プロローグ
小説をかくのは初めてなので期待せずにおつきあいをお願いします。
テンプレの異世界転移ですが、
主人公は記憶ってだけでチートな能力はありません。
いきなりちょい残虐なシーンがあります。
プロローグなので短いです。
俺は36歳、
派遣でトラックドライバーをしている。
俺が高校を卒業したときは就職氷河期の真っ只中で、
高卒では派遣ぐらいしか仕事がなかった......
体力には自信があったので、
工事現場のバイトして、金を貯めて免許を取得した
そして運送会社に正社員として就職したのが、
長距離やって35万。
一見すると良いように思うが、
外食が殆どだし、風呂屋にもいかないといけないので持ち出しが多い。
それでいてまり家に帰れないのにマンションは契約してるしで、
手取りはそれほどないのが実情だった(泣)
3年やってみたが給料は上がらないばかりか、
仕事がきつくなる一方だったので辞めた
それからは派遣をてんてんとし、
休みの日は家でソシャゲするか読書をするぐらいしかやることがない。
最近は異世界転生ものにはまっていて、
無料で読めるのを片っ端から読んでいる。
天気が良いときはバイクでツーリングにもいってるけどな。
結婚?
派遣を転々としてる俺には無理だったよ。
出会い系やっても職業と年収がバレたらさよなら~
三十歳を過ぎてからは彼女でさえも出来たことがない。
GWでソシャゲも読書も飽きてきたのでツーリングにいくとするか。
おれは愛車であるネイキッドの250CCのバイクに跨り、
秘湯のある大台山を目指す。
いくつものカーブをバイクをハングオンさせてクリアしていく。
U字の見通しの悪いカーブを曲がっている最中に山から影が飛び出してきた!
その影はタヌキだった。
ブレーキかけるが、タヌキはびっくりしたのか固まっていて動かない!!
タヌキを轢いた反動でバイクから投げ出される......
ガードレールを飛び越え、そのまま崖下目掛けて落下していく。
タヌキってびっくりすると動かなくなるからタヌキ寝入りっていうけど、
ホンマやったんや~なんて馬鹿なことを最後も思いながら、
落下していく恐怖に耐えられずに、俺は意識を手放した。
誤字、脱字があればご指摘ください。
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