話題13
夜「今日さ、ぬきたしの感想を話そうと思っていたんだけど」
雨「いいよ! 前回あれだけ話しただろうが! なんで二回続けて同じ話をするんだよ」
夜「一応、途中経過と全クリで話が変わるから、ね。……ま、結局は奈々瀬だったよ」
林「なんの話?」
雨「すいません、ちょっと待ってください。今、流れを作っているんで」
夜「はい、ゲストの林さんです」
雨「お前は諦めんな! 面倒くさがって流すなよ!」
夜「もう、いいんじゃあないかな……。別に取り繕わなくても。ここって適当なところだからさ。そもそもゲストが来ることがおかしいんだって! 何度も言うけどさ!」
雨「まあ、俺もそう思うけどさ」
夜「それにこの人が今日なんで来たと思ってる? 林さん何で出ようと思ったんですか?」
林「え、別に、よっなっちゃんとデートする約束していたから来ただけだよ」
雨「え、何? そうだったの?」
夜「違う。……ちょっと、その返しが来るとは思わなかった」
林「え、デートじゃん。ポケモンしようねって約束したじゃん」
夜「デートというか、……レートですよね? ポケモンがそろそろいい感じくらいだから、バトルするかって話なって、今日に約束してて、午前中はここするから、昼からで、って話になっていたんだけど、林さんがこっちにいたから、『出ないか?』って誘われて」
林「『あ、全然いいですよ』ってOKしたもんね」
雨「ものすごく軽いOKをしたってな。それで急遽決まるって」
夜「ねえ」
雨「ちなみにここ、ほら隔週でやることが決まってからさ、ゲストで出たいヤツが何人かいるんだけど、お前知ってた?」
夜「一応、その人からラインは来てたね。何なら出なくてもいいから、物置か何かでいいんで傍にいさせてくださいっていう、謎のラインがね。『ゲストは求めてないんだ』って返した」
林「へえ~、そうなんだ。ここって隔週でやっているんだ」
雨「知らなかったんですか?」
林「二人が何かをやっていることだけは知ってた。その、宣伝かなにかとか、あと、救世主のヤツの感想言うやつでしょ。ここ」
雨「いやちょっと違います。おい、この人趣旨分かってねえぞ」
夜「ん~~~、大体あってるけど、全然違うな。それは救世主何たらで、感想言うを『バカ共の部屋』ってやつで、ここはオタクが『ぼくがかんがえたさいきょーのしゅじんこうのものがたり』っていう中二病暴露回っていう酷い所なんです」
林「え、そんなところに私呼ばれたの?」
夜「呼んではないんですけどね。スタッフに誘われて、来たから。僕らは呼んでませんよ」
雨「むしろ、なんでOKしたんですか?」
林「だから、救世主の宣伝かなにかで、だから出た方がいいのかなって。それ終わったらよっなっちゃんとポケモンするから」
雨「そっちに勘違いしたのか。誰か説明しておけよ。来たがってたゲストの方は趣旨は理解しているんだけどな」
夜「理解した上で来たがるってどういうことなんだろうね。それは。黒歴史暴露会場だよここは」
林「それで来たのが、よく分かっていない私が初ゲストってね。何かごめんね」
夜「あ、すいません。初ゲストではないんです」
林「あ、そうなの? 他にも誰かきたことがあるの?」
雨「梶田真理愛。あの、『黒歴史』やっている三人です」
林「あ、そうだったんだ。あの子ってこういうのが好きだったんだ。私と話した時ゲームとかあんまり詳しくなって言っていたけど。こっち系は大丈夫なんだ」
夜「いや、あの子はオタク方面はあんまり詳しくないです」
雨「梶田がきたのって、コイツが風邪が引いて休みだったのを丁度空いていたからピンチヒッターで出て貰ったんです」
林「ああ、そういうこと」
夜「そのあと、色々あって……特別回みたいのがあって、僕と彼女が話す回とかありましたね」
林「へえ~。ってことは私は二人目だけど、三番手みたいな」
雨「そうっすね」
夜「確か僕、彼女に『林さんとは絶対ポケモンの話をするな』って忠告していたんだけど」
林「そうそう!! なんで?」
夜「いや、林さん、ポケモンだとガチ勢だから容赦ないじゃあないですか。子供相手にガチ切れしたじゃあないですか」
雨「ちょっと待て。そんなことあったんですか!?」
夜「あったよ。ほら、救世主なんたらの三章で子供達と一緒にやったって言ったじゃん」
雨「ああ、はいはい。孤児院で、お前が記憶喪失のやつな」
夜「それで台詞合わせというか休憩中というか、ちょっとした交流会みたいに、皆でわいわいしてた時があってね。人間が殆ど子供だから、僕と林さんを馴らしておこうって思って」」
林「子供達の関係性が大事だから、親密度を上げておこうって話で」
雨「あ~、はいはい」
夜「周りの空気的には『夜名津が絶対子供との触れ合いでやらかすだろうな』『アイツが悪い影響与えるから見ていないと』みたいな目で見られていたんだけど」
林「よっなっちゃんはめっちゃ子供たちに好かれていたよね。子供達の扱いが上手かったし」
雨「あ~、それはあります。コイツ、なんか子供に好かれやすいですよね。兄弟いるから、お兄ちゃんができる的な」
夜「実際お兄ちゃんだしね。親戚の子が集まると、年齢が近いところで僕が最年長みたいなポジションみたくなって『見ててくれ』って頼まれたりするんですよね」
林「そんなこと言っていたねえ」
夜「ついでに僕の育てくれる、教師や親とか姉ってロクな人間じゃあなかったから。この子達の将来を考えて、ちゃんと良い所は褒めたり、駄目だなところはちゃんと駄目だって言って。ちゃんと話を聞いて理解しようとか、すぐに怒ったり、怒鳴ったりしない。簡単に悪いとは決めつけないって、そんなことを色々考えて子供達とは接しようと心がけてるようにしているんだよ」
林「考え方が立派過ぎるんだけど」
雨「お前は教育者か何かなの?」
夜「ただ僕のような人間にはなって欲しくないし、アイツらみたいなロクでもない奴に絶対育ってほしくないんだよ!!」
林「まあ、夜名津先生はそんな感じだったわけなんだけど……。私がね」
夜「ゲームガチ過ぎて、容赦なく勝ちまくるわ。ポケモンの話振ったら『俺、もう大人だからポケモンみたいな子供っぽい奴やってねえもん』って一言でブチ切れるわで、子供達が怖がってた」
雨「一番子供じゃあないですか!?」
林「いや、だって……ポケモンバカにすんだもん。あのガキ」
雨「あのガキって……。理由が…、言い方が…。完全に子供なんですけど……」
夜「あの、家族大好き、家族のためなら貴族にカチコミかけられるエイズは、実は不仲だったっていう訳でね」
雨「知りたくなかったわ、そんな裏事情」
夜「ほら、読み返してみてよ。あれって、基本僕と子供達か、僕と林さんの一緒のシーンが多いけど、林さんと子供達のシーンってあんまりないでしょ。あれって僕視点だからって理由だけじゃなくて、実は子供達が林さんとは距離があったって暗喩されているんだよ」
林「あ! え、そうだったの!?」
雨「本人が一番驚いているんだけど……」
雨「はい、では改めまして自己紹介をお願いします」
林「救世主VS勇者ども』でエイズをやってます。林樹梨果です」
夜「まるで、何か番組みたいな紹介だな」
雨「間違ってねえよ」
夜「だから何度も言うけどここって、そんな、ゲストとか呼ぶこと自体おかしんだって! ただの中二病暴露会場だよ。後悔処刑場だよ。『公開』じゃなくて悔やむ方の『後悔』の方だよ」
雨「分かったよ! お前の言いたいことは!!」
林「いつもどんな感じの話してんの?」
雨「いつもは………」
夜「とりあえず一応はシロノスっていう作品が今投稿しています」
林「ああそうなんだ。どんな話なの? やっぱ異世界もの?」
夜「いやいや、何を言っているんですか。僕らがそんな異世界ものだなんて、ねえ。僕らは紳士ですから、そんなすぐにハーレム築いて魔王そっちのけでイチャイチャしまくるような異世界なんてやりませんよ。紳士である僕らがやる作品なんて……、きらら系に決まっているじゃあないですか!! 雨崎君がどれだけごちうさ好きか知っているんですか!?」
林「あ、あ……そう」
雨「ちょっと引かれたぞ」
夜「雨崎君がごちうさ大好きなだからってキモがらないでくださいよ……」
雨「俺のせいじゃあねえよ! 殴るぞテメエ!?」
林「ってことはごちうさを書いているんだ」
雨「ごちうさは書いてないっすよ!? 流石に……二次創作的なものじゃあない」
夜「系統の分類がきらら系ですから。もう、ワクワクドキドキする話ですよ。どれくらいワクワクドキドキするかというと、まどか☆マギカや学校暮らし、最近じゃあまちかどまぞくの原作くらいのワクワクドキドキのきらら系の話ですよ!」
雨「……くっ、………説明の仕方が」
林「はあ……よくわかんないけど、きらら系の……その女の子と女の子が凄く仲良くする話な訳ね」
夜「そうです!!」
雨「あ~~~、どうしよ?」
林「どうしたの彼は、さっきから。なんか私間違ってるの?」
夜「さあ、よく分かりませんね」
雨「コイツ……。別にいいんだけどさ。……読んだら分かります」
林「あ、ごめん。私あんまり本読まないの」
雨「え、そうなんですか?」
林「ゲームばっかやっているから本を読む時間を割けないの。だから普段読まないの」
夜「そんなこと言ってましたね。アニメは見るんでしたっけ?」
林「アニメは……その、見るというかゲームのお供に、BGM代わりとして流しているの。こう、ゲーム持っている傍らに机とかにスマホを立てて。それで適当にアニメを流すって感じで」
夜「あるある。僕もそんな感じですよ」
雨「俺はそれはやらないな。中途半端になってどっちも手に付かない感じになるから。やるなら別々」
夜「慣れれば問題ないよ」
林「ねえ、普通だよね」
夜「でもこれどうなんだ? ゲストが来たのに、メインに関して『私興味がありません』ってさりげなく酷なことを言われたんだよ」
林「あ、そっか。ごめん」
夜「前回のゲストといい、本当に何しにここに来ているんだよ。僕は呼んでないからね。こう言うのもなんだけど」
林「ごめんって! ちゃんと読んどくから」
雨「お前もそう責めるなよ。分かったから。お前の気持ちの分かったから!」
夜「うん、なんかごめんね。……別に無理して読まなくていいですよ。やっぱ読み物っていうか、こういうのってえり好みがありますし、……あと内輪票って好きじゃあないんです」
林「あ~……人気は実力で取りたい、的な」
夜「いや、それも違うかな。別に人気は……狙ってはいないな」
林「?」
雨「なんか、ようはコイツは好きなことが出来て、今は楽しいみたいな感じなんですよね」
夜「そうそう。ようは中二病を拗らせていたものが、全然僕の妄想が、その、形になるっていうのが面白いし、形になったことで色々見えてくるのが辛いし、楽しいなって感じなんですよ」
林「ゲームでいうとこの、自分の頭で考えていた構築理論とかが実践してみて、上手くいったり、逆に逆転が見えたりして、面白いっていうのと同じこと?」
夜「ぶっちゃっけそうです」
雨「……今、そこそこ夜名津が良いこと言ったのに、例えで台無しにされた感があるな」
林「そう? 大事だよ。構築理論と実践って。トライ&エラーだから。基本」
雨「そうなんだろうですけど、………んん~~~」
林「なるほどね。……じゃあそろそろポケモンやろっか」
二人「え!?」
夜「唐突」
雨「あ、すいません。もうしばらく待って貰えますか? そうしたらコイツ好きにしていいんで」
夜「え!? あ、はい。まあ、あ、はい」
雨「とりあえず、折角のゲストなんでそれにちなんだ質問とかが用意されてあるんで、答えてもらえますか」
林「うん、オーケー」
夜「そんなのあるんだ」
雨「これお前のもついでにあるから」
夜「え、なんで?」
雨「まあ、待っとけよ。……『林さんは救世主VS勇者どもにてエイズとして出て、林さんはどうでしたか?』」
林「うーん、そうだな。……エイズは家族想いなんだよね。孤児院育ちだから余計に家族のことが大事だし、子供たちも色々と身体に問題があって、自分と同じ境遇だから、自分は大人だからしっかりしないと! がんばり屋さんだね」
夜「所謂『長男だから!』理論ですね」
林「そう、そんな感じだから偉いなって思って」
雨「ああ……なるほど」
林「私もね、兄弟とか欲しかったね」
雨「ああ、それ分かります。俺も妹とか欲しかったっすね」
夜「たぶん、君の『欲しかった』とは違うと思うな」
雨「なんでだよ!?」
林「お姉ちゃんはいるんだけどね。それとは別に、妹とかお兄ちゃんが欲しかったね」
雨「ああ、一人っ子ではなかったんですね。お姉ちゃんいるんだ」
林「うん、そう。四つ上のお姉ちゃんがね。二人は? 兄妹とかは。……よっなっちゃんは確かいたよね?」
夜「はい、兄姉妹で四人兄弟。ついでに甥姪が一人ずつ。あ、義理の兄が一人。あと来年あたりにもう一人義理の姉が……」
雨「え、そうなの?」
林「え、おめでとう!」
夜「まだ分かんない。もしかしら破綻するかもしれないし、延期するかもしれないから」
林「まだ確定じゃないの?」
夜「まだ確定じゃない」
雨「え、ってことはお前んちの兄ちゃんだから、えーと、……色々大丈夫? こういっちゃあなんだが、お前の兄ちゃんの話って俺、色々聞いているけど、こう、色々と……」
夜「だからそこらへんの要素もあってね。だからね」
林「なになに? なんの話?」
夜「ウチの兄は不幸体質みたいな所があってですね。話せば長くなるんですけど、まあここら辺は後でポケモンしながらでも」
林「え、ごめん、ポケモンしながらならそこまで話入ってこないかも」
雨「どんだけですか!?」
夜「まあ、大した話ですし」
雨「お前んとこの兄の話はそこそこした話だぞ」
夜「夜名津家はこんな感じです。年齢が一般よりも結構離れている所あるけど、そこらへんは作る時期がですしね。……うん、やめとこう」
雨「お前ん家のそこらへんの家庭事情は誰も聞きたくねえよ!」
夜「雨崎君は一人っ子です」
雨「まあ、はい。俺は一人っ子です」
林「ああ、そうなんだ。なんかイメージとして男の兄弟とか、あるいはすぐ下に妹がいそうなイメージがあった。ああ、でも一人っ子って言われたらそんな気がしてきた」
雨「男兄弟がいそうとは言われる」
林「逆によっなっちゃんは一人っ子のイメージ」
夜「それはよく言われます。『コイツはいつも一人で好き勝手やって、兄弟とかいない奴だからこんなにも協調性がないんだろう』みたいな悪口とかを大人とか先輩とかの年上からよく言われますね」
雨「闇を出すな闇を! 負のオーラしまえ」
夜「兄弟がいると、醜い争いや手におえない出来事がしばしばで。家族だから、一緒に住んでいるから、ってそこらへんの理由絡んできてね。……で」
雨「いつものお前語りはいいよ、林さん来ているんだから! ゲストさんに気使おうぜ!」
夜「兄弟は兄弟で色々とあるんだよ」
林「ウチは普通に仲良し姉妹だからそういうのないけど」
雨「はい、兄弟話はそこまでにしといて、次いこうか」
夜「次っていうか、話を戻そうか。林さんは、こう、エイズに関しては兄弟に憧れがあったということでいいですか」
林「そだね。でも弟よりかお兄ちゃんが欲しいかな。優しいお兄ちゃんが」
夜「うん、そうですか」
雨「あ、じゃあ、次の質問行きますね。これ、お前に対してもな」
夜「ん? うん。……それどうしたの? 君が考えてきたの? さっきから思っていたけど」
雨「いや、だから、ゲスト用の質問コーナーとしてスタッフが用意したんだろ? 梶田の時もそうだったし」
夜「え、僕の時特になかったけど?」
雨「そうなの? お前の記憶違いじゃあ」
夜「いや、全然あの時って確か、たどたどしい感じで。……それこそ普段喋んない二人が頑張って喋っています! 的な空気で耐えられなかったってことを僕は覚えている」
雨「たぶん、梶田の方が耐えられなかっただろうな。お前の相手にされて」
夜「かわいそうだよね」
林「よっなっちゃんのことだけどね。本人がいうかな」
雨「『夜名津さんと林さん、主人公とヒロインですが互いの印象について』二人は互いのことはどう思ってんの」
夜「うん……。そうだな……」
林「よっなっちゃんは…………良い子」
夜「ん!?」
雨「お!?」
林「よっなっちゃんは何だかんで良い子だと思う」
雨「意外に……高評価」
夜「え、大丈夫ですか!? 僕お金とか渡した覚えないですよ」
林「そこ!? いやいやホントホント。よっなっちゃんは良い子良い子。ただ変な部分が強いだけで」
雨「あ~~~、なるほど。分かります分かります。何だかんだで良い奴ではないんですよね。変な部分が強くてそれが悪目立ちするって感じで」
林「そうそう」
夜「あ~~、仲のいい人からよく言われるわ。悪い奴ではないただおかしいだけで、って。その評価ってどうなんだ? あの、才能のない人に対してクエエイト属性だね、言うアレでしょ」
雨「そういうとこだぞ」
林「そういうところだよね」
夜「はい、すいません」
林「よっなっちゃんはさ、私が……やらかして子供達にビビられたんだけど……」
雨「さっきのポケモンの話ですか?」
夜「そうだね。ガチ切れだったから、一体何をやらかしたんだって、思ったら。……ポケモンもうやってないお年頃問題でしたよ」
林「ポケモン離れるとかマジありえないよね!? 日本人じゃあないよね?」
雨「いや、それは………そこまでですか?」
夜「ちなみに雨崎君、彼はポケモンってピカブイからですよ」
林「え? どういうこと」
雨「急にこの人怖くなったんだけど!? え、違いますよ! その、ウチが子供の頃がゲームをしてはいけない家庭で育ったから、友達ん家とか貸して貰うとかでしか触れられなかったんです」
林「え、そんな原始時代の家庭が今の時代に……?」
雨「そこまでじゃあないです。……なんだこの人!? 夜名津さん」
夜「……怖いけど一周回って、なんか面白いだろ?」
雨「ん、お、おう……」
夜「でも、雨崎君は友達から借りて、ポケダンの『時』を借りてやってたんでしょ? 確か」
林「お、いいじゃん。その友達センスあるよ! 時闇空はポケダンシリーズの神だしね!」
雨「お前も同じこと言ってたな」
夜「実際そうなんだよ。ポケダンの二作目とそのリメイクの時闇空ってストーリーが面白くてね。よく出ているんだ」
雨「そうなんだ。俺は逆に、アニメとかと違うなって思って。人間出て行こないし、モンスターボールもない。自分がポケモンだし、……色々混乱していたから、その友達に聞いたら『それは外伝だから違うよ』って言われたんだよ」
林「普通のポケモンだと思ったんだ」
夜「ピカブイもリメイクのようで、外伝に近いんだよね。実は」
雨「前、コイツからそれ聞いたんですけど、ホントなんですか?」
林「ピカブイはポケモンGoとのリンクとか要素があるから、古参のファンの間でちょっとあるのはホント」
雨「ちなみに二人はどう思っている」
林「私は……シリーズ的にはコロシアムとかダークルギア系統かな? システム的なところで考えれば。だからちょっとした外伝っぽい感じ」
夜「ポケスペ次第」
林「あ、じゃあ私も」
雨「なんだそれは!?」
林「まあ、こんな感じでポケモンのこと語れるし、ゲームとかの話に付き合ってくれるし、子供達とのやらかしでもちゃんと間入ってフォローしてくれたして、『あ、よっなっちゃんって良い子だ~』って思って」
夜「ぶっちゃっけ、フォローっていうのは……、アレって林さんよりも子供達に対してですね」
林「あれ、そうだったの?」
夜「そりゃあ、泣いている子と怒っている人だと、泣いている子に味方しますよ」
雨「そりゃあそうだ……。でもある意味仲裁に入ったなら互いのフォローに入ったってことでいいじゃあねえの?」
林「そうだよ~」
夜「…………」
雨「じゃあ、林さんは夜名津に対して『良い子』って印象。趣味とかの気が合う相手だったってことで」
林「そだね」
雨「で、夜名津は林さんについては? どんな印象だった?」
夜「実はさっきまで林さんよりもエイズとしての印象で考えていたから、林さんとなると……雑な人なんだよね」
雨「おい!」
林「おい!」
夜「言い方を変えるなら、姉のヒステリックな部分が消えた番の人、って印象」
林「おい! 微妙に褒めているのか褒めてないのか分からないこと言うなよ!」
夜「その、今話したじゃん。子供達にキレたって。アレがキッカケで姉のように感じて。実は若干苦手意識があったんだよ。」
林「そうだったの!?」
夜「あとエイズのキャラの時に、僕が姉がいるから「姉の像」っていうを質問されて」
林「あ、私もされた。お姉ちゃんいるから」
夜「で、『理不尽ですぐに暴力上げてくる。やり返しら更にキレて泣き出す。子供のような年上です』って言っただよ」
雨「お前んちの姉ちゃんの闇はなんなんだ!? というか夜名津家の闇はどんだけなんだよ」
夜「それで二人の意見と、子供達の意見も合わさってできたのがエイズらしい」
林「そうそう」
雨「そんな裏事情あったの!?」
夜「林さんがプラスの意見多くて」
林「ウチのお姉ちゃんが家族思いで、私の我がままにも付き合ってくれて、ゲームあんまり上手くないけどやろうって誘ったら一緒にやってくれるし。良いお姉ちゃんなんだよ」
夜「僕はマイナスが多かったから。それを取捨選択して。あんな感じで、家族大好き家族思い、家族の敵は絶対ぶっ殺すマン直情型のお姉ちゃんって」
林「演技でも私が考えたお姉ちゃんより、私に近い感じはあったね」
雨「こんな裏事情があったのか」
夜「で、エイズは僕の中ではちょっと柔らかくなったウチの姉って感じで、林さんからもそのオーラを感じたからエイズは林さんに合っていたとことを言おうかと思ったけど、林さん個人となると」
林「何?」
夜「ヤバい人でしたね」
林「ちょっと!?」
夜「で、たぶんそろそろ時間なんだよね」
雨「そうだな。そろそろいいよな」
林「終わり? じゃあ三人でポケモンしに行く?」
夜「……ちなみに僕は、まだ……、ここで告白するけど、実はまだクリアしていなんだよ。殿堂入りしてないんだよ」
林「はあ!? どういうこと!?」
雨「怖っ……」
夜「いや、バトルくらいならレベル的には問題ない。道具も……道具関係は微妙か」
林「昨日一昨日くらい聞いたらバッチリって言ったんじゃん!」
夜「いや、一昨日だったから、今日までには間に合うだろう、って計算していたんですよ」
林「間に合ってないじゃん!」
夜「違うんです、ちょっとした訳があって。僕のペルソナが暴走してロイヤルばっかやってたんですよ。にっくき奥村が面倒くさくて」
林「はあ!? 『この時期にペルソナやるのって、ポケモンに対する裏切り』って私言ったじゃん!」
夜「違うんです。ぬきたしってゲームやってて、それ終わったらポケモン届くだろうなって思ったら、あと二日くらいこないから、その間暇だからペルソナやるか、って
林「クリアできるわけないじゃん!」
夜「ちなみに林さんはペルソナは……」
林「しっかりクリアしてからポケモンやってる」
雨「ちょ、あんたもやってるんですか!?」
林「当たり前じゃん何言ってんの?」
雨「ええぇぇ……」
夜「今ようやく奥村を倒して、今お姉ちゃんの所行っているから、あと三日あればいけますよ」
林「行けるわけないじゃん。追加された三学期あるからまだかかるし、あれ? 丸喜のコープはマックスにした? 私は行けたけど」
夜「まるき? 誰? ……あ、先生だっけ? 眼鏡のかけた肉あるアインズ様。あの綺麗な踊りができるアクア様と一緒で追加されたという」
林「先生先生。追加された人」
夜「してない。確か殆ど上げてなかった?」
林「それなら急いで上げた方がいい。三学期に行くのってそれが条件だから」
夜「あ、そうなんですか? ああ、なるほど。追加要素の人物だから追加分も必要なのか」
林「そう」
夜「いや、今ペルソナとポケモンを交互でやっているから、二時間ポケモンしたら、ニ時間くらいはペルソナって感じで」
林「ポケモンに対する裏切りだよね、それ。もう終わろ。そして、ポケモン進めよう!」
夜「……はい」
雨「……ん、まあ頑張れや」