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夜ノ雨P  作者: 夜ノ雨
14/56

話題12

夜「『ぬきたし』サイコーだったよ!」


雨「うお、びっくりした……。え、なんだって?」

夜「ぬきたし、『抜きゲーみたいな島に住んでいる貧乳はどうすればいいんですか?』って」

雨「ああ、この間言っていたやつな。LINEでも『面白かった』って送ってきたもんな」

夜「うん、『貧乳』って部分が『わたし』ってルビが振られていた」

雨「あ、そう」

夜「あれね。簡単に言ってしまえば、『下ネタという概念がない世界』ってやつは覚えている?」

雨「ああ、あの変態仮面のやっていることは下らないのに、行動原理の説明とか世界観の話にすると実はめっちゃ真面目な作品のやつ。それと一緒だった?」

夜「それとは逆だった」

雨「逆なんだ」

夜「だから、あっちはよう『エロいことをしていけない』『不純異性行為はダメ、ゼッタイ』の世界観だけど、こっちは逆で『エロいことはしまくろうぜ!』って世界観だから。タイトルが『抜きゲーみたいな島』ってことだから」

雨「あーね、そういうことね」

夜「で。このタイトルから察するに、主人公はこの島でいたすら○○○○しまくる……え、ここってピー音ってなるの?」

雨「ここにきて初めてピー音というか、台詞伏せられたな。……今までにするべきところいっぱいあったのにな」

夜「ねぇ、というか、○○○○って今まで使ってなかったっけ? なんか平気で使っていたような気がする。え? じゃあ○○○○以外でなんて言葉使っていた? エロ? あ、エロか」

雨「エロゲーとか普通に言っているよな」

夜「うん、だから○○○○って使ったような気がするんだけど……、まあいいや。で、話戻すけど、タイトルからしてもう、主人公がその島でヤリまくるっていうゲームを想像していたんだけど、で、ここの『貧乳』と書かれた『わたし』っていうのが、たぶんヒロインってことを指していると思ってたから、主人公は巨乳好きで、貧乳のヒロインが振り返ってもらえるように努力する作品なんだろうな、ってタイトル通りの意味で受け取っていたんだよ」

雨「違っていた」

夜「うん、だから『下ネタ世界』の逆だった。〇〇〇〇しまくっている島にやってきた主人公、そこはようは〇〇〇〇しまくるのが当たり前の世界観なんだよ。で、主人公は『愛のない〇〇〇〇はしたくない』って『この島の住人は感性は間違っている』って主張するんだけど、島の人間からしたら主人公の考え方の方が異常で『お前は何を言っているんだ』って」

雨「あ~はいはい、何となく分かってきた。つまり、好きな人としかやりたくない、だけどその島では好きとかは関係なくヤルのが当たり前ってことな」

夜「そう、で、主人公は妹がいるんだよ。妹は妹でレズなんだよ」

雨「え? 」

夜「レズ、だから女同士でしかやりたくない。だけど、その島では男女の行為しか認めなくて、ホモやレズは差別の対象」

雨「ああ~、そうなんだ。へえ~~~、……あ、でもそうかもな。ようは〇〇〇〇島なのに、男と女が、言い方変えるなら〇〇〇〇と〇〇〇〇がヤリまくる島だから、〇〇〇〇も〇〇〇〇も駄目なのか」

夜「それも言ったような気がするんだけどね」

雨「ヤリまくる島だから、その所謂、その、アブノーマル? 的なものはまた論外だったわけだ」

夜「うん、でも、ここらへんの性差別というか、ホモとかレズに関しての話は2のテーマとして上がっているから」

雨「え、これ2あんの?」

夜「あるよ。今年に出たのが2で去年が1なんだよ」

雨「そうなんだ……」

夜「僕は、それの1と2のパックセットで買ったから、今1をやり終えて、今2をやってて一人攻略して二人目入ったところ」

雨「あ~~、そうなんだ。結構早えな」

夜「結構シナリオがね、……これ抜きゲー、ってタイトルの癖にシナリオゲーなんだよ。その序章、分岐の中間、各キャラルートの基本構成だけど、ストーリーが気合い入っているんだよ」

雨「ああ、タイトル詐欺な訳な。お前がさっき言ってた、ヤりまくる系じゃない」

夜「シナリオゲー。で、奈々瀬って言うのが僕の推しなんだけど、ハッキリ言うと、この奈々瀬がいなかったら主人公チームは詰んでた」

雨「具体的には?」

夜「まず、ここってドスケベしまくらないといけない島だから、逆にエロいことをしない人間は非国民扱いされて、強制的にエロいことさせられるんだよ。見せしめとして公開〇〇〇〇みたいな」

雨「……それは効果があるのか? 逆に反感とか、反逆心みたいなのが起こったり。屈辱心」

夜「だから〇〇〇〇しているわけだから、快楽に溺れるんだよ。『ああん、ああん、太い〇〇〇が私の中に! 彼氏よりもふっといのが!!』みたいな。快楽堕ち」

雨「『クッ殺』状態なわけな。『口ではそう言いながら身体は正直じゃあねえか。ぐへへ』って」

夜「で、主人公と妹はエロいことをしてないから、反逆者なんだよ。だけど、戦う術がないから人の目を避けて隠れて生活したり、いざ見つかったら、妹が喘ぎ声を上げて、『オラオラ孕め孕め!』みたいなことを言って回避するんだよ」

雨「ふぅーん。ヤってはいないんだよな。妹とは。なんか、こう、猫の声で誤魔化す的な」

夜「妹がヒロインなのは2だから。1はただの妹。でも、妹すげえ好きなんだよ。僕は」

雨「お前にしては珍しく、実の妹いるから。『妹がこんなこと言う訳ねえだろ!』批判的なお前が」

夜「その、所謂、推しとか嫁とか彼女的な意味じゃなくて、純粋にキャラが好き。友達としては一人欲しいタイプ」

雨「そっち系な方での好きか。ラブではなくライクの方で」

夜「クソ童貞なんだよな。妹」

雨「え?」

夜「で、逃げ回っているための、安全な逃げ道を探している時に出会ったのが奈々瀬。この子が見た目ビッチ風の処女っていうエロゲーあるあるキャラ」

雨「あ~、いるいる。あの、『カレシぃ~? ああ、あれとは別れたよ、一回やったけど、あんまり楽しくなかったからそれでポイ、みたいな』と友達に合わせてめっちゃビッチの分かったようなこと言う、なんちゃって処女っていうジャンルの」

夜「そうそう、その手のタイプ。で、主人公とは幼馴染」

雨「幼馴染をそこで使うか。負けヒロインなのにな」

夜「負けヒロインとか言うな! 奈々瀬がどんだけ主人公が愛があったか分かっているのか! 他のルートで奈々瀬の心情を考える度に僕の奈々瀬への愛が強まっていくんだから!! ……クッソ、奈々瀬、奈々瀬!!」

雨「どうしたどうした!? そんな何時にも増して激しいんだよ」

夜「奈々瀬はガチ推しだよ。ナナセニウムを常に摂取しないと! 最初、2入った時真っ先に奈々瀬ルートをしようかと思ったけど、愛が勝って一番最後にすることしたんだよ。楽しみは後にとって置こうと思って」

雨「ああ……そうか」

夜「で、奈々瀬と出会ったけど、主人公は奈々瀬のことを覚えてなかったんだよ」

雨「あるある」

夜「あ、主人公は元々この島の住人って言ったっけ?」

雨「言ってない。あ、元々住んでいたのか」

夜「うん、元々住んでいたけど、小学生くらいに苛めにあっていて、その時に出会ったのが奈々瀬。奈々瀬はその転校生で、普通の価値観を持っていたから『好きな人にしかそういうことしてはいけない』って言ったことで奈々瀬も苛めにあって、苛められたもの同士だから人の目につかない場所で隠れて会って遊んでいたんだよ」

雨「あ~、はいはい。それで好きになって、なんかこう『将来結婚しようね』みたいな展開になるのか」

夜「いや違う。実はそうじゃあないんだよ」

雨「え違うの?」

夜「それ以外でなんだと思う? 僕はそれを知って「マジか」って思いつつも納得した」

雨「え? ってことは逆に……苛めたのか? 主人公はその奈々瀬を。なんか、その、『アイツ、苛めたら俺達の仲間入れてやるよ』的なことを言われて」

夜「いや違う。苛めではないし、誰かにそそのかされてからやった訳ではない。ある意味、そそのかされたというよりも社会のルールに従った。従わらずに得なかったって感じ」

雨「え? 何? 何した? 若干怖いんだけど……」

夜「レイプ未遂」

雨「え!? マジ!?」

夜「ちゃんと理由があるからね。だから、その島はエロいことが当たり前の島なんだよ。だから、エロい事をしない人間は非国民だからそれは悪だってことで苛められていた。その苛めから解放されるにはどうすればいいのか? ヤるしかない!」

雨「あー、はいはい」

夜「そうすれば、主人公だけじゃなく奈々瀬も救われると思ったから、好きな子を助けたかった一心で実行に移すしたんだけど、でも奈々瀬が怖がって涙を流したことで、主人公はハッとして俺は何をやっているんだ、ってその場から逃げ去る」

雨「どうしようもないな……色んな意味で。その、好きな者同士だけどやっぱ精神は子供だし、そういうのは……というか、その島は子供同士でもアリなのか! 今思ったけど」

夜「正確にはなし、性人っていうある程度年齢になるとヤってもいいって感じ。たぶん、中学か高校くらいなんだよ。具体的な年齢は僕が読んだあたりでは確か出てない」

雨「主人公たちはどうなの?」

夜「また性人は迎えてない。でも子供は大人の真似をする生き物だし、奈々瀬を救いたかったし、苛めていた周囲を見返したかったから、手を出したんだよ」

雨「ああ」

夜「で、後悔があったから次の日に謝りに行くんだけど、奈々瀬は親の都合で引っ越した後だったんだよ」

雨「ああ~、よくある連れ違いか」

夜「それで、互いにトラウマを残しつつ、再開するんだけど、主人公は忘れてはいないんだけど、奈々瀬がその相手だと思ってなくて、で、奈々瀬の方はすぐに気づくんだよ」

雨「あるある」

夜「で、まあ、なんだかんだあって仲良くなって、二人はドスケベ警察から逃げるんだよ」

雨「何があった? 一気に飛んだ?」

夜「いや、まあ、色々あったってほどじゃあないけど。まあ和解せよみたいな。ようは仲良くなって、ドスケベ警察、……SSっていう組織があって、ようは『ジャッジメントですの!』と思ってくれればいい」

雨「はいはい」

夜「で、そいつらが『アイツら、エッチしてねえんじゃあねえの』って感じで目を付けられてそこから二人に逃げるわけ。で、主人公は『逃げ回るだけじゃあ駄目だ、戦わなくちゃあ』『だけど戦う術がない! 』『力が欲しい力が欲しい!!』と舌を噛んでいると、なんと逃げた先にアジトが見つかってそこに隠れたことでSSから逃げきる」

雨「お~~、逃げた先にアジトが見つかったのか……。秘密の通路じゃなくて」

夜「うん、そうだね。秘密の通路見つけてアジトにたどり着いただね。で、そこのアジトの設備を整えた御老公から連絡きて、『ワシが支援するから、ワシの言うことを聞いてくれ。ある人物を見つけてくれればその島のドスケベ条令を潰しやる』ってことで、ここからスタートするんだよ」

雨「ああ、協力者的な強いバッグが付くわけか。それで物語が始まって色々やっていくわけか。その人探しとか」

夜「そう、で、自分達と同じ○○○○することを不信に思っている奴らを集めてできたのがチーム『NLNS』っていうチーム。メンバーが、主人公と妹、奈々瀬、ロリ枠のわたちゃん先輩ことヒナミ、変態こと美岬、とその探してくれて言われた子の文乃。この文乃は君の好みだと思う。あ、ちょっと待ってね」

雨「ん? あ~、スマホで画像を見せてくれんのな」

夜「これね。これがゲーム画面のやつね。メンバーとそのドスケベ警察の三人組ね。これ、君の好きそうな文乃はいないけど」

雨「ああ、いないのか。なんで?」

夜「その文乃が、まあネタバレになるんだけど、ようはトゥルーエンドの子だから。ここでは隠し要素というか、伏せているんだよ」

雨「重要キャラだから」

夜「ね、このオレンジのギャルっぽい子が奈々瀬ね。僕の推し」

雨「あ~、はいはい」

夜「ちなみにこのキャラ達じゃあ誰を押せる? ヒナミ?」

雨「この子? ピンクが……ヒナミ?」

夜「そうそう。やっぱその子?」

雨「……まあ、そうなるよな」

夜「ぶっちゃっけ、この子はこの青と緑の子いるじゃん」

雨「おう。なんか水着っぽいのと、……この露出狂の痴女っぽいやつ」

夜「この二人は一応、作中最強の二人なんだよ」

雨「ああ」

夜「この二人がタッグ組んで倒せないのが、ヒナミです」

雨「その枠なの? 見た目こんなでも戦えばめちゃくちゃ強いタイプなのか」

夜「いや、この子のスペックはそこまでじゃあない。専用武器であるパイプ椅子を持たせることで、もう無双ですよ。桐香ちゃんが、緑の子ね。『椅子の加護は厄介ね』って呟くほど」

雨「椅子の加護ってなに?」

夜「で、ヒナミルートって実は、この見た目一番真面目そうな子。なんか委員長そうな〇〇〇が弱そうな顔をしている」

雨「これな。またピー音なったな。今日めっちゃ鳴るな、お前」

夜「ホントね~、今までもヤバい発言多かったはずなのにね。で、ヒナミルートって、実質この人のルートです」

雨「そうなの? この人二つある訳? この人のルートとこのヒナミのルートで」

夜「いや、これって三人と三人で別れているじゃん。だから、メンバー三人が攻略キャラ。で、各ルートサブヒロインとしてドスケベ警察が一人ずつ担当するって話」

雨「あ~、つまりコイツとコイツはストーリーでめっちゃ対立するような形を取る。『彼は私のよ!』『いえ、私のよ!』って感じか」

夜「形としてはそんな感じ。で、2ではこのドスケベ警察が攻略対象の話がメインなんだよ」

雨「あ~そうなんだ。じゃあ、もう、やっぱりこの人は二つはあるわけだ。ルートとしては、1と2で二つ」

夜「……ん、まあそうだね! そう言っても過言じゃあないしね。今、この人ルートをやっているんだよ

レイ先輩の」

雨「ああ、レイって名前なのな」

夜「いや~、酷いよ、この人の発言。ずっと仮面ライダーの発言ばっか言っているから。仮面ライダーのネタばっか言っているから」

雨「お前の大好物じゃあねえか」

夜「うん、これ、その1で、この人が主人公達のチームを炙り出そうとして何かいい方法がないか、って考えている時にある仮面ライダー見ていて、『これだ!』って言って、ウォーターサーバーに媚薬をぶっこむっていう」

雨「一体何を思ってそれを見てたんだその人は!? 何を思いついてんだ!?」

夜「だから、ウォーターサーバーに媚薬を入れることで強制的に〇〇〇〇させようって案を思いついて、それを実行するっていうね」

雨「アホじゃあねえのコイツ!?」

夜「実はアホなんだよ、この人は。頭は悪い系ではあるんだよ。ああ、そうだ、アホで思い出した。この美岬ね」

雨「この紫の大人しそうな感じの」

夜「こいつのルートは本当に頭が痛くなった。作中のキャラ達も『頭痛い』って言うし、僕も『頭が痛い』って思った。だけど笑えた。もうルートの中じゃあここが一番笑った。何故なら後半からは勢いしかなかったから」

雨「何? 何があった?」

夜「もう、これは見た方がいい。美岬ルートは後半からは勢いがぶっ壊れてた。まず、一番最初に美岬ルートから入ったらあまりの酷さにクソゲー認定して、僕はもうそこでやめていた自信がある」

雨「そんなヤバくらいのレベルの酷さなのか、お前が投げ出すくらいの!?」

夜「有害物質ミサキニウムはマジで有害だったよ。でも、僕は一番最初に奈々瀬ルートをクリアしたことで大量のナナセニウムを摂取していたから無事に乗り越えることができた」

雨「……ちょっと何言っているか分かりませんね」

夜「奈々瀬ルートは本当に奈々瀬がいなかったら、詰んでいるという状況の話。奈々瀬のシナリオが一番面白くて読み応えがあった。トゥルーを除くと一番主人公とヒロインの関係とか、桐香様。この緑の子ね、との関係性とか展開とかが胸熱!」

雨「お前の推しってだけじゃなくて、総合的に面白いのか」

夜「奈々瀬ルートが完璧過ぎたな。文乃ルートは除くと。以下に奈々瀬がいないとこのチームはヤバかったか、よくわかる。

これさ、文乃を見つけるのが目標っていったじゃん。でも、それ以上にSS、ドスケベ警察から逃げるのが基本な訳」

雨「まぁ、そうだな。この世界では○○○○しないのが逆に犯罪というところだからな」

夜「で、逃げるために奈々瀬が斥候、前衛で周囲の状態を確認しながら先行していく。次にヒナミが攻撃役として戦闘に入った瞬間椅子の加護で無双する。次にアサちゃん、あ、主人公の妹ね、オペレーターとして周囲を索敵して指示を送る。最後に美岬、自転車とマジックミラー号でぶっ飛ばす」

雨「うん、ちょっと待とうか。ちょいちょい突っ込み入れようかどうか迷っていたけど、最後の何?」

夜「作中屈指のお笑い枠がキチガイ車でぶっ飛ばす」

雨「なんか変わっているけど……」

夜「ぶっちゃっけこの説明を合っているんだよ。本当に洒落にならないから。イク、この青い跳ねた髪の子ね。この子と戦闘する時シーンに途中にするのか、主人公が「倒さなきゃ先に進めねえ!」で、「じゃあイクとヤろっかダーリン」って時に『淳太郎さん、乗ってください!』って、マジックミラー号で主人公助けるのと同時に突貫してきて


『ちょ、ちょっと!ブレーキブレーキ!!』

ってイクに迫ってきたから慌てて止めるんだけど、そいつは、

『ステーキステーキ!!』

『頭おかしいだろコイツ!?』


って言うブレーキをステーキに聞き間違えるという、轢き逃げアタックを」

雨「頭おかし過ぎるだろうソイツ」

夜「一応、イクはそれを避けたよ」

雨「ああ」

夜「一応、作中最強キャラがギャグ方正で倒されるっていうね」

雨「椅子とマジックミラー号が主人公達の武器なのか? マジックミラー号はまあギリギリ分かるとして、椅子か……」

夜「ヒナミに持たせると最強だけど、他のやつが持っても意味がないけどね。ぶっちゃっけ、メイン武器があるだけど、奈々瀬の場合がエッグで」

雨「卵? ヨッシーか?」

夜「そっちの意味の卵じゃなくて、ちょっと耳貸して。たぶん、ピー音鳴るから」

雨「ピー音が鳴るようなものが武器時点でおかしいんだけどな。………え? あ、ああ、そういう。……ピー音鳴るな」

夜「そう、○○○○○なんだよ」

雨「なんで言った? せっかく耳貸したのに」

夜「いや、本当に鳴るかどうか確かめたかった。隠語系はオッケーなんだね。エッグだから意味合いとしては卵だから。大人の卵だから。普通に○○○○○っていうのはアウト」

雨「だろうな。ぶっちゃっけそれは武器としてはどうなの?」

夜「いや、武器としては優秀だよ。マジで。あの、側が、見た目がエッグだから。ほら、ここはエロ島だから普通の道具を持っていても怪しまれるんだよ。持ち物検査とかに引かかって、だけどこのエロ道具に見た目を模すだけで怪しまれないんだよ」

雨「普通それでも十分怪しまれるだけどな。『アイツは変態だ』だって」

夜「エロ島ならだから逆に怪しまれないんだよ」

雨「ああ……」

夜「で、このエッグは煙幕にもなるし、閃光弾にもなるし、妨害電波も放つし、隠しカメラにもなるし」

雨「クソ優秀じゃあねえか。エッグ」

夜「色事にその性能違うっていう」

雨「一つだけじゃなく、複数の、その事でその性能が違うのか」

夜「だから先行する奈々瀬に持たせることで最大の効果が発揮する。敵を撹乱するし、隠しカメラの映像で後続に情報送れる。戦闘になっても全力で逃げられる」

雨「優秀!」

夜「奈々瀬自身も頭いいから何かあっても自分で考えて行動できるから。囮になったり、味方がピンチになったら煙幕や閃光弾ばらまいて援護したり……、ね? 奈々瀬が優秀過ぎるんだよ」

雨「『もう、コイツだけ入れば問題ないな』な状態な訳だ」

夜「奈々瀬が優秀な分、奈々瀬がいなかったら主人公達は詰んでます。逆に主人公いなくてもコイツ等は十全に動けます。問題ないです」

雨「それは……大丈夫なのか? いや、そんなことはないだろ、主人公がいなかったら物語が出来てないだろう」

夜「そう思うでしょ? それがね、物語としては主人公の存在は必要だけど、チームとしては別に必要ないんだよ。このメンバーはね。断言できるよ。何故か分かるかい?」

雨「なんで?」

夜「2で完全に証明されたから」

雨「はあ?」

夜「マジで、冗談抜きで2で証明した。主人公いらなかった説。1でもチラチラ『あれ、俺必要なくね?』みたいなこと言ってたんだよ。自分たちのメンバーの、その、今僕が説明したメンバーの役割。主人公が言っていたことを、僕はそのまんま説明したんだよ」

雨「奈々瀬が優秀で、ロリが戦闘員、この、実はヤバい奴は……マジックミラー号の特攻?」

夜「正確には運搬。足。メンバーを運ぶ。マジックミラー号じゃあなく、主に自転車だけど」

雨「あ~、はいはい。これは説明が実際あった訳な。作中に」

夜「そう、で、あと妹がオペレーター。索敵してそれを教える役。で、主人公が『あれ? 俺の役割は?』って」

雨「あ~、……マジでないの?」

夜「あるちゃあ、あるけど。でも主人公は装備を整えて最終決戦じゃあないと目立たないと。……あ、主人公の役目って道具開発だ。リーダーの癖に現場よりも、家とか基地で道具を開発している方が役に立つんだよ。今言ったエッグとか」

雨「……まあ、重要ではあるよな。そのエッグとかの道具とかソイツらにとっての生命線なんだろうし。逃亡道具とか。え、椅子とかマジックミラー号も主人公なの?」

夜「いや、椅子はロリの自前。マジックミラー号は貰いものだったり、そこらへんで拾ったり」

雨「マジックミラー号がそこらへんにあるのがおかしんだけどな」

夜「エロ島だから。あるんだよ。で、話戻すけど『主人公がいなくても別にチーム自体は成立する説』ね」

雨「ああ」

夜「2では敵だった、この三人。今丁度スマホ落ちたから……はい。ね、この三人。青、緑、〇〇〇弱そうな人。この三人と手組むって話なんだよ」

雨「あ~、前回では敵だった奴らと手を組む胸熱展開な」

夜「理由が、主人公を含めた四人がパラレルワールドに飛ばされて、それでもとの世界に戻ろうという話」

雨「!!?? ……ん、いいだろう。とりあえず飲み込んどく」

夜「そのパラレルワールドは主人公がドスケベ警察の仲間になった世界観」

雨「あー、なるほど。もしかしたらあったかもしれない時空か。じゃあ、その世界ではヤりまくるのか?」

夜「並列世界の自分と精神だけ入れ替わるっていう。つまり、ヤりまくっていた自分と童貞を貫いた主人公が体は元世界で、精神だけが入れ替わるっていう」

雨「あー、珍しいタイプ。並列世界に行けば、大体その世界の自分と会うみたいな展開が多いのにな。……ジョジョのD4Cが並列世界の自分を会わせることによって殺すみたいな」

夜「そうそう。その設定を元にして考えたんだろうなって。没シナリオを見れば何とか分かる」

雨「なんで没シナリオがあるんだよ。特典か何か? それともなんか、おまけエピソードがついてるの?」

夜「いや僕は今回ダウンロードで落としたから特典とかはないんだよ。没シナリオってYouTubeでその会社のアカウントで紹介動画があるから、そこに入っている」

雨「あー、なるほど」

夜「YouTubeに流れているから見てみるといいよ。全部内容が酷いから。で、なんだっけ? 何の話してたっけ?」

雨「パラレルワールドで元々敵だった、コイツらと手を組む」

夜「ああ、そうそう。で、主人公がこっちにいるわけだから、主人公が作ったチームがないわけじゃん」

雨「奈々瀬が入れば大丈夫だっていう、主人公はいらないぜ、っていうチーム」

夜「だけど主人公が作らなかった世界だけど、別のチームが存在しているんだよ。そこに全員いる」

雨「あー、はいはい。あるある展開。元の仲間は自分のいないところで組織に属している」

夜「ネタバレになるんだけど事実、主人公とその主人公の仲間をまとめ上げている首謀者、今回のボスが元々の世界とで立場が入れ変わった世界観なんだよ」

雨「あー、はいはい」

夜「つまり、主人公はドスケベ警察の幹部、ソイツは主人公のチームリーダーに入れ変わった」

雨「ってことは前作からいるわけな。1から」

夜「いるんだけど、とある理由があって姿はない。あ、立ち絵がないわけじゃない。立ち絵がなかったのに、2から新キャラとして立ち絵が追加されたシューベルトとすす子と蘭とかと一緒で実は1からずっといる。だけど違って立ち絵もある」

雨「当たり前のように知らない奴を出されても分からねえぞ。……ようはいたのな」

夜「いたんだよ。だけど、立ち絵自体もあったけど、でもそれは変装だから」

雨「なるほどな……。よし。よく分からないけど、よく分かったわ」

夜「で、ソイツがリーダーとして奈々瀬たちをまとめているんだけど、ぶっちゃっけ行動する時はいつものメンバーで回るという」

雨「じゃあ、ソイツもいらないんだ」

夜「だけど、こいつの場合は切り札的な意味も持っていて。仲間たちがピンチになったらコイツが降臨して無双ゲーするという」

雨「ああ、そいつはクソ強いのか。主人公と違って」

夜「主人公はそこまで強くない。しかも今回は肉体がパラレルワールドの自分の身体だから、前作でカンストされた強さはゼロの状態だから。弱体化してるんだよ」

雨「シリーズ変わればレベルは変わるだろう。あれ? これってRPG的な要素ってあるの?」

夜「いや、シナリオゲーだからレベルとかはない。ただストーリーがあるだけ」

雨「ああ、そういうこと」

夜「主人公とボスとの一対一の戦いはマジでヤバい。何がヤバいって空中バトルですよ。汚い『伸縮自在の愛(バンジーガム)』を使った立体機動装置だよ」

雨「どういうことだ?」

夜「ソイツがようはアーマードスーツを纏っていて、空中も飛べるんだよ」

雨「もう、何でもありだなソレ」

夜「だからそれに対抗するにはどうすればいいのか。こっちも空を飛ぶくらいしないとな。対抗策を練った結果が『汚いバンジーガム』」

雨「……なに、汚いバンジーガムって?」

夜「これ大きな声では言えない。是非ともやって確かめて貰いたい」

雨「貸してくれんの?」

夜「いや、今回ダウンロードで落としたから……。クッソ! なんでパッケージ買わなかったんだ僕は! ポケモンが発売前にやっとこうと思って、届く時間とかお金の問題で若干安くてすぐにできるからダウンロードで落としたんだ」

雨「ポケモンな。ぶっちゃっけ、昨日発売されたんだけどな。買ったの?」

夜「いや、明日明後日くらいにアマゾンから届く」

雨「そうか、悪いな。……俺買ったんだ。昨日」

夜「ああ、そうなんだ。おめでとう」

雨「おめでとう? んん、まあ、ありがとう」

夜「どっち買ったの?」

雨「ソード。お前は」

夜「え、両方。ソードで男やって、シールドで女の子やるから」

雨「ああ……」

夜「昨日さ、ラインで林さんから『買ったよ!』って送られてきてね。その前に『よっなっちゃんはどっちでするの?』って言われてすぐに『あ、私はソードするからシールドにしてね』謎の圧が来てね『そんなお兄ちゃん赤で弟緑みたいなこと言われても』『普通にソード男、シールド女でやります』って返しから『なんでそんなことするの!?』って怒られてね。で、電話が来てお説教された」

雨「なんで怒られたの? お前に自由意志はないの?」

夜「なんか許せなかったらしいみたい。悩みに悩んだ結果ネギガナイトが欲しくてソードしたらしい。シールドのポニータは僕から貰えるってことを考えていたらしい」

雨「林さんはお前の何なの? 姉かなんかなの?」

夜「理不尽な姉はこれ以上いらないんだけどね。だから、林さんとあっても僕がソードをやっていることを秘密にしておいてくれ」

雨「まだ買ってねえだろ、お前」


雨「はい、今回これで終わりだ」

夜「今回……何もやってないわ」

雨「お前がずっと語ってからな」

夜「ぶっちゃけるっとまだ語れるし、まだ語りたいことが多い」

雨「いいよ別に! もう終わって、帰って俺はポケモンするよ!」

夜「……今思ったけどこれ隔週でやっているから、時間時空的にはもうポケモンはたぶん僕の手に入っていると思う」

雨「……そうだな。その、月で言うと一週目がこの話し合い。二週目が一週の投稿。三週目が話し合い。四週が投稿、の形だから。もう入っているんだろうな」

夜「だから、最後のポケモンくだりは。僕らからにとってはそうだけど、投稿の時間を考えると『ん?』って感じだろうね」

雨「そこらへん気を付けたほうがいいな」

夜「少し気を使った方がいいね。次回から気を付けようか」

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