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ステゴロソウル~たとえば俺が勇者なら~  作者: 寅猛
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人物紹介~勇者一行~

 ※注意 

 『出港都市カルカソンヌ』までのネタバレを多分に含んでいます。未読の方はお気を付けを

登場人物紹介


リュージ・キド(城戸龍二)

   年齢 二十五歳

   身長 187センチ

   外見 黒髪黒目の短髪(坊主頭ではない)

好きなもの 麺類(特にうどん)・読書

嫌いなもの 暴力・刃物・風味が強すぎるスパイス(特にクミンシード)



備考

 本作の主人公、二十五歳。元サラリーマン、現異界の勇者(仮)

 昔からの癖で眉間に皺が寄りやすく、そのせいで目つきが悪いと思われがち(自分でも思っている)だが、眉間から皺が取れるとそうでもない。



本編開始七年前にとある事件で姉が死亡している。それ以外の家族については、少なくとも旅の仲間たちは聞いたことがない。



 性格は不器用で口下手、騙されやすい。

 人嫌いではないので必要になれば喋るが、自分から人に話しかけることはあまりない。それでも最近は一緒に旅をするラフィ達とは話をするようになった。

 お人好しで、困っている人がいるとなんだかんだで声をかけてしまう(そしてだいたい怖がられる)



 ちなみに彼がアルカディア辺りから人に敬語を使わなくなったのは、旅の最中にラフィがついたちょっとした嘘を真に受けてしまったから……作者の気が向けばその時のことも書く、かもしれない。



戦闘関連

素手喧嘩魂(ステゴロソウル)

 リュージが異世界で手に入れた謎の能力。

 その効果は単純明快で身体能力の強化のみ。

 ただ強化の度合いは異常の一言に尽きるレベル、目にもとまらぬ速度で動くことも、一殴りで地面を砕くこともできる。その上肉体の頑丈さも上がるので、たいていの攻撃は効かなくなる。

 人間の限界を遙かに超えた力をリュージに与えるが、残念ながら人外と化した失敗作(ジャンク)相手に圧倒できるほどではない。

 これはあくまで、人外と戦うスタートラインに立つための能力である。

ちなみに弱点はどれだけ手加減しても死なせてしまうので、人間相手に使えないこと。






セラフィーナ・クィン 

   年齢 二十六

   性別 女

   身長 169センチ

   外見 銀髪金眼、髪は腰に届くくらい長い。

好きなもの 酒・酒に合うもの

嫌いなもの ミント系の匂い



備考

 リュージの旅に勝手に同行しているシスター。

 性格はよく言えば物怖じせずおおらか、悪く言えば破天荒かつ大ざっぱ。

 聖職者らしからぬ大酒飲みで喧嘩と祭りが大好きな江戸っ子気質。

 喧嘩は好きだがいじめは嫌いというこだわりがあり、一方的に人を痛めつける者には迷わず食ってかかる。彼女なりに一本通った筋があるようだ。



非常に頭が回るタイプで、事態を先読みしたり、少ない情報から真実にたどり着くことができるのだが、本人は何も分からない方が生きていて面白いと思っているため、普段は考えずに動くことにしている。



戦闘関連

 際立って特殊な能力は持っていないが、亜人という生まれついて体内に大量の魔素を溜めることができる体質。

 得意な魔法は治癒魔法、他にも風を操作する魔法と氷を生み出す(物を凍らせる)魔法。

 前線に立つことがないため忘れられがちであるが、魔素保有量(インベントリ)(体内に留めておける魔素の総量)が魔法の威力に直結するこの世界においては、彼女の戦闘力は実質世界最高クラスである。

 ただリュージ同様、強力すぎる力故に市街地での戦いを制限されている。





ヴィート・マッシ 『防衛都市ブロックス』の騎士

     年齢 十五歳

     性別 男

     身長 168センチ

     外見 金髪碧眼、ただし前髪が長いため基本的に顔の上半分は隠れている。

  好きなもの 動物・花・裁縫

  嫌いなもの 怒鳴り声・心霊的なもの

 


 備考

 リュージの旅に同行している騎士。

 防衛都市ブロックスでも一、二を争う程優秀な騎士だった『英雄ライモンド・マッシ』の息子。

 だが当の父親が、仕事の最中に勤め先の重鎮を殺して失踪したことにより、一転して都市内での扱いが悪くなった。

 長らく自信を喪失していたが、リュージとの出会いをきっかけに、自分の弱さとある程度折り合いをつけることに成功、今はリュージからの依頼という形で旅に同行している。

 少しはマシになったもののやはり臆病なのは生来の気質だったらしい。

本気で驚いた時の叫び声が特徴的



戦闘関連

 こう見えて身体能力は高く、騎士の中でも上位クラス。

 しかし本人の固い信念により、『攻撃』を放棄しているので直接相手にダメージを与える手段を持っていない(できないのではなく、絶対にしない)



 愛用している剣は、父親が失踪する直前に彼に送っていたもので『刃』の部分が丸々存在しない。傍から見ればステッキのように見える。この剣は専ら彼の魔法発動のトリガーに使われるほか、相手の攻撃をいなすことにも用いられる。



 そして彼の最大の特徴は、世界でも数えるほどしかいない『オリジナル』(既存魔法に当てはまらない魔法)である『防御魔法』の持ち主だということ。

 その効果は様々性質を持った物体を創り出すこと。

 今のところ全部で九種類あるが、諸事情により彼が使えるのはそのうち六種類だけである

 以下は既に使用したもの



  頑固一徹(くろいろ)

 ヴィートが最も頻繁に使うもの。基本形態は長方形。

 高い防御力のほか、最大の特徴は、名前に似合わず形を柔軟に変えられること、他のものでも同じことが可能だが、使い慣れているからか、一番素早く変形させられる。

  


自業自得(きいろ)

 基本形態は楕円形。

 ゴムのように伸びる性質があり、打撃系の攻撃は完全に無効化できる。しかしゴム系の宿命か斬撃・刺突には弱い。



豪華絢爛(きんいろ)

 基本形態はラッパの先端ベルのような形

 防御性能は高くないが、衝撃を受けると途轍もない音量が鳴り響くというヴィートの魔法の中でもかなりの変わり種。

ちなみに聞こえる音は人によって違い、聞いた本人にとって一番耳障りな音が聞こえる



温柔敦厚(しろいろ)

 基本形態は立方体。

 とにかく柔らかいクッションのような魔法。それだけ、とはいっても二十メートル上空から落ちてきたリュージを無傷で受け止めるくらいには強力。



 相即不離(みどりいろ)

 基本形態は無し(壁や床に接着させるため)

 とりもちのようにくっ付いて離れなくなる。ただし『床や壁に沿ってしか創れない』『一方向にしか創れない』『範囲の選択ができない』『ヴィート自身にもくっつく』など、制約が多い。







イナセ

   年齢 十四歳

   性別 女

   身長 149センチ

   外見 赤髪赤眼・背中までぎりぎり届く長さの髪を首のところで括っている。

好きなもの 魚の刺身・広いところ

嫌いなもの 苦い食べ物・狭いところ



備考

 建設都市アルカディアでリュージ達と出会った少女。

 何やら複雑な家庭環境で育ったらしく、年の割に非常に擦れた考え方をする。

 手が早く口も悪いが、なんだかんだ言いながら義理人情には厚い。

 当初は性格に合わず可愛らしい外見を隠すためにぶかぶかの帽子を被っていたが、現在は被ってない。

 メンバー内最年少の十四歳で、年が近くて話しやすいからか普段はヴィートと一緒にいることが多い。



戦闘関連

 使い勝手の悪さから使い手の少ない『強化魔法』の使い手。

 脚力を一時的に強化して高速で移動することができる。しかし動体視力を強化しているわけではないため、加速中に周囲の詳細を確認できず、入り組んだ道や、障害物に多い空間では十全に力を発揮できない。



 使っている武器は実家から盗んできたという、謎の脇差『モトマル』

 少し抜いて戻す(鞘に打ち付ける)という動きをトリガーとして、その形を大きく変形させることができる。

 形態は鞘に打ちつけた回数によって変わり、それぞれに必殺技とでもいうべきものが存在しているが、使ったあとは何故かしばらく変形させられなくなる。

 以下は既に使用した形態。



カシラマル

 一度の抜き差しで変形。刀身の長さを自在に変更できる能力があり、最短で日本刀、最長で十メートル近い長さになる。



ツブラマル

 三度の抜き差しで変形する輪刀。投げた本人の所に戻ってくる機能のほか、サイズの調整、あとは滅多に使わないが、刃を外側から内側に変更することができる。



シバキマル

 四度の抜き差しで変形するハリセン。相手に傷を負わせず痛みのみを与えるという効果がある。

 こんな情報知りたい、書いておいてほしい、などご要望在りましたらぜひ!

 作者の考えてなかったような質問であればあるほど助かります。

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