をそんまま出したから」
雨「コイツのキャラもちゃんと作って持ってこいよ」
夜「ごめんね。僕の中では……忘れてはいないけど、一回やったぐらいの気分でいたんだよ。そのせいで、もう敵Aぐらいにしか考えてなかった」
雨「可哀想だろ、真面目太郎君。一番最初の敵なのに! じゅん君だけだぞ、敵に名前があるの」
夜「もう一人は君担当だぞ」
雨「分かっているわ。宿題と一緒に考えてきてやるよ」
夜「ちょっと待てね。名前は仮名だけど、設定のやつはあるから…………あ、あったあった。ハイドン」
・家族ストレス丸(仮)
《束縛》の劣等者。中学三年生。
幼い頃から母親から厳しい教育を受けては自由のない生活を送ってきた。
性格は真面目であるが、それも教育の一貫によって自意識の自制……自分を殺し、他人(主に立場が上の人間)への順応心からくるもの。
同年代の友人と呼べるものはおらず、周囲のものは塾では蹴落とす敵、学校のクラスメイトは有象無象の存在くらいにしか思っていない。それも母親から強く言い聞かせてきたからである。
ある日、純慈(変身体)と出会い劣等者にされてしまい、性格が一変。
今まで自分を縛りつけてきた人間を逆に縛りつける、《束縛》の劣等者。
『勝手に僕のことを決めるな! 僕の自由を奪うなら、お前の自由ももうない!!』
自我が目覚めた中学生は自分を守るために戦う。
雨「太郎じゃあねーし」
夜「ストレス丸か……。そうだ、あの、受験太郎っぽいなって思ってわざとストレス丸にしたんだった」
雨「あの、模範のやつに出てくるやつな。受験票の説明とかに出てくる」
夜「この子名前も考えないとな。……仁代綱光で」
雨「なんだその名前は? どこから出てきた? そして何故そんなにサラっと出せる、前から用意してた?」
夜「大体名前は付ける時はなんか、こう、頭に出てきたワードそのまま出すか。ゲームとかで名前つける時あるじゃん、その時に五十音出るじゃん」
雨「それがないと名前が付けられないからな」
夜「で、パワプロとかでオリジナル選手の名前つける時に大体『あ』とか打つと、その漢字変換の種類がいっぱい出てくるだよ。それで適当に最初の一文字を見て、気に入った漢字があったらそれに合わせるように名前を付けている」
雨「はあ……。よくわかんねえ」
夜「え、分かんない?」
雨「俺あんまっていうか、ゲーム自体がそんなやらないし、名前も自分の名前で『千寿』でやっているから、そもそも考えたことがない」
夜「そういえばそうだね。アプリでフレンドしているやつは千寿だもんね、君」
雨「この手のヤツ、最初の頃は確かに色々と凝った感じのは名前を考えていた時期はあったよ。でも、実際やっていたら、『隆太』とか『ツバサ』とかそれこそ『太郎』すら普通の名前のやつあったし、『ちひろ』も俺の漢字ではない『千尋』とか一杯あったし、これ見る感じ変にカッコつけた……それこそ十字架を前後に付けた『漆黒淵の竜騎士』さんとか」
夜「こういうのだろ。中二特有のカッコいいやつ」さらさら
『✟漆黒炎の竜騎士✟』
雨「そうそう。『炎』がほのおじゃなくて、ぶちとかの『淵』だった。あの、深淵とかの」
『✟漆黒淵の竜騎士✟』
夜「こう?」
雨「それだ! で、傍かみたら………まあ、ヤバいなって思ってそれ以来、もう普通にした」
夜「そうか。ぶっちゃけ、こういうのは自分が気にしたら負けだしね。ただ気になるのはオフ会の時にこの十字架までいうのかいわないのか。……『十字架漆黒淵の竜騎士十字架さん! から揚げにレモン掛けますか?』」
雨「『じゅ、十字架はいらないです』」
夜「『え? 十字架じゃあないですよ。レモンですレモン! 十字架漆黒淵の竜騎士十字架さん!!』」
雨「『だ、だから、な、名前の、じゅ、十字架はいらな』」
夜「『そんなことよりも『紳士服の襟』さんってどう思いますか? ゲームじゃああんな感じキツイのに、リアルじゃああんな童顔で、女子高校生に見えないのに。ぶちゃっけロリコンの『十字架漆黒淵の竜騎士十字架』さんは好みじゃあないんですか?』」
雨「『お、おお……』そろそろやめようぜコレ」
夜「そうだね。でもちょっと楽しかった」
雨「あと絶対お前のキャラはメンバーからはぶられるよ。クソうぜえもん」
夜「受けのいい陽キャラ演じてみたんだけどな。はあ~~、真逆なキャラやっても僕は嫌われるのか。つらいな」
夜「で、太郎君は」
雨「おー、もう、太郎君なんだなこのキャラは」
夜「太郎君も登場するわけだから……、敵としてそしていきなり襲い掛かってくるわけだよ。でもいきなり襲い掛かってくるのは何か理由があるんだよ」
雨「? ん、そうだな」
夜「分かってないな……。ごめんちょっと説明不足だね。……つまり行動には理由があるんだよ、何かしらの。例えば、走るって行動を取る時は大体が急いでいる時なわけじゃん。で、その理由は学校に遅刻しそうだとか、誰かと会う約束していたとか」
雨「ん? うん。続けて」
夜「だから、太郎君もいきなり二人に襲い掛かるわけだけど、その理由は何なのか。太郎君の性格からしてそんないきなりは襲い掛かったりしないわけよ。だって彼は元々が自分の意思というものが希薄で、人の言いなりで生きてきたから……」
雨「ん、だから、その力を持ったことで……束縛? の力を持ったから、ハイになって誰彼構わずに襲っているんじゃあないのか? 大人しい奴ほどキレると怖いからさ」
夜「う~~~ん………それだとまず場所が大きな場所に……人通りの多い街中とかになってきて、街中で暴れ回って、特撮でもビルとかを壊したりすることになるんだよ」
雨「別にいいじゃあねえか。仮面ライダー系をやりたいんだろ?」
夜「そういうことじゃなくて、まだ大舞台の、町単位で大勢の人たちが逃げ惑う中で颯爽と現れるヒーローみたいな展開はまだ早い。最初からそんなことするのは小説じゃなくて漫画だから。ジャンプだから」
雨「あ~、なるほどな。ぶっちゃけ、序盤から人が逃げ惑うのは展開はないっていうのは、小説は別に関係ないと思うけど、この手の展開は早いってことは何となくわかった。序盤じゃなくて中盤から終盤でやりたいわけな」
夜「町々を破壊するのは戦隊だからね。仮面ライダーは幹部中の奴らくらいしかしないな。……僕としては二人の出会い、にしたいからできるだけ人が少ないような…………あ、公園かな?」
雨「公園で出会う訳?」
夜「うん、………学校帰りの巳虎兎ちゃんが立ち寄った公園になごみちゃんが遊んでいる」
雨「ああ、それで話しかけて出会うわけな」
夜「………話しかけるかな?」
雨「おい! それだと話しが進まねえぞ! 出会うじゃなくて見かけた、だぞ」
夜「じゃあ、聞くけど公園で遊んでいる子供……というか同年代の人に話しかける? 別に学校の知り合いとかじゃない全く知らない人に」
雨「絶対かけないな」
夜「でしょ。『なんかいんな~』ぐらいでさっさと帰るでしょ」
雨「そうだけどさ、それだと物語が始まらないぞ。出会ってないもん」
夜「うん、だから……話しかけるのはたぶんなごみちゃんの方なんだよ。巳虎兎ちゃんはたぶん話かけない。巳虎兎ちゃんの性格が前に紹介したけど、気弱で人見知りするタイプの引っ込み思案の子だから。逆になごみちゃんは好奇心旺盛で自分からグイグイと突っ込んでいくタイプだから、話しかけるのはなごみちゃん。なごみちゃんに振り回される巳虎兎ちゃんの構図が二人の関係性だって最初に言ったじゃん」
雨「あ~、ね。ようは性格云々の話か。振り回す主人公と振り回されるヒロインの図な。じゃあこれで解決したな」
夜「とりあえず、これで『出会い』の部分、冒頭の冒頭はできました。で、そのままなごみちゃんが巳虎兎ちゃんに遊びに誘います。遊んでいると、突然真面目な化け物が現れます」
雨「真面目な化け物って、ニュアンスからしてちょっと面白いな。あれだろ、なんか怒ると恐い委員長的な人が態度とか悪い人間に角を生やして、フンガー!!!みたいな絵を思い浮かぶ」
夜「ああ……。僕は雷親父のイメージだったな」
雨「雷親父なの、出てきたのって。『この空き地で野球するな!儂の盆栽が壊れたろうが!』って」
夜「ドラえもんじゃあないよ。違うよ。真面目の怪物こと、太郎君の怪人体ね」
雨「今までの話の流れでいきなり雷親父出て来ても困るしな。どっから出てきた雷親父」
夜「公園の隣にある家からだよ。………あ、今いい感じのこと思い浮かんだ」
雨「お、どうぞ」
夜「雷親父とか出てくるのは別に大丈夫なんだよ。その人を犠牲者として使えば」
雨「あ~~~、貴重な男性枠が……。また『どうせ男は助けないんだろう』とか『女しか助けない人間の屑』とか言われるんだろうな。この作品も」
夜「ホントだよ。でも、これは主人公は女でヒロインも女だからセーフだよ」
雨「セーフかな、それ。結局親父が死ぬぞ」
夜「ま、一先ず僕の話の聞いて。親父は出さないし。……それで公園だからたぶんねえ、子供達もいると思うんだよ。で、なごみちゃんはそもそもその子達と遊んでいた訳」
雨「おう」
夜「で、たまたま通りかかった巳虎兎ちゃんがその姿を見て気になるんだよ。『あれ、自分と同い年くらいの子が子供達と遊んでいるな』って」
雨「あ~~~、それで気になってずっと見ていたらなごみちゃんが視線に気づいて、『あなたも遊びたいの?いいわよ、仲間に入れてあげる』とかなんとかいって強引に一緒に遊ぶってわけ」
夜「そう、そんな流れ。で、そこにまた通りかかった太郎が見て、『あ~いいよな子供は。俺なんか……!』って地獄兄貴なみのテンションで襲い掛かってくるんだよ」
雨「太郎、最低だな!! 子供に襲い掛かってくるなんて」
夜「襲い掛かってくる理由が、自分の子供時代が比較して自由に遊べなかった自分と今現在笑いながら楽しそうにしていた子供達で、それを比べてしまったせいで嫉妬とかの黒い感情が大きく揺れて怪人体になって襲うんだよ」
雨「………なるほどな」
夜「襲い掛かってくる理由としてはこれがいいんだよ。話が合う。それになごみちゃんの設定が近所の子供達と仲が良いってあったし」
雨「あったっけ?そんな設定」
夜「ここの、趣味の欄に『近所の子供達と遊ぶこと』って。ほらなごみちゃんは学校に行ってないから一日の過ごし方が外で遊ぶことだから」
雨「学校行かせてやれよ」
夜「身元不明の居候だし、学歴どころか学がないんだよ。それにもうすぐ夏休みだからどっちにしろ学校いけないんだよ」
雨「……なんでそこだけリアル路線の厳しい設定を入れているんだよ」
夜「………で、そのあとなんだけど。公園中がパニックになって子供達は怪物たちから逃げるなり泣くなりする。巳虎兎ちゃんも腰を抜かしてしまって動けないの大ピンチ。そこで咄嗟になごみちゃんが変身して戦う」
雨「で、勝利を収めて、目の前で一体何が起こったのか分からず混乱する巳虎兎ちゃんが恐怖で逃げる。ってことなんだよな」
夜「そう、大体そうなんだけど………ここで勝利しては駄目なんだよ。次の『承』の方でも戦闘させるからそっちで勝利をさせるから、ここでは太郎君は戦略的撤退……あ、ここでじゅん君を出すか」
雨「ん、ここで? 何で?」
夜「ここでじゅん君を出して太郎君を引かせるんだよ。なごみちゃんにボッコボコにされて必殺のキックを喰らいそうになるんだけど、そこで颯爽とじゅん君の怪人体が現れて太郎君を攫っていって撤退。なぜ助けるのかは、太郎君の能力について見極めてないから。一応これ、異能能力の研究ついて設定もあるから」
雨「ああ、そうだったな。そういえばそんな初期設定があったな」
夜「まだ、『初期設定』の言葉は早いからね。まだ、初期だからね」
夜「はい、今回はここまで」
雨「お疲れさん」
夜「お疲れ。とりあえず、次回は今回の話を踏まえた上での『承』の話をするから。『転』の担当は君は次々回までお願いします」
雨「これな……。設定とか能力とかキャラとか考えてくるのはいいけど、話そのものはお前の考えがあるからちゃんとそれに沿ったものができるか分かんねえぞ」
夜「最悪、どんな出会い方で、どうしてバトルする羽目になるとか、大雑把ことを言ってくれればこっちもそれなりに合わせるように努力するよ」
雨「その最悪ラインは、たぶんそれができている段階でプロットとしては完成の域なんだけどな。それが難しいって言っているんだけどな」
夜「ファイトだ」




