話題10
雨「今休憩中にチラッと、ガオレンジャー見てきたけど。……マジで太郎いたな」
夜「ねえ。正確には太郎は鎖だけど、コイツは針金だからね。でも実質太郎だね。言っとくけど、これに関してはマジでパクリじゃあないし、こんな奴がいたななんて知らなかったよ。僕らの世代ならギリ見てないくらいか、見てても赤坊くらいだから、実質見てないから」
雨「分かったよ。これ関してはたぶん、知らないで通せるわ」
夜「それに戦隊はそこまで見ないから」
雨「そうなの?」
夜「前のルパパトを見たら、チョー面白くて、それからYouTubeで見始めた。タイムレンジャーもシンケンジャーも面白かったんだよね」
雨「へえ~。とりあえず、ガオレンジャーは見てしまったから見ていくことにするわ」
夜「気を付けてね。今日が変更日だから。太郎回が消えるから」
夜「それじゃあ、話していくよ。まず、これらから。纏めていくよ。はい、ドン」
・《消去》の劣等者
巳虎兎の劣等者としての姿。自身が拒絶するものを消し去るという劣等感からくる異能のチカラ。中学生活でのいじめや自身の大切なものに対しての批判に耐え切れず、それを護るという形で《克服》してしまった。
姿は白き堕天使の姿。その姿の根源はシロノスに対する憧れと同時に自分は劣等感からくるもの。
専用武器《箒筆》箒のような筆のような武器。白き毛先部分に付着している白い液に触れると修正液にかかるかのように消え去る。
「消えちゃえ……。消えちゃえ……。消えちゃえ、消えちゃえ、消えちゃえ! この綺麗な世界にあなたたちはいらない! だから消えちゃえ!!!」
・甘楽川好依
本編の黒幕の一人。とある計画の元なごみたちを創った人間。元々いた研究施設はとある未来から人間の来襲により破壊。現在はグリーンラボに潜り込んで研究と共に、なごみを陰ながらサポートしている。純慈に協力費と組織から抜け出させるを条件に協定を結ぶ。漆橋も自身の陣営に介入させる。常にセンヒトをボディーガードとして付けている。
彼の目的は《世界創成本》を手に入れること。
三十八歳。男性。四月七日産まれ。A型。右利き。趣味は研究。
・漆橋舘介
《虚無》の劣等者。劣等者の中で唯一《特異者》に成り上がれない存在であり、最凶の劣等者。その劣等感の凶暴性により自身でも制御が利かない危険性を持っている。巳虎兎の《消去》の類似していて、上位互換とも呼べる。
年齢二十歳。男性。十二月二十九日。A型。趣味は無趣味。この世の全てがどうでもいいと思っている。
話している途中で面倒くさくなり、言葉を切る癖がある。
「消去する能力ねえ。……存在があったものを消す力と、存在そのものを無かったことになる力が一緒……面倒くせえ……どうでもいい」
・センヒト(千一)
《運命》の神世児。試作品No.1000/No.1001。第一世代最終にして第二世代系最初の神世児。なごみのことを「おねえちゃん」と敬称する黒い少年。なごみとの関係性は姉妹機(姉弟機?)。年相応の天使のような笑みを浮かべる。甘楽川のことを『パパ』と呼びその下でボディーガードとして働いているが、基本サボっている。
見た目年齢七歳ほど。男性。両利き。趣味はYouTubeの視聴。散歩。
「何人たりともボクの運命から逃れられないよ。運命の刻が楽しみだね。なごみおねえちゃん」
・道地原祖詠
御三家、道地原の女性。なごみの遺伝子提供者。
・黒白院重子
なごみの娘。神世児第三世代。未来人。左右に分かれた黒白の髪が特徴。そこからなごみから『シロクロの人』と呼ばれている。
なごみと出会ったのはなごみが生まれた研究施設を破壊していた時、対面し、なごみを逃がし、未来へと帰った。
娘であるが正確には親子機、後続機としての意味合いが強い。
夜「追加メンバー」
雨「いっぱい出てきたな。しかも結構な色々と突っ込みたいというか、深い設定に触れてそうな部分のキャラが多いな」
夜「まあね。それしかいない」
雨「一番の気になるポイントが、アレだな。一番上の巳虎兎ちゃんの劣等者になるっていう……」
夜「そう、これ話したよね? 最後は、その、巳虎兎ちゃんとなごみちゃんでバトるよ、って」
雨「言ったな。この、今やっているやつのところを、……第一部って言っていいのか?」
夜「そう」
雨「ここでのラストバトルはこの二人だって。みたいなことを聞いたような気がする」
夜「そうそう」
雨「そうか……。一つ確認していいか? これって次回が第一部の最終回なの?」
夜「いや、全然違う。もう少し先で。あと三、四章やるから。……あ、《情熱》のタダシ回は含まれないから違うよ。全五章、六章くらいで考えているから。もう少し先」
雨「ああ~~~、結構やるのな。でもたぶん、それも一回聞いたような気がするな。この後に魔法回をやるんだろ?」
夜「そうそう。そっちもちらほや考えているけど、どうやろうかなって考え中。まあこっちは後でいいや」
雨「あと、これって見て思ったのが、なごみちゃんの家系図がチラチラって、これで」
夜「ある意味、父、母、娘、弟の登場ですよ。しかも登場するのは父親と弟だけなんだぜ」
雨「この、センヒト? このナンバー1000だか1001だか、どっちつかずの番号付けられている。第一世代、第二世代だか……神世児だか、ここらへん何?」
夜「これは伏線ですよ。ナンバーについては。ま、簡単に言ってなごみちゃんの後続機だから、血縁関係はないよ。ただ製作の問題で自分と同じように作られたから、勝手に姉だって言っているだけだから。神世児はようはそのなごみちゃんたちのことを指しているんだよ」
雨「だろうな。そこらへんのことは何となくわかった。あと、娘については、まあ一応訊いているからいいとして、父親はラスボスなんだな? 黒幕ってことは。これさっき前半で言っていた、太郎回に出てきた電話の男」
夜「そう、ラスボスの一人。ここには出てないけど……、だから、ラスボス陣営が存在していて、そこにいるメンバーの一人」
雨「ああ~、なるほどな。他にもボスキャラがいるわけだ。ってことは中ボスくらいなの? ラスボスラッシュみたいな感じででくる一人」
夜「そうそう。黒幕の一人だから」
雨「で、この母親に関しては……これさり気なく、御三家の名前決定したんだな。今見て思い出した」
夜「そうそう、御三家、高天原、大海原、そして道地原。の御三家にしたんだよ」
雨「ふぅ~ん。まあ、いいや。決まってんなら決まったでいいや。特に言う事ないし。それよりか母親はこれだけ情報が全くないんだが」
夜「作中に登場しないから」
雨「しないのか。娘といい、しないのか」
夜「しない。その黒幕たちの会話で『なごみの遺伝子は一体誰なんだ』『道地原さ、道地原祖詠。それがなごみの遺伝子提供者だ』『道地原……御三家の血筋か』みたいな会話で出てくるだけ。本人は出てこない」
雨「ようは血筋凄い系って訳な。……生きてんのか? もう、悪い奴らから遺伝子を提供している以上はとんでもない目に遭っているか、そもそもがとんでもない女だったか。のどっちかなんだろ?」
夜「どっちだろうね? もしかしたらクローンを作ろうとして、そのクローンに成り代わろうとしたんだけど、ゲノム法が出来たことでなごみちゃんを宇宙に飛ばすかもしれない」
雨「アストラじゃあねえか」
夜「ホント笑ったよ。アレ、皆。主人公の声が団長なんだもん。で、仲間にイオク様がいるというとんでもない鉄華団だもん」
雨「初期のリーダーは俺がやるで、完全に団長じゃあねえか。って本気で笑ったわ。所々が団長っぽくって本気でキボウノハナを咲かせるんじゃあないのか不安になったわ。イオク様はイオク様で最終的には王様になるもんな」
夜「あの、ラストのヒロイン連れてのプロポーズのシーンで『娘さんを僕に下さい』ってシーンは『それはいいのか? 確かにそういう意味だけど……、でもそれ最悪の形での皮肉ではないのか』と僕は思ったね」
雨「やめろ! 確かに俺も少し思ったけど、そういう悪い捉え方するなよ!!」
夜「そういえばさ、いつもOPトークでしようと思っていた話があるんだけど、今回久しぶり過ぎてOPトークのこと忘れていたから今からやるね」
雨「なんだよ」
夜「今年の夏のアニメはなかなかだとおもったよ。その、四つ巴、三つ巴、みたいな話が被っている感じが」
雨「ああ、異世界系が4つ的な。魔王さまとありふれとチート魔術師とウチの娘」
夜「ちなみに僕、ニコニコで見てたから知らないけどありふれとウチの娘どうだった?あの二つは見れなかったから。ありふれはあったけど有料で見れなかった。一話と総集編だけしか見てない」
雨「ウチの娘は俺は好きだったよ。娘が可愛かった。内容自体は知らないのか?小説とか漫画とか」
夜「僕確か、漫画を第一話だけ無料の読み切りがあったから、それ読んだだけで、殆ど知らない。なんか、娘を拾うんだろう?」
雨「そう、そっからひたすら娘を愛でる感じの。ようはきらら枠と大差ない。ラティナがただ可愛かった。で、主人公もひたすら可愛い可愛い言っているだけ」
夜「え? そうなの? 大丈夫なのそれ?」
雨「だから、中身は基本日常的なもんだから。たまに主人公が魔物狩りに行くんだけど、そこは適当に流す程度で基本可愛いラティナの日常だったから」
夜「あ~~~、そうなんだ。ようは言う通りきらら枠か」
雨「そう」
夜「シャミ子は悪いんだよ~、以外にもあったんだ。ありふれは? そういえばあれってなんかアニメ自体中止したかとか。作者が昔Twitterか何かで呟いた一言が原因で炎上して、それで声優さんとかも降りて、本もストップしたんじゃあないっけ? 許されたんだ」
雨「おい馬鹿やめろ!! それ違う人だ!! マジでやめろ!!! これまでのお前の発言の中でとっびきりヤバいものだから、マジで消させるぞ!!!」
夜「え、あ、ごめんなさい……。すいません」
雨「冗談抜きでそのへんデリケートな話題だからやめろって。お前が言ったのが、まんま、未来で、そのシロノスが成功してアニメとかなかった時に、まんまここを揚げ足取られるぞ!」
夜「シロノスは成功はしないよ。僕の趣味が大きいから。大衆向けじゃあないよ。……でも確かに今の発言は僕が悪かったな。本当にごめんなさい」
雨「話題変えろ話題」
夜「ああ、じゃあ、したかった話でその異世界四つ巴以外に、サバイバル三つ巴ってね。女子高校生の無人島と、宇宙に飛ばされたクーロンのサバイバルに、石になって目覚めたら文明が滅んで新しく作り上げていくって」
雨「ソウナンですか、アストラ、ドクターストーンか。確かにサバイバルものも三つあったな」
夜「ドクターストーンは面白かったから漫画買ったよ。あの世界は千空がいないと詰んでたからね」
雨「だよな。千空のやばいよな。ソウナンですかの主人公……名前なんだっけ?」
夜「ゴーカイイエロー」
雨「中の人じゃあねえ! いや中の人もその名前じゃあないけど……」
夜「M・A・O」
雨「だから中の人じゃあねえって! なんだっけ?えーと」
夜「よだれ、もまれ………あ、ほまれだ」
雨「そうだ、それだ! ほまれはサバイバルの知識面が強いけど、千空は文明を作っているからな」
夜「でも同時に千空は人材と材料、資源に恵まれていたからな。あっちはほまれ以外がね」
雨「確かにな……」
夜「千空いないと本当に詰んでいるからね。あそこ、もし千空以外が復活しても、その石化の謎自体触れないで、そのままその世界でサバイバル生活を始めるのが普通だから」
雨「だよな。さらにそれがなろう主人公ならご都合主義になんでもあっという間に解決するもんな」
夜「その、ゲームシステムみたいな。メニュー画面とか天の声というシステムサポート音声みたいなので、あれやこれやしてくれるだろうしね」
雨「なあ」
夜「で、まあ最終的には皆、筋肉に落ち着くってね」
雨「ダンベルな。なんか無理矢理持っていったな」
夜「ちなみに僕はこれ見たきっかけで、ラジオ体操を時々やるようになったんだよ」
雨「動的ストレッチか。良いんじゃあねえのか? いやあ~、ラジオ体操って偉大なんだな」
夜「まあ、毎日はやってないからそこまで身体にはこない」
雨「毎日やれ」
夜「じゃあ、そろそろ次行くね。ハイ、ドン」
・《世界創成本》
この世界を基準とし、この世界を維持する大いなる力。
・《例外異界頁》
基準から大きく離れた世界線。パラレルワールドとは異なる存在世界。《世界創成本》によって、世界の成り立ちに必要不要の取捨選択するためにシュミレートされるためだけの世界。ようは異世界。
・神世児
なごみ、センヒト、そして重子が作られた異能の子供達のこと。
第一世代では寿命が短命でカプセルから出てから活動時間、寿命は十年程度。異能のチカラを使えばさらに寿命が縮んでいく。異能のチカラを使う際、異常の姿になる。また制御の首輪が無ければ暴走してしまう。など劣悪品。またとある事件により、なごみとセンヒト以外は存在しない。
第二世代では第一世代が欠点が改善されて、寿命は50年程度。異能のチカラを使っても寿命は縮むことはなく、ある程度ならば変化しなくても異能のチカラを扱える。
第三世代は詳細は不明。なごみとセンヒトの遺伝子情報から創られた。
雨「……何これ?」
雨「いや、下は何となく分かるぞ。これは前々からちらほら言っていたアレだろ。なごみちゃんの設定についての補足だろ、うん、これは分かる、上の二つは何?」
夜「この世界の基盤というか、ストーリーの基盤っていうか。《世界創成本》は用をこの世界は成立させる大いなる力。だから、超能力とか魔法とか霊能力、魔獣、妖怪、といった摩訶不思議なものから、空気やら雨風、言語、知識、化学、自然、といったものまで世界そのもの本幹となるための必要な力。簡単にはいって世界を管理、制御する力な訳よ」
雨「ああ~~~、物語のラストとかで出てくる、よくわからない力か」
夜「それ。簡単に言えばそれ。だから、これを甘楽川らが狙っている訳よ」
雨「なるほど。つまりコイツ等は世界を支配したい訳か」
夜「いや違います」
雨「え、違うの?」
夜「あ~~~、言っちゃっていいのかな? 結構迷うな~~」
雨「迷うんだ。いつもさらっとネタバレするのに」
夜「だから、これってラストの方の最大の課題だから、慎重に言った方がいいなって。僕の中の天秤がちょっと迷っているな。普段ならイッテイーヨ!ってシンゴウアックスが振りかぶっているのに。マッテローヨ!の状態。……ここは今度言うわ」
雨「お前でもネタバレを隠すんだ。まあ、ラスボスの狙いだからな。慎重にはなるよな」
夜「で、もう一つの《例外異界頁》。これが、《世界創成本》の力によって発動した、仮想空間世界。パラレルワールドに近い感じなんだけど、ある意味シュミレーション空間に近いもので、ようは魔法が発達した世界だった場合だったり、あるいは妖怪と人とが歩み寄った世界だった場合によるものを、そんなIFといえる世界そのもの創造させた世界線」
雨「あ~~。分かるようで分からん。あ、『よく分からなかったけどよく分かったわ』」
夜「お、早速使ってくれたか」
雨「このセリフ、お前相手だとすごく便利だ。むしろ、これまでもよく使ってた感があるわ」
夜「まあ、これ簡単にいうとFGOに例えるならロストベルトだよ」
雨「またパクリか……」
夜「いやいや、これ中学くらいにこの二つの設定は考えていたから。違うから。ロストベルトが最近出て来て、それでなんか近いものだから! 例えで出しただけ! ホント、ホント、マジで!!」
雨「普通は逆に怪しんだけど、お前だとここら辺の焦りで本気の時なんだよな。嘘つく時はさらっと言ったり、冗談をわざとらしく『狙っているよ』って感じで言うもんなお前は。さっきの太郎の時といい」
夜「うん。それにここでは、『夜ノ雨』ではむしろ公言してるもんね。ここは『パクってます』『真似してます』『好きだから使います』って」
雨「そうなんだよな……。それもやめてくれねえか。怒られるから」
夜「気を付けるようにはするけど、口が滑るんだよね。で、《例外異界頁》これ、最後の部分に異世界って書いてあるけど。これが答えだよ。ロストベルトうんぬんとか別にしても」
雨「まあな。ここだけ見ればいいだろうけど。……異世界ものやんの?」
夜「やるよ。だけど、異世界ファンタジーとは少し違うから。……まあ、ここらへんはおいおい説明していくよ」
夜「シロノスの話はここまで」
雨「シロノスの話だったっけ?今の」
夜「一応、シロノスの情報だし、世界観でも基盤の話だから。シロノスの話」
雨「あ、そう」
夜「次からは新作の話なんだけど……」
雨「ああ~~~、ついに来たか。この時が」
夜「僕が二つ、雨崎君が一つあるんだよね」
雨「あああ~~~~。ありますよ、ありますさあ! 持って来ましたよ」
夜「つってもここでは案を出すだけで。実際の話おいおい。あ、11月から夜ノ雨は隔週でやります。これ言ったっけ?」
雨「言った。一応言った。前半で一応言ってた」
夜「あ、『二度取りです』って、その時に一緒に言ったか。まあ、最後にもう一回言うんだけど。まあ、ここで言ったからもうこれ以上はいいか」
夜「はい。では僕の案の一つが『ギゼンノガ』ってタイトルで」
雨「あ、タイトルは決まってんのか。シロノスの時は最後に決まったのに」
夜「うん。これがシロノスとのリンクを考えた作品なんだよ」
雨「リンク? コラボすんの?」
夜「シロノスの同じ時間軸の中の別の場所の話。だから、シロノスと話は合流するけどだいぶ先の話」
雨「はあ~~~、またなんかややこしい話になりそうだな」
夜「で次が『Re:R/NiG』ってタイトルの」
雨「え、もう終わり? いつもの訳の分からない説明トークはどうした?」
夜「いや、話だしたら止まらなくなるから自重した。流石に二つの作品の説明はこの状態ではキツイ。何だかんだで二度取りしているし、時間も時間だから。帰りのバスがそろそろ心配」
雨「逃したら二時間くらい来ないもんな。ここ田舎だから。都会がその、十分とか二十分おきにくるのがスゲエもんな」
夜「ねえ~。で、この『Re:R/NiG』はシロノスシリーズが終わった世界の話。令和の世界での話」
雨「シロノスの世界は平成の時代だもんな」
夜「シロノスの話は時期が半年ほどの。七月から二月くらいの話を予定しているんだよ」
雨「そんななんだ」
夜「で、その次の年の令和の世界での話なんだよ。うん、終わり」
雨「めっちゃ、雑に〆たな」
夜「正直喋り疲れたし、来月からだらだら進めていくから別にいいやって思って。それに君の話が気になるどんな話にするの?」
雨「その前に一つ突っ込ませろよ。俺、この『Re:R/NiG』ってタイトル知ってぞ。確か、ここか、救世主なんたらの所で話題に出したはずだぞ。文豪の声優版のアレだろ」
夜「いや、タイトルが同じなだけで中身は全くの別もの。今度説明するけど、前の話したやつとは違うやつ。ただ、タイトルが気に入ったから使っているだけだから」
雨「それならいいけど。もし前のヤツの案そのものなら全力で潰すぞ」
夜「流石に僕も、そこまでの命知らずじゃあないから。大丈夫。はい、君の話をしてよ」
雨「俺の話さ、要は恋愛もので短編で、お前みたいに長々とするよりか一話完結にするから」
夜「お! お~、どんなロリ?」
雨「ロリじゃあねえよ」
夜「え?違うの」
雨「違う。ロリは愛でる者であって、自分で作るもんじゃあねえんだよ」
夜「ロリコンの鑑のようなことをさらっと言ったぞ、コイツ」
雨「ストーリーが俺の中でちゃんとできていないから、簡単なあらすじみたく言うぞ。主人公がいて、それに姉がいるんだよ」
夜「姉弟はロクでもないぞ」
雨「お前のことはいいんだよ! いいから聞け。その姉が将来ケーキ屋になりたくて、自分の店を持ちたいと思って移転販売を始めんだ。で、そこで弟である主人公は手伝いをさせられる。
手伝いをしていると、姉の店に興味を持ったヒロインが出て来て、あ、その子もヒロインもその将来ケーキ屋になりたいって夢があって、姉の作ったお菓子に一目ぼれして、アルバイトに入るんだよ。
で、働く中として主人公は仲良くなりたいけど、ヒロインは女子高通いだから、男が苦手で、若干距離を置かれる。その後色々とあって仲良くなっていく。最終的に付き合うみたいな話。だから普通のラブコメ」
夜「……………」
雨「どうした? 頭抱えるように黙って? 何? 普通過ぎてやる気でねえのか? お前みたくあ~だこ~だ、好きなように痴態を晒せねえからな俺は」
夜「あ、いや、そう言う事じゃあないよ。……あ~~~、どうしよう?」
雨「なに、どうした!?俺変なこと言った?」
夜「新妻Lovely×cationって知っている?」
雨「……あ、察し。被ってたか?」
夜「あ、知らないならいいよ。あ、全然面白い話だと思ったよ。僕はいいと思ったようん」
雨「被っていたのかよ!!」
夜「正直、僕の嫁の、押しの乃々ってキャラがいて。ソイツだね」
雨「もう、いいよなら!!もう終わりだわ今日!」
夜「はあい、 次回から、11月から隔週予定でやっていきます。次回は雨崎君の新妻Lovely×Cationを改版していきます」
雨「いいよ、別にお前のヤツでいいよ!!」