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夜ノ雨P  作者: 夜ノ雨
26/56

話題22(前)

夜「高木さん、宇崎ちゃん、……あと長尾? 長瀬さんだっけ? あと僕の脳内のヤバい奴だっけ?」

雨「長瀞さんと、『僕の心がヤバいヤツ』だな、たぶんお前が言ってんのは」

夜「アレって『ながとろ』って読むんだ。作品自体は触れてないんだよ、僕の心も。……ただこの、主人公イジって気を引くヤツ系ヒロインがヤツ最近の流行りじゃんって話をしたくて」

雨「その理屈だと、『僕の心』は違うぞ。アレはどっちかというとラブコメの、だんだん主人公とヒロインが意識していく系だから」

夜「そうなの!? 僕は、もう、タイトルだけでそう判断してたよ」

雨「あ~、ヒロインが主人公イジってくる系の作品、だと」

夜「うん。……まあ、いいや。まあ、その流行に乗って僕もイジってくる系の作品で、好みのヤツを見つけたんだよ。それを紹介しよう」

雨「へえ~、どんなの?」

夜「そう、この、『いじめるヤバい奴』」

雨「違う! それは違うジャンルのヤツだ」

夜「え? そんなバカな。ちゃんとヒロインが主人公に向かってアイスピックを刺して、嫌がる主人公の気を引いてるぞ!『私のことをイジメていいのはお前だけだからな』とかイジリ系特有の自爆発言してるし」

雨「明らかに違うだろ! 意味合いが百八十度違うだろう、それ。少なくとも高木さんとかのラブコメ系統、お前の言う『イジって気を引く』のと、これは『ただの脅迫のいじめ』だから。全く違う」

夜「ナ、ナンダッテ!? ソ、ソウダッタノカ、気ガツカナカッタ」

雨「明らかに狙って言っているだろうが」

夜「でも白咲さんはなんであんな苛めを強要してくるんだろうね? どんな秘密を持っているだろうね」

雨「知らない。ちなみに俺それ、修学旅行までしか覚えてないというか読んでないんだけど、……生徒会か何かと戦うんじゃないっけ?」

夜「そうそう、今はその後で……簡単に言えば生徒会選挙やってる」

雨「ああ、そうなんだ。それって、なんか、生徒会との対決で最終決戦とかで? それとも生徒会自体新しいものにしようぜ的なやつ?」

夜「その例えだと、後者なんだけど………舞台が少し変わるんだよね、学校の」

雨「学校が変わるの? え、どういうこと?」

夜「今日はね、もう。……いつもならここであれやこれや話すけど今回は話さないよ」

雨「そうだな」

夜「今回は、僕はちゃんとゲスト回と思っているから。珍しくね」

雨「ああ~……、まあ、いつも代打だったり、なんか来たりとかそういうじゃなくて」

夜「そうそう、オファーした………いや、オファーしてないけど、ゲスト回としてはちゃんとした方がいいと思ってね」

雨「そうだな。今回はいつも違って、確かにゲスト回って言う相応しいゲストメンバーと、充てられたアレなヤツだからな」

夜「よし、OPトークはここまでで。初めて行こうか」



雨「じゃあ。黒歴史(カラーノート)よりゲストの皆さんどうぞ。自己紹介の方お願いします」

梶「あ、どうも、梶田真理愛です」

仲「初めまして『黒歴史』の仲村恭和です」

杉「初めまして『黒歴史』の杉田夕弌です」

梶「え? あ、『黒歴史』の梶田真理愛です」

杉「二回目も名乗んなや。お前がイチバン、……ここにはお前は、先行で二回くらい出っとどもん」

梶「あははは……。面目ない」

雨「黒歴史より梶田真理愛さん、仲村恭和さん、杉田夕弌さんの三名です。梶田真理愛さんは話題7.5、8.5にて二回の代役ゲストにて今回で三回目出演。仲村恭和さん、杉田夕弌さんに二名は初ゲストとなります」


雨「では、まず黒歴史カラーノートについて簡単に、仲村さんが語ってください」

仲「はい、『黒歴史カラーノート』、離島、呉郷俵島に住んでいる小説家志望の少年杉田夕弌と、そこに引っ越してきた仲村恭和と旅行者である梶田真理愛のオタク三人は出会い、ひと夏の思い出として自分たちの作品を作る、青春黒歴史、―――『私達の、おっだの、俺達の、一夏の失敗劇なんだから』―――となっております」

雨「はい、ありがとうございます。で、三人はその主役の三名で、今日までで『小説家になろう』……第七話まで投稿されています。今投稿されている『田舎に集まりし、面倒臭い僕ら(オタクども)」は前半戦として全十六話。その後、未定ですが、後半戦の投稿予定となっております」


雨「じゃあ、作品にあたっての感想などを順番に…………杉田さんから」

杉「あい、えーと……あの、その、えー…………」

梶「クク、めっちゃ緊張してる……」

杉「うっせえ、バーカ」

夜「ちなみに彼がこの中で実は演技歴は長いです、僕らよりも」

杉「あ、……はい」

梶「え、そうなの? そうだったの!?」

仲「なんでお前知らないんだよ……前聞いただろ」

梶「いや、三人の中で………って、アレ、手伝いとかモブとかで」

夜「僕らの『救世主VS勇者バカども』の一話に出てきた、死んだ兵士がそうだよね」

雨「あと投稿されてないけど、俺の所にもモブ村人とかにもな。兼役とかで」

杉「あい、……そがんですね」

夜「………場を作ってまともにしゃべるのって、ある意味ここが初めてだけど、君ってそこまで喋れない人なの? 僕がいうのもなんだけど……」

雨「ホント、お前が言うのもなんだけどな。……作品じゃあキャラとして喋っていたけど」

杉「あるは……突っ込みとかなんで……」

梶「でも三人の時はよく喋るよね」

杉「そりゃあ、お前たち(わっだ)やけんなゃ。先輩相手だと……」

仲「まあ、気を遣うなちゃあ、って感じになるよな」

夜「分かる。年上とかあんま話したくないよね。下手な事言って怒らせたくないしね。今日はもう終わって帰る? 僕も帰りたいから全然OKだよ」

雨「やめなさい、お前は。大丈夫大丈夫、俺らそこまで簡単に怒らないから」

夜「むしろ、君の方が簡単にキレそうなんだけどね。『ウチ殺してくれよかい?』って作中ずっと言ってもんね」

雨「あれってキャラで、あんな感じなの? それとも素なの?」

仲「素です」

梶「素だよね」

杉「おい、やめろ! ウチ殺してくれよかい!」

夜「あ、本物だ! 生『ウチ殺してくれよかい』だ!」

杉「あ、待ってくっどな! 違う、今コツはなかったことにしてくっどな!!」

雨「アレだよね。杉田君は訛りで喋っているから……一人結構キャラが立っているよな」

夜「そうだね。後は視点の……一人称視点している時って、アレってなんであそこは訛ってないの? 時々場面展開するのはいいけど、時々君たち二人がどっちの視点なのか分からなくなるんだけど」

仲「あ~~~」

夜「僕らの救世主なんたらってやつは、章ごとで僕ら替わりばんこにやっているけど、君たちはそのまま章の中で何度も変わるから。折角一人訛りで喋っているからそれでやればいいのに、って思ってた」

雨「それは俺も思ったわ」

杉「そるは……最初はそがんやったんですけど、『読みにくい』『分かりにくい』ってことで変更になったっとです」

夜「あ~~~」

仲「ナイツ&マジックって読んでます?」

雨「あ」

夜「ナイツ&マジック? ………あれ、異世界バエルか。アニメとオルガでしか見てない」

仲「オルガでしか見たことがない……って、パワーワード……。はい」

雨「アレって、なろう版が確かエル君が関西弁で話しているから、読みにくいから書籍では直しているって」

夜「あ~~~、そっか、そんな話聞いたな。それで台詞は方言で視点の時は普通なんだ」

雨「そして、お前らはなんでちょっと喜んだ顔してんだよ」

仲「いや、ずっとお二人と話をしたくて」

杉「俺達(おっだ)、ずっと憧れっとってですね……」

雨「そういえばそうだったな。お前らずっと来たいとかどうの言っていたな」

夜「ここそんな需要ないよ?」

仲「お二人がずっとオタクトークしてて、アニメとか漫画とか、自分たちの作品とか、あ、シロノス読みました!! ここでずっと設定についてネタバレしている状態で、普通に出してきたり、本編で話になかったことだったり知らない要素が入ったり、今後の考察とかしたりとか俺達二人で盛り上がったりとかしてて」

夜「めっちゃ早口で言ってくるじゃん」

雨「考察するならこっち読まない方がいいだけどな。考察の答えを話しているから」

夜「プロットとか起承転結とか、設定を全部話しているからね。ここ」

仲「いや、ネタバレ有り気でも楽しめます」

雨「ゲームする時は攻略サイトを見る派?」

仲「あ………はい!」

雨「言い切ったよ……、一瞬考えてから言い切ったな」

夜「そこらへんの話はいいよ。君らの話してくれ、黒歴史の話をしてくれよ」

雨「杉田君は田舎者で訛りがあるせいでキャラが濃くて」

夜「田舎のせいでオタクとして迫害を受けて、『おのれ、人間め! 復讐してやる』って感じの」

杉「え? ……んまあ、間違ってなかですけど……」

夜「その辺はもう素の性格として反映されたの? 他二人も?」

雨「俺らの出ている作品とかって基本もう、アドリブが多いというか、台本に書かれていることで内容が間違ってなかったら、素の性格で発言は許されるというゆるい感じがあるから」

杉「ん~~~、まあ、台本は(おる)の場合は大体台本通りかですよ」

雨「え、そうなの?」

仲「話し方は変えますけど、台本通りですね。……アドリブっていうよりもコイツが台詞忘れて、それが怒られたことは何度かあります」

梶「あははは……」

杉「笑い事じゃあなかぞ。お前がイチバン」

雨「そうなんだ……ちなみにどんなシーン?」

仲「一番最初だと、逆ナンのシーンですね。ギャクナンパとか勘違いするシーンとかの」

梶「ああ、台詞飛んでから『ジャクソン』とかそんな感じのこと言っちゃって……」

雨「それだけならアドリブで何とか誤魔化せるんじゃあないか?」

杉「そこまでの技術がコヤツにはなかです」

仲「普通に間違えてました『ジャクソン。……あれ? 台詞ジャクソンだっけ?』って普通に言ってましたよ」

雨「あ~、素の反応で『台詞』とか言っちゃったんだ」

夜「それじゃあ、きついね。それなかったら、君の方で『ジャクソン、って何言ってんだコイツ』みたいに変な空気になったな、で誤魔化せるから」

仲「なるほど」

杉「アドリブって合わせたんのって、アレじゃあなか? ほら、『にゃんにゃくな』あそこらへんば」

梶「あ~~~、私が噛みまくった挙句笑いだしたシーン?」

杉「そるそる。地味にあそこが好きなんや。俺は」

夜「あったね、そんなシーン。盛り上がりすぎて舌が回ってないかと思ったけど、マジでそうだったんだ。『コイツら、俺の身体はボドボドだ、みたいなこと話しているな』と思ったら、本当に台詞があったから僕は笑ったよ」

杉「あ~言いましたね」

仲「あとは~~~」

雨「他に、『ここで尺を稼げ』って理不尽なシーンとかあったりする? 『なんか面白いことやって』って無茶ぶりってシーン」

杉「いや、……なかです」

仲「そこまで酷い指示が出されたシーンはないです」

雨「アドリブだけで回せ、みたいなのは」

梶「ないですね。………あれ? 確か前もこんな感じの話しませんでしたか?」

雨「した。俺と梶田ちゃんが二人で話している時に『君らの演技ってアドリブってある?』 みたいなそしたら、……君『はい』って言ってなかった」

梶「え? はい。 あれ? あ、はい。あ、いやちょっと待ってください!!」

夜「あ~、やっちゃったか……」

杉「お前な~…… 本当にお前がイチバン」

梶「ちが、違います違います!! えーと、あの、あの時と、この時とでは違います!」

雨「ついでに言うと、俺、君からなんか……これ後で言おうと思ったんだけど、今言うな。前に話した時、『今はまだ全然最初シーンで、ようやくチームになってこれから』っていう話されたけど、実際読んだら終盤だったよ」

梶「え!? あ! いや、ちょっと待ってください。ちょっと待ってください!! ごかい、誤解があります!!」

夜「落ち着きなさい。とりあえず皆、話だけは訊こう。聴いてあげよう」

梶「え~と、ですね。まず、出来上がった場面の順番がバラバラなんですよ」

仲「バラバラってほどじゃないけどな。追加シーンとか直したシーンが幾つもあったんだよな」

杉「さっきも言った、俺が地の文で訛りの部分を消したりとか……元々訛りもない状態で普通に喋ったりとかもあってでしてね」

雨「訛りって後付けなのか!?」

杉「あい」

夜「なるほど」

梶「そうなんですよ! これ話すべきかどうか……話していいのかどうか分かんなかったんですけど、私が昔言ったその、見所か、おススメかどこかのシーンで、私は『三人の結成シーンがあってそこが好きです』みたいな……」

雨「そうそう、そんな感じの話だった。これが序盤だか中盤だかシーンって言われて、そういえばこれって前編後編の二章構成になったからそういう意味でのアレだったのかな、って思って、でも最後過ぎたからおかしいなって思って」

仲「元々がプロローグとしてできていたんですよ」

雨「プロローグとして? ……あ、つまり、第一話の特有の掴みとして、物語の終盤とかの盛り上がりを最初にみせるアレみたいな」

夜「いわゆるデスゲーム系でよくある、なんか死のゲーム開幕クライマックスから始まってそれで主人公が「どうしてこんなことになってしまったんだ!?」って言った後に時間は数か月前に遡る……、みたいなタイプのプロローグ」

仲「そうですそうです」

雨「あ~~~、だんだん分かってきた。つまりあの時言っていたのが、そこのプロローグのことを言っていたんだ」

梶「そうですそうです! そうなんですよ! で、時間に立つにつれて変更とか追加とがあれやこれやで今の形にまとまったって感じなんですよ」

夜「つまり、三概井が構成がちゃんとできていなかったって話か」



雨「よし、謎が解けたことだし。ごちゃごちゃして裏話から始まったわけだけど、じゃあ今度こそは自分達のキャラについて感想を語ってもらおうか。流石にもう緊張は解けただろう?」

杉「あい。……俺の杉田夕弌は、もう田舎のオタクで、小説家になりたかばってん。その、友達や教師とかにバカされてトラウマさんなっとって、しかもスマホとかパソコンとかも持っとらんから、なろうとかのWebサイトに投稿もできんけんで、ルーズリーフに書き綴っとるオタクってことになってます」

夜「キャラコンセプトが田舎オタクらしい」

杉「で、オタクば拗らせて、ずっと小説書いとっとばってん。周囲から現実見ろと言われて自分でもそがんだと悩みば抱えとっとて、現実と夢に悩む少年ですね」

夜「……あと暴力キャラみたいな扱いに」

杉「あい」

雨「田舎オタクの暴力キャラが主人公って結構アレだよな。……いわゆる熱血オタクキャラなら……あの誰だっけ? 何とかの彼女の主人公がそんな感じの」

仲「冴えない彼女の輪也ですね」

雨「それだ!」

夜「でも輪廻君は基本クソ男ムーブだからね」

雨「ま、まあ、そうだけどさ……。お前がそれを言うか? この中で一番立場的に、意味合い的にも近いのってお前だぞ。今思ったけどさ」

夜「……よく考えたらそうだね」

杉「ハハ、認めっとですか?」

夜「流石に惚れた女性相手に自分オナニー美少女ゲーム作ってみれ、みたいなこと言ってないけど、似たようなもんだからね。………そうか、僕って輪廻君相手に同族嫌悪していたのか、気づきたくなかったぜ。しかも雨崎君と三概井だからまたどこかの双子の姉が大歓喜しちゃうだろうな……」

雨「杉田君としてはどう? そこらへんのがっついた感じはないよな。三人がオタクだと分かっても、そんな感じで『あ、じゃあ、小説俺書いているから読んでくれよ』みたいなのはなかったもんな」

杉「そがんですね。どっちかというと、二人に別に読んでもらおうと思ってなかったもんですね」

仲「アレは、まだ出来ていないから読ませる段階じゃない、ってことだったような」

梶「だよね。私がそれでもいいから読ませて、ってみたいな無理矢理頼んで読ませてもらった」

杉「そがんなゃー」

雨「ちなみにアレって完成していたら読んでみてくれ、って頼んでいた?」

杉「分からんとですけど……たぶん、読ませなかった、と思っとりますね」

雨「あ、そうなの?」

杉「恥ずかしかけん……あと、その夕弌ってキャラはもう友達にいっぺん見せた……まあ見られてバカにされたけん、そっがトラウマさんなっとるから、たぶん見せんかったと思います」

雨「あ~~~、なるほどな。『またバカされるじゃあないのか』って恐怖とか警戒心みたいなのがあるっていう」

杉「そがんですそがんです」

雨「確かにそう言われれば、そんな感じのキャラっぽい」

夜「でも、たぶん、……こう言っちゃあなんだけど、見せなかったらこの世界が、物語そのものが進まないからどっちにしろ見せるだろうね」

仲「あ~~~」

雨「まあ、メタいことだけどそうなるよな」

梶「え? どういうことですか?」

夜「いやだから、これって言ってしまえば、君ら三人が『俺らで面白い作品作ろうぜ』って話が主軸のものだから、どっちみち杉田君が書く担当としているから……ほら、きっかけは君が、杉田君が小説書いていることに気づいたから、『じゃあ私は絵を描くから君がお話書いて、一緒にやろ』って流れでできているじゃん」

梶「あ~、はい」

夜「だからもし、書いていることに君が気付かなかったら、たぶん杉田君からも、仲村君からも『一緒に作品を作ろうぜ』ならないわけよ」

梶「あ~~~、そういう……はいはいはい分かりました分かりました! 私もそう思ってました!」

雨「本当か?」

梶「本当ですよ、この私がいなかったらこの黒歴史カラーノートっていう三人のチームはできていないってことだけは私理解してますもん!」

仲「確かにそうだけど、すごくムカつく言い方だな」

梶「え!? だってそうでしょ!? だって二人ってキャラ的にどっちもプライド高い感じで一緒にやろうよ、って言わないでしょ?」

杉「そがんばってんさぁ……」

梶「なに? 何が不満なわけ!?」

仲「純粋にお前の言い方だよ」

夜「まあ、どっちみち杉田君は書いていることは……バレる運命にあったよね。その、家族とか学校の友達の……桜君だっけ?」

杉「桜美です」

夜「そうそう。そいつらにバラされていた。で、仲村君だけにバレてもたぶん『読ませてくれ』みたいなことは言ったり言わなかったりして。で杉田君が運よく見せてくれたしても『頑張れよ』みたいな感じで終わってたんだろうな。一緒に作らなかったんだろうなって」

仲「あ~、ありえますね」

夜「一緒に作ろうぜ!って発想にはならないだろうね。その、あと、役割的に……小説と声優だから」

雨「バクマンで例えると、……シュージンとあずきだからな。サイコーじゃないんだよな。サイコーとシュージンでも、サイコーとあずきでもないっていうな」

夜「あと二人の性格上、それぞれ他人に対してトラウマ持っているから『一緒にやろうぜ』ってならないんだろうね。例え、サイコーとシュージンの役割だったとしても……その、絵描きと話の作り手の関係だったとしてもたぶん二人は組まなかったと思う」

雨「あ~~」

夜「そう考えると、真理愛梶田ちゃんの存在って二人を繋ぐ形としては必要なパーツだっただろうね」

梶「ですよねですよね!?」

仲「うわ、めっちゃキレイに言ってくれる」

夜「だから原動力というか、トラウマとかあってマイナス思考と消極的な二人を引っ張ったり、押してくれる一人は、プラス思考の存在がいなきゃあ物語そのものが成り立たないだろうなって、三人の関係性についてはそんなことを思ってた」

杉「そがんですね。俺とモカの二人やったら、もうただのオタク友達の関係性にしかならかったって」

夜「モカ?」

杉「あだ名、あだ名。仲村恭和なんで、『ともかず』の間で『モカ』ってあだ名なんですよ」

雨「あ~~、あったあった。そんな話あったわ」

夜「あった? アレ僕ひょっとして読んでない?」

雨「いや、作中にはない。前に梶田が来た時にそんな話をした三人のあだ名が「うい」と「もか」と「りー」……だよな?」

梶「はいはい私が名づけました」

雨「あだ名で呼び合ってるって」

夜「作中のなかじゃなくて、普通に呼んでいるわけね」

仲「後半からはその呼び方でずっと呼んでます」

夜「後半からは? ……あ~、『チーム組んだから名前呼びはアレだから、ペンネームみたいなの付けようぜ』的なノリかなんかで? 亜城木夢叶」

杉「そがんですね」

雨「亜城木夢叶は違うけどな。アレは三人が合わさったやつだから」

梶「あとういのポイントって、アレだよね。家族の多さ」

雨「あ~~~、確かにな。十三人兄弟で……出たのお兄さんと弟と」

杉「あと一応妹たちも、友情出演で……リアル兄弟で。姉だけがおらかったんで出とらんとです」

夜「友情出演という名の……身内参加における人数調整だよね」

杉「はい、そがんですね。裏話すると。台詞がほとんどないはそこらへんなんで」

雨「ちなみに兄弟は……二人はどうなの? これって反映されているの? 俺達は反映されているよ。俺一人っ子で、コイツは四人兄弟」

杉「反映っていうか、一応アドリブでリアル話した時のそれが、そのまま本編に出て設定と反映されたっていうかね」

梶「私も普通に一人っ子です。というか皆そのまんまだよね?」

仲「俺が一応、妹といるし、本編でも明言しているんですけど」

梶「あ~、そっか」

仲「本編では色々あって別居中ですけど、普通に暮らしてますよ」


雨「じゃあ、このまま次はモカ君の方も個人的なキャラの感想とかをどうぞ」

仲「俺のキャラは……元々東京住まいだったけど、色々なことがあって父と一緒に引っ越してきた。今言った妹と母とは別居する形で。……そこで杉田と出会って友達になったり、梶田とも会って三人で過ごす少年ですね」

雨「キャラコンセプトは見た目クールの弱点が多い都会っ子」

夜「確かに弱点多かったね。えーと、生ものがダメで、お腹を壊しやすい。運動がダメで、泳げない。あれ?こんだけか?」

仲「あと出てないのかが、高いところが苦手とか。虫が苦手。船酔いする……そういうのが色々と」

夜「あ、思い出した。階段で二段飛ばしができないとかなかったっけ?」

仲「ありましたありました」

夜「どこの仮面ライダーバロンだい? カイトさんやってた人ってガチに運動苦手な人で、撮影の度に絶対どこか怪我する。足をくじくとかいう人だったから」

仲「知ってます知ってます。紘太さんは逆に運動神経が良すぎて休憩の合間でもバク転とかよくしてたって話ですよね」

夜「そうそう」

雨「その話を聞くと……お前らの関係性ってそれだよな。うい君は運動神経が良くて、モカ君は運動がダメみたいな……実際どうなの? 設定はそうだけど、実際のところはどうなの?」

杉「その通りかです」

仲「俺はガチで泳げません。弱点に関しては全部本当です。俺は生ものとか刺身とかはガチでお腹壊します。牛乳もいい時と悪い時が結構あります」

梶「あと、アレだよね。くしゃみするとずっとしているよね」

仲「花粉症とかがな……、森とか山に入ると翌日とか一日中くしゃみしているからな。しかもこの時期って急に寒くなってきて、喉とか痛くなったり鼻にくるですよね」

雨「声優志望なんだから喉と鼻はケアしないと」

梶「ヘッ、クッシュン、クッシュン、シュン……って連続して三回とか平気でするよね」

雨「クラスに一人はいる、くしゃみがうるさいヤツかよ」

梶「後、コーラとか飲むとしゃっくりするよね」

雨「そうなの?」

仲「炭酸がくるんですかね……、喉とか胸に来て、しゃっくりが結構な確率ででますけど」

杉「しかも炭酸が結構抜けたヤツでもしゃくりするっていうな」

雨「それはもう、飲み物自体が何かおかしいんじゃあないのか?」

夜「そんな弱点の多い仲村君は……過去にゲーム制作をしてて失敗をした過去を持つ。……人付き合いも苦手なのかな?」

仲「いや、人付き合いはいい方になっているんですけど。……それでさっき夜名津さんが言ってくれたように、ういの字に『小説を読ませてくれ』とか自分から言わないし、『一緒にやろうぜ』みたいなことは自分から言わない。一回やって失敗しているからそれで臆病になっているキャラなんですよね」

雨「うい君とはまた違う方向性で悩んでいるタイプだよね。うい君のは周りとの価値観の違いに拗らせた感じの悩みで、モカ君の場合は逆に仲間とかがいたんだけど、何か関係が壊れてしまってやり直そうとしつつも過去を引きずっている、みたいな?」

仲「ですね?」

杉「俺は俺で、ちゃんと悩んどっとですけどね」

雨「ごめんね、そういうつもりはないんだ」

夜「ぶっちゃっけ何を失敗したの? 詳細には明かしてないよね?」

梶「えーと、もかはですね―――」

杉「言うな!」

梶「―――え!?」

仲「あの、そこは後編に続くんでそこを読んでもらえたら」

雨「見所のシーンなわけな」

仲「後半からは前半がフラストレーションを爆発するような怒涛の展開ですから。実際に作品作りに取り組んでいきますし、俺達の腹を割って話したり、とか色々と燃える展開がありますんで、もう後半からが本番なんで」

夜「なるほどね。確かに今回のって、だれる展開が多かったからね」

雨「……うんまあな。そういったらなんだが。正直いつになったらコイツラ作品作り始めるんだ、ずっと思っていたら実はチーム結成話の前半だったからな」

夜「なるほど、この先の展開を隠すとは宣伝上手いね。僕だったら普通にバラしてるよ」

仲「シロノスとかそうですよね」

杉「なんか、毎回『あ、面倒臭いからバラすけど』って感じ言っとりますもんね」

夜「マジで見てるのか。……迂闊のこと言えないな。共演者の悪口とか」

雨「そっちかよ」

夜「そっちだよ。設定話をしている以上、隠すことができないからさ。それよりも『夜名津さん、悪口言ってましたよ』ってバラされるのが怖いな」

雨「それはそうだけどさ」

仲「いや、流石に言いませんよ、そういうことは」

夜「とりあえず、仲村君の過去話とかが聞ける後半戦を楽しみに待つとしようか」

仲「俺だけじゃなくて、皆の過去を打ち明かすような感じですね」

杉「『え、まさかお前……』みたいな展開があっとですね」

梶「私の事とかね。いっぱいにね」


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