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復讐者、反省を活かす時

レンコがジュライドの西門へと到着する前。

彼女は任されていた北門で魔物の討伐をしていた。


最初は劣勢になると思われていた北門の戦況。

リョウマ、レオルド、ラフロシアと比べると大規模な攻撃を持っていないレンコ。


しかし、彼女は大規模な攻撃を持っていないものの、一対一の戦闘に置いて強いものがあった。その特性を利用して、1万近くの魔物の軍勢の半分には彼女の傷を与えた。

それに追撃するように、ジュライドの冒険者と衛兵は魔物達の息の根を止めた。


北門で行われた大規模雷魔法。しかし、雷魔法で麻痺をさせても、1-2分が限界だ。

その間で多くの魔物を切ったのはほかでもないレンコのおかげと云えた。


本人は謙遜しているが、機動力と剣捌きを掛け合わせた彼女の剣技は、リョウマやラフロシアの技とは別の角度で驚異だ。


(でも…スキルみたいなのは結局出ずか…)


ザッカとの戦いで出た…実際には倒した時は意識が飛んでいたので覚えていないが、謎の自身の攻撃は今回は出ていない。

出ていれば、今回は味方が周りにいるのだ。誰かしらの反応で分かるはずだが…

しかし、そんな事を長く考える時間は彼女に与えられなかった。

この戦いにて側にいた女性の指揮官がレンコに念話を送った。


(レンコさん!西門のラフロシア様が敵に倒されると緊急の連絡が指揮官の連絡網に!!)


(えっ!それは本当ですか!?)


レンコもラフロシアがピンチに陥るという事に驚いた。


(はい、なんでも主犯らしき人物達がでたみたいです。リョウマ様も向かったみたいですが、まだ北門には着いていないみたいで…)


そこで指揮官の人は言いよどんだ。


(どうしたの?)


レンコは未だに戦場に身を置いている、この時も魔物を切り捨てている。


(いえ、確認は取れていないのですが…その東門の指揮官、ポルチーニさんによると巨大な狼…流狼が主犯らしき者達と行動をし、赤い靄での転移魔法らしき魔法でどこかに消えたと …)


(…赤い靄!イグルシア帝国だ!)


赤い靄という前に聞いたキーワード、そして流狼という新しいキーワードを耳にしてレンコは考える。


(狙いはリョウマね、多分リョウマがまだ到着していない事を見るに流狼を戦わせた…)


敵が何故東門に出現したかといえばそれしか考えられない。

イグルシア帝国はリョウマを狙っている節があった。

現にリョウマの姿を確認できなかったから、すぐに場を移したのだろう。


襲ってくるゴブリンをいくつか切り捨てて、彼女は行動に移った。


(私が今すぐ西門へと向かうわ!だから、ここは任せます。おそらくですが、魔物はもう出てこないと思います。そして、ここが終わり次第、急いで西門に来てください!)


(了解しました!)


北門から西門までは外を走った方が早い。

彼女は己の魔法を展開する。


駆けぬく姫の夜道(かけぬくひめのよみち)


足に雷を纏い、最高速度で駆け抜いていく。

空気を蹴れるコツはまだつかめていない。だが、それでもリョウマの速度に匹敵する物だった。段々と眼の方も追いつかなくなる。


≪夜道を見通す姫の(まなこ)


それに合わせる様に眼を強化し、行動できるようにする。

次第にあまりの速さで景色と滲んで見えるようになる。


(間に合って!!!)


レンコが焦るのにも理由がある。そして、それはやっぱりリョウマに関する事だ。

リョウマが復活した今、彼女が最も恐れている事が仲間の犠牲だった。


リョウマが異世界に来て数年。

仲間に裏切られながらも、それから立ち直り、今再び仲間を信じる事にしたリョウマ。


この間もないタイミングで再び…今度は死で仲間と別れてしまったら、リョウマの心が持つ保証はどこにもない。まだ立ち直ったばかりだけに、レンコは心配だった。


額に冷や汗を掻きながらレンコは次の戦場へと向かっていた。

途中、回復魔法を己に掛けながら進んでいく。


しかし、そんなレンコでも心配していない事があった。


それはリョウマの敗北だ。


そして舞台はレンコがラフロシアへの攻撃を受け止めた事から始まる。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「あいつどこから現れた?つーか誰だ??」


壁の上にいたクラウマン達は驚いていた。


「レンコ・ヤギュウ…『鬼姫(きき)』の肩書を持っていて、ランドロセル王国にあるヤギュウ家の道場の最後の後継者よ。確かに強いけど、リョウマや目の前のラフロシアよりも弱いって見込みだったのに…」


「……」


3人は突然でてきたレンコに驚いていた。


「まずい…あいつが来るのは想定外だわ」


レーナは彼女の中で想定外の事が起きたからか、冷や汗を一筋垂らす。


「なんでだ?!レーナ、あいつなら俺ら三人で倒せばいいだろ?」


「いや、それは出来ないわ。転移して、兵を催眠しに行くわよ」


そういい、赤い靄を出す。


「ホワイト!私の護衛を任せ?あれ…」


ホワイト…白い仮面の者をレーナは探すが、彼女はどこにもいなかった。


「どこに?」


そして、レーナはすぐに見つけた。ホワイトが壁から降りていくのを。


「ホワイト!!!!!!!何をやっているんのよぉおお!!」


レーナも戸惑いのあまり情けない叫び声を挙げる。


彼女は今空に身を投げ出しているのだ。


それを見ていたレンコは驚いていた。


「何をするつもり?」


転移魔法を使える味方がいるにも関わらず、空に身を投げ出してこっちに向かっている。

そして、彼女は手を前にかざすと、それは出てきた。


夜でも綺麗に照らされる。そして、その色は多くの人を魅了した。

黄金で出来た橋。


正に目の前にそれが出現した。


「金!?」


突然出てきた文字通り桁違いの光景に一瞬戸惑うレンコ。

出来た橋を架け降りながら、白い仮面の者はすぐそばまで迫っていた。


「何か知らないけど、近距離ならこっちのもの!」


刀を構え、走り出すレンコ。

それに迎え撃つかのように、拳に黄金を纏わせた敵はレンコへと殴りかかる。


「私の方が速いわ!」


そう、スピードでは彼女が勝っていた。

しかし…


ガキンッ!!!


「くっ!」


刃こぼれが起きる。

相手は黄金を瞬時に出し、操れるのだろう。

そしてそれはあまりにも刀と相性が悪かった。


「あれで、これまで攻撃を防いでいたのね」


ラフロシアの強力な種魔法の爆撃もあれで防いでいたのなら説明が付く。

最強の攻撃で、最強の防御だ。


攻撃を防がれたレンコは急いで防御の構えに移る。

だが、拳は目前まで迫っていた。


(やばい!)


想像以上の早さで迫ってくる相手の拳になすすべもないレンコ。

だが、レンコにとって予想だにしない事が起きる。


「引っ込んでいて、ホワイト」

そういい、拳が赤い靄に取り込まれていた。


「あなたの出番はここじゃないのよ…いくらラルフがあなたを気に入っているからってここの指揮は私が任されていんのよ…帰って頭冷やしな」


レーナがホワイトの後を追って、壁の上から出てきた。

そして、瞬く間にホワイトは赤い靄の中へと消えた。

最後に見えたのは白い仮面が後ろを向き、レーナを見たところだった。

それはまるでにらんでいるかのようだった。


「全く…勝手な事をして」

レーナはホワイトの行動に飽きれていた。


「何のつもり?」

相手の行動の意図が読めないレンコ。


明らかにあのホワイトはレンコに一発を入れられていた。

それを敵である彼女が止めるのはどう考えてもおかしい事だった。


「まぁ確かに…あのまま戦闘になっていたら、あなたとあの子の戦いはあの子が勝っていたでしょうね…だけど…」


すると後ろで爆発が見えた。

あそこはレーナがいた所、そしてそこには…


「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!!!」


黒焦げにされたクラウマンが跳んできた。


レーナは赤い靄を出して、クラウマンを近くの地面に出す。


「あの子が私達の側にいないのを、あなた達の国家象徴は見逃さない。そうなると、消耗戦…そして、奇しくもこのあたりの兵は無傷。」


すると辺りを見るレンコ。


ラフロシアがよろよろになりながらも種魔法で攻撃をしていた。その手はあのクラウマンのいた位置をかざしていた。そして、クラウマンが今の爆撃で気絶したのか、周りの兵士たちが意識を取り戻していた。


「これじゃあこっちが不利だわ。ただでさえ少数精鋭なのに…ここは一旦引かせてもらうわ、まぁあなた達が倒さなきゃいけない相手はまだいるけど…」


すると、レーナは赤い靄を出す。


「私がそれを逃すとでも?」

雷魔法の発動準備をするレンコ。



しかし、レーナの表情は崩れなかった。

「言ったでしょ、あなた達が倒さなきゃいけない相手はまだいるって」


ドガーン!!!


すると、今度は西門の壁の一か所が大きく壊れた。

その中心からは出てきた男をレンコのよく知る人物だった。。


「リョウマぁぁ!!」


そして一瞬、彼女の意識はリョウマへと向かってしまった。

愛する存在が壁から…恐らく強打を受けて出てくれば意識がそちらに向くのも仕方がない。


「じゃあねぇ…またすぐ会うと思うわ」


そのスキに倒れてクラウマンを靄に放り込んで、彼女も入る。


「あっ!!!」


追うとするが、靄は瞬時に消えてしまった。


「逃したわ…、せっかくのチャンスだったのに」


あの女性、レーナは恐らく敵の中でも幹部クラス。捕まえて情報を色々聞き出せた。

そして、特に彼女の中で先程の白い仮面の者との戦闘を思い出された。


あの戦闘は本当に一瞬だった。

一太刀か二太刀ぐらいしかしなかったが、どこか心に取っ掛かりを覚えていた。


(なんで?)


しかし、そんな事よりも大事な事を思い出す。


「リョウマ!」


先に飛ばされたリョウマの元へと掛ける。

見ると、至る所から血が出ていて、ぼろぼろだ。

しかし、小さく息遣いが聞こえるので生きている事は分かる。


だが、果たして起きれるか。


それと同時に壊れた壁の奥からは大きな足音を響かせて出てきた。


「ふん、奴らやはり私を置いていったか…匂いがなくなっているぞ…」


流狼だ。


「なんだあれは!!」

「狼!まさか…」

「流狼だ!」

「伝説の生き物じゃないか!!」


意識を取り戻した兵士達が、突然現れた流狼に戸惑っていた。



「あなたがリョウマを!」

眼に涙を溜めながら、レンコは構える。


「レンコ危ない!!逃げるんだ、あなたじゃあその魔物には勝てない」

ラフロシアは冷静に分析していた。

(こいつはΩ級!私が相手を)


そういい、種魔法で蔦を出す。

しかし、魔力、体力がほぼなくなっているラフロシアには流狼の動きにはついていけなかった。


「ふんっ、私を唯一脅かす存在も、それでは形無しだな…」


そういい、ラフロシアに蹴るが来る。


「うわっ!!!」


そして壁へと飛ばされる。ぐったりとした。


「蔦で蹴りの速度を抑えたか…」

そういい、足についた蔦を振り落とす。


「選択がぬるいな、貴様なら多少の傷を私に与えられたものの…あの男の仲間か?ならぬるいのも分かる…」


そういい、レンコに近づく流狼。

その眼は未だに冷たかった。


「貴様は…その黒髪とあの日本人の匂いが強く残っている…あの男の仲間の一人か、その中でも特別に位置するのだろう…あの日本人にそんな存在がこの異世界にいるのが腹立たしいが…丁度いい…あの者は中々屈しなくてな、あなたが死ねば向かってくるでしょう」


そういい、前足でレンコを薙ぎ払う。

それを刀で受け止める。


「くっ…リョウマに恨み?」


流狼がリョウマに強い恨みの感情を出している事に驚くレンコ。


「貴様、この世界にいる者には知らぬことだが、あの者には因縁がある。あの者の祖先は私達のふるさと、仲間を殺したのだ!」


「さらにあの赤髪から聞いているぞ、貴様の故郷はあの男が滅ぼしたのだろう?だが、なぜその者があの男に着き従う!貴様も人間なら、あいつが憎いだろう?目の前に敵となる存在がいるのだ。それなのになぜ貴様はあの者の側にいる?」


もう一撃、流狼は攻撃する。

殺しを目的とした攻撃ではない、明らかに痛ぶるための攻撃だ。


「くっ」


横へとなぎ払われる。しかしレンコは急いで流狼の前へ出る。

その意図に気が付く流狼。

それは彼女の後ろを見る事で察せた。


「貴様…なぜそいつを守る」

後ろに倒れているリョウマがいた。


「もう彼を傷つけさせないため」


すぐに答えは出た。


「理解ができぬ。そいつは貴様の…」

「そう、そして私は彼を傷をつけた、彼はこの世界で一人だったのよ。そしてあなたにそれを知ってもらう必要はないわ」


リョウマとの絆を土足で踏み荒らされたくないレンコ。


「ただ、この世界で孤独だったのは…それは流狼、あなたが一番分かっているんじゃない?」

「…さぁな、私は獣、貴様ら人間と同じにされても困る。そして、私の心を揺さぶるならそれは悪手だ」


そういい、息を溜めると…



「私は人間が大嫌いだ」


流狼は牙を剥きだしに迫ってきた。


レンコは立ち向かおうとしたが…そこで刀が粉々になる。

先程のホワイトの一撃、そして前線の巌切りのよるダメージの蓄積からだろうか。


(嘘…こんなところで!)


ラフロシアが遠くで蔦みたいなものでレンコを捕まえようとするが、流狼の速さには到底追いつかない。


(…まだ!)


しかし、彼女は諦めない。無理だろうが最後の一撃を噛ますために拳を振りぬく。

先程ラフロシアに向かって言った一言を彼女は忘れない。


最後まで命を諦めない。それはもう自分一人の命ではないのだから。


例え、敵わない相手でも、それは彼女自身が己の命を諦めて理由ではない。

そして、その思いは当然、彼女の想い人に通じる。


「ごはぁ!」


流狼が大きく横に飛んだ…いや飛ばされたのだ。


「てめぇ…誰に手を出しているんだ」


流狼には大きなダメージではなかった。

なので、すぐに体勢を立て直し、睨んでくる。


「ようやく、拳を振り抜いたか、諦めて死を受け入れたかと思ったぞ…」


流狼の言い分を聞いて驚いたのはレンコだった。

(えっ?戦っていないmp)


これまでの時間。

正確には分からないが、ラフロシアが戦っている時間レンコが西門へと移る時間、レンコが戦う時間の全ての時間の間…ずっと流狼の攻撃を受け続けていた?


「すまんレンコ…気絶していたが、守れて良かったよ…もう傷つくのはごめんだ」

そう、傷だらけのまま彼は笑顔でレンコに言う。


「そして、有難う、守ってくれて」


「えっ」


始めてだ。リョウマが彼女にお礼を言ってくれたのを。

常に復讐をレンコに敷いていてリョウマ。

そのリョウマがレンコに感謝を述べた。


「だけど、もう大丈夫だ」


そのまま、リョウマはレンコを守る様に、そして流狼の前へと出た。


「流狼…俺の仲間に手を出すという事は…もう俺個人への逆襲は終わったという事でいいな?」

「ほざけ、貴様はすでに満身創痍ではないか。それで何ができる?」


流狼の言う通り、リョウマの体は傷だらけだ。

流狼の強力な攻撃に耐えているだけで十分に凄い事だが、この状態で流狼を倒す事は不可能に近い。


だが、リョウマは平然としていた。


「あっそ、じゃあ次はこっちの番だ」


そういい、拳を構える。

そして…次の瞬間、空気が変わった。


「はぁーーーー!!!」

一帯が空気が揺れる。

そして肌に謎の紋章が出てきた。

それは赤い光を醸し出し、光っていた。


「リョウマ、それは?」

「まぁ見てな」


さらに彼の身に変化が続く。

傷がみるみる回復していった。


「貴様!いったい何をした!!」

目の前のくたばりそうだったはずの敵が豹変した事に驚く流狼。


「なんてことはない。言っただろ?これは俺の復讐の反省だと…」


想像した。己の反省を


「体に刻まれた紋章は俺の罪を刻んだもの」


想像した。誰を感謝すべきかを


「レンコ、お前のおかげだ。あの丘でレンコが俺にまた考えさせるきっかけをくれたんだ。そして答えが出た」


想像した、輪廻を終わらせるかを


「よく考えれば簡単な話だ。誰かを恨むから辛いんだ。なら、一番手っ取り早いのが一つだけある」


にかっと歯を見せて言うリョウマ。


「答えは自分。自分で自分を【復讐】し、日々復習して生きていく事。これしか俺は前へと進めないんだ」


この能力を使う度、リョウマは思い出す…己の過ちを、そしてもう二度とそれを起こさないための力を得る。


「復讐は何も相手ばかりにするものじゃない、それを己の糧にすれば、いくらでも人間は前へと進む。いくぞ、お前の復讐は受け切った…」


飛び出す構えをしてリョウマは言った。


「今度は俺の復讐だ」


流狼はそれを見て、武者震いする。


(何を…私はあの男を殺すために…)


武者震いなど、まるで私が楽しんでいるみたいじゃないか。

まるで…復讐など忘れて、あの男との戦いを楽しみたいと思っているみたいじゃない。

(そんな事を想ってはいけない…そうすると…)


体に倦怠感が流狼を襲う。


「…面白い、ならばそれを、貴様の見出した復讐を私が超えてやろう!私の【逆襲】で!!」


すると、流狼は自らの毛を逆立て、月光の様に光る。


赤い光に蒼い光。


相対する光が向き合う。


リョウマ対流浪。


その決戦は終わりへと向かっていた。

ここまで読んで戴き、有難うございました。


ブクマ、感想、評価等いただけると大変励みになりますので、もし良かったら宜しくお願い致します!


東屋

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