私知ってた
「好き」だって言葉は
おもちゃを手に入れるためのウソなんでしょ
「愛してる」ってコトバも
手離さないためのウソでしょ
そんなの全部わかっていて
その船に乗り込んだの
おりられなくなることも
薄々感づいていたのに
それでも
あなたを想わないなんて選択肢はなかった
何も知らないくせに
いちいち口出ししないで
いつでも考えるのは
あなたのことばかり
私じゃなくなってしまったみたい
友達に知られたらきっと笑われちゃう
それでもこの思いは
それでもこの想いは
止められない
止まらない
私が恋に落ちたのは
底なしの沼でした